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文部スレ

750とはずがたり:2007/06/24(日) 19:14:24

独身用宿舎はがらがらだと聞いたことがあるので良い試みでは?

博士たちの憂鬱
(中)進学減、大学も危機感
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000310706230001
2007年06月23日

 就職率5割台――。職探しに苦労する博士を目の当たりにして、学生の「博士離れ」が始まっている。文部科学省の調査によると、全国の博士課程の入学者は90年度の7813人から右肩上がりで増えてきたが、03年度の1万8232人をピークに減り始め、06年度は1万7131人に落ち込んだ=グラフ。
 博士離れは、国立大が初めて博士課程の定員を削減する動きにつながった。07年度の定員は1万4282人で前年度より118人減少。秋田大は医学系博士課程の定員を56人から30人にした。
 定員削減の背景には、国立大に支給する運営費交付金の額を、国が定員に対する学生数の割合を示す「充足率」などを考慮して決めるという事情がある。定員を満たせなければ、交付金が減る恐れがあるという。
 筑波大でも、理工系の博士後期課程で定員割れが深刻だ。今年度の充足率は数理物質科学、システム情報工学がいずれも6割、生命環境科学が8割。どれも博士前期(修士)課程は定員を満たしており、後期課程の不人気ぶりが際だつ。
 危機感を持った筑波大は昨年11月、博士前期課程の全学生に対し、後期課程への進学について初めて意識調査をおこなったところ、学生の8割弱が就職、1割強が進学すると答えた。
 進学しない理由として多い順に、「早く社会で仕事がしたい」「研究者に向かない」「修士の方が就職しやすい」「経済的に進学が困難」が挙がった。進学せず、化学メーカー研究職への就職を考えている大学院生の手島健さん(22)は「進学して研究するのも魅力的だけど、修了後の就職不安の方が大きい。大学研究より、企業でのモノづくりにかかわりたい気持ちもある」と話す。
 同大理工学群長の岡本健一教授は「大学としては進学して欲しいが、企業など博士の受け入れ側の改善も必要だ。結果を精査し、いい解決策を見つけたい」と語る。
 「ポスドク」の待遇改善に向け、つくば市内の家賃の安い公務員宿舎への入居を認めようという動きも出てきた。
 公的研究機関の契約職員のポスドクはこれまで入居できなかったが、宿舎を所管する財務省が最近になって入居できる可能性を示唆。公的研究機関では4〜5月に、ポスドクに対し入居希望アンケートを実施した。
 産業技術総合研究所では対象者418人中、7割が回答。ほとんどのポスドクが賃貸住宅に住んでいるため、古びてはいるが立地が良く、3LDKで家賃が2万7千円など恵まれた宿舎への入居を7割強が希望した。回答したポスドクは男性が8割強で平均年齢32歳、既婚率4割だった。
 産総研人事室は「関係省庁と入居基準などを話し合い、早く入れるようにしたい」と話した。


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