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国際政治・世界事情

1710チバQ:2010/11/09(火) 21:03:19
http://www.asahi.com/international/update/1109/TKY201011090366.html
ロシア大統領、リベラル色出す? デモ規制強化に拒否権2010年11月9日18時47分


 【モスクワ=副島英樹】ロシアのメドベージェフ大統領は、集会やデモの規制を強化する法改正案に拒否権を発動した。大統領府が「憲法で定めた市民の意見表明権を守るため」と6日に発表したところ、人権活動家らの間で評価が高まっている。2012年の大統領選をにらんで「政治の季節」に入っており、大統領のリベラル色を打ち出す動きと専門家は見ている。

 法改正案は、上下両院が先月可決していた。集会やデモの開催許可が地元行政府から出るまでは時間や場所を発表できない▽過去の集会・デモで行政罰を受けた人は参加できない▽車によるデモの場合は時間や場所は地域の役人が決める――などの規定が盛り込まれている。

 ロシアでは、日本からの輸入車への関税アップなどに反対して車によるデモが極東で多発。集会の自由を保障した憲法31条を守るためとしてモスクワで各月の31日に催される反政府デモをめぐり、「無許可」を理由に取り締まる当局側と主催者との間でもみ合いが続いてきた。

 大統領は今回、上下両院議長に書簡を送り、法改正案を修正するよう求めた。プーチン首相が党首を務める最大与党「統一ロシア」などが法案を提出していたが、修正に向けて再審議する見通しだ。

 ロシアの著名な人権活動家のポノマリョフ氏は「小さな一歩だが、欧米のような民主的秩序を志向することが言葉だけではないことを示している」と歓迎している。

 政治学者のマカルキン氏は「大統領は自らのリベラル色を立て直す必要があった」とみる。大統領は7月、犯罪を起こす恐れのある組織や人物に事前警告ができる権限を連邦保安局(FSB)に与える法案に署名し、人権団体などが「旧ソ連国家保安委員会(KGB)の復活だ」などと反発していた。このため「治安派勢力とリベラル派のバランスをとろうとした」とマカルキン氏は指摘している。


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