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国際政治・世界事情

1621チバQ:2010/09/21(火) 20:51:18
http://mainichi.jp/select/world/news/20100921ddm007030084000c.html
ロシア:モスクワ市長退任か 長期政権、大統領と深い対立
 【モスクワ大前仁】ロシアのメドベージェフ大統領と有力政治家の一人、ルシコフ・モスクワ市長の間で対立が生じ、市長が近く退任するとの観測が強まっている。大統領は12年春の次期選挙をにらみ、指導力を誇示する狙いだが、騒動が長引けば、逆効果の恐れもある。

 ロシア政府が事実上の支配下に置くテレビ局は今月10日、ルシコフ市長が今夏にモスクワで煙害が起きた際に早急に海外休暇を切り上げなかった対応を取り上げた番組を放映。大統領府がルシコフ氏の早期退陣へ向けた批判運動を始めたとみられている。

 対立の原因は、モスクワとサンクトペテルブルクを結ぶ高速道路の建設をめぐる問題だった。道路がモスクワ近郊の森林を破壊する恐れがあるという声に配慮して、大統領は先月末に計画凍結を支持した。これに対しルシコフ氏は建設を支持したうえで、現在の「双頭体制」を指揮する大統領とプーチン首相の間を裂くような発言をしたことが、大統領の怒りを買った。

 ルシコフ氏は18日、「市民の支持を失うなど辞任の理由があるのか?」と職務続行へ意欲を示したが、その後、再び海外休暇に入った。大統領府関係者は同氏が「(進退について)考える時間を必要としている」と指摘。後任候補にはセルゲイ・イワノフ副首相らが挙げられている。

 大統領は元々、92年に市長に就任した5期目のルシコフ氏の長期政権を好んでおらず、現在の任期が切れる来夏には再任を支持しない方針だった。あえて今回、早期退任へ圧力を強めているのは、汚職のうわさが多いルシコフ氏を事実上解任することで、改革への取り組みを強調する狙いの模様だ。

 一方、モスクワ市議会は15日、ルシコフ氏を支援する声明を発表した。強権支配が強まるロシアで、地方自治体が政権の意向に対抗するのは異例といえる。露内政に精通しているPR会社「レフ・グループ」社長のフロロフ氏は、英字紙モスクワ・タイムズで、大統領が再選を狙うには与党「統一ロシア」で強い影響力を持つルシコフ氏と「手を結ぶ必要がある」と指摘し、批判運動をやめるよう促している。


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