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国際政治・世界事情

1317チバQ:2010/04/22(木) 22:06:13
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100422/erp1004221954003-n1.htm
英総選挙 クレッグ旋風に大揺れの選挙戦 きょう2回目テレビ討論会 (1/3ページ)
2010.4.22 19:54

 【ロンドン=木村正人】今月中旬、英国史上初めて行われたテレビ討論会で見事な弁舌をふるい、与党・労働党と最大野党・保守党の党首に圧勝したのが、自由民主党のニック・クレッグ党首(43)だ。新鮮なイメージで政党支持率を急激に伸ばし、一部の世論調査で首位に躍り出た。二大政党制の打破を掲げる“第三の男”の旋風は今後も続くのか。22日夜(日本時間23日未明)に開かれる2回目のテレビ討論会に注目が集まっている。

 クレッグ党首は20日、外国特派員協会で記者会見し、「違法なイラク侵攻に反対した唯一の政党の党首として言う。英国は対米追従ではなく、多国間の中で成熟した対米関係を発展させることが必要だ」と力説した。外交をテーマにした第2回テレビ討論会を意識して、イラク戦争を支持した労働、保守両党と自民党の違いを際立たせた。

 労働党のブラウン首相(59)はブレア前政権下の財務相として規制緩和を実施、金融危機の種をまいた張本人。政権交代を目指す保守党のキャメロン党首(43)は裕福な家庭に生まれ、名門イートン校、オックスフォード大卒という典型的エリートだ。

 保守党は2008年1月以降すべての世論調査で首位を保ってきたが、15日のテレビ討論会を境に状況が一変。英大衆紙サンが世論調査会社「YouGov」と19〜20日に実施した調査で自民党の政党支持率は34%。2位の保守党は31%、労働党は26%だった。このほか3つの世論調査で首位に立った。ネット上でもクレッグ党首に好意的な書き込みが殺到している。

 民放局スカイニュースのアダム・ボルトン政治部長が「キャメロン党首がテレビ討論会にクレッグ党首を加えることに同意したのは致命的なミス」と予測した通り、13年続いた労働党政権に飽き飽きしていた視聴者の目には、同党でも保守党でもないクレッグ党首が新鮮に映ったようだ。

 所得税の基礎控除を1万ポンド(約140万円)まで引き上げ、大邸宅所有者への課税を強化する自民党の税制案も共感を呼んでいる。

 自民党がこのまま支持を伸ばせば、総選挙でどの政党も過半数議席を獲得できない可能性がさらに増す。クレッグ人気を警戒する保守党のケン・クラーク影の民間企業相は「労働党と自民党が連立を組めば、1970年代に英国が国際通貨基金(IMF)の支援を仰いだのと同じ困難をもたらす」と危機感をあおった。

 「あなたは英国の二大政党制に終わりを告げる男なのか、それとも新たな二大政党制を築くつもりなのか」。本紙記者の質問にクレッグ党首はこう答えた。

 「1951年総選挙で保守党と労働党以外に投票した有権者は7%弱。しかし昨年の地方選では4割にのぼった。40〜50年前、世界は右と左、北と南、上流階級と労働者階級に分かれていた。冷戦時代のイデオロギーのような労働党と保守党の二大政党制が多党制に移行していくのはもはや避けられない。有権者は労働党か保守党かという二者択一を求めていない」と。


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