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国際政治・世界事情

1663チバQ:2010/10/06(水) 22:24:20
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/101006/erp1010061833003-n1.htm
英保守党大会、選挙制度改革をめぐり沈黙 (1/2ページ)
2010.10.6 18:29

英のキャメロン首相(AP) 【バーミンガム(英中部)=木村正人】13年ぶりの政権奪還を祝う英与党・保守党大会が微妙な沈黙に包まれている。保守党は自由民主党との連立で、二大政党制を支えてきた選挙制度の改革を問う国民投票を約束、来年5月に実施の予定だが、現行制度を死守したいというのが本音。しかし、支持率が低迷する自民党のクレッグ副首相への配慮から保守党のキャメロン首相は口をつぐんでいる。

 同首相は6日の党首演説で「緊縮の時代だ。これからの財政再建は厳しいものになる」と今後5年間で830億ポンド(約11兆円)にのぼる財政赤字削減に理解を求める見通しだ。連立政権のもう一つの“時限爆弾”とされる選挙制度改革の国民投票について首相は言及を避けている。

 3〜6日に開かれた大会では党首経験者のヘイグ外相が「国民投票で保守党は現行の小選挙区制を変えないよう有権者に勧めるだろう」と発言。「選挙制度改革に反対投票を」という小さなキャンペーンはみられたが、他の党首脳、閣僚、議員、地方組織のメンバーは一様に沈黙を守った。

 同じ現象は先の自由民主党大会でも見られた。

 選挙制度改革の国民投票をめぐっては総選挙後の連立交渉で保守党、野党・労働党、自民党の3党間で激しい駆け引きが行われ、キャメロン氏がクレッグ氏に労働党と同じ条件である国民投票実施を約束し、保守党を説得した経緯がある。

 改革案は、小選挙区制を維持したまま候補者に優先順位を付け投票する制度を導入して「死に票」を減らそうというものだ。伝統的な保守党か労働党の単独政権ではなく、自民党との連立政権が生まれる確率が格段に高まるとされる。

 保守党との連立を嫌がる自民党支持者の労働党入党が相次いでいることから、労働党のミリバンド新党首は選挙制度改革を支持すると自民党に秋波を送り、世論調査の政党支持率でも保守党を追い上げている。

 英中西部シュルーズベリーの保守党地方組織幹部トニー・マーティン氏は「国民投票の実施は連立の要石なので非常に重要な問題」と語る。議会で国民投票法を審議している同党のグレアム・ブレイディー下院議員は「国民投票法は成立するが、改革案は否決されるだろう。クレッグ氏は国民投票の結果が連立を崩壊させることはないと話しており、連立政権は持ちこたえるだろう」と分析する。

 沈黙の背景には選挙制度改革より連立の実利を優先する思惑が働いている。


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