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国際政治・世界事情

1373チバQ:2010/05/09(日) 16:18:36
http://www.asahi.com/international/update/0509/TKY201005080338.html
どう出る、選挙制度改革狙う自民 英議会連立交渉始まる(1/2ページ)2010年5月9日13時15分
 【ロンドン=土佐茂生】総選挙の結果、どの政党も議会の過半数に届かなかった英国で、第1党の保守党と第3党の自由民主党の本格的な連立交渉が始まった。少数政党の身に甘んじてきた自民党にとっては、長年求めてきた選挙制度改革実現の千載一遇のチャンス。決裂しても、第2党の労働党と交渉する選択肢が残るだけに、態度は慎重だ。

 自民党のクレッグ党首は8日午前、記者団に「選挙の結果は、より安定した政権を作るため、各党と話し合えと言っている」と語った。

 クレッグ氏は7日夜、保守党のキャメロン党首と電話で協議した。英BBCによると、キャメロン氏は「建設的な議論が出来た」としている。その後、両党の幹部らが約1時間会談。保守党から連立の条件が示されたと見られる。一方、労働党のブラウン首相もクレッグ氏に電話で連立を呼びかけたという。

 自民党にとって最大の焦点は、いかに相手に選挙制度改革を約束させるかだ。

 総選挙では、自民党の得票率は23%で前回より得票率を1ポイント増やしたのに、議席は逆に5減らして57議席。一方で、得票率29%の労働党が約4.5倍の258議席獲得しており、クレッグ氏は「選挙制度は崩壊している」と話す。現在の単純小選挙区制をやめ、比例代表制を導入するのが悲願だ。

 自民党には過去に苦い経験がある。1997年の総選挙前、当時ブレア前首相が党首の労働党が勝利に不安を持ち、自民党の協力を得ようと選挙制度改革に関する検討委の設置を約束した。しかし、労働党は選挙に大勝。検討委は開かれたものの、成果はなかった。

 自民党は今回、最低でも比例代表制導入に関する国民投票実施を確約させたいところ。しかし、連立交渉を明言した保守党のキャメロン氏が言明したのは、13年前の労働党と同じ「選挙制度改革に関する超党派での検討委員会設置」だけだ。

 ただ、保守党内では、この提示にさえ反対の声があがっている。英紙タイムズによると、過半数を得られなかったキャメロン氏に不満を持つ議員らが「経済危機の中、選挙制度の話などする時間はない」と攻撃し始めたという。

 ほかにも、移民問題や対欧州連合、財政再建への取り組み方など、政策の相違は少なくない。また、自民党の議員や支持者には中道左派が多く、保守党を毛嫌いする。

 保守党は、ロンドンの金融市場が再開される10日までに交渉を成功させたい考えだ。しかし、自民党議員は、99年にスコットランド地方議会で連立政権を組むのに2週間かかった事例を引き合いに出して「10日には新首相は決まらないだろう」と予想する。議会は18日に招集される。


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