したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

1485チバQ:2010/06/17(木) 23:32:07
http://mainichi.jp/select/world/news/20100618k0000m030044000c.html
キルギス:民族間衝突は前政権の「破壊工作」…臨時政府
 【モスクワ大前仁】中央アジアのキルギス南部で起きた民族間の衝突について、同国の臨時政府は16日、「バキエフ前大統領周辺が計画的に実施した破壊工作だった」と断定した。治安当局は関係者の摘発に乗り出したが、南部では前大統領派の影響力が根強いことから、徹底した処分は難しいとみられる。

 臨時政府は声明を発表。前大統領の一族が武装工作員を雇い、自国民を殺害し、キルギス系と少数派ウズベキスタン系住民の民族対立を装ったと指摘し、「我々は(民族対立の)情報をあおるという新手のテロに直面している」と明記した。さらに、国内の安定回復を最優先し、当初10月に予定していた議会選挙を繰り上げる考えを示した。

 同政府のベクナザロフ副代表(検察・司法担当)は17日、南部で民族間の衝突を計画し、実行した複数以上の当事者を拘束したと明らかにした。この中には外国籍の狙撃手も含まれているという。また、首都ビシケクの市警察は16日、市内で騒乱を企てた疑いがあるとして、100人以上の関係者を拘束した。

 臨時政府は一連の騒乱について、前大統領の次男マクシム氏が1000万ドル(約9億1300万円)相当の資金をつぎ込んだとし、「黒幕」とにらんでいる。マクシム氏が叔父ジャニベク・バキエフ前国家警護局長官との電話で、破壊工作について相談していたと思われる音声記録も明らかにされ、両氏の関与が疑われている。マクシム氏は4月の政変後に国外逃亡していたが、横領容疑で国際刑事警察機構(ICPO)から指名手配され、英当局が14日までに逮捕した。キルギス最高検察庁は身柄の引き渡しを求めている。

 キルギス保健省によると、衝突発生以来の死者は191人、負傷者は1971人となった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板