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国際政治・世界事情

1265チバQ:2010/04/08(木) 12:05:00
http://www.asahi.com/international/update/0408/TKY201004080170.html
大統領が首都脱出、キルギス政権崩壊 野党側が臨時政府(1/2ページ)
2010年4月8日11時29分
 【プラハ=副島英樹】インタファクス通信などによると、中央アジア・キルギスで起きた野党勢力による反政府デモを受け、バキエフ大統領は7日夜、専用機で首都ビシケクを脱出した。野党勢力によると、ウセノフ首相率いる内閣も総辞職を表明し、政権は事実上崩壊。野党側は女性のオトゥンバエワ元外相を首班とする臨時政府の樹立を宣言した。

 臨時政府は半年の間に新憲法を制定し、民主的な大統領選挙に向けた基盤づくりに取り組むとしている。

 国営カバル通信によると、首都を脱出した大統領は、同国南部オシの公邸に滞在しているという。保健当局によると、騒乱による死者は少なくとも47人に達し、負傷者も400人以上に上っている。野党側は約100人が死亡したと主張している。

 大統領の辞任を求めるデモ隊の一部は暴徒化し、首都の大統領一族の家や食料品店などでの略奪が続いた。このため野党指導者らは支持者らに対し、街頭から去り、秩序維持のための自警団を編成するようテレビ放送を通じて呼びかけた。

 バキエフ政権への不満が高まった背景には、大統領による露骨な同族支配と人権抑圧に加え、今年から電気や水道などの公共料金を一気に2倍以上引き上げるという強引な政策を進めたことがある。

 バキエフ大統領は、議会選をめぐる抗議行動に端を発した2005年の「チューリップ革命」を機に政権を握ったが、この時に政権の座を追われたアカエフ前大統領も同族支配の行き過ぎから国民の反発を買った。今回も同様の構図が繰り返された形だ。

 現地からの情報では、バキエフ大統領は弟や息子ら身内を政府のポストに登用し、治安機関や投資・企業分野をコントロール下に置く一方、野党やメディアへの締め付けも強めていた。ロシアからの援助資金を息子が私的流用していたとの疑惑もあり、息子に政権を委譲する意向だとの懸念もささやかれていた。

 また、急激な公共料金値上げに対し、2〜3月には各地で値下げを求める集会が相次ぎ、野党勢力はチューリップ革命から5周年となる3月24日までの改善を要求。政権側が応じない場合は全土で抗議行動すると警告していた。

 キルギスには、米国がアフガニスタン安定化作戦のために使っている空路の補給基地があり、影響が懸念されている。


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