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国際政治・世界事情

1739チバQ:2010/11/27(土) 18:22:36
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/101125/mds1011250813001-n1.htm
【きしむ「盟主」エジプト総選挙】(上)見えぬ後継 “爆弾”抱える肥大与党 (1/3ページ)
2010.11.25 08:12

総選挙を28日に控え、与党の公認候補2人が争うディヤルブナグムでは両陣営のポスターがあふれていた(大内清撮影) 穏健アラブ諸国の盟主を自任するエジプトで28日、人民議会(下院に相当)の総選挙が行われる。与党勝利は確実な情勢だが、約30年にわたり権力を握るムバラク大統領の後継問題の行方が見えないことによるひずみが、時限爆弾のように与党にのしかかっている。(カイロ 大内清)

                   ◇

 イスラム教の祝祭イードルアドハー(犠牲祭)初日の今月16日、モスク(イスラム教礼拝所)で候補者2人が鉢合わせした。双方の支持者が非難合戦を始め、怒号が飛び交った。居合わせた男性は「警察が来なければ暴力に発展したかもしれない」と振り返る。

 首都カイロから車で3時間。シャルキーヤ県にある人口約34万人の町ディヤルブナグムは、住民を二分する戦いの中にあった。

 事実上の一党支配体制を敷く与党、国民民主党(NDP)が、1つの議席に対し、閣僚経験もある古参政治家のムスタファ・サイード氏(75)と、有力一族出身でビジネスマンのタラアト・スウィディ氏(47)の2人を公認したためだ。

 「カネをばらまいている」「住民の役に立っていない」…。同じ党に属しながら、双方の陣営幹部はこう、互いをののしり合う。

 ディヤルブナグムだけではない。NDPは今回、508の公選議席に839人を擁立、145選挙区で公認候補同士が争う異例の事態となっているのだ。

 これまでもNDPは、決して一枚岩を誇ってきたわけではなかった。過去の総選挙では公認を得られず党を出た無所属候補が当選するケースも多く、NDPはそれらを復党させることで安定多数を維持してきた。

 ただ今回は、予備選などで候補者を一本化するとしていたにもかかわらず調整に失敗、結果的に「公認候補にさえ不満が生じる」(エジプト人政治学者)状況を招いている。


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