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国際政治・世界事情

1145チバQ:2010/01/25(月) 20:30:38
>>1119-1121
http://mainichi.jp/select/world/news/20100125dde007030007000c.html
’10ウクライナ大統領選:親露派ヤヌコビッチ氏勝利へ 気勢上げる地元
 ◇「オレンジ革命の敗北」リベンジ
 17日のウクライナ大統領選で1位となり、決選投票(2月7日)に進んだ野党・地域党党首、ヤヌコビッチ前首相(59)の地盤は、親ロシア派の多い東部ドネツク州にある。前回04年の選挙で民主化運動「オレンジ革命」により敗北しただけに、地元支持者らは「今度こそ勝利する」と気勢をあげていた。【ドネツク州で大前仁】

 石炭産業が盛んな州都ドネツクから北東約50キロにあるヤヌコビッチ氏の故郷ラスドロフカ。吹雪の雪道を歩いていた炭鉱労働者のアレクシーさん(37)は「ヤヌコビッチ氏はここの道路を造り、近郊に工場も建ててくれた。決選投票も当然、投票する」と話す。同氏は地元運輸会社からたたき上げで州知事、首相に上り詰めた。「利益誘導型の古い政治家」ともいわれるが、母校の第34学校の関係者は「我々の誇り」と口をそろえる。

 住民の多くはロシア語を第1言語とし、親露感情が強い。親欧米のユーシェンコ大統領は反ロシアの立場を取ってきたが、60代の女性は「ヤヌコビッチ氏が大統領になって対露関係を良くしてほしい」と話した。また、決選投票で一騎打ちとなるティモシェンコ首相(49)について、国立ドネツク大学の女子学生は「首相として何もしてこなかった裏切り者だ」と切り捨てた。

 ヤヌコビッチ氏は6年前の大統領選で、いったん「勝利」とされたものの、不正集計疑惑によるやり直し選挙で落選した。ドネツク州の陣営幹部を務めるブリズニュク元知事(62)は「前回は結果が不当に覆された。ヤヌコビッチ氏が当選したら、ユーシェンコ政権の(5年間の)不法行為を徹底的に追及すべきだ」と主張する。

 第1回投票で、ヤヌコビッチ氏は全国で35%を得票。州別ではドネツク州の76%をはじめ、ロシア系住民の多い東部・南部で圧倒的な強さを見せた。一方、欧州志向の強い西部や中部はティモシェンコ氏(全国で25%得票)が押さえ、親露派か親欧米派かで国を二分した格好だ。

 「オレンジ革命の再来はない」。ある陣営幹部は雪辱戦での勝利に自信を示す。ただ、「相手(ティモシェンコ陣営)も必死だ。楽勝というわけにはいかないだろう」と引き締めに余念がない。

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 ■ことば

 ◇オレンジ革命
 04年ウクライナ大統領選の決選投票で、ヤヌコビッチ氏が中央選管に「当選」と認定されたのを機に始まった反対抗議行動。対立候補である親欧米派のユーシェンコ氏が、ティモシェンコ氏の支援を得て、選挙の不正を批判、支持者はオレンジ色の旗をシンボルに大規模集会を連日実施した。投票のやり直しの結果、ユーシェンコ氏が当選、大統領に就いた。


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