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国際政治・世界事情

1108チバQ:2010/01/17(日) 09:09:10
http://mainichi.jp/select/world/news/20100116k0000m030081000c.html
ウクライナ:大統領選 オレンジ革命色あせ、現職が大苦戦
 17日投票のウクライナ大統領選で、親欧米路線の現職、ユーシェンコ大統領が大苦戦を強いられている。ロシアとの関係改善を掲げるヤヌコビッチ前首相とティモシェンコ首相が優位を保つ一方、ユーシェンコ氏は政治的混乱を招いたことなどから支持率が4%と低迷。前回04年選挙で現政権を誕生させた「オレンジ革命」はすっかり色あせた形だ。【リビウで大前仁】

 ユーシェンコ大統領が地盤とするウクライナ西部の中心都市リビウ。04年選挙時は街全体がシンボル色のオレンジに染まった。だが、今回は所々に同氏のポスターが掲示されているだけで、当時の熱気は感じられない。

 「ユーシェンコ氏は犯罪・汚職対策など公約を何も実現しなかった」。オレンジ革命で同氏を支持したリビウ郊外のテルノピルに住む女医スベトラーナさん(40)は、今度の選挙でティモシェンコ氏に投票するという。年金生活者のオーリャさん(57)は「ユーシェンコ氏は何もしなかったが、ヤヌコビッチ氏は首相時代に年金を上げてくれた」として、オレンジ革命で敵対したヤヌコビッチ陣営の運動員となった。

 地元紙「リビウ新聞」のテレシュク編集長(47)は、民主化の旗手として登場したユーシェンコ氏の支持低落について、「国民に失望感を与え、さらに指導力を発揮できなかったことが原因」と指摘する。ユーシェンコ陣営のリビウ州担当副責任者、スタロボイト氏(44)は「(決選投票に進む)2位内に入ることも難しいだろうが、最後まで戦う」と苦しい状況を認める。

 ユーシェンコ氏は同国東部生まれだが、テルノピルの経済大学で学び、前回選挙では特に欧州志向の強い西部で圧倒的な支持を集めた。大統領就任後、ソ連時代の公用語だったロシア語に代わりウクライナ語教育に力を入れたことや、言論の自由定着を評価する声も少なくない。

 一方、ユーシェンコ氏はオレンジ革命の盟友だったティモシェンコ氏との権力争いや世界金融危機に伴う経済混迷で求心力が低下。さらに天然ガス供給をめぐりロシアとの関係を悪化させた。

 ユーシェンコ氏が地盤の西部で苦境に立たされている現状は、オレンジ革命に対する国民の幻滅の大きさを印象付けている。


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