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国際政治・世界事情

1620チバQ:2010/09/21(火) 20:46:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100921-00000105-san-int
ちらつくクレムリンの影 露3大テレビ→モスクワ市長を相次ぎ批判
産経新聞 9月21日(火)7時57分配信

 【モスクワ=佐藤貴生】ロシアの首都モスクワの市長を18年間も務めるルシコフ氏が20日、オーストリアで休暇に入り、辞任に向けた動きでは−との観測が広がっている。

 政府系3大テレビ局が今月、同氏を批判する番組を相次ぎ放映する異例の事態が起きており、同氏を辞任に追い込むクレムリン(露大統領府)の差し金との見方も出ている。

 インタファクス通信は18日、大統領府当局者が「彼には考える時間が必要だ」と述べ、ルシコフ市長の休暇を許可したと伝えた。休暇は1週間の予定だ。

 ルシコフ氏をめぐっては、今夏の大規模な森林・泥炭火災への対応が遅れた−と大統領府当局者が匿名で非難、ルシコフ氏が反論するなどして、双方の対立が表面化した。

 3大テレビ局の一つ、政府系NTVは18日、市長と国内屈指の富豪である実業家、バトゥリナ夫人の汚職疑惑に関する番組を放映した。10日の批判番組に続くもので、残る国営テレビ2局も深刻化するモスクワの交通渋滞などを挙げ、市長を批判する番組を流した。

 「3大テレビ局が同時にこうした番組を流すには、政権の関与が不可欠」(露政治評論家)との見方が支配的だ。

 プーチン前政権は2004年、地方首長の事実上の大統領任命制を導入した。今年はタタルスタンやバシコルトスタン、カルムイキアなどの共和国で、1990年代から率いてきた首長を交代させており、2年後の大統領選を前に、権力基盤の再編を図る政権の狙いもちらつく。

 来年6月に任期切れを迎える“重量級”のルシコフ氏について、在モスクワのシンクタンク、カーネギー・センターのペトロフ氏は、「彼は自らのために働く“集票マシン”を持っている」とし、事実上の最高実力者であるプーチン首相が、ルシコフ氏に引けを取らない後継市長をいつ選定するかが今後の焦点になる−との見方を示している。


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