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国際政治・世界事情

1235チバQ:2010/03/14(日) 18:59:01
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100313-OYT1T00983.htm
仏地方選で与党劣勢、サルコジ再選戦略に打撃も


フランス北部ランで住民と握手するサルコジ大統領(左)=ロイター 【パリ=林路郎】フランスで14、21日に投票が行われる地域圏議会選挙で、サルコジ大統領の与党・民衆運動連合が惨敗するとの予測が相次いでいる。

 2012年の次回大統領選前に行われる最後の大型選挙で、大敗なら大統領の威信は傷付き、再選戦略に打撃となるのは確実だ。

 全国22の地域圏は、複数の県を束ねる広域行政単位で、ミッテラン、シラク両政権下でも、議会選では国政与党が敗北している。だが、今回の選挙結果は大統領の指導力に特に影響しかねない。

 サルコジ大統領は昨年末、「失業率は年明けには下がる」と明言していた。だが、3月に入って発表された年末時点の失業率は逆に、10年ぶりに10%の大台を突破。仏メディアでは「大統領はウソをついた。国家元首の言葉は重みを失った」(有力政治誌「マリアンヌ」)と批判の大合唱が起きた。

 3月上旬にCSA社が行った調査では、58%の人が「大統領を信用しない」と回答。他の調査でも不支持が約6割にも達する。各社の調査によると、地域圏議会選では、全国の9割を超す議会で社会党や緑の党など野党勢力が多数派になる見通しだ。

 逆境の大統領は、12日付保守系週刊誌フィガロとの会見で、国立大学の民営化、商店の日曜営業導入、週35時間労働制の事実上の廃止、残業労働への非課税といった、自身がこれまでに手がけた「改革」について、「2011年には再検討する時間を取りたい」と述べ、改革の事実上のペースダウンを示唆した。

 影が薄い大統領に対し、支持率でサルコジ氏を上回るフィヨン首相は地域圏議会選の応援で全国を行脚しており、与党内には「次期大統領候補」の声すら出始めている。歴代大統領はしばしば、地方選敗北を首相の更迭で乗り切ってきたが、今回ばかりは人気のある首相を切るわけにいかなくなっている。

(2010年3月14日10時36分 読売新聞)


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