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国際政治・世界事情

1660チバQ:2010/10/05(火) 12:23:42
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-17496820101004
ポイント分析:ブラジル大統領選は31日決選投票、ルセフ氏に試練
2010年 10月 4日 14:16 JS
[サンパウロ 3日 ロイター] 3日投開票されたブラジル大統領選で最高選挙裁判所(選挙管理機関)は、最多得票の与党・労働党のルセフ候補(前官房長官)が当選に必要な有効投票の過半数を確保できず、ルセフ候補と野党・ブラジル社会民主党のセラ候補(前サンパウロ州知事)による決選投票を10月31日に実施すると発表した。 

 以下は決選投票に向けたポイント。 

 *ルセフ候補の勝利に向けては、予想外に票を伸ばして3位につけた緑の党のシルバ候補の支持を得られるかがカギ。第1回投票ではシルバ候補がルセフ候補から票を奪ったとみられている。 

 *緑の党がセラ候補の社民党支持に回れば接戦となる可能性。しかしアナリストは、緑の党支持者の投票はルセフ候補とセラ候補で等分になると見通している。 

 *ルセフ候補はこれまで以上にメディアの報道と対立陣営からの攻勢にさらされる。決選投票で僅差で勝利した場合、与党の連立陣営や野党との対応で立場が弱くなる。ルセフ候補はルラ現大統領よりもカリスマ性に欠けるとされる。 

 *選挙期間が延びることで、ルセフ候補の労働党の収賄問題をメディアや野党が一段と追及へ。特に4週間前に報道されたルセフ候補側近の汚職疑惑のような問題がさらに明らかになれば打撃に。ルセフ候補が直接関わったようなスキャンダルがでてくる可能性があり、そうなれば敗北も視野。

 大きな問題はなくても、過去にもルラ大統領の弾劾される可能性があった問題があり、党のイメージは悪化する可能性。スキャンダルは政府要職の人事にも影響。 

 *ルラ大統領はルセフ候補支援へ今年の予算で既にかなりの財政支出をしており、選挙期間が4週間延びることで財政悪化の可能性。

 景気は良いが税収を上回る歳出をしており、プライマリーバランス(基礎的財政収支)の黒字は8月までの1年間で、国内総生産(GDP)比2.01%となり、2010年目標の3.3%達成は難しい状況。 

 *レイモンド・ジェームスのリポートによると、放漫財政で金利が高止まりする可能性があるほか、既に高すぎる水準にある通貨リラが財政刺激策により上昇する可能性がある。

 財政刺激策が進むと、ルセフ候補が勝利しても財政抑制は困難になる。今後のインフラ整備に向け、ルラ大統領時代の最終年よりも歳出を抑制する必要があるとエコノミストは指摘している。


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