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国際政治・世界事情

1702チバQ:2010/10/31(日) 22:45:45
>>1697-1698
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/101030/mds1010301801003-n1.htm
【海外事件簿】召使い殺害のサウジ王子に終身刑 同性愛の蛮行に英司法が断罪 (1/2ページ)
2010.10.30 18:00
 英国ロンドンの高級ホテルで召し使いを殺害したサウジアラビア王室の王子に20日、ロンドンの中央刑事裁判所が終身刑を言い渡した。同性愛者の王子はバレンタインデーの夜、性的興奮を得るために召使いの黒人男性に暴行を加え殺害。王子は有罪判決を逃れるため、「外交特権がある」と主張し対抗したが認められなかった。自国で厳罰に処されることはまずないとされる王族に有罪判決が下ったことに、サウジの一般市民は心の中で歓声を上げているという。(黒川信雄)

 「英国で法を超越する人間はいない」

 陪審員は被告にそう述べ、判決の正当性を強調した。判決を受けたのはサウジ王室の王子であるサウド・アブドルアジズ被告だ。

 事件は2月14日夜から15日にかけて起きた。ロンドン市内の高級ホテルに宿泊していたアブドルアジズ被告は、シャンパンとカクテルを飲んだ後、性的欲求を満たすためホテル内で召し使いである黒人男性を殴ったり縛ったりした後に首を絞め殺害した。

 両者は長期間ホテルに滞在していたとみられ、フランス通信(AFP)などによると暴行は数週間にわたり断続的に行われていた。発見時、男性は顔面中が腫れ上がり、被告に対抗する体力も失っていたという。英BBCによると、事態の発覚を恐れた被告はその後、数時間にわたり母国に電話をかけ、隠蔽(いんぺい)工作を行っていたという。

 サウジアラビアなど、王族が強い権威を持つ中東諸国では、王族一族が犯罪で厳罰を受けることはまずあり得ないとされる。英紙ガーディアンによると、アブドルアジズ被告のいとこは2003年にサウジ人少年を機関銃で撃ち殺し、当局に拘束されたが、被害者の父親が処刑の直前に不可解な形でいとこを許し、刑罰を免れている。

 アブドルアジズ被告への有罪判決が特に注目されたもう一つの理由に、殺された男性が黒人だったという点がある。さらに男性は孤児で、政府の孤児院で育てられていた。ガーディアンは、サウジアラビアでは黒人差別や事実上の奴隷制が存続する事実をあげ、黒人で孤児であった男性は王族にとっては「奴隷以外の何者でもなかった」と指摘する。

 一方、弁護団は裁判において被告が同性愛者であることを必死に隠そうとした。サウジアラビアでは、イスラム法に反する同性愛は死刑となる可能性もあるためだ。被告が減刑され、仮に釈放された場合にも、被告は英国などに亡命を求める可能性がある。

 王族に強い権威が与えられる一方、サウジなどの一般市民は彼らへの差別的な扱いに強い不満を持つともいわれる。今回の裁判に対しても人々の関心は高く、ガーディアンは厳しい有罪判決が下ったことに対し、多くの国民が歓迎していると指摘している。


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