したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

1794チバQ:2010/12/22(水) 00:31:20
http://mainichi.jp/select/world/news/20101221ddm007030142000c.html
ベラルーシ大統領選:ルカシェンコ氏4選 農村部支持、原動力に 福祉重視で
 【ミンスク大前仁】旧ソ連のベラルーシでの19日の大統領選挙で4選を決めたルカシェンコ氏は「欧州最後の独裁者」と呼ばれ、強権的な統治を続けながらも、国民の福祉を重視し長期政権を築いている。首都ミンスクでは投票後に大規模な抗議運動が起きたが、農村部ではルカシェンコ氏支持が根強く再選の原動力となった。

 ミンスク南西50キロにあるジェルジンスク地区の農場では、取材した13人のうち、7人がルカシェンコ氏に投票したと明かした。「国をここまで引き上げた、いい男だ」と絶賛する人もいる。

 ソ連時代と似た統治形態が残されている。各地にある地区評議会にはイデオロギー部が設けられており、「愛国」などのスローガンを教え込む。

 ロシアではソ連崩壊後、富裕層と貧困層の所得格差が70〜80倍に広がったが、ベラルーシでは4〜5倍に抑えられ、一定水準の医療施設も維持されている。ルカシェンコ氏は生活必需品の価格統制に熱心で、ミンスクではパンの値段が選挙前3カ月、据え置かれた。

 ルカシェンコ氏は、国営農場(ソフホーズ)の支配人として頭角を現した。ベラルーシ国立大のバナエフ教授(社会学)は、大統領が16年にわたる長期政権で軍、警察、官僚機構を掌握し「100万票以上の集票マシン」を作り上げたと分析。ルカシェンコ氏が約80%を獲得した選挙結果は改ざんされているとの見方が強いが「少なくとも国内の半数の支持を維持している」と話す。

 ルカシェンコ氏は近年、ロシアとの関係を悪化させた。今選挙前には、ロシアが他の候補を支持する、との臆測も流れたが、「野党に人材がいないので見送った模様だ」(外交筋)ともみられている。ルカシェンコ氏は事実上の終身大統領を目指しているとされ、身内や側近で周りを固める。

 一方、地元メディアによると20日までに野党候補9人のうち、7人が逮捕された。選挙監視を行った全欧安保協力機構(OSCE)は20日、選挙集計について「基準に達していない」と批判した。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板