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国際政治・世界事情

1829チバQ:2011/01/01(土) 13:15:31
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011010102000033.html
ベルギー「政治空白」200日 言語圏、対立根深く
2011年1月1日 朝刊

 【パリ=清水俊郎】六月の総選挙以来、北部オランダ語圏と南部フランス語圏の連立政権交渉が長引いているベルギーで、正式な政府の不在状態が三十日で二百日を超えた。南北言語圏の根深い対立のため総選挙のたびに組閣が難航するが、今回は百九十四日間かかった過去最悪記録を塗り替えた。

 四月に総辞職したルテルム内閣が現在、臨時に政権にとどまっている。政治的な決定権はないため、国内総生産(GDP)比97%に上る公的債務残高の削減に向けた手が打てない状態。政府の資金調達への悪影響を懸念する声も出ている。

 連立交渉のかぎを握るのは、「財政的に豊かなオランダ語圏からの税収がフランス語圏のために使われるのは不当」と主張して、六月の総選挙で大勝したオランダ語圏分離独立派のデウェーフェル党首。連邦制の強化を目指しているが、最近は「この国に未来はない」など挑発的な発言を繰り返している。

 ただ、国の分裂は非現実的との見方が強い。国立社会政治情報研究センターのジャン・ファニエル研究員は「分離独立派も“分裂”でオランダ語圏をまとめる力はないため、交渉のテーブルを蹴ることができない。再総選挙が交渉の落としどころではないか」とみている。


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