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国際政治・世界事情

1270チバQ:2010/04/08(木) 23:31:20
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010040802000199.html
汚職体質に国民怒り 大統領息子へ利権集中
2010年4月8日 夕刊

 【プラハ=酒井和人】中央アジアのキルギスで七日、バキエフ大統領が事実上の退陣に追い込まれた背景には、大統領の後ろ盾を得て権力と富を牛耳ってきた子息マクシム・バキエフ氏に対する国民の強い不満があった。

 ロシア国営テレビは三月下旬、マクシム氏について「親の七光を得て国内で強大な権力を握る人物」と報道。同氏を頂点とする利権構造に国民の怒りの矛先が向けられ、「暴動が起きるのは必至」と予測していた。

 キルギスでは三月までの九カ月間に、通信会社など複数の有力国営企業が民営化されたが、企業の所有権はすべてマクシム氏に移ったという。同氏は治安機関の要職にも就き、アフガニスタンへの中継補給基地として米軍が駐留する軍民共用のマナス国際空港も統括していた。

 またマクシム氏のビジネスを支えた有力実業家はイタリア当局から、貴金属と麻薬の不正取引の嫌疑をかけられていたという。

 今回の政変で臨時政府トップに就いたオトゥンバエワ元外相は、大統領一族に絡む不明朗な資金の流れをこれまで議会で追及してきたが、「(政府から)明確な答弁はなかった」と指摘していた。

 バキエフ大統領は三月下旬、体制引き締めの集会で「正しい道を歩んでいるが、まだ目標には達していない」と演説。その原因をキルギスの「血族関係や汚職にしばられた体質にある」と語っていた。

 今回、まさに自身の汚職体質により政権を追われた形だ。


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