したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

1536チバQ:2010/08/03(火) 23:25:20
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010080302000034.html
サルコジ流 支持回復策? 極右層取り込み
2010年8月3日 朝刊

 【パリ=清水俊郎】フランスのサルコジ政権は、国内で重大な犯罪を起こした移民から国籍をはく奪する方針を打ち出した。関係法案を九月にも国会に上程する。サルコジ大統領の支持率が30%前後に低迷する中、移民への強硬姿勢をあらためて強調して中道右派を固め、極右支持層も取り込もうとの目算がありそうだ。

 きっかけは、七月にアラブ系移民や国内を放浪するロマ族などの暴動が相次いだこと。大統領は同月三十日、南東部グルノーブルで行った演説で「治安悪化に対する戦争」を宣言。警察官を殺害した移民は「国籍をはく奪されるべきだ」と主張した。

 大統領腹心のオルトフー内相も一日付の仏紙パリジャンで、移民が性犯罪を起こしたり、家族に割礼を強制したりした場合も国籍をはく奪すると表明。さらに移民に多いとされる未成年の犯罪者に対し、両親に禁固刑を科す構想を披露した。

 これに対し、最大野党の社会党のオブリ党首は「(自由と平等、博愛を掲げた)共和国の精神に反する」と非難し、法案に徹底抗戦の構え。二日付の仏紙リベラシオンは、サルコジ政権の考えが「憲法違反の恐れがある」という識者の指摘を紹介した。

 一方、移民排斥のお株を奪われた格好の極右政党、国民戦線も反発。「私たちが三十年間言い続け、批判され続けていた主張を追認しているだけ」と皮肉まじりに指摘した。

 フランスでは二〇〇五年、警察に追われたアフリカ系の少年二人が変電所で感電死した事件をきっかけに、移民出身の若者らが暴動を起こし、政府が「非常事態」を宣言。当時、内相だったサルコジ氏は若者らを「社会のくず」と呼び、暴動を激化させたと批判された経緯がある。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板