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国際政治・世界事情

1387チバQ:2010/05/13(木) 12:23:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100513-00000510-san-int
英・政権交代6日間の攻防 労働、大胆な改革案不発 保守、大幅譲歩を提示
5月13日10時9分配信 産経新聞

 【ロンドン=木村正人】全政党が過半数を割る1974年2月以来の劇的な展開を見せた英総選挙。英紙インディペンデント(12日付)などの記事を手がかりに6日間の攻防を追った。

 6日午後7時。投票締め切りの3時間前、キャメロン保守党党首の側近が首相官邸事務次官に電話を入れた。総選挙での単独過半数を確信し、組閣名簿を伝えるためだった。

 しかし、出口調査は全党過半数割れを予測し、保守党本部に動揺が走った。前人気にかかわらず議席数が前回より1減と出た自民党首脳も首をかしげた。

 7日朝、自民党のクレッグ党首は「第一党の保守党に政権をつくる権利がある」と表明。労働党と自民党の連立を恐れていた保守党は息を吹き返した。

 スコットランド地方の地元選挙区から首相官邸にとって返したブラウン氏は反撃に出た。マンデルソン民間企業相らに指示し、ブラウン氏がまだ首相であるとテレビで発言させた。

 同日午後、キャメロン党首が記者会見で自民党に連立交渉を包括提案することを知ったブラウン氏は、先手を打って45分前に官邸前で緊急会見。保守党と自民党の交渉を優先させる一方で「大胆な政治改革」を公式提案した。選挙制度改革で譲歩するとのシグナルだった。

 しかし、キャメロン党首とクレッグ党首は電話会談で連立の意思を確認し合っていた。

 10日午後、ブラウン氏は官邸前で「クレッグ党首から今、連絡があった。自民党と連立交渉に入る」と宣言、秋の党大会前に党首を辞任すると表明した。政権を死守するため最後のカードを切ったのだ。

 クレッグ党首は逆にこれを利用してキャメロン党首に電話を入れ、「選挙制度改革に関する保守党の提案は十分でなく、受け入れられない」と圧力を掛けた。キャメロン党首は、選挙制度改革の国民投票実施や閣僚ポスト提供などの大幅譲歩案を改めてクレッグ党首に示さざるをえなかった。

 一方、労働党と交渉した自民党首脳は「労働党の代表団は権限を与えられていない」といぶかっていた。すでに党内もまとめきれず、当事者能力を失っていたブラウン氏にできることは辞任発表だけだった。


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