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国際政治・世界事情

1727チバQ:2010/11/20(土) 15:27:21
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010112002000038.html
ハイチ・コレラ深刻化 首都に暴動飛び火
2010年11月20日 朝刊

 【ロサンゼルス=阿部伸哉】コレラ感染が深刻化するカリブ海のハイチで十八日、感染源は国連平和維持活動(PKO)関係者と疑う群衆が、首都ポルトープランスでPKO部隊に向かって投石するなど暴徒化した。地方から広がった暴動は一月に大地震の直撃を受けた首都に飛び火、ハイチは再び混乱に陥る懸念が出ている。

 今月二十八日には大統領選が予定されており、国連への反発がさらに強まれば、選挙管理に影響が出そうだ。ポルトープランスにはPKOで日本の自衛隊員約三百五十人も派遣されている。

 ロイター通信などによると、国連に対する数百人規模の抗議デモが十八日に発生、一部参加者は国連のパトロール車両に投石した。デモ隊は「MINUSTAH(国連ハイチ安定化派遣団)は帰れ」などと叫び、路上でタイヤを燃やし、がれきで道路を封鎖。PKO部隊は催涙ガスで対抗している。

 ハイチは地震後、大きな混乱は起きなかったが、先月下旬から北中部でコレラがまん延。首都でも感染者が出始め、既に約千百人が死亡、一万八千人以上が感染している。

 暴動のきっかけは、北部カパイシアンで、ネパールのPKO部隊が感染源とのうわさが出たことだった。部隊を狙った暴動が始まって空港は閉鎖、医薬品などの搬送ができない状態になっている。

 国連側はPKO部隊が感染源とのうわさを否定。ただ、ハイチでは近年、コレラ発生はなく、地震後の国際救援活動で持ち込まれた可能性もある。

 ハイチは長年の政治混乱と震災被害によって政府は機能せず、治安の維持はPKO頼みだ。だが、地震発生から十カ月以上たっても復興は遅く、住民のいら立ちが国際支援にも向かっている。

 二〇〇八年四月には食料価格の高騰で大暴動が発生。貧困街の麻薬犯罪組織が混乱をあおり、PKO部隊が住民を鎮圧する事態になった。


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