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国際政治・世界事情

1569チバQ:2010/08/22(日) 22:05:12
無所属のうち3人は元国民党員で、思想信条は保守連合に近い。ただ、3人とも、共和制移行問題などを巡る意見の相違で国民党を離党した経緯がある。関係修復は難しいとの見方もあり、保守連合による多数派形成の行方も予断を許さない。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100822-OYT1T00568.htm
豪総選挙、与野党とも過半数は困難に
 【シドニー=岡崎哲】21日投開票が行われたオーストラリア総選挙は、22日までの開票で、下院(定数150)で与野党とも過半数を獲得できない戦後初の事態となる可能性が強まった。


 ジュリア・ギラード首相(48)の与党・労働党とトニー・アボット代表(52)率いる野党・保守連合(自由党と国民党)は、票の最終確定を待たずに、緑の党や無所属の当選者を取り込む多数派工作に入った。

 選挙管理委員会の集計(開票率78・12%)では、労働党が70議席、保守連合72、緑の党1、無所属2。国営ABC放送は、最終議席を労働党72、保守連合73、緑の党1、無所属4と予想しているほか、多くのメディアが、過半数に達する政党はないと予想している。

 ギラード首相は22日、南東部メルボルンで「政権を得るため、(緑の党などと)誠実に交渉したい」と続投を目指す決意を表明。アボット代表もシドニーで、「選挙結果で、国民が政府を変えたいということが分かった」と語って政権奪取への意欲を見せた。

 ギラード、アボット両氏は22日、当選が見込まれる緑の党や無所属の候補計5人と相次いで電話などで接触。緑の党は労働党との協力を示唆しているが、無所属の4人は態度を明らかにしていない。

 無所属のうち3人は元国民党員で、思想信条は保守連合に近い。ただ、3人とも、共和制移行問題などを巡る意見の相違で国民党を離党した経緯がある。関係修復は難しいとの見方もあり、保守連合による多数派形成の行方も予断を許さない。

 6月に就任したギラード首相は7月、比較的高い支持率を得られていたことから下院の任期を半年以上残して解散に踏み切ったが、思惑は外れた格好だ。

 労働党は、ラッド前首相が4月、目玉政策だった温室効果ガスの排出量取引制度導入に失敗して支持率が急落した。ラッド氏は危機感を抱く党幹部に事実上更迭され、後任に人気の高いギラード氏が据えられて労働党の支持率は好転した。

 だが、選挙ではギラード氏とラッド氏の確執が深刻化。互いを批判するスキャンダル漏出が続き、労働党支持層に失望感が広がった。保守連合はそんな「敵失」に付け込んで労働党の信頼性を批判、支持を広げた。

 「小さな政府」を標榜する保守連合は、財政規模縮小で赤字解消を図る考えで労働党が目指す資源税導入には反対の立場だ。資源税を巡っては、日本企業の間で、資源会社からの負担転嫁への懸念が強まっている。

(2010年8月22日21時10分 読売新聞)


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