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国際政治・世界事情

126名無しさん:2006/04/10(月) 03:46:51
>>124-125
生殖のための性行為を否定し、男女の健全な婚姻という真理を相対化して、
正常な結婚の地位を低下せしめて、伝統を破壊する同姓婚を
認めるプローディは健全とは思えませんが。
所詮、中道左派といっても左翼は左翼でしょう。
ソ連が崩壊してロシア、中共などの共産圏も
西側の左翼も経済的な共産主義思想を捨てて金儲けにだけ走って
(ソ連や中共の経済自由化、
 左翼政党の経済政策のみの自由主義化を見てもですね。)
本質的な部分
(独善的な体質や欺瞞、封建制度の破壊を目論んでいる点)
は何も変わってないと思います。
一見、西側の左翼がまともそうな政策を掲げても
それは見せかけでしかなく
西側陣営の弱体化を図っているとしか思えません。
さて話を選挙に戻しますと、多分、中道左派が勝つでしょう。
イタリアは、旧イタリア共産党の力が強いせいか、
出生率1.23と崩壊寸前ですし。
左翼的なマスコミや司法に囲まれている
ベルルスコーニは四面楚歌ですしね。
ベルルスコーニはネタキャラ(発言が面白い)ぶりが好きだったんですが
残念です。
大統領も首相も左翼に乗っ取られたイタリアはこのままでは没落するでしょう。
太平洋の出入り口である日本、地中海の中心に位置するイタリア、
地中海の出入り口であるスペイン、北欧の中心的位置にあるスウェーデン、
地理的に、重要な位置にあるこれらの国は共産主義思想に侵され
このままでは崩壊寸前だと思います。

127さむらい:2006/04/10(月) 03:58:00
>>126は私のレスです。
ハンガリーもわずかに社会党がリードしてますし、
西欧においては左翼陣営が有利な展開なんでしょうか?
でも近年の極右勢力の躍進を見ても、
左翼が推進した移民や女の社会進出などに対する不満も
根強いものもあるかと思うのですが、
政府の中枢を締めていないため無力なんでしょうね。

128名無しさん:2006/04/10(月) 04:31:05
>>126
>左翼的なマスコミや司法に囲まれている

イタリアの民法4局のうち3局は、
メディア王ベルルスコーニが所有してるんですが…

129さむらい:2006/04/10(月) 04:39:39
>>128
確かに彼はメディア王ですが、
こういった映画が1位になるぐらいですし、
>選挙戦で与党、中道右派連合の首相は、
>左派やマスコミ、司法界などを連日、激しい言葉で攻撃している。
ぐらいですから、一概にマスコミが味方ともいいづらいのではないでしょうか?
イタリア:首相風刺映画「ワニ」が興行1位に
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/news/20060409k0000m030005000c.html

 総選挙を9、10日に控えたイタリアでベルルスコーニ首相を風刺した映画「ワ
ニ」が、7日付地元各紙掲載の興行成績で週間1位に躍り出た。中身の面白さに加
え、選挙前で話題性も受けたとみられ、封切り後2週間の興行収入は計430万ユ
ーロ(約6億2000万円)に達した。

 同映画はナンニ・モレッティ監督の作品で、劇中劇に首相そっくりの俳優が登場、
首相がメディアを通じて社会を支配する様子を描く。同監督は「息子の部屋」で0
1年のカンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞した実力派。

 選挙戦で与党、中道右派連合の首相は、左派やマスコミ、司法界などを連日、激
しい言葉で攻撃している。一方、野党、中道左派連合を率いるプロディ元首相は遊
説で地道に政策を訴える選挙戦を展開している。

 3月下旬の世論調査では、野党が与党に5ポイント余りの差で優勢だったが、予
断は許さない情勢だ。(共同)

130とはずがたり:2006/04/10(月) 13:00:21
>>126-127
同性愛,特に武士道の中にあった男性同士の男色,は日本の長い伝統の中に育まれてきた行為であり,それこそ明治憲法や靖国などの新しい事物なんかは,同性愛の歴史に較べればとるに足らない歴史しかありません。「生殖のための性行為を否定し、男女の健全な婚姻という真理を相対化して、正常な結婚の地位を低下せしめ」という発言は武士道を重んじる侍をハンドルに背負うさむらいさんの発言とは思えませんね〜。

http://www1.ocn.ne.jp/~yasumi/sub26/sub27/ensyu3-2.htm
日本男色史

http://www.ht.sfc.keio.ac.jp/~kenta/web2.html
日本における同性愛の歴史

131とはずがたり:2006/04/10(月) 13:15:33
>>130-131
俺は女の子大好きの軟弱な軟派ちゃん野郎だが,男色趣味は伝統的な行為として尊重されねば,と思う。

http://www.geocities.jp/showahistory/history5/33c.html
同性愛の昭和史

http://allabout.co.jp/relationship/homosexual/closeup/CU20040530A/
近世ニッポンは,男色天国♪

132片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/10(月) 13:37:00
同性愛自体は(消極的に)認めるけど同性婚は認めない、っていう人も多いんじゃないかな、と思いました。また、それが多くの欧米諸国の立場であるのかなと。
婚姻に特別な宗教的意義があると考えると、それはさすがに同性に対しては付与できない。ここがキリスト教保守の踏みとどまりどころなのでは。

同性愛を犯罪にしてしまっている国もありますよね。それとは一線を画すんでしょう。
日本でもイタリアでも、男色はやっていいはず。制度に取り入れるかどうかが問題なのでは。
その点、日本では複数婚はあったと思いますが、同性婚はなかったと思いますので、そこは伝統に反する。

133さむらい:2006/04/10(月) 15:03:33
>>130-131
>同性愛自体は(消極的に)認めるけど同性婚は認めない
>婚姻に特別な宗教的意義があると考えると、
>それはさすがに同性に対しては付与できない
私も基本的にはこういったスタンスです。
同性愛者のカップルには子供は産めません。
ですが、大多数の普通の異性間同士であれば子供は産めます。
この違いが一番大切なことだと思います。
何故なら前者はその場限りのカップルで終わりますが、
後者は先祖から引き継がれてきた血統を紡ぎ
未来の子孫につなげ、家族を守ることができるからです。

同性愛は本来、認められるべきではないと私は考えます。
何故なら大多数の正常な異性愛を否定し、
神聖な生殖行為である本来の性行為を快楽へと堕落せしめる
恐れがあるからです。
異性愛とは同等のものであってはならないでしょう。
男同士は性的関係で結ばれるのではなく、
もっと別な形(例えば友情や上下関係など)で
関係を深めるべきではないでしょうか?

私の最終価値判断は善悪であり、
善き伝統は保守し続け、悪しき伝統は切り捨てるべきであると
思っています。
この点、同性愛が仮に伝統であったとしても
それは悪しき伝統であり切り捨てられるべきと私は思います。
基本的には、我々の子孫が培ってきた経験を元には行動しますが。

134さむらい:2006/04/10(月) 15:14:13
>>130
>明治憲法や靖国などの新しい事物なんかは,
>同性愛の歴史に較べればとるに足らない歴史しかありません。
帝國憲法も靖國神社もそのものはそれほど古くないですが、
帝國憲法も靖國神社が受け継ぐ伝統は古いものがあると思いますよ。
帝國憲法は日本の国体をうまく近代に適応させたものだと思いますし、
靖國神社は鎮魂の気持ちを表したものだと思いますしね。

135とはずがたり:2006/04/10(月) 16:52:08
男女でも子供つくらないと宣言しながら夫婦の認定という社会的優遇を受けている連中も居る訳で,子供を作る正常な夫婦と造らない異常な夫婦を区別することが不可能である以上,子供を作らないor作れないで差別するのは如何と思いますね。

良き伝統悪しき伝統と云いますが結局自分の都合の良い部分だけ取ってきて良い伝統と行ってる国粋主義者に対して私は非常に懐疑的であります。

靖国はA級戦犯合祀であることを含めて明治期の論理を体現する意義のある組織であると思いますが,それ以上でもそれ以下でもないと思います。(つまり日本国家の為の鎮魂という概念そのものが明治期に始まったもので伝統ではない,あれは国民国家という容れ物の前提の前でしか機能しない訳です。)

136名無しさん:2006/04/11(火) 01:21:18
法制度上の同性結婚には、
異性結婚まったく区別されない完全な同性結婚と、
結婚とは別制度であるが同姓間に夫婦に準じる権利を与えるものがあります。
(パートナーシップ制やシビルユニオンなどと呼ばれる)

完全な同性結婚を認めているのは、まだカナダ・オランダ・ベルギー・スペインに
アメリカのマサチューセッツ州ぐらいですが、
パートナーシップ制の方は既に多くの国(イタリアの一部でも)で認められていますね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8C%E6%80%A7%E7%B5%90%E5%A9%9A

137さむらい:2006/04/11(火) 02:33:25
>男女でも子供つくらないと宣言しながら
>夫婦の認定という社会的優遇を受けている連中も居る訳で,
>子供を作る正常な夫婦と造らない異常な夫婦を
>区別することが不可能である以上,
>子供を作らないor作れないで差別するのは如何と思いますね。
子供をつくらない状況を認めてしまったから
先進国は軒並み、出生率が下がって
人がいなくなってきてるんですよ。
社会保障制度があれば年金や福祉施設に頼って
生活していけばいいわけですしね。
でもそれはおかしいと思いますよ。
それでは何のために男女の肉体に生殖機能があるのでしょうか?
子供を作らないのであれば生殖機能なんていりません。
特に女性は、子供を作らないのであれば
生理はただ煩わしいだけのものです。
おっぱいも動くのに邪魔なだけです。
人がいなければ何もできないので
その国家、民族は滅亡するだけです。
特に昨今は、あまりにも女性の生殖機能を無視して
女性の社会進出を煽っているようにしか思えません。
純粋に労働力としてだけみれば、男性の方が明らかに優れており
企業は女性を雇う合理性はありません。
国家としてもこれほど大幅に出生率が低下している状況で
女性の社会進出を許す余裕は何一つないと思います。
確かに女性の方が向いている職種もありますが、
わざわざ女性の方が向いている職種があると言わないといけないほど
大多数の仕事は女性に向いていないということでもあります。
しかもいくら女性が向いていると言っても、
女性には常に生理というリスクが伴いますし、
元来、体力面に於いて男性に劣っています。

個人が国家に依存する体制は
際限のない高福祉高負担つまり増税を個人に求め
個人の活力を奪い国家財政を圧迫して
国家も個人も共倒れするだけです。

138さむらい:2006/04/11(火) 02:40:16
>良き伝統悪しき伝統と云いますが
>結局自分の都合の良い部分だけ取ってきて
>良い伝統と行ってる国粋主義者に対して私は非常に懐疑的であります。
別にそれで構わないと私は思いますよ。
何もただムカつくからという感情論で決めているわけではありませんから。
国家の運営、秩序の維持という観点から
好ましくないと思えば
そういったものは排除されるだけのことです。

139さむらい:2006/04/11(火) 02:55:24
>靖国はA級戦犯合祀であることを含めて
>明治期の論理を体現する意義のある組織であると思いますが,
>それ以上でもそれ以下でもないと思います。
>(つまり日本国家の為の鎮魂という概念そのものが
>明治期に始まったもので伝統ではない,
>あれは国民国家という容れ物の前提の前でしか機能しない訳です。)
国家のための鎮魂ではなくても
鎮魂するという伝統を受け継いでいることには
何ら変わりはないのではないでしょうか?

それとA級戦犯というのは
連合国が決めたもので
明治政府が決めたものではないので
何も関係ないと思いますけど。

140片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/11(火) 10:18:26
男対男、女対女の結婚を認めるようになってしまえば、パートナーであるゆえに何らかの法的優遇を受けることになるんでしょうが、それがどうしても要るものなのかというところですかね。
個人的には、結婚とまったく同等に扱うのは違和感がありますが。
イタリアでは、パートナーシップ制度を州ごとに導入していて一定の進展があるという紹介ですね。
現在のイタリアで国として何を導入しようと検討されてるのかは知りませんが。

男女が性的には異なっており、女性が子供を産む機能を有するというのは重要なことだと思います。
ただ、女性の社会進出については、それが推進されていても活力を失わない社会を作ることができるんじゃないかとも思いますが。

141さむらい:2006/04/11(火) 15:16:14
>ただ、女性の社会進出については、
>それが推進されていても
>活力を失わない社会を作ることができるんじゃないかとも思いますが。
それは無理だと思いますよ。
何故なら男女の関係は相対的なものだからです。
女の社会進出が進めば
社会進出した女分だけ、社会人男性が弾き出されるということですから。
社会人男性は職を失えば大変苦しい立場に立たされます。
一方、女性は社会進出をしてもしなくても
職を失った社会人男性よりは生活することは楽です。
女性は社会進出するかどうかという自分のことだけはなくて
自分が社会進出することにより
職を失って非常に苦しい立場に立つ社会人男性のことを
考える必要があると思います。
それと
そもそも労働力ということだけを考えれば
企業は女を雇う合理性がありません。
女性の社会進出を進める必要はないと思います。

142片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/11(火) 16:10:39
>>141
どういう基準でランク付ければいいか難しいところですが、男全員の能力の下に女全員が位置するということはないし、かなりバラける分野も多いと思います。
単純に肉体労働であれば男のほうが上に来る率がだいぶ高くなるでしょうが、そうでない場合はまぜこぜになるでしょう。
企業が女を雇う合理性がないと言ってしまっていいんでしょうか。
ほとんどが男の社会のほうがビジネスがしやすいというような理由なら、わからぬでもないと思いますが。
私は、女は子供を産む&子育ての中心にならざるをえないというところは承認しますが、男性より絶対能力で劣っているから男より劣後すべきとは思えないです。

行政の施策としてアファーマティブアクションのやりすぎはいけないけれども、女性が社会で働くことを押しとどめることもできるだけされないほうがいいと思います。
さむらいさんの考えておられる社会もありえないものではないんでしょうけど、実際の各人の力量とか才能とか意欲とかが性別でくっきり分かれないことも多いから、自分のやりたいことができないストレスが生まれやすいんじゃないでしょうか。
女性がある程度自由に社会で活動でき、それを支える基盤もある社会。私は、そのくらいがいいと思います。
で、それは、がんばればそれなりに実現できることで、各種政策で改善を進めることもできるのではと思います。

それと、最後に一応、、、これはイタリアの話だったので、個人的にはイタリアがどうなろうと基本的にどうでもいいというのはあります。
だから、イタリアがさむらいさんのおっしゃるような国になってもあんまり嫌というのはないかもしれません。
自分の社会であれば、感覚的にこっちのほうがいいとか嫌だとか言いますけれども。

さむらいさんのおっしゃることは、全世界において男社会を実現しなければならない論理としてどうなのかな、と思うんです。
生殖については、確かに女性独特の機能であり、全世界共通です。でも、そこから全部語っていいのかな、と。

あまり普段深く考えないことですので、変な流れになっていたらすみません。

143さむらい:2006/04/11(火) 21:45:15
>男性より絶対能力で劣っているから男より劣後すべきとは思えないです。
それはもちろんそうですが、
大多数の女性は純粋に労働力としてみれば劣るでしょう。
頭脳、体力とも一般的には男性が上ですからね。
それと男女には生理の有無という決定的な差異があります。
女性には生理というものがありますが、
男性には生理というものはありません。
生理痛に苦しむ女性はかなり多いようです。
だからこそ生理休暇というものもあるのでしょう。
確かに生理痛の症状に個人差があります。
しかし生理痛のリスクは程度の差はあっても
生理痛のリスクがあることには変わりありません。
しかもそれは1ヶ月のうち約1週間、
黄体期におけるPMSを含めれば下手をすれば2週間くらい
体調不良、精神不安定続くことになります。
ピルを使っても副作用があります。
男性には生理痛のリスクは全くありません。

それと男女は比較して優劣を競うものではなく
それぞれ肉体も違い、役割が違うのでその役割を果たしてこそ、
男性として、女性として素晴らしいといえるのではないでしょうか?
ですから仮に優秀な女性がいたとしても
それはあまり意味がないのではないかと私は思います。
むしろ男性は
「男性の分野を女性が侵略した」と考えるかもしれません。
その女性は男性の嫉妬を買う恐れもあります。
それは女性として一番な不幸なことだと思います。
女性は男性に愛されてこそ幸せであるにも関わらず
その逆の状況が発生するかもしれないのですから。
その女性は男性の分野においてが活躍したのであって
その女性が女性として女性の分野で活躍したわけではありません。
その女性は女性としての役割をあまり果たしていないかもしれません。
それはその女性にとって大変不幸せなことではないかと私は思います。
何故なら女性として生まれ、
女性の体そしてその女性としての役割を与えられたにも関わらず
女性としての役割を果たせず女性としての幸福を得られていないからです。

144小説吉田学校読者:2006/04/11(火) 22:14:23
>>143
日ごろ、私も女性の社会進出とか言っておりますが、出産休暇とか育児休暇とかで塗炭の苦しみを味わった経験があるので、さむらい氏の意見も3分の1くらいは分かるんだなあ。
それにねえ、昨年半年間、女性上司の下にいて、堪らんかったですねえ。基本的に厳しいことも上申できないしね。すぐ泣いちゃうしね。
まあ、でも、何とかなるし、なるようになるよ。所詮世の中男と女であります。最終的には個人の出来不出来じゃないんでしょうか?

あと、文学部卒でありますので、一言言わせていただきますと、男色の歴史は平安期から、つまり「歌舞」を高貴な人が愉しむようになってから、つまり「舞人」の誕生が「男色」の誕生と思ってたんですが、よう知らん。よう知らんから、よう言わん。(こういうまとめはないな)

145片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/11(火) 22:15:49
>>143
ちょっと紛らわしい書き方になりましたが、私はイタリアの社会がこうあるべきという持論はなくて、各国いろんな制度を採りうると思っているくらいのことです。
仕事に必要な頭脳や体力で女性が一般的に下回るというふうには思いませんし、生理等の弱いところがあってもそれくらいはカバーしうるのでは。
平均値を取って、女性のほうが社会に迷惑をかけてるから引っ込め、という考え方もナシではないとは思いますが。
役割とか嫉妬とかについても、別の考え方もあるかもしれません。考え方の問題ですから。

146片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/11(火) 22:35:04
ほんのちょっとだけ左派がリードのようで。
左翼民主党というのはたしか共産党の後身でしたっけ?

伊総選挙 中道左派が優勢
出口調査 5年ぶり政権交代へ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-04-11/2006041107_01_0.html

 【ローマ=浅田信幸】九―十日に投票が実施されたイタリアの上下両院選挙で、出口調査によるとプローディ元首相・前欧州委員会委員長を指導者とする中道左派連合「ユニオン」が上下両院とも得票率50―54%で優位に立っています。ベルルスコーニ現首相の率いる右派連合「自由の家」は45―49%にとどまると予想されます。


--------------------------------------------------------------------------------

 下院では全国的な得票率がそのまま議席に反映します。上院では州ごとのブロック選挙区になりますが、同出口調査によるとユニオンの予想獲得議席は百五十九―百七十議席で、右派連合百三十九―百五十議席を上回っています。

 出口調査の段階でしかありませんが、これにより五年ぶりに政権交代が実現することがほぼ確実になりました。ユニオンを構成する左翼民主党のミリアバッカ書記局員は、「イタリアは変化を選択した。ベルルスコーニ時代は終わり、新しい局面が開かれた」と述べました。

 選挙では、ベルルスコーニ政権の五年に対する国民の評価が問われました。出口調査通りの結果が出るとすれば、停滞する経済、賃金の購買力の低下による生活苦、さらに圧倒的多数の戦争反対世論に背いて米英のイラク戦争を支持し、戦後の治安安定化のために三千人の軍部隊を派遣した対米一辺倒の政策に対し、国民は拒否の回答を出したことになります。

147とはずがたり:2006/04/12(水) 02:04:06
日本の伝統は母系社会だから,鎌倉以降の武家の伝統である嫁を貰うんじゃなくて平安時代の貴族風に婿に行くという形式にすれば,女は母親の助けを借りながら子供を産み育てることが出来るし社会進出とも両立して良いでしょうね。
女の立場が強くなって子供つくらなくなっていかん(だから女をもっと男に従属させろ)という右派の言動は少子高齢化対策の現実的具体策には成り得ないでしょう。

男と女のどちらが優秀かをやったら,肉体労働だけ男がやってもっと気の効く必要のある仕事は全部女が取られたなんてこともあるかもしれませんのでねぇ。
社会的にか弱くて,すぐ泣いちゃって,子供を産み育てるというハンディを背負って,男の暴力の犠牲に成りやすい女性をちょいとちやほやしてあげるのも男の度量じゃないすか?
男女同権とかヒステリックに叫ぶ女性が男にもてそうにない田島陽子風の女であるイメージなように,女の権利に依って男が受難してるっていう男の主張は,もてない君のひがみに聞こえて痛いので程々にされたら如何っすか?
こんな意見も我が掲示板に貼られてましたけどどう思います?→http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1142136448/22
また俺の知り合いで34年間彼女なしの奴が言ってましたけど,女の年齢を聞くのがセクハラで訴えられて男が社会的地位失う可能性があるなら,女が男に職業を聞くのも同じ事だからそれくらいの制裁を加えても良い筈だって云ってましたけどどう思います?

個人的には,女は社会に出てばりばり働くより家でのんびりと専業主婦やってた方が絶対幸せなのに社会に出ないとだめみたいな風潮に踊らされてしまってる一部の女性がちょっと不幸なんじゃないかと思わなくもないです。
働く方が地位が高いと誰が決めたんだ??ギリシャのポリスを引き出すまでもなく働かない方が偉いに決まってるのに。昔は専業主婦なんて出来るの良家のご婦人だけだったのにみんなが出来るようになっちゃって価値さがちゃったかねぇ。。

>A級戦犯は連合国が決めたもの
だから靖国は死んでも分祀なんかしちゃだめだと思います。それをした時が靖国が死ぬ時でしょうな。
戦没者の鎮魂の伝統を受け継ぐだけなら靖国神社でなくても良い訳で,また非戦闘員ながら一般国民も
日本人の鎮魂なら徳川幕府や会津の戦死者も祀ってあげるべきであり,それをせず,また日本軍人として死んだ朝鮮人なんかも入れてるという事は日本国民の為の神社ではなく大日本帝国の為の神社であり,鎮魂一般の社ではあり得ないわけで,俺はあの時代を賞賛する動きに賛同は出来ませんね。

148とはずがたり:2006/04/12(水) 02:05:30
>>146
そうだった筈です。
>左翼民主党というのはたしか共産党の後身

152小説吉田学校読者:2006/04/12(水) 07:26:01
>>150
昨日の朝ズバで、山本一太が「フランスではなかなか解雇も離職も出来ない」ということだそうです。
超ショック療法だったんじゃないんでしょうか?

>>151
イタリア版コアビタシオン「左右同衾」になるんじゃないのかな。

153さむらい:2006/04/12(水) 11:52:26
>>144
>でも、何とかなるし、なるようになるよ。
どうやったら何とかなるんですか?
ただでさえ女性の方が男性に比べて一般的に体力で劣っている上に
生理痛とPMSというハンディがあるのですが。
>所詮世の中男と女であります。
>最終的には個人の出来不出来じゃないんでしょうか
個人以前に男女の肉体には差異があります。

154片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/12(水) 12:28:11
>>153
ほんとにどうにもならないかというところは検証されるべきですが、あとはその社会ごとに考えるということなのでは。
生理があるから働くなというところにもっていくのもいいですが、法律で働くのを禁止したりするのは難しいから、あとはそういう論調が広まるかどうかなんでしょう。
悪い状態だとおっしゃるかもしれませんが、女性が進出した社会をもつ国も多いわけで、まったくなんともなってないわけではないですし。

155小説吉田学校読者:2006/04/12(水) 22:02:07
>>153
最終的には個人の出来不出来に帰結するとおもいますので、個人的経験しか書かないし、書けないです。
大雨の影響により、今日はご存知のとおり、内房・外房が全滅に近い状態でしたが、我が課、内房沿線の男性職員は這ってでも出勤してきたのに、内房沿線の女性職員は全滅。もうさむらい氏の意見に3分の1とは言わず3分の2くらいは同調したい気分であります。
新東大出の女性幹部も来なかった。やっぱ女はダメだ(笑)。

でも、今日も何とかなったよ、なるようになったし(笑)。そんなもんでしょ。自分を言い聞かせないと。

筋の通らぬことばかりですが、所詮この世は男と女であります。こんなことを申し上げる私も、やっぱり古い人間でござんしょうかね。

156とはずがたり:2006/04/12(水) 23:14:47
>>152
勿論その「フランスではなかなか解雇も離職も出来ない」が故の高失業率であると云うのを前提とした上で,失業率を低下させるには労働者の権利を弱めないと無理なのに,学生・動労者はあんま就職出来ない事への危機感<<就職した後に首切られる危機感であるように見えます。
解雇されかねない労働者が反対するなら兎も角,就職出来やすくなる筈の学生が反対してるのは自分は就職できると思いこんでいるのか?という事なんですけど。

158片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/05(金) 19:35:06
ネオナチってどんな国でも流行るようなもの?

ロシア:スキンヘッド・グループ等による外国人排斥活動の高まり
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/spot_top5.asp?id=178&num=1

暴走する露民族主義 相次ぐ外国人襲撃 アムネスティ警鐘
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060505-00000008-san-int
昨年28人殺される 戦前のドイツと酷似
 【モスクワ=内藤泰朗】国際的人権擁護団体アムネスティ・インターナショナルは四日、外国人排斥を旗印とするロシア民族主義の暴走に警鐘を鳴らす報告書を発表した。外国人が多数在住するモスクワやサンクトペテルブルクなどロシアの大都市部では、毎週のように外国系住民が襲撃されるが、保安当局が真剣に対策を講じる気配はない。こうした現状は、後に独裁者ヒトラーを生み出した一九二〇年代当時のドイツの状況に酷似すると警告する専門家も出てきた。
 報告書「ロシア連邦・コントロールを失った暴力的な民族主義」では、暴力的な民族主義で昨年少なくとも二十八人が殺害され、三百六十六人が負傷したと言及し、「ロシア当局者には、故意に(民族主義に)目をつむる者もいる」として早急に対策を講じる必要があると訴えた。
 ロシア民族主義者による外国人襲撃事件は、今年になってエスカレートする兆候もある。ロシアのNTVなどによると、先月二十二日午後六時ごろ、モスクワ中心部の繁華街に近い地下鉄プーシキン駅構内で、アルメニア人大学生、ビゲンさん(17)が友人とキリスト教の復活祭をお祝いしようと、プラットホームに集まっていたところ、地下鉄から降り立ったロシア人の若者の集団に突然襲われ、ナイフで刺されて死亡した。若者たちはそのまま逃走した。
 白夜の季節を迎えて外は明るく、乗客らで込み合う地下鉄構内で発生した白昼の殺人事件に、モスクワ市民たちは衝撃を受けたが、ビゲンさんは今年十四人目の犠牲者にしか過ぎない。
 その前の週の十四日には、サンクトペテルブルクでアフガニスタン人が治安当局の制服を着た男たちの集団に襲われ暴行を加えられたほか、十三日には、南部のボルゴグラード州でロマニ人(ジプシー)たちの家族が襲撃され二人が死亡、二人が重傷を負った。七日には、サンクトペテルブルクで、人種差別の撤廃を求めて活動していたセネガル人の人権擁護団体指導者が射殺された。
 一昨年二月には、同じサンクトペテルブルクでタジク人の少女(9つ)=当時=が帰宅途中に自宅の目の前で十数カ所をナイフで刺されて死亡した事件が発生。今年三月二十二日には、同事件の容疑者の若者たち八人に対する判決公判が行われ、事実上の無実判決である狼藉(ろうぜき)の罪が言い渡された。陪審員たちは、殺害された少女よりも若者たちの将来に配慮した。
 ロシアの人権擁護団体ヘルシンキ・グループの法律顧問、ナビツキー氏は、外国人排斥の根には貧困や失業など同国の社会問題があり、その責任を外国人に転嫁する風潮の表れであると指摘したが、「民族主義が要因の事件は、全体の犯罪の1%に過ぎず、それを強調して過剰反応するのはまだ早い」と述べた。
 しかし、ロシアの著名なジャーナリスト、ムレチン氏は、ドイツ帝国が第一次世界大戦に敗れて帝政を廃止、ドイツ共和国(ワイマール共和国)の下で復興が始まった一九二〇年代とロシアの現状を比較。「帝国の威信が失墜し、失業者数が増大。そこに登場し人気を博したユダヤ人排斥運動をドイツの官憲は当時、野放しにした」と述べ、ファシズムが誕生する前のドイツと、現代ロシアには数多くの共通点があると警告した。
     ◇
【用語解説】スキンヘッド
 欧州で誕生し、ネオナチの民族主義運動のシンボルとして増大した。その数は全世界で総数12万人といわれる。旧ソ連末期の1990年にロシアに“輸入”され、2005年末現在、推定5万人と世界で最も多い。南部のカフカス系住民や黒人、非ロシア人を排斥し、「ロシア人のためのロシアを!」をスローガンに掲げる。頭をそり上げ、軍の迷彩ズボンに黒い靴をはく。白い靴ひもは、「ロシアにはびこる外国人を排除した勲章」だという。
(産経新聞) - 5月5日3時0分更新

159名無しさん:2006/05/05(金) 20:43:28
英地方選で与党が大敗 首相に打撃、内閣改造へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060505-00000076-kyodo-int

 【ロンドン5日共同】4日実施された英南部イングランドの地方議会選挙は5日までの開票の結果、与党労働党が大幅に議席を減らし大敗した。任期を今期限りと明言するブレア首相は求心力維持のために大規模な内閣改造作業に着手したが、早期退陣圧力が強まる可能性が指摘されている。
 地方選はロンドン市の32区議会など176地方議会の約4300議席が改選対象。大半の議会で開票が終了、労働党は250議席以上減らし「地方選で最悪の結果の1つ」(BBC)との指摘も出ており、首相にとっては打撃となった。
 一方で野党第1党の保守党は、ほぼ同数を増やし、就任後初の主要選挙となったキャメロン党首にとっては好調な滑り出し。野党第2党の自由民主党は微増で、極右の国民党(BNP)も10数議席を獲得した。
(共同通信) - 5月5日19時41分更新

160杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/05/05(金) 21:59:52
>>157
今、ラテンアメリカでは反米左派がトレンド。でも現実的に国を捌けるかは未知数のところもあるんですよね(チャベスは巧みにやっているのかも知れないけど・・・・・)。ましてや過去に失政があった国なら警戒感があっても仕方ないか。

ペルー大統領選、ウマラ氏とガルシア氏の争い
http://www.asahi.com/international/update/0504/014.html
2006年05月04日21時42分

 ペルー大統領選について、同国の中央選管は3日、民族主義色の強い左派のウマラ元陸軍中佐(43)と中道左派のガルシア元大統領(56)が決選投票への進出を決めた、と発表した。投票日は6月4日。反米姿勢を掲げ、キューバ、ボリビアと連携しているベネズエラのチャベス大統領がウマラ氏支持を公言しており、左派系候補2人の戦いは、南米の政治情勢にも大きな影響を与えそうだ。

 中央選管によると、3日までにほぼ開票が終了し、ウマラ氏が30.7%、ガルシア氏が24.3%の票を得た。中道右派の女性候補、フロレス弁護士は、ガルシア氏と約6万4000票の差がつき、この日、敗北を認めた。

 4月末に発表された世論調査では、ガルシア氏支持が43%、ウマラ氏支持が37%で、決選投票ではガルシア氏が逆転勝利する可能性がある。

 これまでフロレス氏を支持してきた財界は、資源の国家管理や対米自由貿易協定(FTA)の見直しを掲げるウマラ氏を警戒視する。

 一方で、政権を担った85年から90年に年7000%を超すインフレを招き、左翼ゲリラのテロ対策にも失敗したガルシア氏に警戒感を抱く国民も多い。

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161名無しさん:2006/05/05(金) 23:34:06
日本では反米左派は無理がありそう

アメリカが命綱だし、隣国の中国と韓国は信用に値しない。

162片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/05(金) 23:42:43
何より戦後復興から経済成長までアメリカの力によることが大きいでしょうね。
アメリカは日本に文化の面でもかなり入り込んでいますし、日本には観念的に他国を排斥する国民性があまりないですし(最近は増えてきてるかもしれないけど)。
南米諸国も、貧困と政治不安をアメリカが何とかできてれば違ったんでしょう、たぶん。農民勢力が反米にしろフジモリ派にしろ、熱狂の根源という感じがしますし。

163とはずがたり:2006/05/06(土) 10:13:02
>>158
ひでぇなぁ。。

164小説吉田学校読者:2006/05/06(土) 10:32:21
ANNで見ましたが、アホな映像でした。

ザルカウィ容疑者、銃器の扱いに不慣れ?
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20060506-28087.html

 イラク駐留米軍は4日、武装勢力「イラク聖戦アルカイダ組織」を率いるザルカウィ容疑者が銃器の扱いに不慣れであることをうかがわせるビデオ映像を報道陣に公表した。
 映像では、米国製機関銃が作動しなくなって同容疑者が顔をしかめ助けを借りたり、仲間が発砲したばかりで熱くなっている銃身をつかんだりしている。米軍当局者は軍事的技術に「疑問を抱かせる」と述べた。また、同容疑者が米社製のテニスシューズをはいているとも指摘した。
 ザルカウィ容疑者側は4月25日、同容疑者が自動小銃を撃つ場面などを収録したビデオをウェブサイトで公表。米軍は、今回公表した映像も同じビデオの一部で、バグダッド一帯での武装勢力掃討作戦で押収したとしている。ザルカウィ容疑者は香田証生さんら多数の外国人拉致や殺害に関与したとされ、米軍が行方を追っている。

165小説吉田学校読者:2006/05/06(土) 10:35:54
崖っぷちか?

「なぜうそをついた」 米国防長官、散々の講演
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060505-00000051-kyodo-int

 【ワシントン5日共同】「なぜあなたはうそをついたのか」「戦争犯罪者」−。米南部アトランタで4日講演したラムズフェルド国防長官が、イラク戦争の開戦責任を問うやじや、米中央情報局(CIA)元職員らの厳しい質問を浴び、防戦一方に追い込まれた。
 長官に対してはイラク戦争の指揮をめぐり、退役した米軍幹部の間から辞任要求が沸き起こったばかり。今回の講演はアトランタの研究・教育機関の主催で一般市民が参加しており、長官にとり戦争の大義に対する国民の疑念を目の当たりにする機会になったようだ。
 講演では、イラク戦争を批判する聴衆が次々に立ち上がって大声で長官の責任を追及。長官の話がさえぎられるたびに、警備員が叫ぶ聴衆を会場外に連れ出した。

166杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/05/07(日) 01:23:53
>>159
こちらもレームダック化してきましたね。人気と期待に支えられて登場してブッシュのポチと化したとこも小泉そっくりだし、人気に陰りが出てきたとこもそっくり。

首相は退陣時期明示を=与党議員が署名運動−英
http://www.jiji.com/cgi-bin/content.cgi?content=060506183029X533&genre=int

 【ロンドン6日時事】4日投票のイングランド地方選挙大敗を受け、ブレア英首相に早期退陣を求める動きが早くも表面化している。6日付の英紙ガーディアンなどによると、与党・労働党議員の間で、首相に退陣時期を明示するよう迫る書簡が回覧されており、既に50人程度の署名を集めたとされる。 

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167杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/05/07(日) 20:38:04
こりゃ日本以上ですな。大疑獄事件が起きるか経済が破綻でもしない限り変化はムリポか?

シンガポール総選挙、与党が議席数維持 野党2議席死守
http://www.asahi.com/international/update/0507/007.html
2006年05月07日18時33分

 シンガポールの総選挙(一院制、定数84)が6日投開票され、与党・人民行動党(PAP)は無投票当選者37人を合わせて82議席を獲得し、改選前の議席数を維持した。与党は有利な選挙制度を背景に、全議席の確保を目指していたが、野党の労働者党と民主連盟も改選前からの1議席を死守した。

 建国の父、リー・クアンユー元首相の長男リー・シェンロン首相が04年8月に就任してから初の総選挙で、信任投票の意味合いもあった。開票終了後に記者会見したリー首相は「国民の強い支持を得た」と勝利宣言をした。

 建国以来、PAPの一党支配が続くシンガポールで野党がどれだけ得票率を伸ばせるかが注目されたが、与党の得票率は66.6%。前回01年の選挙に比べ約9ポイントの低下とはいえ、目標として掲げていた65%を上回った。

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168片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/07(日) 21:46:06
>>167
中国と似てるところがあって、言論の自由に乏しいですから、疑獄事件なんてありえないのかも。(検察もマスコミもリー親子の思うまま・・・。あとは政治家間のパワーゲーム?)
言論の自由がないってのは、統治の効率としてはいいんでしょうけど。経済がどうにかなるか、リー・シェンロンが開放的か、なんかじゃないと厳しくないですか。
日本も立法で制度を与党有利にしてる面がありますけど、到底かないませんね。

http://www.jiia.or.jp/column/200509/02-kajitatakehiko.html

169とはずがたり:2006/05/08(月) 01:53:33
【シンガポールの選挙制度】はこんな↓感じ。ひでぇなぁ。。

http://ja.wikipedia.org/wiki/シンガポール

一党独裁

人民行動党の事実上の一党独裁制(ヘゲモニー政党制)。このためシンガポールは、いわゆる「開発独裁」型国家であるともいわれる。労働者党などの野党の存在は認められているが、その言論は大きく制限され、投獄や国外追放などの厳しい弾圧に晒されている。21歳以上の全国民が選挙権・被選挙権を持つ普通選挙だが、野党候補を当選させた選挙区民は、公団住宅の改装が後回しにされるなどの“懲罰”を受ける。

また、政府による選挙干渉やゲリマンダーは日常化しており、選挙は外国からの独裁批判をかわすためのお飾りの色合いを濃くしている。このため、一般市民の政治への関心は低い。「政治的安定」を享受していると肯定する意見も一部にある。

国会

国会は1院制。任期5年。解散あり。定数は選挙区選出83、非選挙区選出0〜6、任命9。非選挙区選出は野党懐柔のために設けられた枠で、選挙区選出枠以外は憲法改正案、予算案の議決権を持たない。

選挙区は当初は単純小選挙区制であったが、現在は小選挙区9、定数5〜6の集団選挙区14(75議席)となっている。集団選挙区は中選挙区制の一種だが、各政党は定数一杯の候補を立てる必要があり、有権者は政党に投票するため無所属での立候補はできない。さらに、最多得票を獲得した政党が議席を総取りする方式で、人民行動党が確実に勝つための工夫が凝らされている。1997年総選挙では、チェンサン選挙区(定数5)で野党が45.2%の得票を集めたが、政府はすかさずゲリマンダーを行い選挙区割りを変更、野党の得票を分散させた。集団選挙区は、野党が定数一杯の候補者を揃えられずに擁立を見送る選挙区が多い。そのため、2001年総選挙では、人民行動党は過半数の55議席で無投票当選を決めている。選挙のたびに小選挙区は削られ、集団選挙区の割合が増えている。また、集団選挙区の定数も3から4、そして現行の5〜6と増やされている。

170小説吉田学校読者:2006/05/08(月) 19:55:22
こちらの総選挙はやり直し?

<タイ>下院選挙を無効と裁定 選挙やり直しへ 憲法裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060508-00000051-mai-int

 【バンコク藤田悟】タイ憲法裁判所は8日、主要野党がボイコットした4月2日投票の下院選挙を無効とする裁定を下した。これにより、選挙はやり直しとなることが確実となった。与党が議席の大半を占める異常な政治体制は正常化に向けて動き出す。
 裁定を受け、選管が近くやり直し選挙の日程を決める見通しだ。プミポン国王の即位60周年記念式典を6月中旬に控えているため、投票は7月になる可能性が高い。主要野党はやり直し選挙には参加する方針を表明している。
(毎日新聞) - 5月8日15時31分更新

171小説吉田学校読者:2006/05/08(月) 19:58:36
最低でも71人が任期全うを望まず。三木おろし並だ。

地方選大敗の英労働党 首相、退陣時期公表を 造反議員50人が要求
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060508-00000025-san-int

 【ロンドン=蔭山実】英イングランドの地方議会選挙で大敗した政権与党、労働党は党内でブレア首相への退陣要求が強まり、BBCテレビは七日、同党議員約五十人が首相に退陣時期の公表を求める文書に署名したと伝えた。一方、首相後継が確実視されるブラウン財務相の支持者らはこうした退陣要求と一線を画し、党内は首相の進退をめぐって分裂の様相をみせている。
 問題の文書は「七月までに退陣時期の公表を求める要望書」とされる。この中で「党の将来の指導者や方向性に関する憶測を減らさなければ、党のこれまでの実績は影が薄くなってしまう」と指摘。そのうえで、「秩序ある民主的な変化には明確な日程と透明性のある手続きが必要だ」と訴え、首相に退陣時期の公表を要求している。
 BBCテレビが労働党議員のうち百七十二人を対象に調査したところでは、即時退陣か一年以内の退陣を求めた議員は五十二人、一年から二年以内での退陣を求めた議員は十九人だった。
 一方、二〇〇九年と予測される次期総選挙まで首相にとどまるべきだと答えた議員は四人にとどまった。
 ブレア首相は地方議会選の大敗を受け、政権の延命を図ろうと内閣改造を直ちに断行した。しかし、党関係者が七日、BBCテレビの番組で、「ブレア首相である限り、労働党は復活できない」と語るなど、有権者はブレア労働党をもはや支持していないとして首相に退陣を促す声が高まっている。
(産経新聞) - 5月8日15時24分更新

175名無しさん:2006/05/17(水) 23:59:05
ローマ法王のアニメ、ドイツで全シリーズ放映が決定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060510-00000799-reu-ent

 [ベルリン 9日 ロイター] MTVのドイツ支局は、ローマ法王が登場するアニメ「ポープタウン」の全シリーズ放映を決定した。
 アニメでは法王がホッピングに乗るシーンなどがあり教会側は反発していた。MTVは先週、第1話を放映。その後、残りのシリーズを放映すべきかどうか、視聴者や若者の政治団体の意見を募っていた。
 MTVは声明で「視聴者から好意的な反応があった」としている。
 第1話の放映の前には、現ローマ法王ベネディクト16世の出身地であるドイツ・バイエルン州の教会が放映中止命令を求めたが、裁判所はこの申し立てを却下した。MTVは、テレビの自主規制組織FSFも、アニメが法的に問題になる理由はないとの見方だとしている。
(ロイター) - 5月10日17時40分更新

ドイツでローマ法王の風刺アニメ、教会側は放映中止要求
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060504-00000163-reu-ent

 [フランクフルト 3日 ロイター] ローマ法王を風刺したアニメシリーズ「ポープタウン(法王の街)」の第1話が3日、ドイツの音楽専門チャンネルMTVで放映された。
 放映に先立ち、現ローマ法王ベネディクト16世の出身地であるドイツ・バイエルン州のカトリック教会は2日、MTVに対しホッピングに乗る法王など描写に問題がある同アニメの放映中止を訴える法的手段の手続きに入った。
(ロイター) - 5月4日18時36分更新

179とはずがたり:2006/06/14(水) 09:52:07

昔だったら間違いなくCIAに暗殺されてたな。。

育て「反米ヒーロー」? ベネズエラ、映画製作拠点を開設
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060613-00000013-fsi-bus_all

[ロサンゼルス=岡田敏一] 米国を敵視するベネズエラが、このほど首都カラカス郊外に大規模な映画製作拠点を開設した。映画でスーパーマンなど米国のヒーローに対抗できる独自のヒーローを生み出し、子供たちに反米思想を植え付けるのが目的だ。
 ロイター通信などによると、拠点は900万ドル(約10億円)をかけて作られた。映画製作会社2社が中心となり、ベネズエラや南米の独立系映画を製作する。最初の映画製作は、ベネズエラの独立運動家、フランシスコ・デ・ミランダのシリーズ作品になる予定。
 チャベス大統領は「ハリウッド映画の目的は米帝国主義を世界に広めることだ」などと話し、子供たちにスーパーマンのような米のヒーローは無視し、ハロウィンなど米国で行われている行事も忘れるように訴えている。
(フジサンケイ ビジネスアイ) - 6月13日8時32分更新

180小説吉田学校読者:2006/06/15(木) 20:34:58
センチメンタルジャーニー、とか茶化すのはちょっと待った。
やーーーーーーーーっとのことで、アメリカの保守派がロックに市民権を与えたのであります。

Wポスト紙なども強い関心 日米首脳のプレスリー邸訪問
http://www.asahi.com/politics/update/0615/003.html

 ブッシュ米大統領が今月下旬に訪米する小泉純一郎首相と共に故エルビス・プレスリーの邸宅「グレースランド」(テネシー州メンフィス)に行くというニュースが、米メディアでも目立つ扱いで取り上げられている。
 14日付のワシントン・ポスト紙は両首脳とプレスリーの3人の写真をあしらえ、「ホワイトハウスからグレースランドへ」という囲み記事を掲載。首相が熱烈なエルビス・ファンで、「2001年にはCDまで編集してしまった」と紹介している。(時事)

181名無しさん:2006/06/24(土) 01:45:28
(*´д`)

「オレンジ革命」3派が連立交渉で合意、ウクライナ
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200606210035.html
前首相の公式サイト
http://www.tymoshenko.com.ua/eng/

2006.06.22 Web posted at: 19:45 JST - CNN/AP
ウクライナ・キエフ――今年3月の議会総選挙後、連立交渉が長引いていたウクライナ政局で、ユーシェンコ大統領与党の「我々のウクライナ」は21日、ロシア寄りの政権を打倒した2004年の「オレンジ革命」を率いた親欧米のチモシェンコ・ブロック、社会党との連立に合意した、と発表した。22日に最終合意した。

チモシェンコ・ブロックを率いるチモシェンコ前首相が議会で合意を発表、多数の国民が待ち望んでいたニュースを発表する栄誉を与えられた、と述べた。同氏は首相に返り咲く予定。新内閣の布陣は今後30日間内に決めることが憲法で定められている。今後、欧州連合(EU)、北大西洋条約機構(NATO)加盟を目指す政策を推進するとみられる。

「我々のウクライナ」も欧米寄り。地元のニュース・サイトは、我々のウクライナが、議会議長のポストを手にし、社会党が副議長職を割り当てられた、と報じていた。

先の選挙で、「オレンジ革命」3派のうち、チモシェンコ・ブロックが最大議席の129を獲得している。同国議会の定数は450議席で、親ロシアの地域党が186を獲得、最大会派となっていた。いずれの党も過半数を得ることが出来なかった。

チモシェンコ氏は首相時代、ユーシェンコ大統領の側近とされたポロシェンコ前安全保障会議書記と激しく対立、昨年9月に解任された経緯がある。大統領は今回の連立交渉では、チモシェンコ氏を首相に再指名することに難色を示し、これが交渉難航の原因ともなっていた。急進的なチモシェンコ氏の経済政策などへの警戒感は、我々のウクライナ内に根強いとされ、今回の連立合意の先行きは波乱含みとの指摘もある。

182小説吉田学校読者:2006/06/25(日) 09:17:14
言ったとおり。ずーっと反北で言ってきたんだから、いきなり壁崩壊とはいかないよ。
写真は80年代の社会党大会そっくり。こうやって、たぶん分裂であります。

韓国民団、総連と和解「白紙状態」…会議紛糾打ち切り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060624-00000116-yom-soci

 在日本大韓民国民団(韓国民団)の河丙オク(ハ・ビョンオク)団長は24日、東京・港区の韓国民団中央本部で開いた臨時中央委員会の席上、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)との和解について、「白紙に戻したような状態になった」と述べた。(オクは金へんに玉)
 地方本部などからの相次ぐ反発を受け、韓国民団の執行部では、和解に伴う合意事項の一部を既に見直しているが、トップがこうした認識を示したのは初めて。
 臨時中央委では、朝鮮総連に対し、「テポドン2号」の発射の中止や拉致問題の解決などを、韓国民団と共に北朝鮮政府に働きかけることを提案する決議文を出すことも決めた。
 臨時中央委は、和解に至った経緯の説明などのため執行部が招集。地方本部の団長や傘下団体の幹部ら171人が出席した。

183杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/06/25(日) 20:49:13
守旧派が弱体化してネオリベと左派で激突するとこは日本とそっくり・・・・・にしても日本は左派が弱いからチト例えが悪いかな?

左派候補が一歩リード 接戦のメキシコ大統領選
http://www.asahi.com/international/update/0625/007.html
2006年06月25日20時37分

 メキシコで7月2日に投開票される大統領選挙が、激しい競り合いとなっている。中道右派で企業の競争力強化を訴える与党・国民行動党(PAN)のカルデロン元エネルギー相(43)と、中道左派で貧困対策を重視する野党・革命民主党(PRD)のロペスオブラドール前メキシコ市長(52)の事実上の一騎打ちだ。貧富の格差が広がるなか、中南米の「左傾化」の波に乗ってPRD初の大統領が誕生するのかに注目が集まっている。

 選挙戦が始まった今年1月以降、世論調査ではロペスオブラドール候補がトップを独走してきた。だが、与党側が同候補を「反米」ベネズエラのチャベス大統領と結びつけるネガティブ広告を流し始め、4月には形勢が一時逆転。しかし、23日付有力紙2紙の世論調査では、ロペスオブラドール候補の支持率が36%と回復し、カルデロン候補の34%とほぼ並んだ。

 メキシコでは29年以降、制度的革命党(PRI)が一党支配を続けてきた。だが97年に下院で初めて過半数を割り、00年の大統領選では71年ぶりの政権交代が実現、北部財界やカトリック勢力に支えられたフォックス現政権が誕生した。

 フォックス路線の継承を訴えるカルデロン候補は下院議員やPAN党首を務め、理論派の政治家と見られている。雇用を最優先課題とし、企業の競争力を高めるために企業や個人の所得にかかる税率の引き下げを公約、上・中流層から支持を集めている。

 ロペスオブラドール候補はPRI党員だったが、88年に民主化を求めてPRDに参加。党首を務め、昨年までのメキシコ市長時代には交通網の整備などで成果を上げた。貧困対策も進めて庶民の支持が厚く、今回も医療や教育の「無料化」を公約している。

 PRIからは今回、守旧派とされるマドラソ前党首(53)が出馬したが、党内で争う開明派がPAN支持に流れるなど割れており、ずっと3位に付けている。

 北米自由貿易協定(NAFTA)に基づき、08年から農産物輸入が完全自由化される問題について、ロペスオブラドール候補は農民保護の観点から再検討する立場を打ち出している。

 しかし、輸出の9割、輸入の6割を米国が占めるなど経済は対米依存を急速に深めており、「反米路線はあり得ない」(地元紙記者)状況だ。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
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184名無しさん:2006/06/27(火) 23:40:00
フランスに必要なのは賃金を下げてでも雇用を拡大させる政策(ワークシェア)のような気がするが。

仏社会党、党員投票で次期大統領選の政策綱領を承認
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060624-00000113-yom-int

 [パリ=島崎雅夫]フランス最大野党の社会党は23日、党員投票を行い、2007年の次期大統領選に向けた政策綱領を承認した。

 この政策綱領に基づき、11月に開く党大会で社会党の大統領選候補を選ぶ。

 綱領には、<1>最低賃金(税込み)を現行の1218ユーロ(約17万7000円)から2012年までに1500ユーロ(約21万8000円)に引き上げ<2>現在9・3%の失業率を今後5年間で半減<3>同性結婚の容認<4>教育予算の重視<5>45万戸の住宅建設――が盛り込まれた。

 最新の世論調査によると、次期大統領選に向けては、党内でロワイヤル元環境相(52)が大きくリード、右派のサルコジ内相(51)と決選投票となった場合は、同内相を破って大統領に当選するとの結果が出ている。
(読売新聞) - 6月24日18時34分更新

185杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/06/29(木) 01:05:26
>>170続報。
日本でもいっそのこと自民党と民主党を組織犯罪対策法で潰してくれないかなぁ〜そしたら日本政治もも少しマシになるかも。

タイ検察、与党と野党の解党提起へ
http://www.asahi.com/international/update/0627/007.html
2006年06月27日20時13分

 タイ検察の特別委員会は27日、タクシン首相が率いる与党のタイ愛国党と最大野党、民主党を含む5政党が、先の総選挙で買収などにかかわったとして、解党が相当との結論を出した。検事総長の承認を得て、憲法裁判所に判断を求める方針だ。裁判所の結論しだいでは二つの大政党が消滅し、10月に予定されるやり直し選挙の実施も不透明になる。政局はさらに混迷の度を深めそうだ。

 4月の総選挙は主要3野党がボイコットし、与党候補が1人だけ立った場合、有権者数の20%以上を得票しなければならなくなった。野党の地盤では法定得票に達しないケースが続出する恐れがあり、小政党からどれだけ対立候補が出るかが焦点になっていた。

 検察当局は詳細を明らかにしていないが、関係者によると、この過程で与党の幹部が小政党を買収し、立候補を働きかけたとして政党法違反に問われたとみられる。

 また、最大野党の民主党は、幹部が小政党に働きかけて与党攻撃を仕掛けたとして同法違反に問われた模様だ。残りの3党は小政党で、いずれもこれらの過程に関与したと判断された。

 解党は、与党と民主党が互いに選管に要求。政党法では、政党に民主主義に反する行為などがあった場合、選管が証拠を添えて検察に送付し、検察が憲法裁に解党の判断を求めることができるとされている。

 関係者によると、裁判所の判断にあたっては、違法行為が党幹部の個人の行為としてなされたのか、党の行為としてなされたのかが焦点になる。個人の行為と判断されれば、解党はまぬがれる可能性が高い。

 一方で、解党が現実になれば政局への影響は大きい。2月の下院解散前には、全500議席のうち与党は374議席、民主党は95議席と両党で9割以上を占めていた。

 タイでは、総選挙に立候補するには政党への所属が義務付けられているため、与党と民主党が解党されればメンバーは新政党をつくるか、既存の政党に移るしかなく、政界は大きく流動化する。

 また、解党された党の幹部は今後5年間、新党の設立者や幹部にはなれず、タクシン首相をはじめ与野党の幹部は、一斉に政治生命を失う可能性が高い。

 政党側は今後、法廷闘争に全力を注ぐことになる。与党党首のタクシン首相は「私には無実の確信がある」とし、与党幹部は「法廷での反論材料はたくさんある」と述べた。民主党幹部は「我々は何も悪いことはしていない。あわててはいない」とコメントした。

 選管関係者は「憲法裁がどれぐらいで結論を出すのか不明だが、もし解党になれば、10月の選挙実施は無理だろう」と話している。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
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186とはずがたり:2006/10/02(月) 05:10:05

「ブレア後」の道筋描けず 後継問題に揺れる英労働党
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20060927/20060927a3360.html?C=S
2006年 9月27日 (水) 16:42

[ロンドン27日共同] 1年以内の退陣を表明した英国のブレア首相は、与党労働党の年次大会でも具体的な辞任時期や後継指名への言及を避けた。有力後継者のブラウン財務相も、次期首相に向けた足場固めに成功したとは言えず、後継問題に揺れる同党は「ブレア後」の道筋を描ききれないでいる。

「キャメロン党首に挑戦する機会を得たい」。財務相は25日の大会演説で、野党保守党の党首に対抗心を見せ、首相辞任後の労働党党首選に事実上、出馬宣言した。

1997年のブレア政権発足以来、首相とのコンビで同党を率いてきた財務相は常に「次の首相候補」。しかしキャメロン党首より人気面などで劣るため、世論調査の支持率で保守党に逆転され危機感を強める労働党内には不安の声が残る。

中道路線で政権奪還目指す 英保守党大会が開幕へ
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20061001/20061001a3390.html?C=S
2006年10月 1日 (日) 22:51

[ロンドン1日共同] 英国の最大野党、保守党(キャメロン党首)の党大会が1日、4日間の日程で南部ボーンマスで始まった。昨年12月に39歳の若さで就任し、党首として初の党大会に臨むキャメロン氏が演説。これまでの保守党のイメージを一新し、穏健中道路線に軸足を移して政権奪還を目指す決意を示すとみられる。

初日は「党変革」をテーマに討論を実施。キャメロン党首の演説は4日にも予定されている。

保守党は1979年からサッチャー、メージャー両首相が18年間にわたり政権を担当したが、97年から総選挙で3回続けて、中道現実路線を掲げたブレア首相の労働党に敗北している。

188とはずがたり:2006/10/11(水) 11:47:57
北朝鮮の次はロシアなんちゃうの?

ロシア:女性記者殺害 捜査、「客観的に実施」−−プーチン大統領
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20061011ddm007030033000c.html

[モスクワ杉尾直哉] ロシア大統領府によると、プーチン露大統領は9日、ブッシュ米大統領と電話で協議し、著名な反プーチン派の女性記者、アンナ・ポリトコフスカヤさんの射殺事件について「悲劇的な死を客観的に捜査するためあらゆる手段を尽くす」と語った。事件に関するプーチン大統領の発言が伝えられたのは初めて。
毎日新聞 2006年10月11日 東京朝刊

露記者殺害:プーチン大統領「影響力は取るに足らない」
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20061011k0000e030020000c.html

[モスクワ杉尾直哉] 反プーチン派として世界的に知られたロシア人記者、アンナ・ポリトコフスカヤ氏が殺害された事件について、ロシアのプーチン大統領は10日、訪問先のドイツで、「下劣極まる犯罪」と非難した。一方で、「彼女のロシア政治に対する影響力はまったく取るに足らなかった。殺害事件自体の方が彼女の記事よりロシアへの影響が大きい」と述べた。ポリトコフスカヤ氏の功績を無視しているとも取られかねない発言に対し、内外からの反発が広がりそうだ。

 メルケル独首相との共同会見などの場で語った。プーチン大統領が事件について公の場で発言したのは初めて。大統領は、事件の背景について、「我々には信頼できる情報がある。世界の反露感情をあおる目的で、誰かを殺害する連中がいるのだ」と語り、ロシアのイメージダウンを狙う勢力による犯行との見方を示した。どんな勢力かについての具体的な言及はなかった。

毎日新聞 2006年10月11日 10時34分

189とはずがたり:2006/10/12(木) 22:19:37
激戦で310人超死亡か スリランカ北部
2006年10月12日(木)22:08
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/world/20061012a3390.html

[コロンボ12日共同] スリランカ北部ジャフナ半島で11日、政府軍と反政府武装組織タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)が激しい戦闘を展開、国防省は12日、LTTEの兵士200人以上を殺害したと発表した。政府軍も少なくとも118人が死亡、500人以上が負傷したもようだ。

AP通信によると、LTTE側は殺害されたのは10人と主張している。詳細は明らかでないが、和平協議の可能性が出てきた9月以降で最大規模の戦闘となった。政府軍の被害は2002年の停戦発効後、最悪とみられる。

スリランカ政府とLTTEは12日までに、今月28、29両日にスイスで和平のための協議を行うことで合意していたが、戦闘が収まる様子はなく、協議が実施できるかどうかは予断を許さない情勢だ。

190とはずがたり:2006/10/17(火) 02:25:25
自治政府復活の「行程表」を発表 北アイルランド
2006年10月14日10時59分
http://www.asahi.com/international/update/1014/008.html

 北アイルランドの包括和平合意の再生を目指し、当事者協議を仲介しているブレア英首相とアハーン・アイルランド首相は13日、自治政府の復活に向けたロードマップ(行程表)を発表した。来年3月26日に自治政府を本格始動させることを前提に、各政党間が来月24日までに自治政府の正副首相を選出し、住民投票などで承認する方向で調整を急ぐことになった。

 今月11日から3日間にわたりスコットランドで当事者協議が行われていた。その結果、02年10月から停止している自治政府の復活をめぐり、カトリック過激派アイルランド共和軍(IRA)の政治組織シンフェイン党と、プロテスタント強硬派の民主統一党(DUP)をはじめとする各党は11月10日までに、懸案である治安を担う警察や裁判所のあり方について合意の道を探ることになった。合意に至れば、自治政府のかなめとなる正副首相を各党から選出し、住民投票などで自治政府復活の妥当性を担保する。

 一連の協議は、来秋までに辞任する意向を表明しているブレア首相の強い意向で実現。10年にわたる首相在任中で最大の功績とされる北アイルランド和平を強固なものにし、退任への花道にしたいとの意図がうかがえる。しかし、IRAの武装解除を疑い、自治政府の復活に消極的なDUP側を説得できるかどうか予断を許さない。

191名無しさん:2006/10/22(日) 22:30:07
プーチン失言:イスラエル大統領「レイプした強い男」
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20061021k0000m030066000c.html

 [モスクワ杉尾直哉]部下の女性に性的関係を強要した疑いがもたれているイスラエルのカツァブ大統領について、ロシアのプーチン大統領が「10人をレイプした強い男性でうらやましい」などと話していたことが分かった。

 19日付の露紙コメルサントによると、プーチン大統領は18日にモスクワ・クレムリンで行われたイスラエルのオルメルト首相との会談の場で、「(カツァブ)大統領によろしく。とても強い男性だそうだ。10人の女性をレイプしたとは。私は彼がそんな人とは知らず、皆びっくりしている。私たちは彼をうらやましく思っている」と語った。

 同紙のコレスニコフ記者の記事によると、発言は会談冒頭で取材陣が会場を退席した直後にマイクから聞こえた。同記者は大統領がマイクのスイッチが入っていることをしらないようだったという。同記者は記事で「自分の耳が信じられなかった」と言う。一方、「困難な状況に置かれたオルメルト首相を精神的に支えたかったようだ」と解説した。

 プーチン大統領は物議をかもす発言で知られる。02年11月にブリュッセルで行った記者会見では、「チェチェン住民を抹殺しようというのか」との西側記者の質問に対し、「もしあなたがイスラム過激派になりたくて割礼が必要なら私はモスクワに招待する。我々は多宗教国であり、(割礼を行う)専門家もいる」と答えた。

毎日新聞 2006年10月20日 19時51分

192とはずがたり:2006/10/28(土) 22:17:07
長生きだね,こいつ

チリのピノチェト元大統領、軍政下の拷問で起訴・軟禁
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061028i411.htm

[リオデジャネイロ=中島慎一郎] チリの司法当局は27日、軍政時代に拷問などの人権侵害に関わった罪で、ピノチェト元大統領(90)を起訴、自宅軟禁を命じた。

 30日に本人に正式通知される。拷問での訴追は今回が初めて。

 チリからの報道によると、元大統領は、軍政下の1974〜77年、サンティアゴ郊外の秘密警察収容施設で拷問23件、殺人1件、誘拐36件に関与した。

 収容施設はバチェレ大統領が社会党員として活動していた医学生時代の75年、2か月にわたって拷問を受けたことで知られる。

 ピノチェト元大統領は軍政下の人権侵害を巡り、これまでも誘拐や殺人の罪で起訴されてきたが、健康状態などを理由に訴追手続きが取り消されてきた。現在、脱税の罪で起訴され、自宅軟禁下にある。
(2006年10月28日19時42分 読売新聞)

194とはずがたり:2006/11/01(水) 21:34:25
ベンガル州は梅棹的に云えば中洋。それ故にこの辺に中国のプレゼンスは確乎としてあるものの天竺は私の中の大中華社会には決して含まれないのであります。

バングラデシュ 騒乱死者27人に 首都厳戒、くすぶる火種
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061031-00000011-san-int

[バンコク=岩田智雄] 来年1月の総選挙を前にバングラデシュで発生した与野党の支持者の衝突は、30日になって一部で沈静化しているものの、依然として火種がくすぶり続けている。同日まで4日間の死者は27人、負傷者は1000人以上に達しており、アハメド大統領は30日、首都ダッカなどに警官隊を展開して厳戒態勢を敷いた。

 今回の暴動は、総選挙を行う選挙管理内閣の人選をめぐって27日からダッカを中心に発生し、30日も南西部で1人が死亡、70人が負傷した。アハメド大統領は、カレダ・ジア政権の任期満了に伴い、29日夜に選挙管理内閣の首席顧問(首班)に就任。一夜明けてダッカに1万5000人、地方にも数千人の警察官を配置し、「道路封鎖は取り除かれた。これ以上の暴力は許さない」と述べ、事態の沈静化を強調している。

 バングラデシュでは27日に国会議員(一院制)の任期が満了し、選挙管理内閣の下で来年1月25日までに総選挙が実施される。同内閣首席顧問には、前最高裁長官を選ぶ憲法規定があるが、野党のアワミ連盟などは、前長官が以前、与党バングラデシュ民族主義党(BNP)員だったことに反発。今月初めから人選をめぐり協議が繰り返されたが、適任者が見つからないまま任期満了を迎えて衝突となった。同大統領の首席顧問の兼任はこうした混乱から憲法規定に従ったものだった。

 アワミ連盟のハシナ総裁(元首相)は、「アハメド大統領が選挙に中立・公平であるよう期待する」と述べながら、選管正副委員長を与党寄りだと批判して、解任を求めている。

 バングラデシュでは2001年の前回選挙で、BNPとアワミ連盟が二大政党化した。アワミ連盟がパキスタン時代の自治権拡大運動の中で生まれ、親インドであるのに対し、BNPはアワミ連盟に対抗して結成され親パキスタン・中国的傾向が強く、両政党の関係は極めて悪化している。
(産経新聞) - 10月31日8時1分更新

195とはずがたり:2006/11/11(土) 20:33:41
オスマントルコはウィーンまで攻め込んだものだが。。
トルコの次は是非モロッコも。更にリビアやアルジェリアも。此処までしてこその大欧州である。

トルコ:国家侮辱罪改正へ EU加盟の障害除くため
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20061112k0000m030089000c.html

[ブリュッセル福原直樹] 欧州連合(EU・25カ国)と加盟交渉中のトルコがこのほど、「国家に対する侮辱」を犯罪と定めた刑法条文を改正する方針をEUに伝えた。言論の自由を阻む前近代的な規定だとして、EUが改正・廃止を求めていた。トルコはキプロスの承認問題をめぐってEU側と対立し、12月のEU首脳会議で加盟交渉の一時中断が決まる可能性も出ている。このため刑法改正で譲ることで、交渉中断を避けたい意向だ。

 トルコは国家や軍隊のほか「トルコ的なもの」への侮辱を罪とする規定を残していた。国民は国外でこの罪を犯した場合も処罰され、違反者は最高で3年間の懲役刑。これまで「良心的な兵役拒否」を擁護する記者などが摘発されている。

 EU側は規定を「中身があいまいで言論の自由が侵害される」と批判。加盟交渉を進める条件として改正を求めていた。

 EU加盟を求めるトルコは04年に姦通(かんつう)罪を廃止するなど、EU基準に合わせて刑法を近代化してきた。昨年10月、加盟交渉開始にこぎつけたが、EU加盟国のキプロスの承認を拒否していることからEU内でトルコ批判が高まっている。

毎日新聞 2006年11月11日 20時21分

197とはずがたり:2006/11/16(木) 18:01:37
あのラ,ライス長官と噂と云われても顔赧らめてあげられる辺りがもてる男の気遣いでしょうかねぇ〜。

ライス米長官とのうわさ、一笑に付す=顔赤らめながら加外相
2006年11月16日(木)03:24
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/061115152354.clirrj9n.html
(時事通信)
[ハノイ15日] ライス米国務長官(51)との親密な関係をうわさされたカナダのマッケイ外相(40)は15日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)出席のため訪れたベトナムの首都ハノイで、APEC閣僚会議で再会するライス長官との「親しい仲」が再燃するのではとの憶測を一笑に付した。(写真は6月のモスクワでのG8外相会合で顔を合わせた左からマッケイ外相、ライス長官、ドストブラジ仏外相)

カナダのマスコミに「最もセクシーな政治家」と評されたこともあるマッケイ外相は、ライス長官との再会について問われ、少し顔を赤らめながらも、「(会議は)完全に専門的なものだ」と述べ、憶測を否定した。

ともに独身である両氏に関するうわさは、9月にライス長官がカナダを訪問した際、記者会見後に互いの目をじっと見詰め合うようなしぐさを見せたり、マッケイ外相の地盤であるノバスコーシア州の町ピクトゥを一緒に視察したりしたことがきっかけで生まれた。マッケイ外相自身のウェブサイトには、ライス長官とピクトゥを歩く写真が掲載されている。

しかしマッケイ外相は、ライス長官とは両国間の貿易に関する問題などを協議すると「お堅く」答えた。〔AFP=時事〕

199杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/11/25(土) 23:19:16
サルコジが一回戦で落ちて、極右と左派の決戦が見てみたいよなぁ。(・∀・)ニヤニヤ

移民排斥の仏極右・ルペン党首、支持率17%に急上昇
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061125i112.htm

 【パリ=島崎雅夫】移民排斥などを訴えるフランスの極右政党・国民戦線のジャンマリ・ルペン党首(78)の人気が急上昇していることが、ル・モンド紙(25日付)が公表した世論調査で明らかになった。

 決選投票に進出した2002年の大統領選同様、来春の大統領選でもルペン旋風が吹くのではとの憶測が出ている。

 同紙によると、ルペン党首の支持率は17%で、今年1月に比べ8ポイント増加。1974年以来、今回5回目の大統領選出馬となるルペン党首にとり、大統領選前5か月の時点では過去最高の支持率となった。

 ルペン人気は、移民が多数居住する大都市郊外で昨年秋、暴動が起きたことや、右派政権への不満が強まっていることが要因。すべての移民を敵視した過去の言動に比べて、最近は政教分離など仏の国家理念に背く移民のみを追放するよう訴えるなどソフト化路線も功を奏している。

 同調査によると、ルペン党首の支持率は、社会党公認候補のロワイヤル元環境相(53)の32%、右派陣営の有力候補サルコジ内相(51)の29%に次いで第3位だが、左派陣営の分裂に乗じて16%を得票、決選投票に進んだ前回同様の急浮上も十分、予想されている。

202とはずがたり:2006/11/29(水) 20:00:35

さて赤化した南米をどう経済発展させて政権基盤を安定させるかが今後の課題。世銀とかIMFはアメリカの云うが侭にこれらの国の発展を邪魔するでないぞ。

<エクアドル>大統領にコレア氏 決選投票で決まる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061128-00000076-mai-int

 26日実施された南米エクアドルの大統領選決選投票で28日、左派の経済学者、ラファエル・コレア元経済・財務相(43)の当選が決まった。コレア氏はベネズエラやボリビアなど近隣の急進左派政権との連携を図るとみられる。任期は来年1月15日から4年。コレア氏は「市民革命」による「急進的改革」を訴えてきた。
(毎日新聞) - 11月28日18時37分更新

エクアドル大統領選で勝利宣言のコレア氏、資源国有化は目指さず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061128-00000665-reu-int

 [キト(エクアドル) 27日 ロイター] エクアドル大統領選の決選投票で勝利宣言した左派のラファエル・コレア氏は、同国の石油産業への外国からの投資を受け入れ、エネルギー産業の国有化はしない方針だ。
 同氏側近で、国営石油会社ペトロエクアドルのトップに指名される可能性のあるカルロス・パレジャ氏はロイターに対し、「リスクの高い案件に国家予算を使うことはできないため、民間の投資が必要」と述べた。
 パレジャ氏は、コレア政権は天然資源の国有化は目指さないと断言。同じ南米のボリビアが今年、エネルギーセクターの国有化を表明したことから、外国の石油会社や投資家の間では懸念が広がっている。
 26日に実施された大統領選挙は、出口調査や公式の開票速報によると、コレア氏が大幅にリードしている。エクアドルは南米で第5位の石油生産国で、生産量は日量約27万バレルとなっている。
(ロイター) - 11月28日11時28分更新

203とはずがたり:2006/12/02(土) 00:05:17
ボリビア・エクアドル・キューバ・ニカラグア・ベネズエラ。この奔流をさも軽く扱う捏造マスゴミ産経イッテヨシ(;゚Д゚)

脱反米…中南米に一石? ベネズエラ大統領選まで1週間
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061126-00000006-san-int

 ■チャベス氏、勝ち方に注視

 【ロサンゼルス=松尾理也】南米ベネズエラの大統領選が12月3日に行われる。強硬な反米姿勢で知られるウゴ・チャベス大統領(52)の再選が確実とみられるが、中南米全体を見渡せば、一時地域を席巻するかと思われた反米左翼化の動きにブレーキがかかる現象も生まれている。チャベス氏は中南米の「左旋回」の震源ともいえる存在だけに、今回の選挙でどれだけの信任を得られるかは、ベネズエラ国内にとどまらず、中南米全体の進路にも大きな影響を与えそうだ。
                    ◇
 AP通信が伝えた最新の世論調査によると、チャベス大統領は59%の支持を集め、27%にとどまる対立候補の元スリア州知事、マヌエル・ロザレス候補(53)に大差をつけている。

 チャベス大統領は1992年のクーデター未遂事件の首謀者として、一時獄中にあったが、98年の大統領選で当選。以後、2002年のクーデター、04年の大統領罷免をめぐる国民投票などの逆風を乗り越え、権力基盤の強化を進めている。

 国内的には、石油産業の国有化を進め国庫収入を強化。高止まりの原油価格を追い風に、貧困対策を推進してきた。

 ロザレス候補も、当選のあかつきには貧困層に一定額の引き出しが恒常的に可能となるキャッシュカードを配布するなどの公約を掲げ、貧困層のとりこみを狙っているが、チャベス大統領の前に影が薄い。

 チャベス大統領は、強硬な反米姿勢でも知られ、今年9月の国連総会演説でブッシュ米大統領を「悪魔」と呼ぶなど、派手なパフォーマンスを繰り広げてきた。中南米独立運動の英雄、シモン・ボリバルに心酔し、「21世紀の社会主義」を標榜(ひょうぼう)するチャベス氏は、反米を軸とした中南米の結束をよびかけている。

 しかし、盤石に築き上げた国内の支持とちがって、一時大きな潮流になるかと思われた中南米の「左旋回」の流れにはこのところ、揺り戻しも起きている。

 1年前の05年12月にはボリビアでチャベス大統領の盟友とされるモラレス氏が当選し、反米の波が押し寄せるかと思われたが、その後ペルー、メキシコでいずれも反米候補が落選。エクアドルでも優勢とされた反米左派候補が伸び悩み、右派候補にリードを許したまま決選投票に臨んでいる。(とは註:左派候補が当選>>202)

 こうした状況に、米国ではバーンズ国務次官(政治担当)が今月、「今年半ばまでとは状況が変わり、チャベス大統領は影響力を失いつつある」と発言するなど、強気の分析も出始めた。

 ただ、チャベス大統領が公然と支援した左派候補がニカラグアで当選するなど、中南米全体の政治動向は依然流動的だ。チャベス大統領の当選は確実とはいえ、どのような形で、どれだけの差をつけて勝利を収めることができるかで、今後の南米全体の政治状況にも大きな影響が出そうだ。
(産経新聞) - 11月26日8時1分更新

206杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/12/08(金) 00:52:52
てか、村の長老の意向如何で大統領の首も挿げ替えられる、果ては国政の重要事項をも左右できるって政治体制の何処をどう解釈すれば民主主義てことになるんだ?明らかにこの辺りはダブルスタンダード。

とは言いながら「台湾、中国の支援を求める」てクーデター側も国際感覚が解ってるのか?どうみても水と油の両国の支持を同時に取り付けるなんて正直言って「ありえな〜い!!」

フィジー、カギ握る首長大評議会
http://www.asahi.com/international/update/1207/019.html
2006年12月07日23時42分

 軍が全権を掌握した南太平洋の島国フィジーで、軍に任命されたセニラガカリ暫定首相(77)と暫定内閣に最終的な正統性を与える「首長大評議会」(GCC)の動きが焦点となってきた。伝統的な社会指導者らで構成するGCCは大統領の任命権を持つが、議長のボキニ氏は軍の行動を一貫して批判している。GCCの対応次第では、クーデターがバイニマラマ軍司令官の独り相撲に終わりかねない可能性もある。

 GCCは大統領、首相のほか各州代表ら約50人で構成。現行憲法で大統領の任命権を持つ。首相は、大統領が下院議員から任命する。

 バイニマラマ司令官は今回、イロイロ大統領(85)が職務執行できない状態だったとして、憲法の関連条項を停止。自ら軍医出身のセニラガカリ氏を暫定首相に任命した。しかし、ボキニ議長は「GCCが大統領と認めているのはイロイロ氏であり、首相と認めているのはガラセ氏だ」と主張。クーデターを認めない姿勢を貫いている。

 地元メディアによると、GCC内には「軍が実権を握った以上、暫定首相を認めるしかない」との声もあるという。しかし、GCCが最終的に暫定首相を認めるかは不透明だ。

 セニラガカリ暫定首相は7日、記者団に「言うまでもなくクーデターは違法だ」と述べたが「前政権の腐敗という、より大きな違法を続けるより、ましだ」と軍の行動を弁護した。暫定政権発足後、2年以内に総選挙を実施して民政復帰を果たすと強調。「フィジーには、豪州などとは違った形の民主主義がある。内政に干渉しないでほしい」と語り、国際社会のクーデター批判に反論。インドネシアや台湾、中国の支援を求める考えを示した。

208名無しさん:2006/12/11(月) 22:33:47
>>207
>ピノチェト氏による革命

ピノチェトの行動を、クーデターではなく「革命」と呼ぶのは始めて見ました。
アジェンデ政権を「民主主義革命」や「銃なき革命」と呼ぶのは見たことありますがね…

209とはずがたり:2006/12/11(月) 22:49:47
貼り付けときながら,気付きませんでした・・。
こりゃ酷い偏向報道だ。。

210小説吉田学校読者:2006/12/11(月) 23:18:43
>>207-209
やっと死にました。
産経の方が日経より文章としては客観的でマシであります。言葉は悪いかもしれないが、ラスト一文も決まっている。なぜかフィラデルフィア発ではありますが。

ピノチェト元チリ大統領が死去 冷戦期に軍事独裁
http://www.sankei.co.jp/kokusai/world/061211/wld061211000.htm

 【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)=松尾理也】1970年代から80年代にかけて南米チリで軍事政権を率い、最近では弾圧事件をめぐる刑事訴追も進められていたアウグスト・ピノチェト元チリ大統領が10日、首都サンティアゴの陸軍病院で死去した。91歳だった。 
 ピノチェト氏は73年9月、軍事クーデターでアジェンデ社会主義政権を打倒。その後、90年3月の民政移管まで17年にわたり、チリの軍事独裁政権を率いた。 
 その間、破綻寸前だった同国経済の立て直しに成功する一方、戒厳令を敷いて国会を閉鎖。左翼活動家らに対する弾圧を進めた。現チリ政府は、軍政下で少なくとも3197人の活動家が殺害されたとする調査結果を公表している。 
 大統領の座から退いた後、終身上院議員として免責特権が与えられていたが、98年10月、スペイン司法当局の国際手配を受けた形で、滞在中のロンドンで英司法当局に逮捕された。その後、健康上の理由からいったん訴追が中止されていたものの、05年から再開が進み、現在は殺人などの罪で起訴されている。 
 ピノチェト氏は一貫して自らの刑事責任を否定していたが、先月、91歳を迎えた誕生日に、「統治下でのすべてのできごとに責任を取る」との声明を出していた。 
 AP通信によると、首都サンティアゴでは、「独裁者の死」を喜ぶ市民が繰り出す一方、元大統領が亡くなった病院の前には支持者が集まり、涙を流す姿も見られた。
 父親を軍政下の拷問で亡くしているバチェレ現大統領は、国葬は行わないと述べた。

213片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/16(土) 21:05:01
あっけらかんと売春婦の詳しい事情を書いたり、猟奇性に熱を上げたり、どこか不思議な感じがする。
ジャック・ザ・リッパーなんて言い方もどこかおかしさを感じさせる。

高級紙も『実名』参入
英5人連続殺害 過熱報道ぶり
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20061216/mng_____tokuho__000.shtml

 英国社会が一九世紀末に起きた「切り裂きジャック事件」の影に震え上がっている。今月に入って同国の地方都市で売春婦とみられる女性五人が次々と殺害され、「切り裂きジャック事件」を連想させる事件展開に、現地メディアの報道が過熱化してきたためだ。背景には、犯罪を娯楽にする国民性も指摘されるが、「現代版・切り裂きジャック」事件の恐怖とは。

 英国メディアの報道が過熱し始めたのは、二人目の女性の遺体が見つかった今月八日以降。本紙ロンドン特派員の池田千晶記者は「二人目の犠牲者が出た段階で、英国メディアはすでに『切り裂きジャック事件』を連想する雰囲気となっていた」と振り返る。

■十数カ国から記者ら250人殺到

 さらに、行方不明だった女性二人を含む五人の遺体が見つかった十二日、日本のメディアも報道に参入するが、これ以降、BBC放送など主要テレビがトップニュースで報じ、主要メディアも連日一面で報道。事件現場の英国東部のイプスウィッチ市には十数カ国から記者やカメラマンら約二百五十人が殺到する過熱ぶりだ。

 報道によると、事件は今月二日以降、同市近郊で五人の女性の全裸遺体が次々と発見された。ロンドンとイプスウィッチは、東京・熱海間ぐらいの距離。イプスウィッチは、どこにでもあるような地方都市だ。

 「現代版・切り裂きジャック事件」と現地メディアが騒ぐ理由について、池田記者は「犯行の手口こそ、刺殺と絞殺と異なるものの、被害者の数が五人と並んだことと、売春婦殺害という共通点があるからだ」とみる。

 しかし、英国メディアが被害者を実名、写真付きで報じながら「prostitute」つまり売春婦だと、堂々と伝える点は、日本と大きく異なる。

 例えば、BBC放送インターネット版は「四番目の遺体は行方不明中の売春婦」の大見出し。「イプスウィッチ付近で発見された女性の遺体は売春婦の××(原文は実名)と判明した」との小見出しに、被害者の顔写真。「彼女は娘が三人いるが、今は面倒見ていない」という知人の談話も。

 また、中道・左派系高級紙といわれるガーディアンのインターネット版は「売春婦たちが生命の危険を冒してビジネスに励まないよう、警察が金を渡していたことが分かった」と報じつつ、被害者の実名を掲載。

 保守系高級紙とされるデーリー・テレグラフのインターネット版も、捜査の焦点と目される青いBMWに乗っていた丸顔の男のことに触れる中で「警察は被害者の××(本文は実名)が二週間前に青いBMWに乗り込むのを見たとの目撃証言を得ている」と報道したり、実名入りで生い立ちまで詳報した。

 例えば「二十五歳の××(原文は実名)は中流家庭のピアノ好きな女子学生だったが、自分とボーイフレンドのドラッグを買う金のために売春婦になった」。「二十四歳の××(原文は実名)は五歳の息子がおり(被害者の)母が育てている」と、息子の名前や住んでいる地名まで報道したほか、「十九歳の××は十六歳で学校卒業後、薬物に手を染めた。売春歴は十八カ月」とも。

 被害女性がドラッグ欲しさに両親の金を盗んでいたと報じるメディアもあった。故人の薬物使用歴をウラ取りできたのか、できたとしても被害者の薬物歴を報じる意味があるのか。「売春婦殺人事件」と銘打ったうえで、被害者や遺族の実名を報じることにちゅうちょしないのか、など、日本の新聞記者から見て、疑問は尽きない。

214片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/16(土) 21:06:05
■食っていけず?大衆迎合転換か

 英国に留学経験のある団体職員は「階級社会の英国は、日本と違って階級により言葉も購読紙も異なり、インテリ向けメディアが殺人事件に過熱することなどなかった。大衆に迎合しないと食っていけないと割り切ったのか」と驚く。

 一方、上智大学の田島泰彦教授(メディア法)は、「今回の実名報道には、アンダーグラウンドの職業に対する社会の受け止め方が、ヨーロッパは日本と違うという背景がある」と指摘。その上で「日本で風俗嬢と実名報道されたら遺族は地域で暮らせなくなるが、堂々と待遇改善デモを行うフランスのような国もある。逆に言えば、日本も実名でいいじゃないかと解釈するのは非常に危険だ」。

■「また出たか…」連想事件4回目

 英国メディアが過剰ともいえる報道に走る背景は何か。

 「また出たか、と思いました。今回の事件は、『切り裂きジャック』以来、大きな事件としては四回目になるんです」と話すのは、「切り裂きジャック 闇に消えた殺人鬼の新事実」(講談社)など、切り裂きジャックに関する著書が多い小説家の仁賀(じんか)克雄氏だ。

 一八八八年の「切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)」以来、ロンドン郊外で女性四人が殺され衣服をはぎ取られた「ジャック・ザ・ストリッパー」(1964年)、ヨークシャー州のリーズを中心に女性十三人がハンマーやナイフで殺された「ヨークシャー・リッパー」(1975−80年)という連続殺人が起きた。今回の事件も含め、これらには「イギリスの伝統的な事件の特徴がある」と仁賀氏は指摘する。

 その特徴とは(1)連続殺人で被害者が成人女性(2)犯人と被害者に面識がない行きずり殺人(3)犯行が残虐で、売春婦を狙ったり、裸にするなどセックス絡み(4)犯人に自己顕示欲がある。

 四つの連続殺人事件のうち、唯一犯人が捕まったのは「ヨークシャー・リッパー」で、三十四歳のトラック運転手だった。では、今回は?

 「近郊から車で来て声を掛けて、車に引っ張り込んだのでは。女性に何らかの恨みがある三十前後の独身男性の可能性が高い。家庭があると必ず足がつきますから。売春婦を狙うのは連れ出しやすいからだ」と仁賀氏は犯人像を推測する。

■ホラー生んだ国 現場ツアーまで

 イギリスは今回の事件で持ち切りだが、ここまで盛り上がるのは「イギリス人の本性の一つ」だという。

 「切り裂きジャックは、初めての劇場型犯罪だった。当時の労働者は夕方、ジンを飲みながら、誇大報道された夕刊紙を読んで面白がった。紳士的で上品なイメージと裏腹に、犯罪を娯楽にするような残忍性があると思いますよ。ホラーを生んだ国ですし」

 これまで何度も、死ぬ前に「おれが切り裂きジャックだった」と古い新聞とさびたナイフを出して告白する人が出る始末。ロンドンには犯行現場の見物ツアーがある。

 昔から犯罪学が発達していたというお国柄もある。古い裁判記録を基に、犯罪を検証するのが好きで、「切り裂きジャック」にいたっては、切り裂き研究(リッパロロジー)、切り裂き研究者(リッパロロジスト)というジャンルが確立、今でも年二冊は関連本が出版されるという。

 当時の国民の事件への入れ込みようはすさまじかったようだ。警察には月に二千通も偽の手記や戯詩が寄せられ、マスコミは捜査のアイデアを紙面で披露し、女王までもが自身の見立てを語っていたそうで、仁賀氏いわく「まさに、祭り」。

 「とにかく女性が殺されたり、腹部が切り裂かれると『切り裂きジャックが出た』と騒がれる。『切り裂きジャック』はシャーロック・ホームズ、ドラキュラと並ぶ、ビクトリア朝サブカルチャーの遺産で、いずれもその後、映画や小説、音楽になって広がっていった。今回も、犯人が捕まらない限り、当面騒ぎは続くでしょう。逆に捕まれば、『なーんだ』で終わってしまうでしょうね」

<メモ>切り裂きジャック 1888年8月31日−11月9日の2カ月間にロンドンのイースト・エンド、ホワイトチャペル地区で売春婦5人をバラバラに殺害した連続猟奇殺人犯。署名入りの犯行予告を新聞社に送りつけるなど、「劇場型犯罪」の先駆けとされる。犯人として名前が挙がったのは、神経症患者から王室関係者まで100人以上にのぼり、現在までさまざま議論されているが、事件から100年を経た現在も、真相は依然として謎のままだ。

<デスクメモ> 警視庁担当の二〇〇〇年夏、東京・六本木の街から英国人女性ルーシー・ブラックマンさんがこつぜんと姿を消した。ルーシーさんは翌年、神奈川県内の海岸で遺体で発見、容疑者も逮捕されたが、この時も性的暴行、薬物と猟奇性が強く、英国メディアの報道は過熱した。被害者五人なら、想像を絶する。 (吉)

217とはずがたり:2007/01/02(火) 13:55:31

シベリアに巨大自治体 面積は日本の6倍
http://www.sankei.co.jp/kokusai/europe/070102/erp070102000.htm

 ロシア通信などによると、東シベリアの自治体のクラスノヤルスク地方は1日、北方のエベンキー、タイムイル両自治管区を合併、日本の6倍以上の面積を持つ巨大自治体となった。

 自治体数を減らし連邦政府の統制強化を目指すプーチン政権の方針に沿った再編。合併は05年4月の住民投票で決まっていた。

 同通信によると、合併後の面積は約234万平方キロで、総人口はわずか300万人弱。(共同)
(2007/01/02 08:09)

218とはずがたり:2007/01/02(火) 19:20:53
独裁者の後継者を決める選挙。

トルクメニスタン 後継者選挙は2月11日<12/27 10:06>
http://www.news24.jp/74151.html

 トルクメニスタンで26日、国民評議会が開かれ、長期独裁政権を築いたニヤゾフ元大統領の後継者を決める選挙を来年2月に行うことが決まった。後継者には、現職の副首相が最有力視されている。

 トルクメニスタンでは、21年間、独裁政治を続けたニヤゾフ元大統領の死後、水面下で後継者争いが続いている。そうした中、開かれた国民評議会では、ベルドイムハメドフ副首相ら6人の立候補が認められた。ベルドイムハメドフ副首相は大統領代行の地位にあり、後継者に最有力視されている。

 選挙は2月11日に行われ、3日後には結果が確定する見通し。

220とはずがたり:2007/02/02(金) 03:54:13
おっかない女性は俺も好きであるぞ。でもイタリア野郎は誰でもこのくらいの口説きは普通にするんじゃないのん??

<伊前首相>公表手紙で謝罪 プレイボーイぶり激怒の夫人に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070201-00000017-mai-int
2月1日10時5分配信 毎日新聞

 【ローマ海保真人】イタリアのベルルスコーニ前首相(70)が複数の女性を口説いていたと、ベロニカ夫人(50)が伊主要紙レプブリカにあてた手紙で暴露し、31日付同紙で異例の「公の謝罪」を求めた。ベルルスコーニ氏は半日後に「すまなかった」と謝罪の手紙を公表、妻の許しを求めた。70歳になっても整形による若作りでプレイボーイを装う野党勢力筆頭のベルルスコーニ氏だけに、伊メディアは大々的に報じている。
 レプブリカの1面トップに掲載された夫人の手紙によると、ベルルスコーニ氏は先週あったテレビ番組の表彰式後の夕食会で、出席女性に「もし私が結婚していなかったら、すぐにでも君と結婚する」「君とならどこへでも行ける」などと言い寄った。各報道によると、ベルルスコーニ氏が声を掛けたのは、モデルや元ショーガールの議員だったという。
 夫人は「私の女性としての尊厳を傷つけた。冗談ではすまされない」と説明。「私的に謝罪されていないので、公の人物でもある夫に公の謝罪を求める」と記した。
 ベルルスコーニ氏は31日夕、夫人あてに「君は、私たちが初めて会い、恋に落ちた瞬間から寄り添ってくれた。私は軽率な言葉を吐いている時でも君の尊厳を心から大切にしている。どうか私を許し、この公の表明を愛の形として受け取ってほしい」との手紙を記し、公表した。
 政界ではめったに謝罪しないベルルスコーニ氏だが、妻の怒りはさすがに怖かったようだ。ベロニカ夫人は元女優で、同氏が前妻と離婚後の90年に再婚し、2女1男がいる。

最終更新:2月1日10時7分

221片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/11(日) 11:59:33
http://observer.guardian.co.uk/politics/story/0,,2010584,00.html
メールオンサンデーはきわどい報道が多いんでしたっけ。これは対応によっては厳しいことになるかもしれない。

英保守党首に大麻吸引疑惑 在学中に処分歴と英紙
2007年02月11日 11:29
http://www.kitanippon.co.jp/contents/kyodonews/20070211/66105.html

 【ロンドン11日共同】11日付の英主要紙は、英国の最大野党、保守党のキャメロン党首(40)が15歳の時に大麻を吸引し、当時在籍していた有名私立校イートン校で外出禁止処分を受けていたと一斉に報じた。
 キャメロン氏は2005年12月に39歳の若さで党首に就任。中道路線にかじを切り、保守党の支持率が上昇に転じていただけに、今回のスキャンダル発覚は大きな打撃となりそうだ。
 メール・オン・サンデー紙などによると、イートン校では1982年、生徒7人が退学処分になる大規模な大麻吸引事件が発覚。キャメロン氏も吸引の事実を認めたが、大麻の売買にはかかわっていなかったとして退学は免れた。オックスフォード大に進んでからも大麻吸引を続けていた疑いがあるという。

222片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/12(月) 10:23:37
中絶問う国民投票不成立 ポルトガル、賛成は過半数
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007021201000030_World.html

 【ロンドン12日共同】カトリック教徒が多数を占め人工妊娠中絶が原則禁止のポルトガルで11日、妊娠10週までの人工中絶の合法化を問う国民投票が行われた。AP通信などによると即日開票の結果、賛成票が60%近くを占めたが、投票率が規定の5割を超えず国民投票は不成立となった。

 しかし、賛成投票を促してきたソクラテス首相は同日、国民投票の結果は「(合法化に向け)政治的、法的な正当性を強めた」と強調、与党社会党が過半数の議会で、合法的な人工中絶の要件を緩和する関係法案を成立させる意向を表明した。

 これに対し反対派は「低投票率は中絶が大きな問題ではないということを示した」として、議論に終止符を打つよう主張。

 ポルトガルは強姦、胎児の異常、母体の生命への危険があるケースのみ、妊娠12週までの人工中絶が可能で、欧州連合(EU)加盟国内で最も人工中絶の要件が厳しい国の1つとなっている。

223やおよろず:2007/02/17(土) 13:16:48
ケインズの忘れられた貿易機関構想
スーザン・ジョージ(Susan George)
文筆家、トランスナショナル研究所(アムステルダム)理事長
訳・青木泉
 2001年に始まった世界貿易機関(WTO)のドーハ・ラウンドは破綻した。欧州には、国単位あるいは地域単位での保護主義に戻ろうという動きもある。しかし私たちは、かつてケインズが提唱した国際貿易機関(ITO)の構想の、現代的な活用を図れるのではないだろうか。この構想には、完全雇用や福祉向上など、数々の目標も掲げられていた。[フランス語版編集部]

 2001年にカタールの首都ドーハで開かれた世界貿易機関(WTO)閣僚会議で始まったドーハ・ラウンドは瓦解した。WTOのラミー事務局長は、交渉の再開を必死に模索している。しかし、ドーハ・ラウンドに反対する人々は、交渉が始まった当初から、ひどい合意ができるぐらいなら合意がない方がましだと主張してきた。この交渉では、最初から最後の(不毛な)やりとりに至るまで、様々な危険が増大するばかりだったからだ。強力な農業事業体だけが優遇される危険、途上国の脆弱な新興産業がゆるがされ、更にはつぶされる危険、サービス貿易に関する一般協定(GATS)を通じて民間部門が公共サービスを牛耳ることになる危険などだ。

 ドーハ・ラウンドの挫折は、一時的なものにすぎないかもしれない。妥結していないからといって、1995年に発足したWTOの設立文書がなくなるわけではない。農業協定や、工業製品を対象とした関税と貿易に関する一般協定(GATT)、GATSその他、WTOが管轄する20あまりの協定は効力を持ち続ける。しかし、これらの実施は恐ろしくスピードダウンしている。私たちはWTOの休止状態、一種の執行猶予状態を手に入れた。これはひとつの可能性、打開へとつながるだろう。

 多くの人々は、ラウンドの失敗を目の当たりにして、ではドーハの代わりは何か、と問う。これに対して、癌の代わりに何を、というのと同じだと答える者もいるだろう。しかし、国際貿易の場合には、「代わりはなし」という答えは賢明とは言えない。癌がなくなることは文句なしに望ましいが、国際貿易の管理体制がなくなれば、二国間や多国間の協定が増えるだけだ。力の弱い国にとっては、WTO体制よりも更に危険な状態だ。

 世界の諸大国には、多国籍企業に追随しているだけだという疑惑が常に向けられている。そのような国々に将来の貿易体制の構築を任せておくよりも、第二次世界大戦直後に起きた国際関係の大規模な再編を振り返る方が有益だ。ここ25年ですっかり変わり果ててしまった世界銀行や国際通貨基金(IMF)でさえ、最初のうちは途上国にとっても、戦争で荒廃した先進国にとっても有用な機構として働いていた。

 平和が取り戻されるかなり前から、イギリスの経済学者ジョン・メイナード・ケインズは、世界貿易のルールを全面的に作り替える構想を打ち出していた。彼が提唱したのは、国際貿易機関(ITO)の創設である。また、それを支える国際中央銀行として国際清算同盟(ICU)を設け、国際貿易の決済通貨となる「バンコール」を発行する。二つの機関はいずれも実現しなかったが、もし実現したらどうなっていたかを考えてみる価値はある。なぜなら、これらの機関ができていたら、先進国と途上国、双方の住民の必要に応じた貿易システムが構築され、世界は現在よりも理にかなったものとなっていただろうからだ。

 ITOとICUが実現していれば、現在のような巨額の貿易赤字(例えばアメリカは2005年に7160億ドル)や貿易黒字(例えば中国のそれ)を記録する国は出てこなかっただろう。途上国に対外債務がのしかかり、世銀とIMFが構造改革政策を推進するという事態もありえなかった。この構想によって資本主義が消滅するわけではないが、改めて検討してみる価値はあるだろう。多少の修正は必要にしても、基本的な部分は今でも十分通用する。

 ITOが確立するはずだった貿易ルールの詳細を説明する前に、この機関が実現しなかった理由に触れておく必要がある。アメリカが望まなかったから、という説明が一般的で、これは確かに本当だが、事態を単純化しすぎている。構想の挫折には、他の政治的要因も働いていたからだ。

224やおよろず:2007/02/17(土) 13:18:43
暫定措置だったGATT
 アメリカとイギリスがこの案について協議し始めたのは、戦争終結のかなり前のことで、ケインズによる構想は1942年にさかのぼる。1944年7月にブレトン・ウッズで開かれ、ケインズが議長を務めた会議で、イギリスは彼の構想を公式に自国案として主張した。しかしこの時すでに、国内の大手企業の意向を汲んだアメリカ政府は、あまり乗り気な姿勢を見せなかった。アメリカ側の交渉責任者ハリー・デクスター・ホワイトは、代案として世銀とIMFの設立を提唱した(1)。続いてアメリカ連邦議会は、「ブレトン・ウッズ機関」とも呼ばれる両機関の設立に関する合意を批准した。ITOは後回しにされた。
 1945年には、国際連合が設立される。ITO設立案は米英両国により、経済分野を担当する国連経済社会理事会(ECOSOC)に提出された。1946年、ECOSOCはこの案を検討するために、国連貿易雇用会議を招集する(2)。ところがアメリカは、国際貿易に関して二股作戦を取っていた。ECOSOCの会議に先立って、アメリカと同じく貿易自由化の一刻も早い実現を望む国連加盟国22カ国を集め、別の会議を開いたのだ。この別会議の参加諸国は、いわば暫定的な措置として、GATTを起草した。少なくとも当初は暫定的なものと見なされていた。

 1947年に調印され、翌年に発効したGATTは、最終文書たるITO憲章に統合される見通しだったので、機構面はあまり整備されていなかった。ITO憲章は1948年に完成し、ハバナ会議で採択された。この文書がハバナ憲章(正式には、国際貿易機関を設立するハバナ憲章)と呼ばれるのはこのためだ(3)。

 ITO構想が実現に至らなかったのは、政治的支持が急速に失われたことによる。1946年にケインズが他界し、ITOのもう一人の推進者だった米国務長官コーデル・ハルは終戦前に健康上の理由で辞任した。ブレトン・ウッズ会議に満ちていた「世界を作り直そう」という熱意が消え去ったのだ。アメリカでは、多くの人々が孤立主義に向かい、議会も意欲を失っていった。産業界では、片やITOは過度に保護主義的、片や保護主義が不十分だという理由から、多くが設立反対に回ったことも大きかった。国務省と財務省は、マーシャル・プランの推進と二国間貿易協定の締結を優先していた。1948年の大統領選は接戦となり、二大政党は、物議を醸すような国際協定で波風を立てたくなかった。この頃には冷戦も始まっており、アメリカの政治家にとっても官僚にとっても、ITOの意義や緊急性は薄れていた。

 1948年に大統領に再選されたハリー・トルーマンは、積極的とは言えないまでも、ITO憲章(通称ハバナ憲章)を議会の審議にかけた。しかし批准すると思われた議会は、採決にさえ至らなかった。そのあおりで、GATTが存続することになった。「暫定的」との位置づけゆえに、機構面での国際合意がないに等しかったからだ。その後、GATTはそれなりにうまく機能した。数十年を経て、多くの国に高関税品目が残っていたとはいえ、平均関税率は50%から5%にまで引き下げられた。全部で8回の貿易自由化交渉が実施され、最後のウルグアイ・ラウンドでは、WTO設立という非常に野心的な協定が作成された。GATT体制下での貿易協定はケインズが望んだものとはかけ離れており、WTOに至っては全くの大違いだった。

 WTOは国連とは何の連携もない機関で、1948年の世界人権宣言などの法的文書を承認していない。他方、ITO憲章では冒頭でまず国連憲章への言及がある。ITO憲章の数々の目標には、完全雇用、福祉の向上、発展といったことが掲げられている。

 ITO憲章の第2章は全編にわたって、失業と不完全雇用への対策に充てられている。こういった課題に関する規定が何もないWTOとは違い、ITOは公正な労働規範、賃金の向上を重視し、国際労働機関(ILO)との協力を加盟国に義務づけている。世界の労働組合運動が、WTO設立から6年にわたり、「社会条項」の追加を求めたことを思い出されたい。しかも、そこで要求された条項は、ITO憲章に謳われていた原則に比べれば、非常にトーンダウンされたものだった。2001年のドーハ会議の後、労働組合は最終的に社会条項の追加をあきらめた。

225やおよろず:2007/02/17(土) 13:19:24
「保護主義」についての規定
 ITO憲章には、技能と技術を世界的に共有することも規定されている。外国投資が加盟国の「内政問題に干渉する口実になってはならない」ことも明記されている。最も貧しく力の弱い国々には、自国の再建と発展を目的とした介入主義と「保護主義」が認められ、「保護措置の方式による政府補助は正当化される」とする。
 「自国の一次産品を加工する産業を振興するため」の特別補助は、とりわけ推奨される。その他にも多くの条項が一次産品に言及し、小規模生産者の保護を謳っている。一次産品価格を安定させるために政府資金を年毎に投入することが認められ、また「枯渇性の天然資源の保全」が提唱される。一次産品に関する生産国間の協議を促す一連の措置を見れば、ITOが石油輸出国機構(OPEC)のような生産国カルテルの形成を暗に奨励していたことが分かる。ITOはまた、これら諸国が一次産品を国内で加工して、付加価値を付けることも推奨していた。

 実際には、そうした方向に進むどころか、一次産品の価格は低下した。国連貿易開発会議(UNCTAD)によれば、1977年から2001年までに食糧価格は毎年平均2.6%、トロピカル飲料は5.6%、油糧作物と油脂は3.5%下がった。食糧や飲料と違って小規模生産者によらない金属の場合は低下率が1.9%にとどまったが、それでも生産国にとっては輸出収入に大きく響いた。

 同じく現行のWTOとは異なる点として、ハバナ憲章では政府が補助金や政府調達によって国内産業を援助することが認められ、映画市場における自国作品の最低上映時間についての規定もある。農業と漁業の保護も認められる。他方、ドーハ・ラウンドで最大の争点となり、失敗の原因となった項目のひとつが、農業輸出補助金だった。ITOの場合には、「価格を国内の購入者に対するものよりも低く抑える」ための輸出補助金が特に禁止されるにとどまる。加盟国は、財政困難に陥った場合には、輸入制限を認められる。ただし、制限の規模は財政問題の度合いに応じたものでなければならず、それまでの輸入先には公平な割当を与えなければならない。

 機構面に関しては、ITOの規定は単純で民主的だ。国連貿易雇用会議に招聘された国は自動的にITOの加盟国となる。それ以外の新規加盟は、同会議で承認する。表決権は一国につき一票(世銀とIMFでは分担金の額によって票数が定められており、このためアメリカ一国だけで重要議題の決議を阻止することができてしまう)。国連分担金の滞納国は表決権を失う。つまり、もしITOが発足していれば、この20年間でアメリカが表決に加われないことの方が多かったはずだ。

 「ガバナンス」について言えば、ITOでは18の理事国が選ばれる。このうち8カ国は「経済規模および世界貿易に占める割合から見た大国」、その他10カ国は地域および経済類型のバランスを考慮して選ばれる。決議は単純過半数、場合によっては3分の2を必要とする。意見の対立は協議による解決を基本とし、それが不可能な場合は、どの加盟国からも理事会審議を請求できる。理事会は、不当な利益侵害を受けた国に対し、報復措置を許可する権限を持つ。

 このような新たな貿易秩序を作る努力がなされたのは、世界が戦争の廃墟から立ち直ろうともがいている時だった。アメリカ以外に、財政的に余裕のある国などなかったと言ってよい。マーシャル・プランも、米欧間の貿易を再開することで新たな景気後退を未然に防ごうとしたものだった。アメリカは、支払能力のある消費者が買ってくれる以上に、自国の工業生産量が増え続けて、だぶつくことを危惧していた。

 では、各国が立ち直り、生産と貿易を再開するには、どうすればよいのか。ケインズは1940年代はじめに解決策を考え出した。戦争勃発の一因は、より安く売ることで他の国を出し抜こうとする諸国の貿易政策であり、競争激化によって引き起こされた市場の争奪戦だった。『雇用・利子および貨幣の一般理論』の著者は、いかなる国も市場を独占し、膨大な貿易黒字の累積を得ることができないような仕組みを望んだ。それがICUである。ICUは諸国の中央銀行にとっての中央銀行であり、貿易決済のための国際通貨バンコールを発行する。


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