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国際政治・世界事情

1320チバQ:2010/04/23(金) 22:39:32
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100423/erp1004231947006-n1.htm
【英国の選択】 総選挙後にらみ思惑交錯 (1/2ページ)
2010.4.23 19:45
 【ロンドン=木村正人】5月6日の総選挙を控え、英国では22日夜、主要3政党党首による第2回テレビ討論会が行われ、外交問題を中心に激論を戦わせた。労働党のブラウン首相が政権死守のため、支持を急激に伸ばす野党第2党・自由民主党との連立を模索する中、最大野党・保守党のキャメロン党首は移民規制を主張して巻き返しに成功、単独政権を目指す姿勢を鮮明にした。

 第1回討論会はダークホースだったクレッグ党首が新鮮なイメージと見事な弁舌で圧勝。今回はしかし、13年ぶりの政権奪取を目指すキャメロン党首が「欧州連合(EU)域外から流入する移民に上限を設ける」と強調、寛大過ぎる移民政策を唱えるクレッグ党首との違いを鮮明にした。

 総選挙後の連立交渉を念頭に「クレッグ党首に賛成だ」と露骨に自民党にすり寄っていたブラウン首相も今回は、核開発を止めないイランへの武力行使の選択肢を否定し英国独自の核抑止力放棄を主張するクレッグ党首を「現実離れしている」と厳しく批判した。

 直後に行われた2つの世論調査で33%が第2回討論会の勝者はクレッグ党首と答えた。キャメロン党首は32〜30%、ブラウン首相は30〜23%だった。

もう1つの調査ではキャメロン党首がクレッグ党首を4ポイント引き離して首位に立った。

 2大政党による政権交代が定着している英国では、大勢が判明する投票日翌日には新首相が誕生するのが通例だ。しかし、どの政党も過半数議席を獲得できない可能性が強まっているため、首相官邸は「新議会の召集日は5月18日、(所信表明演説に当たる)女王演説は同月25日に行われる」と発表した。

 景気回復と財政再建という難問が山積する中、政治空白が生じないよう各政党が連立政権樹立のため交渉できる十分な時間を設ける異例の措置だ。

 政策の違いから保守党が自民党と連立を組む可能性は皆無に近い。保守党は過半数議席に届かなくても第1党になれば少数政権を樹立、年内に再び総選挙を打つとみられている。

 自民党は労働党との連立条件として現在の小選挙区から中選挙区に移行する選挙制度改革を要求する見通しだ。しかし、労働党がこれを拒否した場合、ブラウン首相は新議会で不信任案を突きつけられる事態も想定されており、政治の混乱は避けられそうにない。


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