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国際政治・世界事情

1774チバQ:2010/12/14(火) 22:56:27
http://jp.wsj.com/World/Europe/node_159921
伊首相の不信任投票─僅差の勝負に
2010年 12月 14日 12:37 JST
【ローマ】イタリアのベルルスコーニ首相は、16年間に及ぶ政治家としてのキャリアの中で最大の試練となりそうな事態に直面している。イタリア議会は14日に内閣不信任案の採決を行うことになっており、可決されれば内閣総辞職か解散総選挙になる。


Agence France-Presse/Getty Images

イタリアのベルルスコーニ首相
 多くの議員は、下院で行われる内閣不信任案の採決が、長期にわたって政治の舞台で君臨してきた同首相のキャリアにおいて、決定的瞬間になると考えている。同首相はたとえ過半数を信任を得たとしても、僅差なる公算が大きく、同国の経済再生に必要な景気対策など公約した政策の実行力がそがれる。

 保守政党「自由国民」を率いる同首相はここ数カ月間、党内ナンバー2のフィーニ下院議長をはじめとする党内の反発を回避するのに苦労している。同下院議長は党内での対話を拒否しているとして同首相を批判し、政権と袂を分かった。首相反対派は勢いを増し、同首相を支持する下院議員の数は、かつての圧倒的多数から、かろうじて過半数に届くまでに減った。同日には上院でも信任投票が行われるが、上院では同首相が明らかに過半数の支持を得ている。

 同首相は13日の上院で、内閣改造を断行する意向であることを確認した上で、政治不安によってイタリア財政に対する投資家の懸念が強まる可能性があると警告、議員に内閣への支持を訴えた。

 一方、自由国民の共同創設者でもあるフィーニ下院議長は、信任投票前の辞任を繰り返し要求している。同下院議長を支持する35人以上の議員が、野党とともに不信任票を投じると言明している。一方、ここ数週間積極的に多数派工作を繰り広げてきた同首相は、十分な信任票を得られる自信を示している。

 アナリストは不信任案の可否は僅差で決まるとみている。イタリアの新聞は13日夜の時点で、不信任への賛成が313票、反対が314票になると予想している。2人が去就を明らかにしていない。

 上下両院のどちらかで不信任案が決議された場合、同首相はナポリターノ大統領に辞任を申し出なければならない。大統領は解散総選挙を行うか、ベルルスコーニ氏もしくはそれ以外の議会指導者に組閣を求めるかを決める。

 イタリアの有力な世論調査専門家は、「結果がどうなるにせよ、信任と不信任の差がわずかすぎるため、同首相は問題を抱えることになろう」と語っている。

記者: Stacy Meichtry


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