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国際政治・世界事情

1656チバQ:2010/10/04(月) 19:54:53
http://mainichi.jp/select/world/news/20101004ddm007030054000c.html
英国:弟が労働党党首 兄「影の内閣」辞退 苦渋のハムレット「これが最善の方法」
 【ロンドン笠原敏彦】兄弟対決となった英国の野党・労働党の党首選は弟のエド・ミリバンド前エネルギー・気候変動担当相(40)が先月末、小差で新党首に選出されたが、去就が注目された兄のデービッド・ミリバンド前外相(45)は「影の内閣」入りし弟に仕えることを辞退。前外相はその選択が弟を支える「最善の方法」と苦しい心境を吐露し、関係悪化も伝えられた「兄弟劇場」の第1幕を下ろした。

 「とどまるべきか、去るべきか」。メディアはそうはやし立てて去就を見守った。左派寄りのミリバンド新党首に対し、兄は中道路線。影の内閣に入れば、政策で対立するのは必至でその度に「兄弟げんか」があおりたてられる上に、兄としてのメンツもある。一方で辞退すれば、党内分裂に拍車をかけかねない。

 苦渋の選択を迫られたデービッド氏は党首決定から4日後の先月29日、辞退を表明。弟が「可能な限り自由に」党を指導できるよう配慮したことなどを理由とした。これに対し、新党首は「兄がいた方がより強いチームになった。(影の内閣への)門戸は開いている」とエールを送った。

 しかし、“兄弟愛”の交歓の前には、兄が弟への不満を露呈する一幕も。新党首は28日の年次党大会での初演説で、英国のイラク戦争参戦を「誤り」と明言。同戦争を支持してきた兄は自らの政治姿勢を批判された形で、隣の席で演説に拍手を送った党首脳に「なぜ拍手するんだ。あなたも戦争を支持しただろう」と顔を曇らせる場面もあった。

 ミリバンド党首はこの演説で、5月の総選挙で下野するまで13年間続いた中道路線「ニューレーバー(新しい労働党)」からの決別を表明。党の軸足を左寄りに戻す姿勢を見せており、党内主流派の中道勢力の中心人物である兄との対立の構図は残されたままだ。

 敗れた兄が国会議員、党員の支持を集めたのに対し、新党首は労組票で当選。労働党内には「正しい方のミリバンド」を選んだのかという疑問の声がくすぶっている。


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