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国際政治・世界事情

1720チバQ:2010/11/16(火) 20:14:40
http://mainichi.jp/select/world/news/20101116dde007030004000c.html
ベルルスコーニ伊首相:正念場 下院議長派4人、内閣離脱 不信任成立の公算大
 【ローマ藤原章生】イタリア政界で「ベルルスコーニ首相追い落とし」の動きが強まっている。今月上旬、首相辞任を公に要求した元盟友、フィーニ下院議長(58)派の閣僚ら4人が15日に内閣を離れ、議長派は反ベルルスコーニ色を鮮明にした。これに先立ち中道左派の野党が首相に対する不信任案を下院に提出した。首相は「絶対に辞めない」と抵抗するが、予算案通過後の年末から年明けにも辞任に追い込まれる公算が大きい。

 首相率いる与党連合は、321議席の上院ではぎりぎり過半数を保っている。しかし630議席の下院では、首相率いる「自由国民」の234、「北部同盟」の59議席に諸政党十数議席を加えても過半数に達しない。

 10月にフィーニ議長が作った新党「未来と自由」の37議席が野党側に回れば、首相不信任が成立する。

 イタリアの場合、不信任案が可決されてもすぐ内閣総辞職とはならず、大統領が各党を集め収拾を図る。このため(1)形だけの内閣続投で来春にも前倒し総選挙(2)与党連合が代わりの首相を立て政権継続−−のシナリオがある。

 後継候補としてはトレモンティ経済相、ピサヌ上院議員(元内相)の名が挙がるが、経済相は「首相を追い落とす立場にはなりたくない」と表明。ピサヌ氏については関係が芳しくない首相が抵抗しそうで、人選は難航しそうだ。

 総選挙の場合、地元紙調査で与党連合の得票予想は08年選挙の約47%得票より落ちて4割に満たない。だが、野党は一枚岩ではないため、結局、もう一度ベルルスコーニ政権が誕生する可能性が高い。

 ただし、汚職事件の被告となっているベルルスコーニ首相は、12月の憲法裁判断で訴追免責特権を失って年明けにも出廷を強いられる可能性がある。裁判の行方も政局に影響を及ぼしそうだ。

 首相は依然、フィーニ派の切り崩しを模索しているが、情勢をにらみフィーニ派に寝返る与党議員もかなり出そうで、しばらくは両派の裏工作が続きそうだ。


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