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国際政治・世界事情

1443チバQ:2010/06/12(土) 00:43:53
http://mainichi.jp/enta/sports/soccer/japan/news/20100612k0000m030085000c.html
南アW杯:貧富差、でも「アフリカ人であることを祝おう」
 「アフリカ人であることを祝おう」をスローガンに初めてアフリカで開かれるW杯。それが映し出すのは国際サッカー連盟(FIFA)の商業主義が通じない貧富の格差とそこから踏み出す希望だ。

 開幕式でズマ南ア大統領は「アフリカの時代が来た」と宣言した。だがその現実は厳しい。ヨハネスブルク旧黒人居住区での6日の親善試合、ナイジェリア−北朝鮮戦。無料チケットを求める客が殺到し約15人が負傷した。客の大半は出稼ぎに来たナイジェリア人だ。その一人、フォロさん(38)は「生活が厳しくチケットが買えない仲間が押しかけた」と話す。渡航費の負担は重く、南ア以外のアフリカのチケット購入者は全体の2%だ。

 FIFAは当初、スポンサーのクレジットカード会社を使い、インターネットでチケットを販売したドイツ大会方式を適用しようとした。しかし、銀行口座さえなくインターネットにもアクセスできない多くの市民が購入できない現実に直面した。最後は窓口での現金販売が役立った。南部アフリカでは1日1ドル以下で暮らす市民が約4割を占める。

 とはいえW杯は希望ももたらす。ムガベ大統領の圧政が欧米の制裁を受け経済混乱が続くジンバブエ。計画停電の中、ハラレでは広場に大型スクリーンや発電機を設置、隣国南アのW杯を祝う。「これがサッカーだ」と市民は熱狂する。

 アパルトヘイトを超え人種の融和を訴えたマンデラ元南ア大統領はFIFAに寄せたメッセージで「W杯はただの試合ではない。言葉や肌の色、政治信条や宗教を超え、世界を一つにできるサッカーの力の象徴だ」と訴えた。政治犯として27年半収監された元大統領が釈放され今年で20年。開幕式でブラッターFIFA会長は「マンデラ氏の精神は息づいている」と語った。アフリカが一つのボールに結集し、厳しい現実を乗り越えられるように。希望を込めた大会が始まった。【ヨハネスブルク高尾具成】


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