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国際政治・世界事情

1159チバQ:2010/02/01(月) 21:05:35
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20100201ddm041030056000c.html
貧困下の被災地:ハイチからの報告/2 救援待つ孤児
 ◇ごみの上に捨て子
 大地震後、ハイチの首都ポルトープランスの路上に散乱するごみの上に、男の赤ちゃんが捨てられていた。「私たちには何もできません。この子を育ててください」。そばにあった紙切れのメモは、貧しい人たちがよく使う現地のクレオール語で書かれていた。

 生年月日はわからないが、1歳未満らしい。名前もわからない。カトリック系の孤児院に保護されたこの赤ちゃんは、シスターたちに「ランベール」と呼ばれた。置き去りにされた通りの名前だ。ランベールちゃんはいま体調を崩して入院中という。

 どれだけの孤児が震災で増えたのか。首都西部にある貧困地区ビソトン。センジャミン君(9)とチリスちゃん(7)がテントの中でじゃれあっていた。震災前から近所に住む友達同士だ。2人とも地震で両親を失った。

 センジャミン君はおばに、チリスちゃんは祖母に引き取られ、幹線道路わきの同じテントで避難生活をする。「お父さんとお母さんがどこにいるのかわからない。家は壊れた」。センジャミン君が小さな声で話す。

 チリスちゃんは夜になると、地震のことを思い出し、泣いたり叫んだりする。「学校に行きたい。おいしいものが食べたい」。恥ずかしそうに話した。

 56人の子供が暮らす孤児院。運営する米国のキリスト教団体によると、地震による孤児5人を確認し、受け入れ準備を進めている。リーダー格のレジナルドさん(24)は14年前からここで暮らす。「8歳の時に母が、10歳の時に父が死んだ。2人とも病気で、貧しくて病院に行けなかった」と肩をすくめた。

 地震でひびが入った孤児院の建物を見ながら、レジナルドさんは言った。「私たちのような孤児が増えるのはつらい。子供に一番重要な教育は、まずは家族の中から始まるものだから」【ポルトープランスで庭田学】=つづく


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