したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

1785チバQ:2010/12/19(日) 22:03:47
http://www.asahi.com/international/update/1218/TKY201012180237.html
「欧州最後の独裁者」疑惑の4選へ? ベラルーシ大統領(1/2ページ)2010年12月18日20時53分
 【ミンスク=星井麻紀】旧ソ連のベラルーシで19日、大統領選が実施される。旧ソ連の共産党官僚出身で1994年から権力の座にあり、専制的な政治手法から「欧州最後の独裁者」と呼ばれる現職ルカシェンコ大統領(56)の4選が確実視されている。だが、国民の間には「不正による勝利」との不満が漂う。野党側は同日、大規模集会を開いて対決する構えだ。

 選挙には10人が立候補。20日朝には大勢が判明する見通し。

 ミンスク市内には選挙ポスターや選挙カーは見あたらないが、ラジオやテレビでは、ルカシェンコ氏の存在感ばかりが目立つ。今月初めにベラルーシの調査機関が行った世論調査では、ルカシェンコ氏の支持率が71.8%、残る野党候補はいずれも1.5%以下だった。

 だが、野党「統一市民党」から立候補するロマンチューク氏は、独立系組織の対面調査でルカシェンコ氏の支持率は40%に満たなかったと指摘。「ベラルーシに選挙はない。あるのは大統領の宣伝だけ。だが、民主化の波は止まらない」として、政権側が集会を禁止した市中心部の広場で、他の野党系候補者と共に抗議集会を強行する。

 選挙監視団を送る欧州安保協力機構(OSCE)も中間報告で「いくつもの深刻な選挙違反が存在する」と指摘。だが、2006年の前回大統領選でベラルーシの非民主的な選挙を厳しく批判した米国や欧州連合(EU)は、ほぼ沈黙したままだ。

 ルカシェンコ氏は、欧州とロシアをてんびんにかけ、双方から利益を得る外交を重ねてきた。その中でこの数年は、経済的な統合を狙うロシアに反発。「友達は地球上のどこにでも見つけられる」と言ってEU諸国との関係改善を進め、ロシアに供給源を頼っていた石油も、南米ベネズエラとの取引を活発化させてきた。

 ところが今月9日、ロシアから石油関税をめぐる譲歩を引き出すと、両国にカザフスタンを加えた3カ国による「統一経済圏」にずっと渋っていたのが、2012年スタートにあっさり合意。手のひらを返したようにロシアとの親密度をアピールし始めた。

 ロシアの政治学者、ファデーエフ氏は、「ベラルーシがロシアと統一経済圏を作っても、利益があると見れば自分たちの側になびくことを、欧州は理解している」と話す。同氏は、EUが今後、ベラルーシの選挙結果を認める代わり、ルカシェンコ氏がロシアの影響下から離れるような政策をとるという形の「取引」を期待していると見ている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板