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国際政治・世界事情

1484チバQ:2010/06/17(木) 23:31:08
http://mainichi.jp/select/world/news/20100618k0000m020049000c.html
英財務相:FSAの解体を発表 金融行政の大転換に
 【ロンドン会川晴之】オズボーン英財務相は16日夜、日本の金融監督庁(現金融庁)のモデルとなった英金融サービス機構(FSA)を解体、機能の大半をイングランド銀行(英中央銀行)に移管すると発表した。金融危機への対応が後手に回った反省をもとに、金融行政の大転換に踏み切る。

 5月の総選挙で勝利を収めた保守党は、銀行救済に対する納税者の反発を背景にFSAの廃止を公約に掲げた。従来は、FSAが銀行・保険などの個別金融機関を監督、危機発生時には財務省、イングランド銀の3者が一体となって取り組む方式を採用していた。しかし、各機関が権限の範囲を越えて有機的な政策を打ち出すことができず、危機対応が遅れた。今回の改革で、金融政策を担当するイングランド銀に、金融機関の監督機能を統合。金融危機の再発防止と金融システムの安定化を図る。

 具体的には、イングランド銀に、銀行や保険を監督する部門を新設するほか、金融システム全体の規制・監督を担当する金融行政委員会を置き、キング総裁がトップに就任する。オズボーン財務相は「最後の貸手である中銀は、あらゆる状況を把握する必要がある」と強調した。

 欧州では、イタリア、スペインなどが金融機関の監督権限も持つ広義の中銀を持つのに対し、欧州中央銀行(ECB)は、金融政策が中心の狭義の中銀で、欧州内でも異なる体制が併存する。

 FSAは労働党前政権が97年にイングランド銀の銀行監督機能、財務省の保険監督機能、業界自主規制機関などを統合、設立した。

 07年のサブプライムローン危機、08年のリーマン・ショックで、英国の金融機関は取り付け騒ぎなどにさらされ、金融当局は批判の矢面に立たされた。その後、政府は金融機関救済のために総額1兆4000億ポンド(約189兆円)の公的資金が投入され、批判はさらに強まっていた。


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