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国際政治・世界事情

1404チバQ:2010/05/28(金) 21:38:04
>>1400
http://www.asahi.com/international/update/0527/TKY201005270572.html
ジャマイカ衝突、死者50人 ギャングとの癒着清算へ2010年5月27日23時46分

 【ロサンゼルス=堀内隆】カリブ海の島国ジャマイカで、ギャング集団の指導者を拘束しようとした治安部隊とギャングの首都での衝突は4日目に入った26日も続き、AP通信によると死者は50人近くに達した。

 ジャマイカでは政治勢力とギャングが長年、持ちつ持たれつの関係にあったが、政府は、指導者のクリストファー・コーク被告についての米国からの引き渡し要求という「外圧」を利用し、清算へ一歩を踏み出した形だ。

 現地からの報道によると、治安部隊は26日、もっとも激しい衝突が起きていた首都キングストンのスラム、チボリガーデンを制圧した。この地域を同日訪れたキリスト教司祭は、民間人が少なくとも44人死亡したと語ったが、衝突の巻き添えになった住民がどれだけ含まれているかは不明のまま。また治安部隊側にも4人の死者が出たという。

 ジャマイカでは1970年代以降、労働党と人民国家党の2大政党が、スラム地区に芽生え始めた複数のギャング集団を、票とりまとめのために利用する代わり、武器携帯を黙認。80年代に入るとギャングが麻薬取引に乗り出し、その稼ぎを支配下のスラムに投資して実権を固めた。

 その典型例がコーク被告だ。彼が率いるギャングは現与党の労働党につながり、被告の拠点チボリガーデンは、ゴールディング首相の選挙区でもある。米司法省は2009年8月、米国内で麻薬を流通させた罪でコーク被告を起訴、ジャマイカ政府に引き渡しを要請したが、ゴールディング首相は米の手続き不備などを理由に先延ばしを重ね、今月になってようやく逮捕状の発付を認めた。

 米国務省のクローリー次官補は26日の記者会見で「法の支配を徹底しようとするジャマイカ政府を支持する」と表明した。ただ当のコーク被告はまだ捕まっておらず、政治家側に一方的に絶縁されたギャング集団からの反攻も予想される。癒着の過去を清算するには時間がかかりそうだ。


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