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国際政治・世界事情

1687チバQ:2010/10/18(月) 12:11:23
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/101018/mcb1010180508007-n1.htm
モスクワ市長更迭 地方再編の完了 (1/4ページ)
2010.10.18 05:00


9月に退任したルシコフ前モスクワ市長(ブルームバーグ)【拡大】
 ロシアのメドベージェフ大統領が9月28日に、モスクワ市長を18年間務めたルシコフ氏の更迭を発表したことにより、プーチン政権時代に始まった地方政界の再編が完了した。

 ルシコフ氏は、モスクワとサンクトペテルブルクを結ぶ高速道路建設の凍結を決定した同大統領を批判していた。

 モスクワのシンクタンク「カーネギー・モスクワ・センター」のアナリスト、ニコライ・ペトロフ氏は「メドベージェフ攻撃は大統領本人だけでなく政府の権威も傷つけていた。市長解任の決断を下さなければ、ダメージはさらに大きかっただろう」と指摘した。

 ◆最後の大物地方首長

 国営通信のRIAノーボスチに「ラスト・モヒカン」と異名を付けられたルシコフ氏は、政界を去る最後の大物地方首長となった。2000年の大統領選挙前にルシコフ氏と権力争いを演じたプーチン氏は大統領就任後、地方首長の直接選挙を廃止し、連邦政府の監視を強化。モスクワ市も6年前に市長公選を廃止している。

 メドベージェフ氏が大統領に就任した08年以降、連邦政府の圧力で地方首長が次々と退任した。昨年、スベルドロフスク州知事を18年間務めたロッセリ氏が退任したほか、タタルスタン共和国の大統領を20年以上務めたシャイミーエフ氏が1月に、バシコルトスタン共和国の大統領を20年間務めたラヒモフ氏が7月にそれぞれ退任した。

 ルシコフ氏排除の動きは9月10日に放映されたテレビ局のドキュメンタリー番組から始まった。市長が不動産業を営む億万長者の妻、エレーナ・バトゥーリナ氏に対して便宜を図ったとする汚職疑惑を批判する内容だが、両者とも疑惑を否認している。さらにルシコフ氏は、更迭を法廷で争う可能性もある。

 政府のコンサルティング機関「エフェクティブ・ポリシー・ファンデーション」のグレブ・パブロフスキ代表は「20年間ルシコフ氏が市長を務めたモスクワは大気汚染や交通渋滞のイメージが定着した。これは、首都を金融とテクノロジーの国際都市に変貌(へんぼう)させようというメドベージェフ大統領の構想と大きな隔たりがあった」と指摘する。

 「モスクワは現代化に背を向けていた。何もしなくても資金が流れていたため、その必要もなかった。世界金融センターの話題などこっけいに聞こえた」とパブロフスキ氏は話す。

 ルシコフ氏は市長として1兆ルーブル(約2兆6800億円)を超える予算と国全体の4分の1に相当するモスクワ市の経済を管理してきた。社会政策への資金投入とモスクワを高速道路と高層建築の街に変容させる建築ブームで市民の不満を抑え、また自身も財をなした。


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