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国際政治・世界事情

1300チバQ:2010/04/16(金) 21:59:28
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20100417k0000m030069000c.html
キルギス:バキエフ大統領が出国、辞表提出 混乱沈静化へ
 【モスクワ大前仁、大木俊治】キルギスの反政府デモで失脚したバキエフ大統領が15日夜、逃亡先の同国南部からカザフスタンへ向けて出国した。バキエフ大統領は、16日未明までに出国先のカザフスタンで大統領職の辞表を提出し、臨時政府がこれを受理した。インタファクス通信などが伝えた。キルギス国内に残ったバキエフ氏の親族らも恭順する意向が伝えられており、臨時政府が全土の掌握を進め、事態が沈静化に向かう見通しとなった。

 バキエフ氏は辞表の中で「国民の将来、キルギスの統一の維持のために辞表を提出する」と明記したという。

 バキエフ氏がこのままカザフスタンに滞在するか、第三国へ出国するかは不明だ。ラトビアやトルコへの亡命情報も流れているが、トルコ外務省は「亡命申請を受けていない」と説明している。

 臨時政府によると、キルギスの治安当局は15日、バキエフ前政権のカリエフ国防相の身柄を拘束した。また、キルギス国内に残るバキエフ氏の実弟ジャニベク氏(国家警護局長官)に投降を呼び掛けており、「適切な交渉が進んでいる」(情報筋)という。

 バキエフ氏の出国は全欧安保協力機構(OSCE)が仲介。米露カザフスタンの各大統領、国連、OSCEがバキエフ氏の処遇について協議した。

 一方、ブラジルを訪問中のロシアのメドベージェフ大統領は15日に声明を発表。臨時政府への支援強化方針を示すと共に、崩壊したバキエフ政権について「国民の利益を保障できず、汚職や血縁主義のために崩壊した」と批判した。

 メドベージェフ大統領はロシア国防省に対し、バキエフ氏のカザフスタンへの出国を支援するよう指示したという。ロシアは、臨時政府とバキエフ派の対立が長引けば地域情勢が不安定化することを懸念し、出国実現に向け積極的に動いたとみられる。また出国をおぜん立てすることで中央アジアでの存在感を示した形だ。

 また、インタファクス通信によると、キルギス臨時政府のテケバエフ副代表は16日、米軍が駐留するマナス空軍基地について、7月に切れる貸与契約の1年間自動延長を決めたことを明らかにした。契約打ち切りの是非は10月の選挙で誕生する新議会が決める問題だと説明した。

 副代表はまた、臨時政府が策定した新憲法案を26日に公表し、7月に国民投票にかける考えを表明した。新憲法案では議院内閣制を導入するという。


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