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国際政治・世界事情

1388チバQ:2010/05/13(木) 22:31:53
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20100513ddn003030024000c.html
クローズアップ2010:英、戦後初の連立 伝統の国、歴史的実験
 ◇保守・自民、43歳コンビ握手
 英総選挙の結果を受けた次期政権作りは、5日間の難産の末に11日、戦後初となる連立政権の発足で決着した。保守党と中道左派・自由民主党による路線の違いを超えた「便宜的結婚」だ。2大政党制が崩壊した英国にとっては「歴史的な実験」となるが、その安定性に懐疑的な声も出されている。キャメロン首相(保守党党首)とクレッグ副首相(自由民主党党首)の43歳コンビが目指す「新しい政治」は伝統の国・英国をどこへ導くのか。【ロンドン笠原敏彦】

 ◇交渉中に首相就任演説
 キャメロン首相とクレッグ副首相は12日午後、2人そろって記者会見に臨んだ。首相が「国益を党益に優先する新しい政治を宣言する」と語れば、副首相は「われわれは異なる政党だが共通の目的で団結している」と結束をアピールした。

 2大政党の単独政権しか知らない国民が大半の英国にとって、連立政権は「英政治の新開地」(デーリー・テレグラフ紙)だ。タイムズ紙社説は「英政治は革命的状況に入った」とまで指摘する。懐疑的な見方が強い一方、政治刷新への期待もふくらむ。昨春噴出した議員経費流用スキャンダルで「政治への信頼」が地に落ち、新風を望むムードは強い。

 ロンドン大学経済学校(LSE)のロドニー・バーカー名誉教授は「既に地域政府で連立政権の経験がある。連立による幅広い交渉はより効果的で現実的に適用可能な政策を生む」と利点を指摘する。

 連立合意で次期総選挙は2015年5月に設定された。自由民主党が政権途中で切り捨てられることを警戒し、キャメロン首相の解散権を縛ったものだ。連立政権が政治のルールを刷新する「新しい政治」が幕を開けた。

 政権交代は新政権の形が不透明な中で始まった。11日夜、キャメロン新首相が女王の任命を受けた後、官邸前で初演説に臨んだ際、保守党と自由民主党の連立交渉はまだ続いていた。自由民主党側が最終的に連立を受け入れたのは3時間以上たってからだ。すべてが異例尽くしだった。


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