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国際政治・世界事情

1455チバQ:2010/06/13(日) 09:52:36
http://mainichi.jp/select/world/news/20100611ddm007030061000c.html
変わるコロンビア:大統領選・決選投票を前に/上 フレディ・パディージャ氏に聞く
 ◇「安全」が民主主義作る−−陸海空軍30万人を統括する国軍司令官、フレディ・パディージャ氏(61)
 ゲリラとの戦いにおいて米国からの資金と技術援助は大きかった。だが、金額よりも重要なのは、米国との連携が人権侵害を理由にコロンビアに武器を売ってくれなかった国々、特に欧州の扉を開いてくれたことだ。それまでは我が国はどこから何を買えばいいのかも分からなかったし、分かったとしても、それらの国から拒否された。

 軍の機動力と士気が高まった一方で、コロンビア革命軍は政治的に敗北した。和平交渉を注視していた国民は革命軍に失望し、米国、カナダ、欧州は「革命軍はテロリストで麻薬組織である」と定義した。国内外で孤立したのだ。

 ゲリラに占拠されていた地方都市を軍が解放するだけでは解決にならない。兵士は薬も持っていないし、学校の先生でもないからだ。

 ウリベ政権では、解放後その都市にすぐに裁判所を設置し、市長を置き、福祉事務所を開設した。これは革新的な変化だ。軍だけでゲリラや麻薬組織と戦うのではなく、すべての政府機関で戦うという基本方針が確立したのだ。

 我々はゲリラの資金源である誘拐と恐喝から国民を守ることでゲリラの力をそいだ。ゲリラ対策は(1)投降を促す(2)逮捕して刑務所に収監(3)軍事力で攻撃−−の順で重要だ。最後の一人が死ぬまで戦う必要はなく、生きる道があることを示さねばならない。

 ゲリラとの戦いは終わりに近づいているが、まだ終わってはいない。国が最初にすべき公共投資は安全の確保であってインフラ整備や社会福祉ではない。安全こそが民主主義を作るのだ。


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