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国際政治・世界事情

1308チバQ:2010/04/18(日) 13:46:16
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100417/erp1004171813005-n1.htm
課題山積 キルギスの女性指導者オトゥンバエワ氏の力量は
2010.4.17 18:09
 【モスクワ=佐藤貴生】中央アジアのキルギスで起きた反政府行動による政情不安は、バキエフ大統領がカザフスタンに亡命し大統領を辞任したことで、約1週間で収束に向かった。臨時政府を率いるローザ・オトゥンバエワ元外相(59)は米露や国連の信任を得て協議を始めており、半年後をめどに新憲法を制定し大統領選と議会選を行う方針だが、民主主義の拡大を阻んできた部族支配と汚職体質の克服は容易ではない。

 イタル・タス通信によると、オトゥンバエワ氏は16日、「国を内戦寸前まで追いやった。不安定化の元凶だった」とバキエフ氏を批判、一族を訴追する方針を示した。

 オトゥンバエワ氏はモスクワ大を卒業し、ソ連時代から政治的キャリアを積んだ。ソ連解体後の1992年にキルギスの初代駐米大使に就任、94年から外相、97年から駐英大使を務めた。2005年の政変「チューリップ革命」ではバキエフ氏らと指導的役割を果たすも、一族支配を強める同氏とたもとを分かった。

 米露が軍事基地を持ち、中国と接するキルギスに対し、各国とも政情の早期安定を望んでいた。外交経験が豊富なオトゥンバエワ氏が反政府行動を主導したことも、米露などが臨時政府支援の方針を早くに決める一因となったようだ。

 しかし、臨時政府には難題が山積している。キルギス国民の平均月収は130ドル(約1万2千円)で3分の1は貧困層とされ、経済の立て直しが欠かせない。部族支配と汚職に加え、ロシアとの関係が深く産業が集中する北部と、農業以外に目立った産業がない南部の確執も根深い。

 16日付露コメルサント紙によると、バキエフ氏の息子は住宅・電力関連の国営企業を支配して多額の収入を得ており、父親の支持基盤だった南部からも反感を買っていたという。

 モスクワ国立国際関係研究所(MGIMO)のレオニード・グセフ氏は、「バキエフ一族ら南部の諸部族は、アフガニスタンからの麻薬の密輸を支配してきた」とし、ロシアをいらだたせてきたと指摘。また、「部族の伝統が残るキルギス社会が、女性が権力を握ることにどう反応するかは不透明だ」としている。


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