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国際政治・世界事情

1216チバQ:2010/03/06(土) 18:02:13
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100302k0000m050088000c.html
ソチ五輪:インフラ建設、人権問題、周辺情勢…課題は山積

閉会式で聖火の周りに浮き上がった4年後のソチ五輪のロゴ=カナダ・バンクーバーのBCプレースで2010年2月28日、石井諭撮影 次回2014年の冬季五輪は、ロシア南部の避暑地ソチで開かれる。大会五輪組織委員会は「新しいロシアを世界に紹介する機会」(チェルニシェンコ会長)と強調するが、インフラ建設、人権問題、不安定な周辺情勢と課題は山積。今後、五輪開催へ向けた取り組みが本格化する中で、さまざまな問題が露呈する可能性もある。

 組織委員会はバンクーバー五輪期間中、選手村近くに「ロシアの館」と名付けたパビリオン会場を開設。ソチの文化紹介や次回五輪の会場模型を展示したほか、フィギュアスケート男子の銀メダリスト、エフゲニー・プルシェンコを次回五輪の「親善大使」に指名して、アピールに努めた。

 組織委では競技施設について「ゼロから始める画期的な試み」と自賛する。市街地にメーン会場やスケート競技場をすべて新設するほか、近隣のスキー会場も既存施設を大幅に拡張。競技施設の建設予定費は2060億ルーブル(約6100億円)を見積もっているが超過しそうな状況だ。一方で07年7月の五輪招致成功時は好景気が続いていたが、翌年秋に世界的な金融危機に見舞われて以降、民間からの投資が先細りになっている。

 また、ソチ市内の施設建設に関連しては、以前から地域住民が、強制退去させられる恐れに言及していた。モスクワで活動する人権団体関係者は、強制退去の問題が深刻化していると指摘し、「国際社会がこの問題を認知すれば、政治問題化するだろう」との見方を示す。

 開発を担当する財閥「インテルロス」は、13年初頭までに全施設を完成させ、1年間の試験期間を設ける方針。競技的な最初の「テスト大会」は、来年初頭に開催するスキーの欧州選手権になる。

 ソチのあるクラスノダール地方は、グルジアとの国境に位置しており、08年8月に起きた「グルジア紛争」以来、軍事的な緊張は緩んでいない。同地方を含めロシア最南部の一帯では、政府の治安当局と反政府組織の武力衝突が続いており、五輪開催における治安面の不安を指摘する声も少なくない。【大前仁】


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