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国際政治・世界事情

1659チバQ:2010/10/04(月) 22:09:05
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/101004/erp1010042153007-n1.htm
露、大統領の排除狙う 対ベラルーシ進まぬ統合に苛立ち (1/2ページ)
2010.10.4 21:50
 【モスクワ=遠藤良介】ロシアのメドベージェフ大統領は4日までに、隣国ベラルーシのルカシェンコ大統領について「外交的規範どころか人間としての基本的礼儀すらわきまえていない」と激しく非難し、12月の同国大統領選でルカシェンコ氏の四選を望まない立場を鮮明にした。ロシアは「欧州最後の独裁者」と呼ばれるルカシェンコ氏をベラルーシ“併合”の最大の障害とみており、大統領選に向けて両国関係のさらなる緊迫化も想定される。

 メドベージェフ大統領はクレムリン(露大統領府)が公開したビデオブログで、「ロシアに対するおびただしい非難と罵(ば)詈(り)雑言がルカシェンコ氏の選挙運動のすべてだ」と指摘。「指導者が誰であろうと両国民は永遠に兄弟だ。ロシアはベラルーシ国民とともに自由と民主主義、公正の道を進む用意がある」と述べ、ルカシェンコ体制からの決別を暗に促した。

 ロシアとベラルーシは2000年に「連合国家」、今年からはカザフスタンを含む3カ国「関税同盟」を発足させた“友邦”関係にある。ただ、ベラルーシの吸収統合を狙うロシアとそれに反発するルカシェンコ氏の溝は深く、両国関係が欺(ぎ)瞞(まん)に満ちたものであることが露呈してきている。

 両国はこれまでにロシア産石油・天然ガス価格の引き上げをめぐって激しく対立。ロシアは08年のグルジア紛争後、ベラルーシがグルジアからのアブハジア自治共和国と南オセチア自治州の独立を承認しないことにもいらだちを強めている。

 ベラルーシ大統領選では反政権派が統一候補の擁立に失敗し、十数人が出馬の意向を示している。反政権派はルカシェンコ体制下の弾圧で弱体化しており、現時点ではルカシェンコ氏の再選が有力視される。

 ただ、ロシア産の安価な石油・天然ガスに頼り切ってきたベラルーシ経済はすでに疲弊しており、ロシアが資源価格のさらなる引き上げなどで圧力をかけた場合の影響は大きい。ルカシェンコ氏が欧米の支援を得られる可能性も低く、ルカシェンコ体制は国際的孤立を深める公算が大きい。


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