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国際政治・世界事情

1808チバQ:2010/12/26(日) 18:04:08
>>1728
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/101226/mds1012261756003-n1.htm
サウジ王家「老い」との戦い 国王2度手術、後継問題が浮上 (1/2ページ)
2010.12.26 17:52
 【カイロ=大内清】86歳前後とされるサウジアラビアのアブドラ国王が最近、2度の手術を受け、健康状態が不安視されている。順当なら次の国王となる異母弟のスルタン皇太子やほかの兄弟もほとんどが70〜80歳代と「老い」に直面するサウジ王家。世代交代がいつなのか、世界1位の原油埋蔵量を誇る国の後継問題に関心が高まっている。

 国王は11月下旬、椎間板(ついかんばん)ヘルニア治療のためとして渡米、手術を受けた。王室は「手術は成功」と発表したものの、今月3日には再手術が行われた。この間、留守を預かったスルタン皇太子(第1副首相兼国防航空相)は80代半ば。がんを患っているといわれ、健康不安は根強い。

 そんな中、国王や皇太子に不測の事態があった場合の後継者に有力視されるのが、ファハド前国王やスルタン皇太子の実弟で2009年に第2副首相に就いたナエフ王子(内相兼務)だ。国王の渡米前には代理で閣議を仕切った。

 サウジでは1953年のアブドルアジズ初代国王の死後、5代にわたり初代国王の息子(第2世代)が王位を継承してきた。だが、第2世代では比較的若いナエフ王子でも77歳前後に達しており、どの時点で初代国王の孫(第3世代)に王位を引き継ぐかが課題となっている。

 アブドラ国王は渡米前の11月、約50年間務めた国家警備隊司令官ポストを息子のムトイブ王子に譲り、世代交代への布石ではないかとの観測も浮上した。第3世代ではほかに、サウド外相やハリド国防航空次官らが知られる。ただ、初代国王には36人の男子がおり、孫の数は数百人。そこから王位継承者を選ぶプロセスは難航が予想される。

 一方、継承問題は、政策面でも関心を集めている。

 イスラム教スンニ派で最も戒律が厳しいワッハーブ派を奉じるサウジで、アブドラ国王は昨年初めて男女共学の大学を開設するなど、徐々にながらも社会・教育改革を進める「開明派」だ。ナエフ王子は、保守的な宗教指導者との結びつきが強いとされる。

 サウジは70年代末以降、イスラム世界各地へワッハーブ派の教義の“輸出”を積極化、同国の支援で建設されたマドラサ(イスラム神学校)が過激派の苗床になったとの指摘もある。それだけに現国王の路線は国際社会で一定の評価を得ているが、専門家からは、ナエフ王子が実権を握れば改革にブレーキがかかるとの見方も出ている。


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