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国際政治・世界事情

1192チバQ:2010/02/20(土) 20:48:12
http://mainichi.jp/select/world/news/20100221k0000m030035000c.html
オランダ:連立崩壊 アフガン駐留巡り
 【ブリュッセル福島良典】オランダのバルケネンデ首相は20日、同国軍のアフガニスタン駐留を巡る連立与党内の対立が解けず、連立政権が崩壊したと発表した。米国と北大西洋条約機構(NATO、加盟28カ国)が求める駐留延長に中道左派・労働党が反対を貫き、連立離脱した。自国兵の死傷者数増加を受けて各国で広がる厭戦(えんせん)世論を反映した動きで、オバマ米政権のアフガン戦略にも影を落としそうだ。

 オランダは武装勢力タリバンとの激戦が続くアフガン南部ウルズガン州に06年から約2000人の自国軍部隊を派遣。今年8月に駐留期限が切れる予定だった。だが、増派によるアフガン早期安定を目指すオバマ政権やNATOはオランダに来年8月までの駐留継続を求めていた。

 要請を受け、バルケネンデ首相の中道右派・キリスト教民主勢力は(1)部隊規模を縮小して駐留を継続する(2)アフガン治安部隊の訓練に任務を限定する−−などの選択肢を検討してきた。だが、労働党は「ウルズガンからの年内撤退完了」を求め、19日から20日にかけての約16時間に及ぶ「マラソン閣議」も不調に終わった。

 労働党の連立離脱でバルケネンデ政権は少数与党となるため、安定した国政運営にはあたれない。このため、オランダ・メディアによると、5月までに総選挙が実施される見通しだ。オランダでは来月3日に地方選を控えており、中央政局の混乱が選挙結果に影響を及ぼしそうだ。

 連立政権崩壊の背景には、オランダ兵の死者数が21人に上るなど他国が尻込みするアフガン南部の激戦地で、オランダが重い犠牲を強いられている事情がある。南部に約2800人を派遣しているカナダも来年中に部隊を引き揚げる予定だ。

 NATO率いる国際治安支援部隊(ISAF)の派遣国は昨年12月、オバマ政権の要請に基づき、計約7000人の部隊を増派すると約束したが、依然、アフガン軍・警察の養成にあたる訓練要員が不足。オランダでの撤退論が欧州他国に波及すれば、要員確保に支障が出る可能性もある。

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