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国際政治・世界事情

1263チバQ:2010/04/07(水) 22:51:49
http://jp.wsj.com/World/Europe/node_48363
ズマ南ア大統領、国民に冷静さ求める=白人至上主義者殺害で
2010年 4月 6日 10:28 JST
 【ヨハネスブルク】16年前に人種差別政策を廃したが、その後も人種問題を乗り越えられないでいる南アフリカでは、白人至上主義者が殺害されたことで緊張が高まる恐れがある。


 白人至上主義者団体「アフリカーナー抵抗運動」の創始者であるユージン・テレブランシュ氏(69)は3日夜、同国北西部のベンタースドルプ近くの自分の農場で殺された。元巡査のテレブランシュ氏は、黒人多数のルールを不快に思い、ボーア(白人農民)の国土分離を主張する同運動を指導していた。

 ズマ大統領は4日、テレブランシュ氏殺害を非難するとともに、国民に一致団結を呼びかけた。大統領は、2人の容疑者が逮捕されており、警察は捜査を続けていると述べた。

 大統領は「黒人、白人とも冷静でいるよう求める。警察などの機関に捜査を任せよう」とし、「今は思惑のときではない。思惑は事態を悪化させるだけだ。今は黒人と白人が一致団結し、国家を優先させるときだ」と強調した。

 殺害の動機は明らかではない。大統領の広報担当者は、テレブランシュ氏は黒人労働者との賃金問題で殺されたようだと述べたが、抵抗運動の広報担当者は、賃金ではなく政治問題で殺されたとし、白人農場経営者が憎悪発言に怒った黒人に殺されるパターンだと述べた。

 同運動のAndre Visagie事務局長は「ユージン・テレブランシュの死に報復する」とし、「平和的な行動は何の効果もないようだ」と述べた。

 白人至上主義者の殺害で同国の政権党、アフリカ民族会議(ANC)と、白人と黒人間を融和させるとの同党の約束を実現する上での努力が注目されている。ここ数カ月、多くの黒人が底辺層にいることや高い凶悪犯罪率など社会の病をめぐって政治家が非難合戦を繰り広げる中で、同国の人種関係は緊張の度合いを高めている。

 サッカー・ワールドカップ開催まであと数カ月と迫った今、南アは外国からの訪問者にできるだけ良い印象を与えようと苦闘している。ズマ大統領ら同国の指導者は人種の多様さやその調和を誇示したがっているが、ANCの一部指導部の豪奢(ごうしゃ)な生活を指摘した政治家に対し大統領は人種に基づく攻撃を許しているとの批判が一部で聞かれる。

 野党国民会議(COPE)のMbhazima Shilowa副党首は「大統領は自党に『人種差別的レトリックはやめよう』と言わなければならない」とし、これを実行しない限り国民への一致団結の呼び掛けは「空虚に聞こえるだけだ」と強調した。

記者: Peter Wonacott


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