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国際政治・世界事情
1827
:
チバQ
:2010/12/30(木) 09:53:08
http://mainichi.jp/select/world/news/20101230k0000m030093000c.html
スウェーデン:イスラム社会「身内」の攻撃に衝撃
「爆風で店が揺れた。外を見ると煙の中で人が倒れていた。男があと数メートル近づいていたら、と思うとゾッとする」。スウェーデンの首都ストックホルムで今月11日、イスラム教徒でイラク系スウェーデン人のタイムル・アブダリ容疑者(28)が自爆した現場に居合わせた女性店員(20)は振り返る。現場近くには歩行者天国や大型デパートもあり、状況によっては大惨事も避けられなかった。
◇寛容な欧州が危機
欧米で対策が大きな課題となっている「ホームグロウン・テロ」。民主主義や人権の概念を知った者が何らかのきっかけで過激思想に染まり、自分の育った社会を攻撃する。特にスウェーデンは欧州で最もイラク難民の受け入れに積極的な国の一つで、宗教や人種に寛容でありながら攻撃対象になったことへの衝撃は大きい。
英南部ルートンのモスク「イスラミック・センター」のラティフ事務局長はこのモスクに通い出したアブダリ容疑者について当初、ラマダン(断食月)の最中、日が暮れると貧しい人々に食べ物を分け与え、食事が終わると率先して掃除を手伝っていたのを思い出す。その後、過激になっていったという。
スウェーデン国防大学・非対称脅威研究センターのナイキャンダー所長はイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画問題などを挙げ、「(アブダリ容疑者は)預言者への冒とくやイスラム教徒の災難を指摘することで、自分をイスラムの大義に死す殉教者にしたかったのではないか」と動機を分析する。そこには、「言論の自由」の前には預言者であっても風刺の対象とする欧米の価値と、それを許さないイスラム過激派の溝がある。
イスラム過激派による「寛容な社会」への攻撃は、多くの穏健イスラム教徒にとっても脅威であり、スウェーデンのイスラム社会はテロに猛反発した。「これはムスリム(イスラム教徒)社会に対する攻撃だ」。ストックホルム・イスラム協会のムスタファ会長はこう憤る。スウェーデンのイスラム教徒は45万人で全人口の5%。市民の恐怖がイスラム教徒や難民への偏見や怒りに変わることを危惧するからだ。
ムスタファ氏の懸念には伏線がある。9月の総選挙(定数349)では、イスラムを「戦後最大の脅威」と位置付ける反移民の極右政党・民主党が、20議席を得て国会に初進出。リベラルで移民に寛容な社会の微妙な右傾化を印象付けた。
不況と緊縮財政を背景とする右傾化は、欧州全体の流れになりつつある。フランス政府による少数民族ロマの国外送還などは、外国人や少数民族の排斥が国民の不満のはけ口につながりやすいことを改めて示すものだ。
◇不況背景に進む右傾化
事件はまた、イラク難民の子による「第二の故郷」への攻撃としても注目された。イラク軍が隣国クウェートに侵攻した90年から06年の17年間にスウェーデンの居住許可証を得たイラク難民は約4万5000人。旧ユーゴスラビア連邦からの難民に次ぐ多さだ。
欧州でのホームグロウン・テロは、95年にフランスで起きた仏リヨン郊外出身のイスラム過激派による連続爆弾事件が先駆けとされる。しかし、脅威が顕在化したのは米同時多発テロ(01年9月11日)以降で、オランダ情報当局は02年ごろからと分析している。英ロンドンで05年7月にあった地下鉄・バス同時爆弾テロでは、実行犯4人のうち3人は英国生まれのイスラム教徒で、残る1人はジャマイカから英国に移民し、イスラム教に改宗した若者だった。
今回の事件を取材してきたスウェーデンの英字紙ザ・ローカルのサベジ記者は「自爆テロを仕組んだ黒幕の本当の狙いは、宗教や民族の違いをことさらあおり立てることで、開かれた西欧社会を憎しみや猜疑(さいぎ)心で分断することだったのではないか」と指摘する。
ラインフェルト首相は20日の演説で「自由と寛大さこそが彼(自爆犯)の憎しみの対象だった」と指摘。いち早くテロを厳しく非難した国内のイスラム社会をたたえた。スウェーデンは落ち着きを取り戻したように見えるが、ナイキャンダー氏は「もし2度目のテロが起きたなら、世論は全く変わってしまうだろう」と述べ、「自由で寛大な社会」の限界を警告した。【ルートンとストックホルムで樋口直樹】
◇ムハンマドの風刺画問題◇
デンマークの新聞が05年9月、イスラム教の預言者ムハンマドが爆弾形の布を頭に巻いた風刺画を掲載。世界のイスラム教徒が反発する中、欧州の他紙も同様の風刺画を載せ「表現の自由」を主張した。スウェーデン紙には07年8月に載り、イスラム過激派が漫画家殺害に10万ドルの報奨金を出すと発表した。
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