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国際政治・世界事情

1575チバQ:2010/08/25(水) 22:26:06
http://mainichi.jp/select/world/news/20100826k0000m030071000c.html
ロシア:住民不評の知事解任 首相批判かわす狙い
 【モスクワ大前仁】強権的な政治体制が続くロシアで今月、住民の抗議運動を受けた知事が実質的に解任された。抗議運動が「最高実力者」のプーチン首相の辞任要求まで広がったため、12年の大統領選を意識したメドベージェフ政権が、知事解任で事態の収拾を図ったとみられる。

 プーチン首相が党首を務める与党「統一ロシア」は今月17日、西部カリーニングラード州で来月任期が切れるボース知事の再任を支持しない方針を決定。メドベージェフ大統領が23日、同党州トップのツカノフ地区政治協議会書記を知事に任命した。州下院は26日に承認する見通しだ。

 統一ロシアは再任支持見送りの理由について「党内で十分な支持を得られなかった」と説明する。同州では今年1月、交通税の値上げに対する反発を契機として、ボース知事にとどまらず、プーチン首相の辞任を求める1万人規模の反政府集会が発生。その後に全国各地で続いた政府への抗議運動の口火を切った。同州では今月21日にも、プーチン氏の辞任を求める集会が再び開かれた。

 飛び地であるカリーニングラード州は主要産業が育っていない。失業率も全国平均を上回り、経済的な不満が根強いとされる。

 ロシアではプーチン大統領時代の04年、州知事などの選挙を廃止し、大統領が任命した候補を地方議会が承認する制度に切り替えた。そのため、地方行政府への不満が、知事を任命した大統領に向かうという現象が起きている。ボース氏は05年に当時のプーチン大統領が任命した。

 カーネギー国際平和財団モスクワセンターのペトロフ常任研究員は同州の情勢について「住民の抗議はボース氏に対してではなく、プーチン氏に対するものだ」と指摘する。知事解任は、政権への不満をかわすためということだ。

 ロシアでは来年12月に下院選、12年に大統領選が続けて行われる。大統領選ではメドベージェフ大統領が再出馬するのか、プーチン氏が復帰を狙うのか動向は明らかになっていない。


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