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文部スレ

1とはずがたり:2005/05/22(日) 12:54:46
教育一般。

文部科学省
http://www.mext.go.jp/

3607とはずがたり:2018/04/10(火) 21:10:08
>>3605-3607
●5月17日 朝日、加計問題で「総理のご意向」報道
・朝日新聞が加計学園の獣医学部新設をめぐり、「総理のご意向」「官邸の最高レベル」などと記された文書の存在を報道。「加計問題」めぐる報道が始まる。
・菅義偉官房長官「全く、怪文書みたいな文書じゃないか。出どころも明確になっていない」と文書の存在を否定。

●5月22日
読売新聞が前川喜平氏(前文科事務次官)について「出会い系バー通い」と報道。「教育行政のトップとして不適切な行動」などと伝えた。

●5月25日
前川氏、加計学園を前提に獣医学部新設の検討が進んだとして「行政がゆがめられた」。朝日新聞がインタビューを伝える。

●6月15日 文科省、「総理のご意向」文書の存在認める

松野博一文科相(当時)、加計学園の手続きをめぐり「総理のご意向」「官邸の最高レベル」などと記された文書14通の存在が確認されたと発表。

●7月10日 国会・閉会中審査で加計学園問題を議論
・前川喜平氏 「平成30年4月開学が大前提だった」「初めから加計学園に決まるよう進めてきたとみえる」。
・加戸守行氏「『加計ありき』と言うが、12年前から声をかけてくれたのは加計学園だけ」「愛媛県にとって12年間、加計ありき。ここ1〜2年の間で『加計ありき』ではない。愛媛県の思いが、この加計学園の獣医学部に詰まっている」。

●11月14日
文科相、獣医学部の新設を認可

2018年 加計学園の獣医学部、開学
●4月
加計学園、岡山理科大獣医学部が開学

●4月10日
朝日新聞が愛媛県が作成したとされる「記録文書」の存在を報道。

そして、今後は…
4月11日、国会では予算委員会で集中審議が開かれる。森友学園をめぐる財務省の文書改ざんや、防衛省による日報の隠蔽疑惑など公文書管理の在り方が問題となっている中、新たに加計学園をめぐる文書が焦点となったことで、野党側はさらに攻勢を強めるものとみられる。

吉川慧/ハフポスト日本版

3608とはずがたり:2018/04/10(火) 21:31:47
https://twitter.com/hajime_sebata/status/983651587456360448
瀬畑 源
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その他
愛媛県知事の「保管義務がないから文書そのものは確認できていない。しかし、担当職員が備忘録として書いた文書だと判明した」ということは、公文書ではなく私的メモと言いたいのか。でも朝日が朝に出した写真に「報告・伺」って書いてあるけど。備忘録では説明つかなそう。

「首相案件」文書、作成認める=愛媛県知事「職員の備忘録」―加計学園問題
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180410-00000089-jij-pol
4/10(火) 17:36配信 時事通信

愛媛県の中村時広知事は10日、加計学園の獣医学部新設計画をめぐり、柳瀬唯夫経済産業審議官が「首相案件」などと述べたと記されているという面会記録について、担当職員が「備忘録」として作成したことを認めた。
 愛媛県の中村時広知事は10日記者会見し、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐり、安倍晋三首相の秘書官だった柳瀬唯夫経済産業審議官が「首相案件」などと述べたと記されているという面会記録について、担当職員が「備忘録」として作成していたことを認めた。

愛媛県知事の発言要旨=加計学園問題

 文書自体は現時点で確認していないとした上で、県職員が2015年4月に柳瀬氏と面会したかどうかに関しては「相手先のことについてはコメントできない」と言及を避けた。

 朝日新聞は10日付の朝刊で、愛媛県や今治市職員らが15年4月2日に柳瀬氏と首相官邸で面会したことを記録した文書が存在すると報じた。それによると、柳瀬氏は同県職員らに「本件は、首相案件」と述べたとされている。

 中村知事は会見で、報道された文書と同じかどうか県職員から聴取した結果、「担当職員が備忘録として書いた文書だと判明した」と明らかにした。備忘録は、「会議に出席した職員が口頭報告のために作ったメモ」と説明した。

 ただ、首相の関与については「分からない。コメントしようがない」と指摘。備忘録に関しては「保管義務がないから文書そのものはこの段階では確認できていない」と述べるにとどめた。

3609とはずがたり:2018/04/10(火) 21:32:10


「首相案件」文書、作成認める=愛媛県知事「職員の備忘録」―加計学園問題
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180410-00000089-jij-pol
4/10(火) 17:36配信 時事通信

愛媛県の中村時広知事は10日、加計学園の獣医学部新設計画をめぐり、柳瀬唯夫経済産業審議官が「首相案件」などと述べたと記されているという面会記録について、担当職員が「備忘録」として作成したことを認めた。
 愛媛県の中村時広知事は10日記者会見し、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐり、安倍晋三首相の秘書官だった柳瀬唯夫経済産業審議官が「首相案件」などと述べたと記されているという面会記録について、担当職員が「備忘録」として作成していたことを認めた。

 文書自体は現時点で確認していないとした上で、県職員が2015年4月に柳瀬氏と面会したかどうかについては「相手先のことについてはコメントできない」と言及を避けた。

 朝日新聞は10日付の朝刊で、愛媛県や今治市職員らが15年4月2日に柳瀬氏と首相官邸で面会したことを記録した文書が存在すると報じた。それによると、柳瀬氏は同県職員らに「本件は、首相案件」と述べたとされている。

 中村知事は会見で、県職員から聴取した結果、「担当職員が備忘録として書いた文書だと判明した」と明らかにした。首相の関与に関しては「分からない。コメントしようがない」と述べた。備忘録については「保管義務がないから文書そのものはこの段階では確認できていない」と述べるにとどめた。

3610とはずがたり:2018/04/10(火) 21:32:21

「首相案件」面会メモ 愛媛知事が認めた加計文書内容
https://www.asahi.com/articles/ASL4B5R7XL4BUTIL03H.html?iref=comtop_8_02
2018年4月10日17時49分

 愛媛県の中村時広知事が10日の記者会見で「職員が作成したメモ」と認めた文書の内容は以下のとおり。

「本件は、首相案件」と首相秘書官 加計めぐり面会記録
     ◇

報告・伺

獣医師養成系大学の設置に係る内閣府藤原次長・柳瀬首相秘書官との面談結果について

                     27.4.13
                     地域政策課

1 4/2(木)、獣医師養成系大学の設置について、県地域政策課長・今治市企画課長・加計学園事務局長らが内閣府藤原次長及び柳瀬首相秘書官らとそれぞれ面談した結果は、次のとおり。

《藤原地方創生推進室次長の主な発言(内閣府)11:30》

・要請の内容は総理官邸から聞いており、県・今治市がこれまで構造改革特区申請をされてきたことも承知。

・政府としてきちんと対応していかなければならないと考えており、県・市・学園と国が知恵を出し合って進めていきたい。

・そのため、これまでの事務的な構造改革特区とは異なり、国家戦略特区の手法を使って突破口を開きたい。

・国家戦略特区は、自治体等から全国レベルの制度改革提案を受けて国が地域を指定するものであるが、風穴を開けた自治体が有利。仮にその指定を受けられなくても構造改革特区などの別の規制緩和により、要望を実現可能。

・今年度から構造改革特区と国家戦略特区を一体的に取り扱うこととし、年2回の募集を予定しており、遅くとも5月の連休明けには1回目の募集を開始。

・ついては、ポイントを絞ってインパクトのある形で、2、3枚程度の提案書案を作成いただき、早い段階で相談されたい。

・提案内容は、獣医大学だけでいくか、関連分野も含めるかは、県・市の判断によるが、幅広い方が熱意を感じる。

・獣医師会等と真っ向勝負にならないよう、既存の獣医学部と異なる特徴、例えば、公務員獣医師や産業獣医師の養成などのカリキュラムの工夫や、養殖魚病対応に加え、ペット獣医師を増やさないような卒後の見通しなどもしっかり書きこんでほしい。

・かなりチャンスがあると思っていただいてよい。

・新潟市の国家戦略特区の獣医学部の現状は、トーンが少し下がってきており、具体性に欠けていると感じている。

《柳瀬首相秘書官の主な発言(総理官邸)15:00》

・本件は、首相案件となっており、内閣府藤原次長の公式のヒアリングを受けるという形で進めていただきたい。

・国家戦略特区でいくか、構造改革特区でいくかはテクニカルな問題であり、要望が実現するのであればどちらでもいいと思う。現在、国家戦略特区の方が勢いがある。

・いずれにしても、自治体がやらされモードではなく、死ぬほど実現したいという意識を持つことが最低条件。

・四国の獣医大学の空白地帯が解消されることは、鳥インフル対策や公衆衛生獣医師確保の観点から、農水省・厚労省も歓迎する方向。

・文科省についても、いい大学を作るのであれば反対しないはず。

・獣医師会には、直接対決を避けるよう、既存の獣医大学との差別化を図った特徴を出すことや卒後の見通しなどを明らかにするとともに、自治体等が熱意を見せて仕方がないと思わせるようにするのがいい。

・加計学園から、先日安倍総理と…

3611とはずがたり:2018/04/10(火) 23:40:01
愛媛県知事のひと刺しで安倍官邸に激震 始まりは週刊朝日特報〈dot.〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180410-00000066-sasahi-pol&p=1
4/10(火) 19:12配信 AERA dot.

 疑惑の始まりは2017年7月23日に配信された週刊朝日のオンライン記事だった。安倍政権がひた隠しにしてきた、15年4月2日に首相官邸で行われた今治市の企画課長や愛媛県職員らと政府関係者による面会で、政府側の出席者が柳瀬唯夫首相秘書官(当時、現在は経済産業審議官)だったことをスクープした。

 その加計学園問題で新たな事実が発覚し、政界に激震が走っている。

 朝日新聞は4月10日、15年4月の官邸での面会後に、愛媛県の職員が作成した記録文書が存在すると報道した。記事によると、文書には柳瀬氏が述べた言葉として「本件は、首相案件」と書かれていた。

 報道を受けて同日夕、愛媛県の中村時広知事が記者会見を開催。中村知事は、自らヒアリング調査をしたと説明したうえで、「当時の担当職員が、備忘録として書いた文書であると判明した」と、文書の存在を認めた。ただ、文書そのものは県庁内では確認できていないという。

 中村知事の“ひと刺し”発言を受けて、朝日はデジタル版で文書の全文を報道。そこには、次のような生々しいやりとりが書かれていた(肩書は当時のもの)。

〈かなりチャンスがあると思っていただいてよい〉(藤原豊地方創生推進室次長)

〈加計学園から、先日安倍総理と同学園理事長が会食した際に、下村文科大臣が加計学園は課題への回答もなくけしからんといっているとの発言があったとのことであり、その対応策について意見を求めたところ、今後、策定する国家戦略特区の提案書と併せて課題への取組状況を整理して、文科省に説明するのがよいとの助言があった〉(柳瀬唯夫首相秘書官)

〈本件は、首相案件となっており、内閣府藤原次長の公式のヒアリングを受けるという形で進めていただきたい〉(同)

 政府関係者は言う。

「すでに永田町では、朝日のスクープで政局がおきるとの話でもちきりだ。安倍首相は、加計学園による獣医学部の新設計画をはじめて知ったのは昨年1月20日だったと国会で答弁しているが、それが完全にウソだったことになる。これでは(森友疑惑の)昭恵夫人ではなく、首相の証人喚問をしなければならなくなる。それくらい大きな話だ」

 加計学園問題では、官邸での面会で話された内容は最大の謎となっていた。この日から、それまで門前払いだった加計学園の獣医学部新設構想が大きく動き始め、トントン拍子で17年1月に国家戦略特区の事業者に決まった。前述した週刊朝日のスクープ記事には、今治市関係者の言葉として、こう書かれていた。

〈「面会の後、今治市では『ついにやった』とお祝いムードでした。普通、陳情など相手にしてもらえず、下の担当者レベルに会えればいいほう。国会議員が同行しても、課長にすら会えない。それが『官邸に来てくれ』と言われ、安倍首相の名代である秘書官に会えた。びっくりですよ。『絶対に誘致できる』『さすがは加計さんだ、総理にも話ができるんだ』と盛り上がったというのは有名な話です」〉

 柳瀬氏は面会の事実について、週刊朝日の報道後、国会で「記憶にございません」と7回以上繰り返した。10日の朝日の報道を受けてあらためてコメントを書面で発表したが、そこでも「自分の記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはありません」と面会の事実を否定した。

 菅義偉官房長官は、関係省庁に対して愛媛県とのやりとりに関する文書について調べるよう指示したというが、何と応じるのか。

 野党が柳瀬氏の追及を強めるのは必至だ。前出の政府関係者は言う。

「先週から、森友学園問題から加計学園に話題が移っていくという情報が流れていた。それが、この話だった。自民党幹部からは『安倍に対抗する勢力が、文書を入手して出したんじゃないか』といった声も出ていて、『秋まで政権は持たない』『安倍首相なら解散を打ってくるかもしれない』との声が、すでに出ている」

 今年はじめまでは秋に予定されている総裁選で「安倍3選確実」との見通しが支配的だったが、風向きは一気に変わった。安倍政権は最大の危機を迎えている。(AERA dot.編集部取材班)

3612とはずがたり:2018/04/11(水) 19:14:08
1年前の記事。

田中龍作2017年05月18日 16:45
【今治発・加計疑惑】地元市長「安倍総理が全部やってくれているから…」
http://blogos.com/article/223814/

 加計学園誘致を政策の目玉に掲げる今治市の菅良二市長。3期目を目指す選挙戦の準備を始めた去年10月頃から「(加計誘致は)安倍総理が全部やってくれているから、地元が口をはさむ余地はない」と話していたことが分かった。

 菅市長に近い筋が田中龍作ジャーナルに明らかにした。菅市長は行く先々で上記のように話し、誘致成功を確信していたという。

 国家戦略特区の公募は、今年の1月4日開始で11日締め切り。1月20日、政府は加計学園を獣医学部新設の特区事業者に認定した。1校に限り認める、というものだった。

 菅市長は特区公募開始の3か月前から加計学園が今治市で獣医学部を新設できるようになることを知っていたことになる。1校に限り認められるという狭き門をパスできることを知っていたのである。

 同じ頃(昨年10月)、加計学園は特区事業者にまだ認定されていないにもかかわらず、今治市の市有地でボーリング調査を行っていたことも明らかになっている。

 37億円相当の市有地は今年3月、加計学園に無償譲渡された。現在、獣医学部キャンパスの建設工事が進む。

 加計学園が今治市でボーリング調査を行った翌月(昨年11月)、ライバルの京都産業大学は国家戦略特区の選から外れた。

 加計学園獣医学部(今治市)をめぐっては文科省が内閣府から「総理の意向だと聞いている」と言われたことを記した文書の存在が明らかになっている。

 文書は昨年10月に作成されたと見られている。菅市長(当時・候補者)が「安倍首相が全部やってくれているから」と言い始めた頃である。

 そして翌月(昨年11月)、52年ぶりとなる獣医学部の新設が認められた。

 市議会関係者によれば、加計学園誘致計画が市議会議員に正式に示された去年(平成28年)11月の時点で、平成30年4月の開校は決まっていた。すべてが既定路線だったのである。

 加計孝太郎理事長の最も親しいお友達である安倍首相が「全部やってくれた」結果、加計学園は今治市に 上げ膳据え膳 で誘致されることになった。

 田中龍作ジャーナルは事実確認のため、今治市の秘書課にコメントを求めたが、「市長はいない。担当者もおらん」と断られた。

    〜終わり〜

3613とはずがたり:2018/04/13(金) 14:44:43

証拠の出所が複数ある(=アベの発言を否定する信憑性がより高い)って訳では無いってことなのか?

愛媛県知事、農水省文書も県職員作成の認識
https://this.kiji.is/357388559528805473
2018/4/13 13:53
c一般社団法人共同通信社

 農林水産省内で見つかった加計学園の獣医学部新設計画に関する文書について、愛媛県の中村時広知事は13日、県職員が作成した文書との認識を示した。県庁で記者団に語った。

3614荷主研究者:2018/04/15(日) 10:49:48

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201803/20180331_73057.html
2018年03月31日土曜日 河北新報
地域に貢献輝く足跡 東北の国立大定年退職教授 大滝精一教授、斎藤忠夫教授に聞く

[おおたき・せいいち]52年長野県出身。東北大大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。専修大助教授、東北大経済学部教授を経て99年から現職。11〜14年経済学研究科長。河北新報社東北再生委員会専門委員を務めた。

[さいとう・ただお]52年東京都出身。75年東北大農学部卒。協同乳業勤務を経て東北大大学院農学研究科博士課程修了。東北大農学部助教授を経て、01年から現職。アジア乳酸菌学会連合会長、日本酪農科学会会長などを務める。

 東北の国立7大学で研究と教育に尽力した教授が31日、定年を迎える。東北大大学院経済学研究科の大滝精一教授は経営学の知識と人脈を生かし、東日本大震災からの復興に取り組んだ。農学研究科の斎藤忠夫教授は牛乳と乳製品の機能特性を解明した。2人が長年の研究生活を振り返った。

◎知識と人脈復興に尽力/東北大大学院経済学研究科 大滝精一教授(65)経営政策論

 東北の企業、NPOの振興に心血を注ぎ、行政の審議会委員も多く引き受けた。「経営学は単なる金もうけの学問ではなく、その本質はさまざまな組織に役立つ」と強調する。

 東北大に移って間もない1988年、経営者団体「東北ニュービジネス協議会」が創設された。準備に奔走し、東北各地を巡ったことが原点。「出会ったリーダー全員から学ばせてもらった。東日本大震災では組織トップの神髄を見た」

 アイリスオーヤマの大山健太郎社長と付き合いが長く、被災地再生のために経営者が設立した「東北未来創造イニシアティブ」(2012〜17年)などで共に復興の音頭を取った。

 97年に発足した宮城県内のNPOを支える「せんだい・みやぎNPOセンター」の設立に尽力し、99年から代表理事を務める。センターへの寄付金を原資に、被災地支援事業を助成する「地域創造基金さなぶり」と、人材育成に取り組む「みやぎ連携復興センター」が独立。さなぶりの助成総額は約16億円に上り、新しい資金の流れを作った。

 「私自身が震災復興に貢献したことはわずかだが経済界、NPO、行政という三つのセクターをつなげられた」と手応えを語る。

 実家は長野県岡谷市の商店。東北大経済学部に進んだのも本来は家業に生かすためで、家族は大学院進学を猛反対したという。

 退任後はNPO法人「アイ・エス・エル(ISL)」(東京)が8月に開設する経営大学院の副学長に就く。多くの役職を退き、活動拠点を関東に移すが「できる限り東北に足を運びたい」と話す。

◎乳製品の機能特性解明/東北大大学院農学研究科 斎藤忠夫教授(65)畜産物利用学

 乳酸菌とビフィズス菌の機能特性の解明など、牛乳・乳製品の研究に打ち込んだ。ヨーグルトとチーズの専門家として世界的に知られ、テレビ出演や講演依頼は引きも切らない。

 「毎年入ってくる学生たちと研究に取り組み、楽しい教員生活だった」。講義で学生にチーズを振る舞い続けた。最終年度の購入費は8万円にもなった。

 東京の下町で生まれ育った。食への関心が高く農学研究が盛んな北大を志すも、北海道を海外と言い張る家族に反対され、東北大に進んだ。受験日に泊まった寮で仙台人の温かさに触れ、寮長の誘いで今の研究室を選んだ。「縁を大切にしてきた」と振り返る。

 修士課程でウシの常乳に含まれるタンパク質「カッパ-カゼイン」の糖鎖構造を解析して初めて化学式を決めたが、論文発表でフランスの研究チームに先を越されてしまった。敗北感が原動力となり、博士課程の初乳の糖鎖研究で「世界初」を奪還した。

 1日当たり3度または三つの乳製品を取る「3-A-Day」を提唱・実践する。朝食は母直伝の特製ヨーグルトドリンク、昼食はチーズのみ。牛乳に換算すると、毎日1リットル以上を摂取する。「ほぼ一日も休まず研究室に顔を出した。病気一つしない健康な体は乳製品のおかげ」と笑う。

 退職後は酒類メーカー「オエノンホールディングス」(東京)の社外取締役として本社と八戸工場(八戸市)を行き来する。代表理事を務める、高齢者の困り事解決のNPO法人「仙台支え愛サポートセンター」(仙台市)の活動にも本腰を入れたいという。

3615とはずがたり:2018/04/17(火) 19:56:49
高学歴ニートの院生すら集められないのか?院の進学率どころか進学絶対数,下がってるみたいだしな

留学生520人が来日できず
東京の受け入れ校の教員不足で
https://this.kiji.is/357436626886919265
2018/4/13 17:06
c一般社団法人共同通信社

 日本語学校の東京国際交流学院(東京都八王子市)で教員が不足しているとして、東京入国管理局が、4月に入学予定だった留学生約520人の在留資格を認めなかったことが13日、学院への取材で分かった。入学予定者は本国で足止めされており、学院の広報担当者は「早期に受け入れられるよう改善に全力を尽くす」としている。

 学院によると、東京入管が1月に現地調査を実施し、教員不足で十分な教育ができないと判断。入学予定者への在留資格認定証明書を交付しなかった。証明書がないと、ビザを取得できないため、予定者が来日できない事態となっている。

 学院の学生の定員は約1200人。

3616とはずがたり:2018/04/18(水) 16:59:16
今から30年前,高校の時,"補講"があったな。補習してはいけないと文部省が決めてるからなと先生がにやっと笑っていた。強制だったかどうか,補講代なんて取ってたかは憶えてないなあ。。

高校の“朝課外”「強制された」生徒の声相次ぐ 本来は任意のはずが… 福岡の県立高
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180418-00010000-nishinp-soci
4/18(水) 9:42配信 西日本新聞

昨年末、県内の高校の教室は朝課外に励む生徒たちで埋まっていた
 「朝課外」「ゼロ時限」と呼ばれる補習が福岡県の県立高校で事実上、必修化されてきた問題で、多くの学校でこの春、初めて生徒の意思確認が行われた。県教育委員会は生徒の自由参加を徹底させる方針だが、二の足を踏む学校もある。特命取材班には「参加を強制された」という生徒の声が相次いで寄せられた。過渡期を迎えた朝課外の現状を追った。

 朝課外は、午前7時半ごろに始まり45分間程度。全国では一般的ではないが、福岡県を中心に九州では定着している。福岡では遅くとも1970年代に始まったとされ、多くの高校で「伝統」として続いてきた。

県教委、任意参加を徹底するよう通知
 本来は任意であるはずが「必修化」し、正規の授業をする高校もあることが問題視され、県教委は昨年11月、任意参加を徹底するよう各校に通知を出した。

 ところが-。ある高校の男子生徒は「参加を強制された」と訴える。3月の全校集会で参加の有無を問う同意書が配られたが、進路指導の教員から「これまでと全く変わらない。出席に同意するように」と一方的に言われたという。「親と自分で考えることなのに、圧力をかけるのはおかしい」と憤る。

「同意書に『同意』の1択しかなかった」の声も
 他にも「不参加なら三者面談をすると言われた」「同意書に『同意』の1択しかなかった」といった声が多数寄せられた。取材班が入手した音声データでは、教員が「塾に比べて朝課外にかかる費用は20分の1程度だ」と強調。「どっちが親孝行?」と尋ねたり「受けなければ受験に失敗する」と告げたりしていた。

現場の教員の声は?
 現場の教員はどう思っているのか。

 40代男性教諭は「任意を徹底すれば勉強しない子はずっとしなくなる」と危惧する。この高校では実際に同意を促した教員もおり、結果的に9割の生徒が参加を表明したという。進学校に追いつきたいという事情もあるようだ。

「生徒のため」と準備に励む教員も
 朝課外にかかる教員の人件費は生徒側の負担となっている。「参加が減れば先生の報酬も減る。だから強制している」と推測する生徒もいるが、男性教諭は否定。「準備の手間は変わらないので一人でも多く受けてもらいたい」と話した。

 働き方改革が叫ばれる中で「生徒のため」と信じて準備に励む教員は少なくない。「受験は団体戦。空席が目立てばモチベーションに影響が出かねない」(30代女性教諭)と懸念する声もあった。

朝課外にどれほどの効果がある?
 確かに、ある男子生徒は「みんなと勉強した方が頑張れる」と話した。でも、睡眠不足を招く朝課外には反対。「長期休みや放課後の補習は受けたい。でも、朝課外とセットになっていて、自由に選べない仕組みが問題だと思う」と嘆く。

 そもそも朝課外にどれほどの効果があるのか。県教委は検証したことがないという。インターネット上では、早朝授業は効果がないとする海外の研究を引用し、廃止を訴える意見が目立つ。

半世紀近く続く伝統の朝課外
 脳科学の権威である川島隆太東北大教授に聞くと、「朝食を食べた後の午前中が一番脳が働きやすく、学習に効果的」。ただし「生活習慣が確立されていれば、の話」。

 文部科学省の2014年調査では、深夜0時以降に就寝する高校生は47%に上り、3人に1人が睡眠不足を感じていた。川島教授は「早寝早起きが前提だったころは理にかなっていたと思うが、時代に合わなくなっているのでは」と疑問を投げ掛けた。

 半世紀近く続く伝統の朝課外。来年度から完全選択制に移行できないか検討を始めた高校もあるという。ある男性教諭は「学校も少しずつですが変わりつつあります」とメールを寄せた。【あなたの特命取材班】

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 西日本新聞「あなたの特命取材班」は、暮らしの疑問から地域の困り事、行政や企業の不正告発まで、SNSで寄せられた読者の情報提供や要望に応え、調査報道で課題解決を目指します。ツイッターやフェイスブックの文中に「#あなたの特命取材班 」を入れて発信してください。

=2018/04/18付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

3617とはずがたり:2018/04/19(木) 14:29:23
「わいせつ行為を受けた」児童らの嘘で解雇された男性教師、法廷で無罪に(ニュージーランド)
https://www.excite.co.jp/News/world_clm/20180409/Techinsight_20180409_493090.html
TechinsightJapan 2018年4月9日 21時39分 (2018年4月13日 18時11分 更新)

3618とはずがたり:2018/04/21(土) 22:29:28
まあこんだけ貰うと国際カンファレンスとか開いて予算消化に必死なんだろうなあ。

法政大・山口二郎氏、「昨年の総選挙はフェイク」科研費6億円教授が国民の総意冒涜で物議
https://netallica.yahoo.co.jp/news/20180413-12442177-newsvision
2018/4/13 09:20 New's Vision

政治家を批判するのはご勝手だが、「国民の総意」を疑うのは民主主義への冒涜ではないだろうか。法政大学・山口二郎教授(59)の発言が物議をかもしている。

 山口氏は10日、自身のTwitterの中で野党に対し「安倍首相退陣を求めるだけでなく、政権奪取に向けた動きを起こすべき」と奮起を促し、野党第一党である立憲民主党が「野党としての主体性の構築」よりも「他の野党を引き連れて安倍政権を倒すくらいの気合」を持つべきだとの自論を述べた。そのご高説は結構なのだが、その後「そもそも昨年の総選挙がフェイクであり、民意を問い直せという主張が野党から出てこなければならない」と、聞き捨てならない言葉を放り込んだ。

国民の総意が示される「総選挙」がフェイクであるとはどういうことなのか。得票の操作が行われた場面をオブザーバーに撮影されても、堂々と長期政権を続ける某国でもあるまいし。この発言は、我々国民の総意をバカにしているのだろうか。

同氏のTwitter上には「選挙がフェイクって有権者を愚弄してますね ほんとに教授ですか?」「気に入らない選挙結果は全てフェイク扱い。貴方、確か政治学者でしかも法学部の教授ですよね。日本国憲法前文は御存じですか?」「すいません。総選挙がフェイクであるエビデンスをわかりやすくご提示いただけませんか?」などとする怒りの反論が相次いだ。

たかがTwitterのつぶやきとはいえ、世論が見過ごせないのには同教授が国庫から莫大な「科研費」を助成されているという背景がある。

■山中伸弥2億5千万円、山口二郎6億円…バラまき科研費の成果は?
科研費とは「あらゆる分野における優れた研究を発展させる」ことを目的に、大学等の研究者又は研究者グループが計画する「基礎的研究」に対して行われる補助金のことである。これは研究に必要な物品や旅費、研究者の招聘に必要な経費などに利用することができるのだが、サイエンスやケミストリーに限定されず、山口教授をはじめとする人文・社会科学にも適用されるものなのである。その科研費のバラまきが昨今、批判を浴びている。

自民党・杉田水脈議員は2月26日、衆院予算委員会分科会で文部科学省に対して科研費の審査のあり方を追及。杉田氏は、科研費が韓国の市民団体と朝鮮半島統治時代の徴用工問題に取り組む国内学者に支給されるなど、政府・外務省が前向きに取り組んでいる歴史問題の発信に「後ろから弾を撃っている構図」だと指摘した。さらに杉田氏は科研費の行方を検証し、山口二郎教授になんと6億円の科研費が支払われていることをWeb上で発表し、話題となった。

たしかに、科学研究費助成事業データベース「KAKEN」で調べると「グローバリゼーション時代におけるガバナンスの変容に関する比較研究」(02?06年)で4億4577万円、「市民社会民主主義の理念と政策に関する総合的考察」(07から11年)9854万円、「政権交代の比較研究と民主政治の可能性に関する考察」(12?17年)で4498万円など、山口教授に莫大な金額が科研費として支払われている。

6億円もの研究費を必要とする「行政学」とは一体なんなのか。学問の自由にもの申すつもりはないが、わざわざ国が国益を無視した運動に補助金を出す必要があるのだろうか。その成果が「アベ! お前を叩き斬ってやる」の暴言や件の「総選挙はフェイク」発言に集約されているかと考えると恐ろしくなってくる。大学教育に対する信頼さえ揺らぎかねない状況だ。

3619荷主研究者:2018/04/22(日) 11:03:27

http://www.sankeibiz.jp/business/news/180406/bsc1804060500002-n1.htm
2018.4.6 05:00 Fuji Sankei Business i.
住友金属鉱山、東北大と共同研究組織

 住友金属鉱山は5日、東北大学の多元物質科学研究所と、非鉄金属製錬での共同研究組織を設置したと発表した。共同研究を通じ、国内での非鉄分野の人材育成を目指す。

 2023年3月までの5年間の契約で、住友金属鉱山が1億5000万円を投じる。金属スクラップから効率的にレアメタル(希少金属)などを分離する技術や製錬廃棄物の再資源化に向けた研究などに取り組む。

 記者会見した住友金属鉱山の今村正樹執行役員は「業界の先細り懸念がある中、共同研究を通じ、学生らに事業に興味を持ってもらえるよう取り組みたい」と強調した。

3621とはずがたり:2018/04/22(日) 22:38:20
幸福の科学が科学的な態度を理由に不認可になったけど,こんな教育してるようだと認可取り消す必要がでてくんちゃうか。

加計学園獣医学部の講義で、小川榮太郎の「モリカケは朝日の捏造」デマ本が参考書に指定! ヘイト本、日本スゴイ本も…
2018.04.19
http://lite-ra.com/2018/04/post-3960.html


この4月に新設された、疑惑の中心である岡山理科大学獣医学部について、目を疑うような信じがたい事実が出てきた。

 それは、大学HPで公開されている講義のシラバスのなかにあった。獣医学部では、1年生を対象とした教養教育科目のひとつに柳井徳磨氏による「現代人の科学A」という科目があるのだが、シラバスによれば〈現代科学の到達した自然観の全体的な枠組みを伝える〉ことを目的とする講義だという。しかし、問題は、この講義の「参考書」として挙げられている書籍だ。

 柳井氏の研究分野は獣医病理学だというが、しかしこの講義の「教科書」の欄を見ると、中国・韓国・モンゴルヘイト本を多数出版している宮脇淳子氏の『日本人が教えたい新しい世界史』(徳間書店)なるヘイト本が挙げられていたり、さらに「参考書」の欄にも、極右雑誌「WiLL」やヘイト本の出版で知られる出版社ワックが発行する『日本人はなぜ「小さないのち」に感動するのか』(呉善花)などという「日本スゴイ」本が挙げられており、どのあたりが「現代人の科学」なのかさっぱり意味がわからないのだが、それ以上に驚いたのは、なんと、こんな書籍までが「参考書」として挙げられているのだ。


3622とはずがたり:2018/04/23(月) 21:34:48

京大教授、手当など不正請求 東京に住み出張費を計上
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180423-00000071-asahi-soci
4/23(月) 21:04配信 朝日新聞デジタル

 京都大経済研究所の元所長で60代の男性教授が手当などを不正に請求したとして、京大が近く処分を検討していることがわかった。住所が京都市にあると大学に届け出ながら実際は東京の自宅に住み、実態にあわない出張費を計上。単身赴任手当や東京―京都間の交通費などを受け取っていた。総額は約2年間で計約270万円。教授は学内の調査に不正を認めているという。

 教授は、経済理論の専門家で、日本経済学会長を務めたことがある。2015年10月に別の大学から京大に移った。

 関係者によると、京大は寄せられた情報に基づき、17年9月から調べていた。教授は京都市内にある賃貸住宅を住所として大学に届け出て、17年8月までに単身赴任手当や住居手当など計180万円あまりを受け取っていた。

 また、教授は京大で授業を受け持っていなかったが、会議などのために出勤する際に、京都から東京方面に出張したことにして実態にあわない出張費を請求。実際にかかった交通費にあてていた。こうした「カラ出張」は24件、計80万円あまりに上った。

 昨年度までの出勤状況を確認すると、大学に実際に出勤したのが計約80日に対し、学外で従事したとする日が計300日以上あった。秘書に指示して出勤簿に押印させ、出勤したことにしていたこともあったという。

 調査に対し教授は、当初は京都に住む予定だったが、持病が悪化し、東京の自宅で家族と同居して京都に通うようにしていたと釈明。自宅で研究や業務ができると考えていたといい、「不正の認識はなかったが、反省している」と説明しているという。

 京大では15年と17年にも元教授や助教のカラ出張が判明し、京大は17年7月、再発を防ぐ体制を整備すると表明していた。京大は「現状ではコメントできない」としている。

朝日新聞社

3623とはずがたり:2018/04/23(月) 21:35:43
阪大がよおある印象だが京大も出てきたんかな。。

京大、助教を懲戒解雇 架空出張で1千万円不正受給か
https://www.asahi.com/articles/ASK7T5GDSK7TPLZB01F.html?ref=yahoo
2017年7月25日20時37分

 京都大は25日、架空の出張旅費や日当名目で大学側から計約1124万円を不正に受給したとして、京大防災研究所(京都府宇治市)の浜口俊雄助教(49)を懲戒解雇にしたと発表した。

 京大によると、浜口助教は2007〜16年、計155回にわたり、出張したとする虚偽の書類を大学側に提出し、旅費などを不正に受け取っていたという。書類には他大の研究者名を挙げ、打ち合わせや調査のために会ったとするうその説明を記していた。

 浜口助教は大学の調査に不正受給を認め「正式な手続きで物品を購入する煩わしさを避けたかった」と説明したというが、備品購入の領収書などは確認されておらず、京大は私的流用があったと判断。浜口助教を近く刑事告訴する方針という。

 京大の湊長博副学長は「研究者の倫理としても、公的資金の使い方としてもあってはならないことで、申し訳ない」と陳謝した。

3624とはずがたり:2018/04/23(月) 21:36:44

「博士」の末は…就職難 かつては名誉、変わりゆく境遇
https://www.asahi.com/articles/ASL425FSGL42OIPE026.html?ref=yahoo
佐藤剛志2018年4月23日08時33分

 かつて「末は博士か大臣か」と言われ、今も少なくない子供たちが憧れる「博士」。日本で近代的な学位としての博士が制度化されてから130年が過ぎた。この間、博士号やその取得者を取り巻く状況はどう変化してきたのだろうか。

 第一生命が小学6年生までの子供たちに「大人になったらなりたいもの」を尋ねたアンケート結果で今年、「学者・博士」が男の子の1位となった。この「博士」という言葉自体は古くからあり、律令制の官職では大学寮や陰陽寮などに属した教官を指した。有名な陰陽師・安倍晴明は「天文学博士」だった。

 1887(明治20)年に公布された「学位令」で、法学・医学・工学・文学・理学の5種類の博士が設けられ、翌年25人に初めて授与された。この時、「博士」の読みは「はくし」とされた。「大博士」の規定もあったが授与されず廃止されている。

 博士の学位は、大学院に入り試験に合格した人に対して、帝国大学評議会の議を経て文部大臣が授与するとされたが、「これと同等以上の学力がある者」も対象とされ、実際はこちらの規定を元に博士になる人が多かった。天野郁夫・東京大学名誉教授(教育社会学)は、「授与された学位の大半はこの『推薦博士』と言うべきもの。大学院を出ることは学位取得の主要ルートにならなかった」と語る。

 98年に改正された学位令では推薦の幅が広がる。1911年に文部省が授与した文学博士号を夏目漱石が「辞退」して騒動となるのは、このうち博士で構成する「博士会」の推薦によるものだ。その後、20年の改正で推薦制度はなくなり、論文提出が必須に。あわせて博士号を授与する主体が文部大臣から各大学に変わった。「20年までの帝国大学教授にとって、博士学位は学問の研鑽(けんさん)を積んだ証しに得るというより、教授になるともらえる『名誉の称号』の意味合いが強かった」と天野さん。

 戦後の教育改革を経て、博士に加えて「修士」の学位が設けられるなど、現在につながる様々な制度変更がなされた。5種類でスタートした博士学位は19種類まで増えたが、91年の制度変更で廃止された。現在は「博士(文学)」などと専攻分野をカッコ内に表記し、その数は優に100を超える。

積極的に与える大学院も
 時代が下って、4年の学部卒業…

3625とはずがたり:2018/04/24(火) 22:11:04

ゴミ箱から九大図書館の蔵書78冊 背表紙だけの本も
https://www.asahi.com/articles/ASL4N63PVL4NTIPE038.html?ref=tw_asahi
谷辺晃子2018年4月20日21時29分

 九州大伊都キャンパス(福岡市西区)の伊都図書館から蔵書が無断で持ち出され、一部が中身を切り取られていたことが大学への取材でわかった。学生寄宿舎内で78冊がゴミ袋に入れられた状態で見つかった。同館では昨年末の時点で約200冊がなくなっていたことが判明。主に理系の本で、今回見つかったのはこの一部の可能性もあるという。

 大学は被害届を出さずに、独自で調査を行う方針。本をPDF化してパソコンやスマホなどに取り込んでいたとみられており、宮本一夫・付属図書館長は「学生がやった可能性が高く、大変ショックを受けている」と話した。

 3月26日の朝、構内にある学生寄宿舎の清掃担当者が、一般ゴミの中から見つけて管理人に連絡した。宮本館長によると、四つのゴミ袋に計78冊が入っていた。うち36冊は背表紙だけになっており、3冊は付属のCDが抜き取られていた。残る39冊はそのままの状態だった。理系の教科書や入門書が多く、英語教材もあった。被害額は10万728円という。

 九州大は、付属図書館の蔵書に…

3626とはずがたり:2018/04/25(水) 12:58:25
アホや。。

専門性から発覚…九大院生、大学図書館の本盗んだ疑い
https://www.asahi.com/articles/ASL4T3H7VL4TTIPE00P.html?ref=tw_asahi
2018年4月25日12時31分

 九州大学の伊都図書館(福岡市西区)から本を盗んだとして、福岡県警は25日、九州大の大学院生の大高史寛容疑者(24)=福岡県糸島市前原中央1丁目=を窃盗の疑いで緊急逮捕し、発表した。同館が24日に77冊分の窃盗の被害届を出し、県警が調べていた。

 県警によると、大高容疑者は2014年4月から18年2月、伊都図書館の貸し出し用の本2冊(3千円相当)を盗んだ疑いがある。

 盗まれた中に専門性のある本が含まれていたことなどから大高容疑者が浮上。県警が任意同行した際に「間違いありません」と盗んだことを認め、自宅に所持していた2冊を差し出したため、逮捕したという。

 同大では今年3月下旬、構内の学生寄宿舎内で中身がはぎ取られるなどした78冊がゴミ袋に入れられた状態で見つかった。また、同館では昨年末の時点で約200冊がなくなっており、県警は関連を調べる方針。

3627とはずがたり:2018/04/25(水) 17:20:41
「博士」の末は…就職難 かつては名誉、変わりゆく境遇
https://www.asahi.com/articles/ASL425FSGL42OIPE026.html?iref=pc_rellink
佐藤剛志2018年4月23日08時33分

 かつて「末は博士か大臣か」と言われ、今も少なくない子供たちが憧れる「博士」。日本で近代的な学位としての博士が制度化されてから130年が過ぎた。この間、博士号やその取得者を取り巻く状況はどう変化してきたのだろうか。

 第一生命が小学6年生までの子供たちに「大人になったらなりたいもの」を尋ねたアンケート結果で今年、「学者・博士」が男の子の1位となった。この「博士」という言葉自体は古くからあり、律令制の官職では大学寮や陰陽寮などに属した教官を指した。有名な陰陽師・安倍晴明は「天文学博士」だった。

 1887(明治20)年に公布された「学位令」で、法学・医学・工学・文学・理学の5種類の博士が設けられ、翌年25人に初めて授与された。この時、「博士」の読みは「はくし」とされた。「大博士」の規定もあったが授与されず廃止されている。

 博士の学位は、大学院に入り試験に合格した人に対して、帝国大学評議会の議を経て文部大臣が授与するとされたが、「これと同等以上の学力がある者」も対象とされ、実際はこちらの規定を元に博士になる人が多かった。天野郁夫・東京大学名誉教授(教育社会学)は、「授与された学位の大半はこの『推薦博士』と言うべきもの。大学院を出ることは学位取得の主要ルートにならなかった」と語る。

 98年に改正された学位令では推薦の幅が広がる。1911年に文部省が授与した文学博士号を夏目漱石が「辞退」して騒動となるのは、このうち博士で構成する「博士会」の推薦によるものだ。その後、20年の改正で推薦制度はなくなり、論文提出が必須に。あわせて博士号を授与する主体が文部大臣から各大学に変わった。「20年までの帝国大学教授にとって、博士学位は学問の研鑽(けんさん)を積んだ証しに得るというより、教授になるともらえる『名誉の称号』の意味合いが強かった」と天野さん。

 戦後の教育改革を経て、博士に加えて「修士」の学位が設けられるなど、現在につながる様々な制度変更がなされた。5種類でスタートした博士学位は19種類まで増えたが、91年の制度変更で廃止された。現在は「博士(文学)」などと専攻分野をカッコ内に表記し、その数は優に100を超える。

積極的に与える大学院も
 時代が下って、4年の学部卒業…

3628とはずがたり:2018/04/25(水) 19:24:09
先日,宮崎の日南から神戸大へ進学した方と喋ってたが全く異口同音であった。

田舎ながら高校教諭の息子に産まれた俺は恵まれていたのかも知れない。

この著者や日南出身者よりも年長と思われる私の経験が此処迄酷くはないのは静岡県は北海道や宮崎の僻地と較べて割りと"都会"的(首都圏と名古屋に近いという地理的な意味で)だったのかもしれない。

一浪してまあ名門大学に入れて京都の寺社仏閣を巡るサークルに入ったが,その性質上地方出身者が多かった。長野県の飯田とかいたからそんなに地方の格差を感じなかった。寧ろ日本の教育は地方の才能を吸い上げる機能を有してるんだなと思った。
ただ大分や宮崎のやつはいたが県都近郊ではあったな。バブル崩壊直後だったが今より地方と中央の格差は小さかったのかも知れない。この世代に特殊な事情って可能性はどうかな。。

阿部 幸大
https://researchmap.jp/abekodai/
URL
https://u-tokyo.academia.edu/KodaiAbe
学歴
- 2006年3月 北海道釧路湖陵高校 普通科
2008年4月 - 2010年3月 東京大学 教養学部 文科三類
2010年4月 - 2012年3月 東京大学 文学部 現代文芸論
2012年4月 - 2014年3月 東京大学大学院 人文社会系研究科 修士課程 現代文芸論
2014年4月 - 現在 東京大学大学院 人文社会系研究科 博士課程 英語英米文学
2017年8月 - 現在 ニューヨーク州立大学ビンガムトン校 比較文学科

「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180425-00055353-gendaibiz-bus_all&p=1
4/25(水) 11:00配信 現代ビジネス

名門校出身者たちを目の当たりにして

 教育と格差の問題といえば、しばしば話題にのぼるのが東大生の親の年収である。2014年の調査によれば、東大生の育った家庭の半数強が、年収950万円以上の比較的裕福な家庭だという。

 ここで問題視されているのは、階級の固定化である。つまり、裕福な家庭は多額の教育費を支払うことができるので、子供は高学歴化する傾向にある。学歴と収入は比例することが多い。結果的に、金持ちの家系はいつまでも金持ちだし、逆に貧乏人はいつまでも貧乏から抜け出せない――という問題だ。

 だが、こうした問題提起に出くわすたび、いつも「ある視点」が欠けていると私は感じる。それは都市と地方の格差、地域格差である。

 田舎者は、田舎に住んでいるというだけで、想像以上のハンディを背負わされている。

 あらかじめ、どんな地域で育ったどんな人物がこの記事を書いているのか、簡単に紹介しておこう。

 私は高校時代までを、北海道の釧路市で過ごした。初代の「ゆとり世代」であるらしい1987年生まれの男性で、これは2000年に中学に入学し、2006年に高校を卒業する学年である。

 中卒の母親と小学校中退の父親という両親のもとに生まれ、一人息子を東京の大学に通わせるだけの経済的な余裕はある家庭に育った。

 高校卒業後は浪人して東京大学の文科三類に進み、3年次で文学部へ進学、その後5年間の大学院生活を経て、現在はニューヨーク州立大学の博士課程に籍をおいている。

 釧路市は、見渡す限り畑が広がり家屋が点々と建っている、というほどの「ド田舎」ではないものの、若者が集まる場所といえば「ジャスコ」しか選択肢がなく、もっともメジャーな路線のバスは30分に1本しか来ず、ユニクロやスタバがオープンすると大行列ができるような、ある種の典型的な田舎町だ。

 私が住んでいた当時は、ちょうど人口が20万人を割ったころであり、現在も小中高のクラス数とともに、人口は減りつづけている。

 そのような田舎町で育った私は、東大に入学して、都内の名門校出身者をはじめとする「サラブレッド」たちに出会い、いたく驚かされることになった。

 文化と教育の地域格差が、想像以上に大きかったからである。

3629とはずがたり:2018/04/25(水) 19:24:31
問題は「貧富の差」ではない
 私が主張したいのは、「貧富の差よりも地域格差のほうが深刻だ」ということではない。そうではなく、地方には、都市生活者には想像できないであろう、別の大きな障害があるということである。

 田舎では貧富にかかわらず、人びとは教育や文化に触れることはできない。

 たとえば、書店には本も揃っていないし、大学や美術館も近くにない。田舎者は「金がないから諦める」のではなく、教育や文化に金を使うという発想そのものが不在なのだ。見たことがないから知らないのである。

 もちろん、文化と教育に無縁の田舎で幸福に暮らすのはいい。問題なのは、大学レベルの教育を受け、文化的にも豊かな人生を送れたかもしれない田舎の子供たちの多くが、その選択肢さえ与えられないまま生涯を過ごすことを強いられている、ということだ。

 「文化的」とは、おそらく、いまあなたが思い浮かべている次元の話ではない。たとえば私が想定しているのは、わからないことがあればひとまず「ググる」という知恵があり、余暇の過ごし方として読書や映画鑑賞などの選択肢を持ち、中卒や高卒よりも大卒という学歴を普通だと感じる、そういったレベルの話である。

 この記事は、以下のツイートの拡散をきっかけに執筆依頼を受けて執筆している。

 家庭が貧しいと教育が受けられず貧しさが再生産されるという話、もちろん大問題だけど、同時に知ってもらいたいのは、教養のない田舎の家庭に生まれると、たとえ裕福でも教育には到達できないってこと。教育の重要性じたいが不可視だから。文化資本の格差は「気付くことさえできない」という点で深刻。

― 阿部幸大/Kodai Abe (@korpendine) 2018年3月15日 私は社会学者ではない。田舎から運良く東京の国立大学に進学できたので、上記のような格差と落差を、身をもって体感した一個人にすぎない。

 だがこのような格差の紹介は、日本ではまだまだ驚きをもって受けとめられている――つまり十分に認識されていないようなので、私のような経験者がひとつの実例を提出してもよいだろうと考えた次第である。

 そしてこの「十分に認識されていない」という事実が、逆説的にこの格差の大きさを物語っているように思われる。

大学生を見たことがなかった
 私の育った釧路市のような田舎に住む子供の多くは、おかしな話に聞こえるかもしれないが、まず「大学」というものを教育機関として認識することからして難しい。

 言い換えれば、大学を「高校の次に進む学校」として捉える機会がないのだ。

 高校生の頃の私が「大学」と聞いたとき思い浮かべることができたのは、「白衣を着たハカセが実験室で顕微鏡をのぞいたり、謎の液体が入ったフラスコを振ったりしている場所」という貧しいイメージのみであった。仮に当時の私が「大学には18歳の若者が通ってるんだよ」と教わっても、驚くどころか、意味がよくわからなかっただろう。

 たとえば釧路市民にとっての「都会」といえば札幌だが、釧路と札幌は300km、つまり東京―名古屋間と同じくらい離れている。市内には2つの大学があるが、いずれも単科大学である(当時は知らなかったが)。

 日本の各都道府県にはそれぞれ総合大学(ユニバーシティ)が設置されているので、最寄りの総合大学からこれほど地理的に離れている地区というのは、全国を見渡しても、離島と北海道の端っこくらいのものであろう。

 都市部にも「大学と無縁の環境で育った」という人はいる。だが、この点において田舎と都会で根本的に異なると思われるのは、「文化」や「大学」といった存在が視界に入るかどうか、という差である。

 釧路にも大学は存在すると書いたが、しかし子供たちにとってそこは病院などと区別されない「建物」にすぎず、「大学生」という存在にじかに出会ったことは、すくなくとも私は一度もなかったし、また私の場合は親族にも大学卒業者が皆無だったため、高校卒業後の選択肢として「大学進学」をイメージすることは、きわめて困難であった。

 それに対して都市部では、たとえば電車に乗れば「〜大学前」といった駅名を耳にすることになるし、そこで乗ってくる大量の若者が「大学生」であることも、なんとなく理解するチャンスはかなり大きくなるだろう。上京して、じっさい私は「世の中にはこんなに大学があったのか」と驚いた。

 さらに言えば、私が東大に入学し、なかば憤慨したのは、東大と同じ駒場東大前駅を最寄り駅とする中高一貫校が存在し、その東大進学率が抜群に高いということだった。なんという特権階級だろう!  しかも彼らには、自らがその地理的アドバンテージを享受しているという自覚はない。まさに文化的な貴族である。

3630とはずがたり:2018/04/25(水) 19:25:50

遠すぎて想像がつかない
 地域格差の大きさを考えるために、以下のような比較をしてみたい。

 たとえば東京に隣接したある県の家庭で、ひとりも大学卒の親族がおらず、しかし、抜群に成績が優秀な子供がいたとする。この子と、たとえば釧路市に住む、やはりひとりも大学卒の親族を持たない、同程度に優秀な子供とを比べてみよう。

 それぞれの家庭の親が、「この子を大学に入れようかしら」という発想に至る可能性を想像してみてもらいたい。

 前者の場合、仮に経済的な問題があっても、すくなくとも「将来、うちの子はもしかしたら東京の学校に通うことになるのかもしれない」という想像までは働くだろう。なにしろ東京まで電車で1時間程度なのだし、それに都内でなくとも、関東には大学がいくつもある。

 だが、後者の場合、親はせいぜい子供の優秀さをなんとなく喜ぶ程度で、大学進学などという発想はいちども脳裏をよぎることがなく、高校の終盤に先生から打診されてはじめてその可能性を知り、やっとのことで「『大学』って……どこにあるんですか? と反応するといったありさまだ。大袈裟に聞こえるかもしれないが、これは私の実例である。

 釧路のように地理的条件が過酷な田舎では「街まで買い物に行く」ことも容易ではないので、たとえば「本やCDを買う」という日常的な行為ひとつとっても、地元の小さな店舗で済ませる以外の選択肢がない。つまり、まともなウィンドウ・ショッピングさえできないのだ。

 したがって、私が関東に引越して自宅浪人しはじめたとき、まっさきに行ったのは、大きな書店の参考書売り場に通いつめることであった。見たこともない量の参考書が並んでいる東京の書店で、はじめて私は「釧路では参考書を売っていなかったのだ」ということを知り、悔しがったものである。

 田舎者(私)の無知と貧弱な想像力の例をいくつか挙げたが、まさに問題は、この「想像力が奪われている」ということにある。こうした田舎では、とにかく文化と教育への距離が絶望的に遠いがゆえに、それらを想像することじたいから疎外されているのだ。

 あまりに遠すぎて想像すらできないこと、これが田舎者の本質的な困難なのである。

サバイバーズ・ギルト
 田舎の小中高生にとっては、「将来のために勉強する」という発想もまた、かぎりなく不可能に近い。これは「何のために役に立たない勉強なんてするの? といった不満とは異なる話である。

 たとえば当時の釧路市では、高校入試の倍率はどの学校でもほぼ1.0倍であり、進学先は中学校の成績で自動的に割り振られた。いわば、いつのまにか「生涯の偏差値」が――その意味さえわからぬまま――決定されていたわけだ。

 田舎から抜け出すには大学入試がおそらく最大のチャンスだが、しかし、その可否は中学時代にすでに決まっている。

 なぜなら、「都会には『大学』なる組織が存在し、自分も努力次第でそこへ入学するチャンスがある」という事実を教わることができるのは、中学で教師の言われるままに学区トップの高校に進学した者だけだからだ。

 高校で初めて「大学進学」という選択肢の存在を知った私の場合は、この事実を驚愕と、いくぶんかの後ろめたさをもって受け止めた。なぜなら自分の学力が高くて大学に行けるのだとしても、それは「努力の成果ではなく、偶然の結果にすぎない」としか感じられなかったからである。

 田舎から都市圏の大学に進学するということは、たまたま容姿に恵まれて街角でスカウトされるのにも似た、きわめて確率的な事象である。

 それをプライドに転化することもできるだろうが、いわゆる「底辺」と形容される中学に通っていた私には、高い学力を持ちながらも、その価値を知らず道を誤ってしまった親しい友人を多く持っていたため、むしろ自らが手にした幸運の偶然性に寒気がしたものであった。

 この「後ろめたさ」は、一種の「サバイバーズ・ギルト」のような感覚だと言える。じっさい、そうした友人たちは中学のある時点で未成年による犯罪のニュース報道とともに学校から姿を消し、のちに鑑別所か少年院で撮影されたらしい変色した写真が卒業アルバムに載っているのを目にするまで、生死さえわからない状態であった。

 その中には私よりも成績が良い者もいたのだが、彼らは大学どころか中学校にも通えなかったわけだ。私が同様の運命を辿らずに済んだのは、たんに運が良かったから――たとえば犯罪行為が露見した日に一緒に遊んでいなかったから――にすぎない。私は、彼らが学力の価値を少しでも知っていたらどうだったろう、と考えないわけにはゆかない。

 かように田舎において、学力というポテンシャルの価値は脆弱なのである。

3631とはずがたり:2018/04/25(水) 19:26:55
>>3628-3631
東京との根本的な違い
 仮にめでたく大学進学という選択肢が与えられ、十分に学力があり、経済的にも恵まれ、いざ大学進学を志したとしても、田舎の子供にはさらなる障壁がいくつも立ちはだかっている。思いつくままに羅列してみよう。

 ○「せめて県内の大学に行ってほしい」と希望する親(北海道はとくにこの傾向が強かった)
 ○「女性は大学・都会になど行くべきでない」という根強い価値観
 ○都会に出ようとする若者への激しい嫉妬と物理的・精神的妨害
 ○受験に対する精神的な負担(多くの人は飛行機に乗ったことも大都市に行ったこともない)
 ○単身で「都会へ引越す」ことへの精神的負担
 ○都会での大学生活について相談できる大人の不在
 ○塾や予備校の不在(都会にどんな機関があるのか知る機会もない)
 ○近所の本屋に受験参考書が揃っていない(取り寄せるべき参考書を知る機会もない)
 ○過去問を閲覧することができない
 ○各種模擬試験の案内がない

 田舎者は、こうした数多の困難によって、教育から隔絶されている。

 こういう話をすると、かならず「いまはインターネットで教育が受けられる」という反応がある。だがこれは、くりかえすが、機会の問題ではなく想像力の問題なのだ。田舎ではそのような発想じたいが不可能なのである。

 田舎者は、教育の重要性はもちろん、インターネットの使い方もろくに知らない人がほとんどである。そのような情報弱者に、みずからの社会的地位の向上のためにインターネット教育を利用することを期待するという発想は、都会人の想像力の貧困を示していると言わざるをえないだろう。

「幸せかどうか」とは別問題
 「田舎だけの問題じゃない」「うちの田舎のほうがキツかった」「都会の貧困層には都会特有の問題がある」といった数々の異論があると思う。それはもっともだ。しょせん私はひとつの経験しか持たない。とくに都会特有の問題については無知である。

 だが、別の事例と問題点を挙げるとき、念頭においてほしいのは、弱者同士でケンカすることなどまったく不毛だということである。

 たんに私は、「教育の格差といえば貧富の差」という一般論において消去されがちな地域格差という側面にスポットを当てたにすぎない。別の問題を知るひとは、また別の問題として提起すればよい。

 また、「田舎は田舎で楽しくやってる」というのはまったくそのとおりだが、その事実と、都会と田舎のあいだには「格差」が存在するという問題は位相が異なる。田舎の幸福は格差を容認する理由にはならないのだ。

 ましてや、「知らないほうが幸せ」という意見は、「家事こそ女の幸福」と主張して女性差別を温存するのにも似た、差別と搾取と格差を是認するロジックと同じである。

偶然に翻弄される地方の子供たち
 地域格差が存在することは理解してもらえたとしよう。ではどうすればいいのか? 
 教育における地域格差の帰結をあらためて言い換えれば、それは「同じ学力の子供が、田舎に住んでいるという理由だけで、都市に住んでいれば受けられたはずの教育の機会を奪われている」ということである。そして、「知っていたら大学に行っていた」人口は、間違いなく、かなりの数にのぼる。

 先にも述べたように、私自身が偶然によって東京の大学に進んだ。ということはつまり、別の偶然によって田舎に留まることも大いにありえたのである。

 そして私は、もし過去に戻ってみずからの意思によって進路を選択できるのなら、迷うことなく前者を選ぶ。なぜなら、大学進学は選択肢を可視化するためである。「知らなくて損をする」という可能性を小さくするためである。

 私が必要だと思うのは、こうした偶然性に翻弄される田舎の子供たちに、彼らが潜在的に持っている選択肢と権利とを想像させてやることであり、ひいては、東京をはじめとする都市部に住む人びとに、もうすこし田舎の実態を想像してもらうことである。

 本稿がその実現にむけた小さな一歩となることを願っている。

阿部 幸大

3632とはずがたり:2018/04/28(土) 18:54:33
東大、廃棄?行方不明? 食堂の名画問題「改めて回答」
https://www.asahi.com/articles/ASL4X3GRGL4XUCVL001.html?iref=com_alist_8_08
木村尚貴、森本未紀2018年4月28日12時15分

 東京大学(東京都文京区)の本郷キャンパス安田講堂前の地下食堂に飾られていた著名画家の大作が、3月末の施設改修で行方不明になり、ネット上などで騒動になっている。食堂を管理する大学生協は一時、絵の所在について「処分した」とホームページに掲載したが、その後「誤った認識により回答してしまった」として記載を削除するなど混乱が続いている。

東大、絵の価値知らず? 食堂飾った著名画家の大作廃棄
 飾られていたのは、2012年に亡くなった宇佐美圭司さんによる4メートル角の作品。宇佐美さんの作品には数百万円の値を付けるものもあり、専門家は「絵の価値を知らなかったのではないか」と指摘している。

 宇佐美さんは武蔵野美術大教授、京都市立芸術大教授などを歴任し、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。さまざまなポーズの人型を円環状に繰り返し描く知的な画風で知られ、1972年の「ベネチア・ビエンナーレ」では日本代表を務め内外で活躍した。行方が分からなくなった絵は、77年に大学側から依頼され制作したものだった。

 大学生協はホームページで3月、絵の行方について「新中央食堂へ飾ることができず、また別の施設に移設するということもできないことから、今回、処分させていただくことといたしました」と回答。「吸音の壁」になることや「意匠の面」で絵が飾れないことを処分の理由に挙げていた。

 大学側は4月27日、朝日新聞の取材に対し、大学生協の回答として「絵は廃棄した」と説明したものの、詳しい経緯については「答えられない」とした。しかし、その後生協は「処分した」とするホームページの記載を削除し、「後日改めて回答」するとしている。

 宇佐美さんの娘は「事前になぜ連絡が無かったのか、残念に思う」と話した。美術ジャーナリストの村田真さんは「単なる装飾の一つと考えて扱ったのでは。ただ、普段から絵に敬意を払っていれば、こんな形にはならなかったはず。廃棄なら大きな損失」と話した。(木村尚貴、森本未紀)

3633荷主研究者:2018/04/30(月) 22:06:02

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20180407000020
2018年04月07日 08時13分 京都新聞
増えぬ医学部「地域枠」なぜ 公立大で最少の京都府立医大

http://tohazugatali.web.fc2.com/education/20180407081241isi.jpg
公立医科大の「地域枠」

 地域医療に従事する意向がある地元出身者などを優先的に入学させる大学医学部の「地域枠」で、京都府立医科大(京都市上京区)の枠が自治体設置の公立医大8校の中で最少の7人となっている。全国的には枠を拡大し、医療過疎地へ医師を送る自治体も目立つが、府は「府立医大は全国の医療充実に貢献している実績がある」と増員に慎重な姿勢を崩さない。

 医師偏在が問題になる中で地域枠は、国が2008年度、導入する医大に定員増を特別に認めたことで急速に増え、10年間で約9倍になった。札幌医科大は定員の8割を地域枠に充てるなど、特に地域医療を担う自治体設置の公立大が積極的に活用している。

 府は府内の中高出身者などを対象に、在学6年間で奨学金計1080万円を貸与し、研修後に6年間、南丹市以北の医療機関に勤務すれば返済免除にしている。ただ枠は医学部定員の約6%で、地域枠を導入する国公立・私大の計71大の17年度平均(20%)より低く、国公立45大では東京医科歯科大(4人)、名古屋大(5人)に次いで少ない。

 府立医大によると、17年度入学者のうち府内の高校出身者は43%で、例年も3〜4割程度という。府内病院で研修を終えた卒業者が、府内の病院に勤務した割合は68%(16年度までの3年平均)と、全国平均(85%)より低い。地域枠を増やせば京都府北部が悩む医師不足が改善する可能性がある。

 府医療課は「奨学金は府民の税金で予算上の問題がある」とした上で、「地域医療に加え、全国の病院で活躍する医師の養成も重要。定員が増えないまま地域枠を拡大すると、一般受験者の門戸を狭めてしまう」と説明する。定数増が認められた7人分の地域枠を充て、一般枠100人を変えていない。

 京都府内の病院が研修医から人気が高いことも理由という。他府県からの希望者が多く、国から都道府県に割り当てられる研修医定員は毎年、ほぼ満員になる。研修医流出に悩む他県から削減を求める声があるといい、「地域枠を増やしても、府内で研修できない恐れもある。研修医定員の死守が先決」(医療課)という。

 府の10万人当たりの医師数は314・9人(16年12月末現在)と全都道府県で2番目に多いが、京都市周辺の京都・乙訓医療圏に集中し、他の医療圏は全国平均以下。地域間格差が顕著で、市町村からは府に医師派遣を求める声が強い。

 「大学の自治」で医大の医師には知事の人事権が及ばない難しさもあるが、8日の府知事選投開票を控え、府民は府立医大の役割をどう考えるのか。

3635荷主研究者:2018/05/06(日) 10:51:36

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00470355
2018/4/19 05:00 日刊工業新聞
コベルコ建機、広島大と研究所開設 建機遠隔操縦など開発

開所式典に臨む楢木一秀コベルコ建機社長(右)と越智光夫広島大学長

 【広島】コベルコ建機と広島大学は18日、広島大内(広島県東広島市)にコベルコ建機の研究所を開設したと発表した。快適に作業ができる建設機械の開発をテーマに、初年度は二つの共同研究講座と六つの共同研究テーマを設定。従来の工学部や工学研究科を主体とした共同研究にとどまらない、幅広い共同研究の受け皿とする。

 「コベルコ建機夢源力共創研究所」と名付け、所長に広島大学大学院工学研究科の山本透教授が就任した。先端制御技術と次世代ヒューマンインターフェースの二つの共同研究講座を設置。学内に建機を持ち込み、操作支援システムや遠隔操縦の研究開発に当たる。

 コベルコ建機が社名を冠した研究所を大学に設置するのも、広島大が外部機関の研究所を学内に設置するのも初めてという。ほかに人工知能(AI)や粉じん、ビル解体などの研究に取り組む。

(2018/4/19 05:00)

3636荷主研究者:2018/05/06(日) 11:47:39

http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201804/CK2018042702000165.html
2018年4月27日 東京新聞
法科大学院 筑波大、金沢大と連携 生き残りへ授業充実図る

 筑波大の法科大学院は四月から、金沢大(石川県)と連携し授業を充実させる取り組みを始めた。同様の連携は、甲南大(兵庫県)に続き二校目。法科大学院は志願者数が減っており、生き残りのため、魅力的な授業などで他大と差別化を図り学生の確保を狙う。 (前口憲幸)

 筑波大法科大学院は東京都文京区の東京キャンパスに設置され、在学生は約百二十人(昨年五月一日現在)。社会人向けのため、平日夜間と土曜昼間に開講されている。

 今回の連携で、金沢大の「夜間授業」をリアルタイムで映像を通じ受けられるようにし、学生は単位も取得できる。筑波大の担当者は「これまで開講できていなかった科目を受講できるようになり、両大で補完し合える。学生にとって選択の幅が広がる」と、メリットを説明する。

 一方、金沢大は九月にも土曜授業を開始し、筑波大の授業を映像で受講できる環境を整える。筑波大に合わせ平日夜の授業時間も拡充、仕事を終えた社会人が出席しやすいよう配慮。筑波大の構内にある弁護士事務所へのインターンシップ(就業体験)も計画する。金沢大の法務研究科長、佐藤美樹教授(刑事訴訟法)は「学ぶ意欲がある社会人の受け皿となるよう環境を整えていく」と話す。

 文部科学省の担当者は「遠隔授業で効率を高め、実務教育の充実に目を向けている。大学間連携のモデルケースといえる」とした。

 文科省によると、法科大学院は二〇〇四年度の創設以来、「社会人枠」をつくり優遇し、入学者全体の三割以上とするよう定めた。

 ただ、社会人の入学者はかつて五割超を占めたが、最近五年間は三割に満たない。三割確保のため、学力水準の低い社会人を入学させていることが、司法試験の合格率低下を招いているとの指摘もある。近年の合格率は想定の七〜八割に及ばず、25%前後と低迷。そうした背景もあり、文科省は今春、三割ルールを撤廃した。

3637とはずがたり:2018/05/06(日) 14:08:41
2018年05月04日
日本で政治学を研究するということ
http://blog.livedoor.jp/hosoyayuichi/archives/1966892.html

今、杉田水脈議員と、山口二郎教授の間で、山口先生が代表となっていた科研費の使用について、それが妥当なものであったのか、そうでないのかについて、激しい議論がなされています。国民の税金による補助金の支出である以上、それが大きな額であればその適切さについて国会議員の方が問うこと自体は妥当なことだと思いますし、他方で山口先生は自らに対する激しい非難の多くが、これまで安倍政権を批判してきたことからきているとして、言論の自由への圧力が加わることを懸念しています。

まず重要な前提として、科研費の必要性と評価については、思想信条ではなくて、あくまでも研究上の意義や、経費の使用の適切さによって判断されるべきだと思います。それが「反日」と思われるテーマであったり、研究者であったとしても、審査によりそれが必要と判断され、また適切に経費が使用されていれば補助されるべきです。他方で、それがどれだけ「愛国」的なテーマであり、研究者であったとしても、研究水準が一定を超えておらず、また経費の使用に不正があれば、批判されるべきです。したがって、検証の結果として、科研費の使用に問題がなかったという結果になるかもしれませんし、科研費の支出の内容の一部に問題があったと指摘されるかもしれません。

基本的な事実として、科研費の管理は通常、本人ではなく大学が行います。ですのでボールペン一本の経費支出についてさえも、それが不適切だとみなされれば、通常は経費が下りません。ですので、科研費はとても使いにくいというのが私の印象です。4億を超える巨額な科研費プロジェクトの場合には、徹底的に調べれば何か、領収書や経費支出に、一つぐらいは不足なものや、不十分なものが出てくる可能性もあります。

政府に批判的な政治学者やメディアはときどき、政治家などの公金支出に対して、場合によっては些末な内容でも揚げ足取り的な批判をすることがありますので、同じように研究者による公金使用の際にその一部の使用に揚げ足取り的な批判をされることがあっても、反論しにくいと思います。

すでに、たびたび科研費で不正が起こるために、その度に経費の使用があまりに厳しく煩わしくなっているので、私はもう15年ぐらい、自らが研究代表者として科研には申請しておりません。研究分担者としての参加のみであり、民間の研究資金を中心に応募してきました。

日本の高等教育へのGDPあたりの政府支出は、OECD加盟国中で最下位です。すでに、研究遂行には多くの困難が伴い、優秀な研究者の一部は海外に流出しています。それに加えて、研究者の思想信条まで問われるようになると、よりいっそう日本の研究は停滞する可能性が高くなります。学問や研究で完全な自由が保障されていることが、中国共産主義体制と比較した際の、日本が有する魅力であり、比較優位であるはずです。

過去15年ほど、北海道大学法学部は競争資金を導入することで、多くの若手研究者を北の大地に招いて、その後に活躍する政治学者を生み出してきました。その意味で、北海道大学は巨大な学問的な貢献をしてきたのであり、価値がある活動であったと思います。その上で山口教授や遠藤教授は、大変な尽力をされてきました。そのような若手研究者は、政治的な立場や、方法論、研究テーマなど、色々なタイプの研究者がおりました。

私のように安倍政権に対して高い評価を与えて、現政権でいくつかの有識者会議にも加わるような、山口先生とは大きく異なるような政治的な立場や主張を行うような政治学者もそこに含まれ、二年間、寛容な姿勢で私の研究生活を支えていただきました。そのことには今でも深く感謝しています。大学院博士課程をでて、行き場所がなかった私を、二年間専任講師として置いていただき、自由に研究をさせていただいたことが、いまにつながっています。その意味で、とても寛容な研究環境でした。ただし、山口先生の巨大な科研は、私が北大を離れた2002年以降のもので、私はそのメンバーではありませんでした。

この巨大科研は、数十名の北大の内部と外部の研究者が加わる巨大プロジェクトで、また多くの客員教授や研究員を招聘しており、あくまでも山口先生は「代表」であって、山口先生お一人が「4億5千万円」あるいは、合計で「6億円」使ったわけではありません。いわば、大学の独法化にともなって、国立大学は研究経費を競争資金導入に依存せねばならなくなり、削減された大学への直接的な経費を、これらの競争資金で補うものでした。ですので、単純に山口先生個人が「6億円」を使用したのではなくて、北海道大学として、職員や、客員教授、研究員のようなスタッフを数十名で抱える経費として、さらには大きな国際会議で外国の著名な政治学者を招聘する際の経費として、利用していたはずです。

3638とはずがたり:2018/05/06(日) 14:08:52
>>3637
ちなみに、山口先生は、安保法制には厳しく反対の立場で、安保法制懇のメンバーであった私は、いわば批判の対象でしたし、実名でやや批判的な言及をされたこともあります。山口先生の、批判のあまりに勢いで発した「叩き斬ってやる」という言葉は、その発言の文脈を考慮しても、やや過激な言葉で不適切ではなかったかと感じておりました。しかしながら、山口先生とは大きく政治的な立場やイデオロギーが異なっていても、山口先生の研究への真摯な態度や、若手研究者への思いやりには今でも敬服しています。

いわば、2007年に刊行した『内閣制度』(東京大学出版会)などに見られるような、行政学を中心とするご本人の政治学者としての研究活動と、ご自身の政治信条に従って行う政治活動は異なるものであり、言論の自由がある以上は政治学者が後者のような活動をすること自体は妨げられるべきでありません。ただし同時に、後者の目的のためには、通常は、科研費は使用されるべきではないのでしょう。あくまでも政治学者の評価は、前者の活動によってなされるべきなのでしょうし、前者のような活動が中心であるべきです。これらが混合していたかどうかが、おそらは杉田議員が説いている争点だろうと考えます。

他方で今回の批判の中に、文系の学問が不要であるとか、政治学は役に立たないという指摘が数多く見られます。日本の政治学は、単に日本国内だけでとどまるものではなく、アジアにおける最初の、そしてももっとも歴史のある議会制民主主義の国家として、また成熟した立憲主義的な国家として、アジアからは多くの留学生がきて、また日本の政治学者の著書の多くが中国語や韓国語に翻訳されて幅広く読まれてきました。欧米以外で、これだけ安定的で、これだけ成熟した、そしてこれだけ日本の文化や伝統に適合した、民主主義的で立憲主義的な政治体制が発展してきたことは、世界史的にも興味深く、価値の大きなことであると思います。それを日本の政治学者が真摯に研究して、中国や韓国などからの留学生も日本の大学でそのような問題意識を育むことは、けっして無駄なことでも、無価値なことでもないように思います。

ぜひ議員の方々には、日本の国力、そして日本の大学の国際的な地位の向上のために、よりいっそうのご尽力をしていただき、自らと異なる立場の学者に対しても、その研究水準に応じた敬意や、寛容さを示していただければと願っております。他方で、大学教員は、もしも十分に適切ではない科研費の利用があるとすれば、国民の税金を使用していることの重みを考えて、よりいっそう価値がある目的のために使用する必要があると、襟を正す必要があると思っています。

3641とはずがたり:2018/05/07(月) 22:13:06

>>2663  日本の学生のパソコンスキルは、先進国で最低レベ「デジタルネイティブ」世代ならパソコンを使えるだろうと期待するのは大間違い

>>2841 世界一「チャレンジしない」日本の20代 意識調査によるクリエーティブ志向・冒険志向の比率は断トツで世界最低

>>2842 日本人の知的好奇心は20歳ですでに老いている 高等教育までに低下する知的好奇心は、20歳の時点でスウェーデンの65歳と同レベルに

>>2927 大卒の価値が徐々に低下する日本社会

>>2945 低収入の教職に優秀な人材は集まらない 教員の給与は世界のほとんどの国で民間平均より低く、日本では都市部で顕著に低くなっている

>>3023 数学の「できない子」を強制的に生み出す日本の教育

>>3024 理系人材が育たない日本の硬直した科学教育

>>3538「教員免許なくてもできる仕事」をするスタッフは,教員の2倍くらいいるのが国際標準。


流石にフォローしとこう。。

舞田敏彦
?https://twitter.com/tmaita77/status/993085132264226816
@tmaita77

学校のICT化の国際比較。
最後進国ですな。

3642とはずがたり:2018/05/09(水) 10:42:55

未だこんなのいるんか。。

>臨床心理士の佐藤睦子委員長は「肉体的苦痛を伴わず健康被害もないので、体罰にはあたらない」との認識を示した。
アカハラだろ,こんなもん

小1に数日前の残飯強要「教員の不適切な指導」
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180508-OYT1T50126.html?r=1
2018年05月09日 09時13分

 福島県鏡石町立小学校で当時30歳の女性代替教員が数日前の給食の残飯を児童に無理やり食べさせていたとされる問題で、町教育委員会の第三者委員会は8日、「児童が残飯を食べたのは、代替教員の不適切な指導が原因だった」と結論づける調査結果を公表した。


 町教委の高原孝一郎教育長は「真摯しんしに保護者らと話し合い、再発防止を進めたい」と謝罪した。

 報告書によると、代替教員は2015年の2学期以降、担任クラスの1年生が食べ残した給食のパン、牛乳、おかずを教室の机や戸棚に保管。翌日以降、机の上などに取り出し、「もったいないね」と声を掛けて児童数人に食べさせた。こうした行為を複数回にわたって繰り返していた。また、児童らが訴えた「(代替教員に)腕をつかまれた」「お盆が接触した」などの行為も、「事実だった」と認定した。

 ただ、後日「カビのはえたパンを食べた」と訴える児童がいたことには、「第三者委では確認できなかった」とした。

 代替教員は第三者委の調査に、残飯を食べるよう強要したことは否定した一方、「『もったいない』とわからせるためにやった。思い返すと適切な指導ではなかった」と釈明したという。

 一連の行為について、臨床心理士の佐藤睦子委員長は「肉体的苦痛を伴わず健康被害もないので、体罰にはあたらない」との認識を示した。その上で、再発防止策について「学校が保護者からの訴えや要望を真摯に聞き取ることが重要だ」と指摘。学校や教育委員会に、児童の心のケアや保護者らとの信頼関係を築くことなどを提言した。

2018年05月09日 09時13分

3643とはずがたり:2018/05/09(水) 10:44:17
森友問題 価格交渉を示唆する新たな文書
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180507-00010009-asahibcv-l27
5/7(月) 21:00配信 ABCテレビ
森友文書 新たに公開「金額のせめぎ合い」

ABCテレビ

森友学園の小学校建設をめぐる文書が公開され、学園と国側との間で土地の価格交渉を示唆する内容が、また新たに見つかりました。

大阪府はきょう、森友学園に関する161枚の文書を新たに公開しました。公開された文書の中には、森友学園が開いた理事会の議事録があり、国有地が売却される1週間前、籠池前理事長が「賃借料を支払うより、分割で買う方が安く、得策」「長い間、国と土地代引き下げの交渉を行ってきた結果が出てよかった」と発言していたことがわかりました。また、別の日には賃借料について「国と学園との金額のせめぎあいをしている最中」という記述もあり、学園と国側が事前に国有地の価格交渉をしていることがうかがえます。価格交渉をめぐっては、国会で学園側と近畿財務局が土地の売買価格について、やりとりする音声が公開されていますが、国は否定しています。

ABCテレビ

3644とはずがたり:2018/05/11(金) 19:34:58
“安倍昭恵氏が名誉校長に懸念の声” 大阪府私学審議会の議事録開示
更新:2018/05/08 19:01
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20180508/GE000000000000022456.shtml

Play Video
 森友学園への国有地売却問題で、小学校の設置について議論していた大阪府の私学審議会の議事録が開示され、総理夫人の安倍昭恵氏が名誉校長になっていることを懸念する声が上がっていたことがわかりました。

 大阪府が開示した私学審議会の議事録によりますと、2016年12月の定例会で森友学園が申請していた小学校の設置について話し合っていた際、出席した委員から「安倍首相の奥様が名誉校長になったという(週刊誌の)記事について、大阪府は把握しているか」「どういう思惑でそうなっているのか気になる」「スルーしていくと後で大きな問題になると思う」などと懸念する声が上がっていました。

 これに対し大阪府は「正式に(名誉校長に)なったという報告はない」などと回答していました。国有地売却をめぐる問題が大きく報じられたのは翌年2月のことで、森友学園はその後、小学校の設置について申請を取り下げています。

3646とはずがたり:2018/05/14(月) 17:00:08

小学英語の授業時間増、3割の学校が先取り
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180509-OYT1T50042.html
2018年05月09日 10時00分

 2020年度から教科になる小学校の英語学習を見据え、一部の授業を先行して行う「移行期間」が今年度から始まったが、すでに3割の学校が移行後の20年度と同じ授業時間を確保していることが、文部科学省の調査でわかった。


 文科省は「円滑な実施のため、時間数を早めにそろえたいのではないか」としている。

 20年度から実施される次期学習指導要領では、小学5〜6年で英語が教科となり、現在の5、6年生が学んでいる歌などで英語に親しむ「外国語活動」が3、4年生に前倒しされる。

 授業時間数は3、4年生が年間35コマ(1コマ45分)、5、6年生は同70コマとなり、18〜19年度は移行期間として15コマ分を先行して行う。授業時間数は学校の判断でさらに増やすことも可能だ。

(ここまで326文字 / 残り272文字)
2018年05月09日 10時00分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

3647とはずがたり:2018/05/14(月) 17:27:19
答えの無い問題を一緒に考えるのが道徳だった筈が教科化で正解に誘導する科目になってるとしたらクソ過ぎる。

教員たちも思考停止に…「道徳」で混乱する教育現場〈週刊朝日〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180413-00000011-sasahi-soci&p=1
4/16(月) 7:00配信 AERA dot.

 4月から小学校で道徳が教科化された。これまで「教科外の活動」として成績評価の対象外だったが、2015年に文部科学省は学校教育法の施行規則を改正し、道徳を「特別の教科」に格上げした。だが、道徳教育で「子どもの個性や多様な意見を潰しかねない」と現場は混乱している。

 道徳は4月から正式な教科として成績が付けられるが、5段階などの数値ではなく記述式で評価される。

 だが、子どもの「内心」を評価することに反発や戸惑いを感じる教員も少なくない。実は横浜市では全国に先駆け、昨年度から市立小中学校で道徳の教科化を実施してきた。横浜市内の小学校教員が困惑しながら語る。

「私たち教員は日ごろの係や委員会活動、行事などを通じて、通知表の総合所見欄で子どもたちを評価してきました。そのうえ、子どもの『道徳心』をどう評価したらいいのか、相当悩みました。小中学校の多くの教員が多忙で連日、過密勤務状態です。いきおい、評価の文例などマニュアル化を望んでいる先生方も増えています。子どもの内心に踏み込むばかりか、教員たちの側も思考停止するように仕向けられているように感じます」

 道徳で定番となっている「星野君の二塁打」という小学6年の教材も、教員たちの悩みの種だ。

 バッターボックスに立った星野君に、監督が出したのはバントのサイン。しかし、打てそうな予感がして反射的にバットを振り、打球は伸びて二塁打となる。この一打がチームを勝利に導き、選手権大会出場を決めた。だが翌日、監督は選手を集めて重々しい口調で語り始める。チームの作戦として決めたことは絶対に守ってほしいという監督と選手間の約束を持ち出し、みんなの前で星野君の行動を咎める。「いくら結果がよかったからといって、約束を破ったことには変わりはないんだ」「ぎせいの精神の分からない人間は、社会へ出たって、社会をよくすることなんか、とてもできないんだよ」などと語り、星野君の大会への出場禁止を告げるシーンが展開する。

 個人プレーとチームプレーのどちらを優先すべきか。悩ましいテーマだが、教材は迷うことなく前者を断罪している。現役の小学校教員で『「特別の教科 道徳」ってなんだ?』の著者の一人、宮澤弘道氏はこう語る。

「戦時中の国民学校の話かと思ってしまいます。人権を侵害していながら、道徳の教材として扱われている典型例です。道徳はかつて『修身』が筆頭科目であったような位置づけになるのではと懸念しています」

3648とはずがたり:2018/05/14(月) 17:27:31
>>3647
 教科化のきっかけとされたのは、11年10月に起きた「大津市中2いじめ自殺事件」だ。

「中央教育審議会の唱える『いじめのない学校』という方針は確かに切実な要求で、保護者の期待度も高い。しかし、道徳が本当にその期待に応える教科になるのか」(都内の小学校教員)

 ほとんどの教員は週に45分間の道徳の授業でいじめがなくなるとは考えていないだろう。北海道教育大や東京学芸大など4大学が15年夏、教育改革について公立学校教員を対象にアンケート調査を実施、5373人から回答を得た。道徳の教科化に「反対」「どちらかといえば反対」と回答したのは小学校約79%、中学校約76%に上った。理由は業務負担の増加と、やはり、子どもの内面を安易に評価することへの疑問だ。

 もちろん、正式な教科になる前から道徳の授業はあった。だが、成績を付ける必要がなく、副読本を使うも使わないも基本的に自由。授業は個々の教員の裁量で行われてきた。元小学校教員で自然科学教育研究所代表の小佐野正樹氏が語る。

「ほとんどは副読本を形だけ読ませるか、NHKの教育番組を見せてお茶を濁してきました。一方で、学級会やホームルームを行い、毎日の集団生活の中から起きてくる問題を話し合う時間にしていた教員もいました。文科省は盛んに『いじめのない学校』と言いますが、学力向上の名の下に遠足などの行事が削られ、いま学校はストレスで溢れ、いじめはいつでも起こり得ると考えるべきです。いじめが起きたときに自分たちでいかに解決するかが重要で、最も大切なのは子どもたちの自治だと思います」

 昨年3月の小学校道徳の教科書検定に合格した教科書の中には、「国旗や国歌を大切にする気もちのあらわし方」と題して、日の丸と卒業式の写真を掲載して「き立して国旗にたいしてしせいをただし、ぼうしをとって、れいをします」などと記述したものもあった。教育出版の教科書だが、「下町ボブスレー」という読み物では、東京都大田区の町工場が開発したボブスレーに乗り込んでピースサインする安倍晋三首相の写真が、何の脈絡もなく掲載されている。小佐野氏はこう言う。

「日の丸・君が代には国民の間でさまざまな意見がある。都立高校で君が代斉唱の際、起立しなかった教員を減給処分などにしたことに対し、裁判所は都教委の『懲戒権の逸脱、濫用』を認めて処分を取り消している。教育は中立といわれるが、現役の首相の写真を教科書に載せるのはあまりにも無神経です」

(本誌・亀井洋志)

※週刊朝日 2018年4月20日号より抜粋

3649とはずがたり:2018/05/14(月) 17:28:15
実名告発ツブされても新証拠が次々...安倍政権は加計学園に利権を独占させるためこんな露骨な手口を リテラ 2017年5月23日 08時51分 (2017年5月28日 10時56分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/society_g/20170523/Litera_3180.html

3650とはずがたり:2018/05/17(木) 13:17:31
大学屋の大学ビジネスは潰していかんといかん

入学者定員割れ 加計学園系「千葉科学大」に漂う経営不安
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/228857
2018年5月12日

 国会は柳瀬唯夫元首相秘書官と加計学園関係者の面会の件で大揉めしている。そんな中、気になるのが加計学園の系列校として2004年に開学した「千葉科学大学」(銚子市)だ。

 安倍首相に近い萩生田光一幹事長代行は09年の衆院選の落選後、千葉科学大で名誉客員教授を務めていた。また、現在学長を務める木曽功氏は元内閣参与。文科省事務次官だった前川喜平氏に「獣医学部の新設よろしく」と働きかけたと報じられた人物だ。

 その千葉科学大の入学者が激減、定員割れしているのだ。たとえば薬学部の生命薬科学科。17年度は入学定員40人に対して入学者は7人(17%)で、18年度は定員35人に対して入学者5人(14%)だった。18年度は薬学部全体では定員155人に対して81人(52%)である。

 危機管理学部の動物危機管理学科は定員40人に対して17年度は入学者21人(53%)だったが、18年度は17人(43%)に後退。18年度の危機管理学部全体では定員300人に対して146人(49%)だった。全学部のトータルの入学者数は17年度の379人から18年度は286人と大幅に減っている。学生数が少なければ当然、授業料収入も減るだろう。

 私学補助金も減額された。補助金の金額は収容定員に対する在学者数の割合を示す「収容定員充足率」で決まる。17年度の薬学部の充足率は82%で危機管理学部は71%。補助金は82%だと8%、71%だと16%減らされる規定で、今年3月に交付された補助金は3億2988万3000円と、前年度より3470万円も減額された。18年度の充足率は前年度より低いため、来年3月に交付される補助金はさらに減額される恐れもある。

 千葉科学大は銚子市が加計学園に市有地9・8ヘクタールを無償貸与した上に、92億1500万円の補助金を提供して誘致した。同市の年間予算は約240億円。92億1500万円の一部は借入金だ。銚子市は「返済は25年まで続く見通しです。入学者が減ったのは成田市に国際医療福祉大学ができたことのほか、一連の加計学園の報道の影響もあるかなと思います」(企画財政課担当者)と説明する。

 ちなみに千葉科学大を誘致したのは元銚子市長の野平匡邦氏。岡山県の副知事を経て、加計学園の岡山理科大で客員教授を務めたのち、02年8月に銚子市長に就任した。野平、萩生田、木曽と3氏による華麗なる加計人脈だ。

「土地の件といい補助金の件といい、今治の獣医学部と構造は変わりません。当初は獣医学部の話もあったように記憶していますが……」(地元関係者)

 千葉科学大に質問状を送ったところ、岡山市の加計学園から次のような回答が届いた。

「経営が危ないとする貴誌の質問も全く根拠のないものであり、ぶしつけで極めて失礼な質問だと感じました。(略)これ以上の取材対応をしても、公平で公正な報道をしていただけるという期待はできません。(略)残念ですが貴誌からのご質問には対応できませんのでご了承ください」

 学生数が減るばかりの千葉科学大。経営は大丈夫か。

3651とはずがたり:2018/05/18(金) 12:28:32
2018年05月16日 17:06政治・社会
【緊急取材】日大アメフト部、雲隠れの内田正人監督の悪評〜非常勤講師を大量雇い止め
http://www.data-max.co.jp/300516_dm1777_n2/

 悪質タックル問題で揺れる日本大学アメフト部(通称:フェニックス)。タックルを行った選手は連日のバッシングに憔悴し、退部の意思を伝えたという報道もある。しかし、もう1人の当事者であり、なによりも責任者である同部の内田正人監督は、悪質タックルが問題化して以降、公の場に姿を現していない。

 試合後のコメントでは「あれぐらいやらないと勝てない。やらせている私の責任」などと発言していた内田監督だが、勇ましい言葉に反して学生ひとりに責任を押し付けるとは、監督として以前に人間性に疑問符がつく。
 内田監督とはどのような人物なのか。じつは内田氏がアメフト部の監督になった経緯について、ある噂が絶えないという。

 「内田監督は2003年に監督に就任した後、いったん退任しているんです。16年にそれまで助監督を務めていた高橋宏明さんが後任の監督になりましたが、いつの間にか内田さんが復帰していた。高橋さんが、内田監督の『親分』である田中英壽・日大理事長の逆鱗に触れてクビを切られたという話が、まことしやかに伝わっています。高橋さんは大学事務局の職員だったのですが、そこも左遷されました」(日大関係者)

 悪評は専門のアメフトだけにとどまらない。内田監督は日大の常務理事でもあり、学内人事を担当しているが、まさにその人事をめぐって日大が揺れているのだ。

 「日本大学は、これまで数年に1人程度だった非常勤講師の雇い止めを今年3月、大量に行いました。悪質タックルをした学生も所属するスポーツ科学部でも、英語講師が15人切られています。しかし、人事の責任者であるにも関わらず、内田氏が交渉の場に現れたことはありません」

 そう語るのは、非常勤講師の組合である日大ユニオンの関係者。大学全体での雇い止めの数は完全に把握できていないが、同じ時期に少なくとも数十人単位で雇い止めが行われたという。
 その背景にあるのは13年の労働契約法改正だ。もともとは有期雇用者保護のための法改正であり、改正後は5年以上の有期雇用契約者が無期契約に転換する申し入れができるようになった。しかし、雇う側から「無期契約=雇い止めが難しくなる」と受け止められたため、5年経つ前に雇い止めすることが相次いでいた。

 「日本大学の理事会は体育会に牛耳られています。相撲部出身の田中理事長もそうですが、アメフト部関係者も権力を持っている。内田氏はまさに人事担当理事であり、今回の雇い止めの責任者といえます。『首を切りにくくなる前に切る』という、恣意的な雇い止めを許すことはできません。訴訟も準備中です」(日大ユニオン関係者)

 学生運動の経験もある日大OBは、「毎日、テレビでフェニックスが叩かれているのを見るのは苦しい。学生を矢面に立たせて、監督は何をしてるんだ」と憤る。学生数は国内最多の約7万人、附属校や関連施設の教職員と職員を合わせれば約1万2,000人が働く巨大組織「学校法人 日本大学」。内田監督が学生に罪をかぶせて自身の責任から逃れたとすれば、でかいのは図体だけのみじめな組織ということになる。

 まさか、悪質タックルをした学生に「日大職員にしてやるから、今回はお前が独断でやったことにしてくれ」などの裏取引をもちかけたりはしないだろうが。

3652とはずがたり:2018/05/18(金) 12:29:03
2018年05月17日 16:46政治・社会
【日大の闇】悪質タックル問題の元凶は、日大・田中理事長体制
関学は日大に再回答を要求
http://www.data-max.co.jp/300517_dm1777_n2/

 今日午後、関西学院大学が日本大学アメリカンフットボール部との試合(6日)で発生した「悪質タックル問題」について会見を開いた。
 関学大は、日大の回答書について「具体的な事実・経緯などチームとしての見解が記されていない」と指摘し、24日までに再回答を求めている。悪質タックルについて「監督は指示していない」とする日大側の見解については疑問を呈し、「(内田監督の言動は)『厳しさ』を求め、士気を上げるために行った、という範疇を逸脱している」と突き放した。

 「日大の声明にはあきれ果てた。ずっとフェニックスを応援してきたが、いったん廃部したほうがよいのではないか」。
 日大出身で、政官界に幅広い人脈を持つ大物OBがそう吐き捨てた。OBが憤るのには理由がある。今回の日大の対応が、大学理事会を牛耳る田中英壽理事長の恐怖政治と表裏一体とみているからだ。

元凶は、裏社会とのつながりが噂される田中理事長体制
 学校法人日本大学の理事長に体育会出身者が就くのは、田中理事長で3人目。1940年代に4代の理事長や会頭・会長を務めた古田重二良氏(柔道部出身)が最初の体育会出身理事長で、8代にはボクシング部出身の柴田勝治氏(日本アマチュアボクシング連盟会長、日本オリンピック委員会委員長など)が就任した。その後、3代続けて学術畑出身の理事長が続いた後、2008年に12代理事長に就任したのが現在の田中理事長だ。

 田中理事長は69年に日大を卒業して、同大学に入職。保健体育事務局長や校友会会長を経て常務、理事長と階段をのぼってきた。日大相撲部の現役時代は学生横綱、社会人ではアマチュア横綱にもなり、日本オリンピック委員会(JOC)や日本相撲連盟の要職も務めるなど、「日大体育会のドン」として君臨してきた。
 日大HPに掲載された写真でわかる通りのコワモテで知られるが、田中理事長の写真をめぐっては一時期、キナ臭い噂が流れたこともある。米国のニュースサイトに、田中理事長と司忍(篠田建市)6代目山口組組長とのツーショット写真が掲載されたのだ。写真の真偽は不明だが、検索サイトで田中理事長の名前を入力すると、国内最大の指定暴力団トップが表示されるという異常な事態になっている。

 大学関連の工事業者から金銭を受け取っていたと報道されたこともあり、本来なら学校法人の理事長として適格性が問われる「はず」だ。しかし、田中理事長の座が揺らぐことがないのは、体育会特有の暴力性と押し出しの強さで理事会を牛耳っているからだ。実際、日大の理事長選は怪文書が飛び交うキナ臭いものになっているという。
 その側近中の側近といわれるのがアメフト部監督の内田正人氏。アメフト部は日大体育会のなかでは新興勢力だが、篠竹幹夫監督のもとで黄金時代を築いたことで学内権力を握るようになった。

 冒頭の日大OBは、大学と裏社会が関係を持つようになった背景に、60年代の日大紛争があると話す。
 「日大は学校のボディーガードとして在学生を雇っていたが、そのなかにはヤクザの息子もいた。当時、ヤクザの息子が行くのは国士館か日大と言われており、その時の腐れ縁が今も続いているのだろう」。

 全国の日大OBは、誇りでもあった日大フェニックスの今後について、健全なかたちで「復活」することを固唾を飲んで見守っている。

3653とはずがたり:2018/05/18(金) 12:29:29

25年大学入試に「情報科目」追加…首相方針
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180517-OYT1T50116.html
2018年05月17日 22時16分

 安倍首相は17日の未来投資会議(議長・首相)で、プログラミングなどに関する「情報科目」を国語や英語と並ぶ基礎的科目として大学入試に追加する方針を表明した。

 人材不足が指摘される情報技術(IT)分野で優れた人材を育てるのが狙い。政府は大学入試センター試験に代わり2021年に始まる「大学入学共通テスト」で、25年1月から情報科目を導入することを想定している。

 首相は会議で、AI(人工知能)や情報処理に関して、「これからの時代の『読み・書き・そろばん』(にあたる基礎的な技能)だ。文系、理系を問わず理数の学習を促していく」と述べ、林文部科学相に改革案の検討を指示した。

 高校では22年4月から次期学習指導要領が実施され、基礎的なプログラミングを含む「情報I」が必修科目となる。政府は、これを履修した生徒が受験する25年1月の大学入学共通テストから情報科目を追加するスケジュールを描いている。

(ここまで395文字 / 残り203文字)
2018年05月17日 22時16分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

3654とはずがたり:2018/05/19(土) 22:55:53

広島県内35校で教員不足 授業できない学校も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180515-00137900-rccv-l34
5/15(火) 19:35配信 RCC中国放送

広島県内の公立の小中学校など35校で、教員が決められた人数に達していない「欠員」の状態にあることがわかりました。

呉市では4月、授業を受けられない生徒がいた中学校もありました。

広島県教育委員会によりますと、県内の公立小中学校などを対象に調査した結果、35の学校であわせて38人が欠員状態になっているということです。

その内訳は非常勤講師が12人、臨時採用の教員が26人です。

このうち呉市の吉浦中学校では、1年生の国語と2年生の理科で必要な教員を確保できず、あわせて4クラス101人が4月分の授業を受けられませんでした。

5月からは、ほかの学年の教員が授業を行っています。

「生徒や保護者に心配をかけ、大変申し訳なく思います」
(呉市教育委員会 学校教育課・高橋伸治課長)

呉市教育委員会は、求人を出すなどして新たな講師を探していますが、このまま見つからなければ夏休みや冬休みに補習を行う可能性があるということです。

「今後、非常勤講師を早急に配置できるよう全力で取り組んでいきたい」
(高橋課長)

「由々しき事態だと思っている。生徒たちにしわ寄せがいくのはできるだけ避けていくことが望ましい」
(広島県・湯崎英彦知事)

湯崎知事は会見で、教員不足により授業への影響が出ていることに懸念を示しました。

広島県教委は、定年による大量退職に新規採用が追いつかないことが教員不足の原因だとしたうえで、「他の都道府県でも事情は同じため、教員の確保に苦慮している」と説明しています。

今後、学校現場での授業などへの影響を詳しく把握したうえで、教員の確保策を検討したいとしています。

RCC BROADCASTING CO.,LTD.


最終更新:5/15(火) 19:35

3655とはずがたり:2018/05/19(土) 23:02:12
“働きすぎ”先生の1日…過労死ライン超え
2017年5月11日 20:00
http://www.news24.jp/articles/2017/05/11/07361227.html

 学校の先生の「働き過ぎ」が問題になっている。特に公立中学校教師はその6割近くが過労死の目安を超えた長さの時間外労働をしていることも明らかになった。その実態を取材した。

■部活指導は学校外の経験者

 東京・杉並区立の中学校。バスケットボール部の生徒たちを指導しているのは、先生ではない。大学まで14年間、バスケットボールの経験がある23歳の男性だ。杉並区では4年前から教師の負担を減らすため、中学の部活指導を学校外の経験者に依頼している。

 普段は佐川急便で働いて、今までの経験を生かしたいので部活動の活性化に参加したという。今年度からは、大会への引率などもできるようになった。これまで部活動をみていたのは、バスケ経験のない校長先生。いまは部活の時間を使って校長の業務ができるようになったという。

■先生の1日を取材

 働き過ぎが問題となっている先生の仕事とはどのようなものなのだろうか。東京・世田谷区の中学校の先生の1日を取材させてもらった。

 保健体育が専門の古矢優希子先生(28)は毎朝5時に起きて、7時過ぎに出勤。職員室には、すでに他の先生たちの姿があった。まずは前回の授業の後、生徒に感想を書かせたカードに目を通す。

 生徒たちが登校する前に、校庭で授業の準備をするのも日課だ。体育の授業のほかに、総合学習の時間には、専門外の授業で教壇にも立つこともある。休憩時間はほとんどない。

 授業の合間は先生同士の会議。今月末に控えた運動会について打ち合わせだ。給食準備の合間にも出席簿を付けたり、生徒たちに囲まれ、行事に向けた相談にも乗る。

 古矢先生「頑張れないって思ったら、もう一回先生の所おいで。そしたらみんなでもう一回話し合おうよ」

 10分ほどで給食を食べると、すぐに次の仕事へ。この日の昼休みは全くなかった。生徒たちの下校時刻を過ぎても。多くの先生たちが職員室に残って仕事をしている。

 古矢先生「学習カードをチェックしたりとか、日本語のプリントのチェックとか、クラス掲示の確認とか、日曜日とか土曜日に来てやることもあります」

 給食以降、何も食べないまま、夜8時過ぎまで学校に残って仕事をする日も多いという。

■教師は時間外労働の手当は支給されない

 実は、教師は残業をしても時間外労働の手当は支給されない。その代わり、基本給の4パーセントが給料に上乗せされるのだが、この金額は、51年前の1966年の時間外労働の平均時間、月8時間をもとにした割合だ。今は6割近い中学校教師がその10倍にあたる月80時間以上の時間外労働をしているのだが、4パーセントの上乗せ分は見直されていない。しかもこの時間外労働は、いわゆる“過労死ライン”を超えているのだ。

3656とはずがたり:2018/05/19(土) 23:02:29
>>3655
■命の危険すら感じた

 別の公立中学校の現役教師は、サッカー部の顧問を務めていた去年夏、練習や試合の引率などでほとんど休みがなく、命の危険すら感じたと話す。

 サッカー部顧問をしていた現役の中学教師「8月の半ば過ぎた辺りから、朝起きて動悸(どうき)と冷や汗がしてしまって、無理をして行っていたら入院か過労死していましたね。非常に苦しい時期でした」

 部活のやり方について、先輩教師や保護者からのプレッシャーを感じていたという。

 「(先輩教師からは)『若いからやれ』みたいな風潮なんですよ。『体力もあるし、独身で男性だから大丈夫だろう、やれ』と」

 「(保護者からは)『先生、何でもっと長くやらないんですか』と。『日曜日もやってくださいよ、練習試合もやってくださいよ、駄目じゃないですか』と」

■外部指導員を導入

 東京・世田谷区の古矢先生の中学校でも、少しでも教師の負担を軽くしようと外部指導員を導入。指導員には、1時間800円の謝礼が区から渡される。卓球部を指導するのは、かつて少年野球の監督を務め、卓球経験もある地元の82歳の男性。

 部活動は平日の夕方や土日の予定が多いため、外部指導員を務めるのは退職した人や学生などが多いのだ。この中学校でも、18ある部活のうち、外部指導員がいるのは半分だけで、人材集めに苦労している学校も多いのだ。

■部活動以外に保護者が…

 さらに校長は、部活動以外にも、教師の負担となる原因はあるという。校務で大変だと感じるところについて聞いてみると―

 校長「保護者対応ですね。保護者の方と話そうと思ったら、仕事が終わった後になるから夜7時とかに設定しますよね」「学校もサービス業というか(保護者から)もっとサービスしてほしいとか、サービスできないのかと(言われる)」

■子どもたちひとりひとりと向き合いたい

 夜8時過ぎ。ようやく仕事を終えた古矢先生は「もうちょっと、子どもと一緒にゆっくりする時間がほしいんですけどね」と話す。子どもたちひとりひとりと向き合う時間をもっと持ちたいと感じているという。世界的に見ても勤務時間が長い、日本の先生たち。その働き方の改革が急がれている。

3657とはずがたり:2018/05/23(水) 14:07:09
4168 名前:名無しさん[] 投稿日:2018/05/23(水) 13:10:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180523-00000001-kyt-soci

いじめ係争中、学校日誌を廃棄 京都、開示請求2カ月後
5/23(水) 6:30配信

京都新聞
 京都府福知山市の中学校でいじめを受けたとして市を相手に訴訟を起こしている生徒側が、学校日誌の開示を求めて今年2月に情報公開請求をしたのに、学校側が4月に日誌を廃棄していたことが、22日までに関係者への取材で分かった。
 生徒側の弁護士によると、破棄された公文書は、2012年度の南陵中(同市天田)の学校日誌。生徒側は学校でいじめを受けたとして市などに損害賠償を求めて京都地裁に提訴しており、証拠に使用する目的で今年2月14日、日誌を含めた計6文書の公開を求めた。
 しかし、条例が定める15日以内に開示されず、期限延長の最長60日を超えても公開はされなかった。生徒側が数回にわたり問い合わせをしたところ、今月10日に市教委から文書で、日誌が廃棄済であることが知らされたという。
 市教委によると、3月末で日誌の保存期間である5年が満了したため学校側が破棄した、という。
 生徒側の弁護士は「情報公開請求をしてから2カ月後に廃棄したことについて、証拠隠滅を疑わざるをえない」と指摘する。市教委は「意図的に(開示を)先延ばしして、破棄したわけでない」としている。

4169 名前:とはずがたり[] 投稿日:2018/05/23(水) 14:06:54
>>4168
これ酷すぎるな。証拠隠滅以外の何物でも無い

3658とはずがたり:2018/05/25(金) 11:54:31
段々こっち案件になってきた

井上コーチ、「内田前監督に日大職員への就職を斡旋してもらった」…「とくダネ!」の取材に友人が証言
https://www.msn.com/ja-jp/entertainment/celebrity/井上コーチ、「内田前監督に日大職員への就職を斡旋してもらった」…「とくダネ%ef%bc%81」の取材に友人が証言/ar-AAxLxeB?ocid=spartandhp
スポーツ報知/報知新聞社
2018/05/25 09:47

 25日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月〜金曜・前8時)では、日大アメフト部の井上奨(つとむ)コーチの人物像に迫った。
 番組では井上コーチの現役時代からの友人を取材。内田正人前監督(62)とともに行った会見について「かなり言わされているなっていうのがある。井上君と監督の立場もありますから。やっぱり絶対的な部分はどうやっても変わらないと思う」と証言。大学卒業後、日大に就職しアメフト部のコーチに就任した井上氏だが、元日大の関係者は「井上コーチは内田前監督に日大職員への就職を斡旋してもらった。恩人と思っているかもしれない」と明かしていた。…

3659とはずがたり:2018/05/26(土) 22:58:32
「見事」な批判?「日芸は皆さんを必ず守る」日大芸術学部の独自メッセージが話題
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180526-00010005-huffpost-soci
5/26(土) 19:53配信 ハフポスト日本版

アメリカンフットボール部の危険タックル問題で揺れる日本大学。そんななか、5月25日、日本大芸術学部の木村政司学部長の名前で同学部ホームページに出した声明文がSNSで話題を呼んでいる。

他学部が横並びの文面で声明文を相次いで出す中、芸術学部は冒頭の
「本学に関するさまざまな報道を見聞きし、皆さは心を痛めていることと思います」
「このような事態となってしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます」
ーーなどの文面は、他学部と同じだが、以降は独自のメッセージを綴った。


「私たち芸術学部の教職員は、皆さんが将来に向けて希望を持ち,誇りを持って社会に飛び立てるよう、皆さんのことを第一に考え、教育に取り組んでまいります」

「皆さんが、『日藝に入学して良かった』、『卒業生として胸を張れる』と思えるよう,皆さんの持てる力をすべて安心して学修に向けられる環境を整えることに努めてまいります」

「日藝は、学生の皆さんを必ず守ります。日藝ブランド力を共に高めていきましょう」

「見事」な批判?「日芸は皆さんを必ず守る」日大芸術学部の独自メッセージが話題
経済学部の声明文。多くの学部がこの文面を採用している
「字面上は一言も大学批判をしていないけど、この上ない大学批判」
芸術学部は、小説家のよしもとばななさん、林真理子さんを始め、脚本家の三谷幸喜さん、小山薫堂さんら、多くのクリエイターを輩出している、日本大学の人気学部の一つ。

危険タックルの指示をしたかどうかを巡り、内田正人前監督の「指示はしていない」という発言や日本大学の対応が「指導者が選手を守っていない」「日大のブランドを下げた」と、批判を浴びている。そんなさなかの「日芸は学生の皆さんを必ず守ります」「日藝ブランド力を共に高めていきましょう」というメッセージ。

はてなでは、「何を伝えたいのかさっぱり分からない文章だった」などの声が上がる一方、
Twitterでは、

はてなでは、「何を伝えたいのかさっぱり分からない文章だった」などの声が上がる一方、
Twitterでは、「「日芸」学部長のコメント。字面上は一言も大学批判をしていないけど、この上ない大学批判になっていて見事」と、同部や大学本部への痛烈な皮肉を込めている文章とも読み取る声も。

また、
「「日大」という言葉を頑なに使わず「日藝」とか「日藝ブランド」という表記で押し通してるのが、いかにもここらしい」

「他学部が学部名だけ変えた定型文であるのに対し、日芸は学部長の気持ちが入ってるのかなーなんて」

ーーなどの声が上がっている。

錦光山雅子/ハフポスト日本版ニュースエディター

3660とはずがたり:2018/05/27(日) 18:36:37
そろそろ加計学園から獣医学部取り上げて愛媛県立大学か愛媛大学に移管の段取りに移ってんじゃねーの?千葉科学大の定員割れニュースも流れてきて千葉県立大も用意せんとね。

加計氏・首相の「面会」、今治市長「メモあると思う」
https://www.asahi.com/articles/ASL5T5KFTL5TPFIB00Z.html
柳川迅2018年5月25日22時00分

 学校法人「加計(かけ)学園」の愛媛県今治市への獣医学部新設をめぐり、2015年2月に安倍晋三首相が学園の加計孝太郎理事長と面会したと県の文書に記載されていることについて、今治市の菅良二市長は25日、2人が面会したと市の担当者から当時、報告を受けていたと明らかにした。実際に面会があったかどうかは「本当なのか(分からない)と冷静に考えている。伝聞ですから」と述べた。

加計氏との面会、その日の「首相動静」に記載は…?
 県が参院に提出した新たな文書には、加計氏が15年2月25日に首相と15分程度面会し、首相が「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」とコメントした、という学園からの報告内容が記されている。同年3月4日には学園側と菅市長が面会し、「ほぼ同内容の説明があった」とも記載されている。首相も加計氏も面会を否定している。

 菅市長はこの日、以前からの報道各社の申し入れに応じて会見を開いた。菅市長は学園からの報告について「私どもに対する力強いエールではないか、と受け止めている」と振り返る一方、「直接総理から聞いたわけでもなく、官邸の記録もない。(面会があったかは)白紙で考えないといけない」と話した。

 一方、3月4日の自身のスケジュールは「確認していない」とし、面談記録などを調べる意向を示した。

 担当者が学園の報告を記録しているかについては「メモとしてあると思う。確認をする」と答えた。ただ、メモは参院に提出しておらず、「参院の事務方からは洗いざらいという話は聞いていない。もっと重要なものがあると感じた」と理由を話した。

 同年4月2日に市職員が県職員らと首相官邸に出張した報告書(復命書)も提出していないといい、「国政調査権に基づく要請ではなく、任意での提出依頼と確認した」と述べた。(柳川迅)

3661とはずがたり:2018/05/27(日) 18:38:14
加計理事長と首相の面談「担当者から報告受けた」今治市長
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180525/k10011452911000.html
5月25日 18時52分

加計学園の獣医学部新設をめぐり、愛媛県が国会に提出した新たな内部文書で、3年前の2月に加計理事長と安倍総理大臣が面談したとされることについて25日、今治市の菅良二市長は、あくまで伝聞だとしたうえで、「当時、理事長と安倍総理が会ったという話を学園から担当者が聞き、その報告を受けたと思う」と述べました。

加計学園の愛媛県今治市での獣医学部新設をめぐって、愛媛県は新たな内部文書を国会に提出し、この中には学園側からの報告として、今治市が国家戦略特区に提案する以前の平成27年2月25日に、加計理事長が安倍総理大臣と面談し、獣医学部の構想を説明したなどと記載されています。

一方、安倍総理大臣は、文書に記載された日に面会していないなどとして、文書の内容を否定しています。

今治市の菅市長は25日夕方、記者団の取材に応じ、当日の面談について質問されたのに対し、「当時、『理事長と安倍総理が会った』という話を学園側から担当者が説明を受け、担当者からの報告に対し、『あ、そうなの』と答えたと思う」と述べました。

一方で「あくまで伝聞ではっきりとした記憶ではない。私どもが、2人がお会いしているのを見ているわけではない。官邸の記録なども無いようなので、白紙の中で考えないといけないなと思っている」と説明しました。

3662とはずがたり:2018/05/27(日) 19:39:48
日大はなぜ失敗したか。東大、早慶、関学…大学不祥事対応に見る成功例と失敗例
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180526-00010003-binsider-soci&p=1
5/26(土) 17:12配信

「見事」な批判?「日芸は皆さんを必ず守る」日大芸術学部の独自メッセージが話題
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180526-00010005-huffpost-soci
5/26(土) 19:53配信

3663とはずがたり:2018/05/27(日) 19:40:27
>>3655-3566など

1748 名前:とはずがたり[sage] 投稿日:2018/05/27(日) 19:24:23

https://twitter.com/nob111222333/status/999939572564807680
nob.
@nob111222333

あまり知られていませんが教職員は40年も前から「給特法」という法律により給与の4%が特殊業務手当として上乗せされており、その分いわゆる残業代はありません。残業は「自主的な仕事」とみなされ、過労死裁判では過労死認定がなかなかされません。高プロはこれが一般職に拡大される危険な法律です。

2:05 - 2018年5月25日

3664とはずがたり:2018/05/27(日) 21:59:57
加計学園ははよう潰れよ。

加計学園への補助金を一部カット 愛媛県と今治市
https://www.asahi.com/articles/ASL2H4J29L2HPTIL00P.html
前田智、直井政夫2018年2月17日11時59分

 愛媛県は15日、学校法人加計学園(岡山市)が同県今治市に新設する岡山理科大獣医学部について、県と今治市が学園側に補助する対象額を、約186億4千万円と算定したと公表した。学園名が入った看板などの費用を除き、学園側が示す総事業費約192億円から約5億8千万円をカットした。今治市は半額の約93億2千万円を3年間で補助し、県はうち3分の1の約31億円を市に補助する。

 文部科学省のまとめによると、同学園の獣医学部を除き、2008年度からの10年間で、大学や学部などの開設時に地方自治体が補助金を出した事例は全国で27件。総額は約207億円(予定額ベース)で、1件あたりの平均は約7億7千万円(同)。10億円以上(同)は5件で、最高額は80億円(同)だった。

 今治市は加計学園側に市有地を無償譲渡し、建設にかかる総事業費の半額(最大96億円)を補助する議案を昨年可決。市民からは土地の譲渡や巨額の補助に対して批判が出ていた。

 市が設置した第三者による専門…

3665とはずがたり:2018/05/27(日) 22:31:51

2018.05.26
受験料収入だけで年30億円超?日大を襲う受験者激減→巨額授業料減収問題
http://biz-journal.jp/2018/05/post_23494.html
文=後藤豊/フリーライター

 悪質タックル問題に関する日本大学アメリカンフットボール部の内田正人前監督と井上奨前コーチの対応は、危機管理の視点から「前代未聞のお粗末さ」といわれている。弱者である選手が大学とは無関係の場で単独会見を開いた一方で、強者である彼らが言い逃れに終始しているのだから、それもそのはずだ。

 5月25日に大塚吉兵衛学長が会見で謝罪したが、一連の対応が常に後手に回ったことは間違いない。その影響がもっとも及ぶと思われるのが、「来年度の受験者数」だ。

 日大の2018年度の一般入試志願者数(全学部合計)は11万5981人。どの学部も倍率は2〜5倍、医学部に至っては45倍という難関であり、17年度比は102%となっている。「前年度に比べて志願者数が伸びた大学の学部」ランキング(大学通信調べ)でも、文理学部が4位、経済学部が7位で、それぞれ3000人以上増えている。

 まさに、記者会見で叫ばれた「日大ブランド」を証明する数字といえる。いうまでもなく、大学にとってブランドやイメージは生命線だ。30年以上前から、日大は「日東駒専」の一翼を担う存在として、ある種のステータスを保ち続けてきた。総合大学として日本最大の規模を誇り、15年度の収益規模約1882億円は私立大学トップだ。7万人以上の学生数も同様である。…

「大学経営にとって、志願者数は重要な数字です。志願者は1人当たり3万5000円(平均)の受験料を支払ってくれますからね。単純計算ですが、11万人が3万5000円を支払うとすると、それだけで38億5000万円という数字になります。

 大学の志願者数というのは、おおむね前年度比90〜110%で推移します。新たな学部を創設したり校舎を新築したり、あるいは有名な教授を招いたりした場合は、140%などの大幅増になることもあります。日大さんも、何もなければ来年度も巨額の受験料と新たに1学年(約1万7000人)が支払う入学金や授業料が確約されていたでしょう」(東京都内の私立大学の受験担当職員)

日大の危機管理学部は定員割れに?

 さらに、この職員は以下のように続ける。

「あくまで推測ですが、受験者数がどのくらい減少するかは学部によって異なると思います。あまり影響がないのは医学部でしょう。…」(同)

 医学部がある帝京大学のラグビー部が強いように、ケガの対応や体のケアが学内で行えるため、医学部を持つ大学はスポーツが強いという相乗効果が生まれる。当然、スポーツ関係の新入生も入学させやすい体制といえる。…

 では、今回の騒動の影響をもっとも受けそうな学部はどこか。それは危機管理学部だ。同学部の18年度の志願者数は、定員150人に対して1877人。倍率は12倍強だった。

「ここ数年、…危機管理は日本企業の大命題となっています。そこで、何か起きたときのリスク対応を学ばせることで、企業が欲しがる人材を輩出できますからね。日大さんは16年に同学部を新設しています。
 倍率が高いのはまだ新しいからですが、来年度はどうなるでしょうか。あんなお粗末な対応を目にしてしまえば、間違いなく下がるどころか、下手をすると定員割れになるかもしれません。

 危機管理学部だけではく、ほかの学部も相当なダメージを受けると思われますが、『喉元過ぎれば熱さを忘れる』という日本人の気質を考えると、日大さんが経営体制を入れ替えて反省の色を見せれば、数年後には倍率が上昇して元に戻るでしょう。そのために真っ先にやるべきなのは、内田さんの処分だと思います」(同)

人事権を握る大学ナンバー2だった内田前監督

 今回の騒動は、悪質タックルを指示したとされる内田前監督が常務理事という大学のナンバー2で、人事権を握る人物であったことが最大の悲劇だ。人事権を持つポジションは、どんな組織であっても絶大な権力を手にする。極端にいえば、気に入らない人間を一存でクビにすることもできるからだ。

 もし、部内のほかの責任者が騒動の張本人だった場合、内田前監督はその人物をクビにしていただろう。しかし、黒幕が誰も何も言えない存在であったことが問題を根深いものにしている。…

(文=後藤豊/フリーライター)

3666とはずがたり:2018/05/29(火) 23:07:16
「津田津田しい」女子大生…どう解釈?
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180526-OYT1T50020.html
2018年05月26日 07時45分

 「津田津田しい」という言葉、聞いたことがありますか――。


 「金なし、時間なし、恋人なし」という津田塾大のキャンパスライフを表す言葉として、今どきの女子大生が自虐的に使っているという。同大の公式ウェブマガジン「plum garden」の意識調査で明らかになった。ただ、卒業生からは、勉学に励んだ自負心をにじませる声も寄せられたという。

 「遊べず、課題とバイトに追われる日々」「リポートの締め切りに追われる」。調査では、在校生から多忙な日々を嘆く声が多く寄せられた。

 回答した30人のうち19人は、「津田津田しい」を「金なし、時間なし、恋人なし」という意味だと認識。「恋人なし」など限定的に捉えた人も含めると、大半が否定的な解釈をしていた。耳にしたことのある人は9割を超えていた。

 ウェブマガジンの編集部員で学芸学部2年の堀内李梨子さん(20)は「他校の文系学部と比べ、津田塾生は自由な時間が少ない」と話す。英文翻訳などの課題にあくせくし、留学費用を工面するためにアルバイトもこなすという。

 一方、調査に応じた卒業生40人のうち、「津田津田しい」を聞いたことがある人は約2割。卒業年度から、1980年代に使われ始めたとみられる。

 意味の捉え方は、在校生とは違っていた。「頭は抜群にいいというのが、津田塾生のイメージ。自分たちもそう自負していた」「一つの場だけでは飽き足らず、あちこちの場で活躍する様子」。回答では、勉学などに懸命に取り組んだ自信がみなぎっていた。

 「『津田津田しい』には前向きなニュアンスも含まれている」。学芸学部3年で編集部員の石川美優さん(20)は卒業生の回答に目を通し、そう感じた。石川さん自身もアルバイトの休憩中、課題に励むことがある。周囲から「よく勉強しているね。やっぱり津田塾生は違う」と言われると誇らしくなるという。

 ウェブマガジンは、「自分だけの“津田津田しさ”を見つけたいですね」と結ばれている。堀内さんと石川さんは「津田塾は魅力のある大学。在学生や受験生には、楽しんで読んでほしい」と話している。

2018年05月26日 07時45分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

3667とはずがたり:2018/05/29(火) 23:07:39

加計学園への補助金を一部カット 愛媛県と今治市
https://www.asahi.com/articles/ASL2H4J29L2HPTIL00P.html
前田智、直井政夫2018年2月17日11時59分

 愛媛県は15日、学校法人加計学園(岡山市)が同県今治市に新設する岡山理科大獣医学部について、県と今治市が学園側に補助する対象額を、約186億4千万円と算定したと公表した。学園名が入った看板などの費用を除き、学園側が示す総事業費約192億円から約5億8千万円をカットした。今治市は半額の約93億2千万円を3年間で補助し、県はうち3分の1の約31億円を市に補助する。

 文部科学省のまとめによると、同学園の獣医学部を除き、2008年度からの10年間で、大学や学部などの開設時に地方自治体が補助金を出した事例は全国で27件。総額は約207億円(予定額ベース)で、1件あたりの平均は約7億7千万円(同)。10億円以上(同)は5件で、最高額は80億円(同)だった。

 今治市は加計学園側に市有地を無償譲渡し、建設にかかる総事業費の半額(最大96億円)を補助する議案を昨年可決。市民からは土地の譲渡や巨額の補助に対して批判が出ていた。

 市が設置した第三者による専門…

3668とはずがたり:2018/05/30(水) 22:12:31
真摯に受け止めてんなら理事長出てこい

日大学長が声明文 関東学生連盟の裁定に「真摯に受け止め」「誠実に対応」 https://www.excite.co.jp/News/sports_g/20180530/TokyoSports_1024657.html
東スポWeb 2018年5月30日 19時10分

 アメリカンフットボールの定期戦で日本大学の選手が関西学院大学の選手に悪質タックルを仕掛けた問題で、関東学生連盟から反則を指示したと認定された内田正人前監督(62)らが「除名」などの処分を受けた日大の大塚吉兵衛学長(73)が30日、「日本大学の今後に向けて」と題した声明文を発表した。

 冒頭で「本学の教学責任者として、あらためて被害選手及び保護者並びに関西学院大学アメリカンフットボール部の関係者の皆様に、深くお詫び申し上げます」と謝罪。

 その上で、関東学生連盟から条件付きで2018年シーズン終了までの「出場資格停止」処分を受けたアメリカンフットボール部の選手一同が前日に発表した声明文にある「部の指導体制も含め生まれ変わったと皆さまに認めていただいた時には、私たちが心から愛するアメリカンフットポールを他のチームの仲間とともにプレーできる機会を、お許しいただければ」との文言を引き合いに出し「本学としましては、同連盟の裁定を真摯に受け止め、本学アメリカンフットボール部選手たちの気持ちを無にしないよう、誠実に対応いたします。また、本学学生である当該選手が今後の学生生活を充実したものにできるよう支援いたします」と表明した。

 さらに「あらためて本学の教学責任者として、アメリカンフットボール部のみならず、本学運動部組織のあり方とこのような事案の再発防止に向けて、早急に本学全体の問題として取り組んでまいります。学内の教職員はもとより、大学の主役である学生のほか、関係するすべての方々とともに日本大学の未来を創っていけるよう改革を実行してまいります」と再発防止と大学の改革を約束している。

3669とはずがたり:2018/05/30(水) 22:29:09
<加計学園>愛媛県に謝罪申し入れ 「首相面会」巡り
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180530-00000105-mai-soci
5/30(水) 21:28配信 毎日新聞

 加計学園の獣医学部新設で、学園が安倍晋三首相と加計孝太郎理事長の面会は架空だったとするコメントを公表したことに関し、愛媛県は30日、学園側から謝罪の申し入れがあったと発表した。31日午前、県庁で学園の渡辺良人事務局長から謝罪と説明を受ける。中村時広知事は台湾出張で不在のため担当部課長が対応する。

 同県今治市も、学園事務局長が31日に市役所を訪れると発表した。副市長と担当部長が対応する。

 学園は26日に報道各社にファクスで、2015年2月にあったとされる安倍首相と加計理事長との面会は「実際にはなかった」とし、「県と市に誤った情報を与えた」とするコメントを発表したが、県や市には連絡もなく、中村知事は「最高責任者が説明するのが当然だ」と不快感を示していた。【花澤葵】

3670とはずがたり:2018/05/31(木) 22:54:22

加計関係者、アポなしで県庁に来ていた 愛媛知事明かす
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180529-00000080-asahi-pol
5/29(火) 22:32配信 朝日新聞デジタル

 愛媛県今治市への獣医学部新設をめぐり学校法人「加計(かけ)学園」の加計孝太郎理事長が安倍晋三首相と面会したと県の文書に記されている問題で、中村時広・県知事は29日、学園が「県と市に誤った情報を与えた」とコメントを出したことについて「(県に)最高責任者が説明するのが当然」と述べ、公開の場でのやり取りを求める考えを示した。東京・霞が関で報道陣の取材に応じた。

 学園は26日、県などとの打ち合わせの際に「実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出した」とのコメントを報道各社にファクス送信した。

 県幹部は28日、学園からの連絡がないと取材に対して説明していたが、中村知事はこの日、28日に県の担当者がいない時、学園関係者がアポイントなしで県庁を訪れていたことがわかった、と述べた。知事によると、担当者が同日夕に問い合わせたところ、学園関係者から「説明に伺いたい」と申し出を受けたという。

 中村知事は「注目されている問題なのでフルオープン(全面公開)でやった方が良いと思っている」と主張。「最高責任者が説明するのは当然。それが学園の信頼を確保することにつながる」と話した。

 学園に市が約93億円を補助し、県はうち約30億円を支援する。この計画については「我々は公的機関。しっかり説明を受けてから判断する話と思う」と述べた。(大川洋輔、中川竜児)

3671とはずがたり:2018/06/03(日) 10:05:42

どんな授業やったんだ!?
奈教と京教と奈良尖端大を統合して京阪奈に移転すると良いなあとは思う。

偽ニュース「阪大と統合」拡散 大教大、学生が授業で作成か
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2018060201001888.html
06月02日 19:19共同通信

 大阪教育大の授業で学生が作ったとみられる「大阪大と大教大が統合する」とのフェイクニュースが会員制交流サイト(SNS)で拡散し、大教大が公式ツイッターで「そのような事実はない」と否定していたことが2日、分かった。大教大関係者によると、授業を担当した准教授が注意を受けた。

 問題となったのは「大教新聞」と名付けられたサイト。昨年12月ごろに掲載された記事は「政府は、大阪大と大阪教育大を2025年にも統合するための関連議案を国会に提出することを確認した」などと記述していた。既に削除さ

3672名無しさん:2018/06/05(火) 00:39:53
>>3657

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180603/k10011463461000.html

女子中学生自殺 いじめ裏付けるメモ隠蔽と発表 神戸市教委
6月4日 4時40分教育

おととし自殺した神戸市の女子中学生をめぐり、市の教育委員会は3日、当時の担当者と校長が、自殺直後に同級生から聞き取ったいじめを裏付けるメモが残っているのに「破棄した」とうその報告をして隠蔽していたことを明らかにしました。遺族の求めに応じて行われた裁判所による証拠保全の手続きでも、隠していたということで、市は実態の解明を進める方針です。
おととし10月に自殺した神戸市垂水区の当時中学3年の女子生徒をめぐっては、去年8月、市の教育委員会が設置した第三者委員会が、同級生からのいじめを認定する一方、自殺との因果関係は不明だとする調査結果をまとめました。

しかし、この中で「破棄された」としていた、いじめを裏付ける同級生からの聞き取りメモがことし4月になって、学校に残っていたことが発覚し、依頼を受けた弁護士が経緯を調べていました。

そして市の教育委員会は3日、担当した教育委員会の当時の首席指導主事が、「事務量が増えるのでなかったことにしよう」などと校長と口裏を合わせ、「破棄した」とうその報告をしてメモを隠蔽していたことを明らかにしました。

この問題をめぐっては、遺族が「教育委員会の調査は信用できない」として神戸地方裁判所に対して、関係する書類を証拠として保全するよう求め、去年3月、裁判官がその手続きのために学校を訪れました。

教育委員会によりますと、この際、首席指導主事は、メモの扱いをたずねた校長に対し、「腹をくくって下さい」と言って隠すよう指示していたということです。

神戸市は独自の再調査委員会を今月中にも発足させ、実態の解明を進める方針です。
問題の経緯は
おととし10月、神戸市垂水区の市立中学校に通っていた当時3年生の女子生徒が自殺しました。

その後、生徒の母親から「自殺の原因はいじめではないか」との訴えがあったため、市の教育委員会は弁護士や医師などでつくる第三者委員会を発足させ、原因の調査を始めました。

第三者委員会は去年8月、複数の生徒が女子生徒に対し、容姿や服装を中傷したりするいじめがあったことを認定しましたが、「調査報告書」ではいじめの原因や時期、自殺との関連などは明らかにしませんでした。

このため生徒の母親は、追加の調査を申し入れましたが、第三者委員会は去年12月、「見解はすでに示しているので、これ以上の調査はしない」として、応じませんでした。

こうした中、ことし4月22日になって、生徒の自殺の5日後に学校が同級生からトラブルの有無や内容などを聞き取った際のメモが残されていたことが発覚しました。

このメモについて、第三者委員会の報告書では、「破棄された」としていましたが、いじめを裏付ける重要な情報を含むことから、早期にその存在がわかっていれば調査結果に影響した可能性があります。

教育委員会によりますと、このメモは、去年8月に後任の校長が見つけていたものの、報告を受けた教育委員会が確認作業を怠り、ことし3月下旬に校長が改めて連絡した結果、存在を確認したということです。

メモの発覚を受けて、教育委員会は外部の弁護士に依頼して経緯を調べていました。

一方、生徒の遺族はことし4月26日、神戸市の久元市長と面会して市長権限での再調査を求め、久元市長は「教育委員会の対応は適切でなく、報告書の信頼は損なわれた」などとして、市として独自の再調査委員会を設置し、実態解明を進める考えを示していました。

3673とはずがたり:2018/06/05(火) 13:27:06
愛媛知事、補助金見直し「考えず」 加計学園の謝罪問題
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASL645H20L64PFIB00G.html
05:06朝日新聞

 学校法人「加計学園」の獣医学部(愛媛県今治市)の新設をめぐり、県の文書に書かれている学園の加計孝太郎理事長と安倍晋三首相の面会はなかったと学園が県に謝罪した問題で、中村時広知事は4日、県が支出する補助金の見直しを「考えていない」と述べた。学園に対し、加計氏の記者会見を要望したことも明らかにした。

 県の文書には、2015年2月に首相と加計氏が面会したと学園から報告があったと記載。学園は今年5月26日、「実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出した」とするファクスを報道各社に送付し、同31日に渡辺良人事務局長が県幹部を訪ねて謝罪した。

 中村知事は同日、台湾出張中で、今月4日に正式な報告を受けたという。県が学園に補助金を出す今治市に対して3年間で約31億円を補助することについて、「具体的に出す出さないという議論は全くしていない。(面会があったかなどは)それぞれがきちんと正直に言えば問題ないので、そこを信じたい」と述べ、現時点での見直しを否定した。

 面会がない場合は県文書に複数の矛盾が生じるとの指摘には、「極端な話、会っていようがいまいが、国が正しく認可を下ろしたら(県は)それに基づいてやるという立場。あまり意識していない」とした。学園に対し、学部設立の過程に問題がなかったとの確約を文部科学省に取るよう求めたという。

 加計氏本人の説明がないことには、「コンプライアンスの問題として、理事長にぜひ記者会見をして説明していただけないかと申し上げている」とし、「もう謝罪は受けた。県庁に来ないから許さないなんて全然ありません」と述べた。(大川洋輔、前田智)

3674とはずがたり:2018/06/05(火) 19:37:11
こんなヘイトヤロウ,しかももと国会議員が学長なんかやってる私大は取り潰さにゃならんな。

TV局「中韓に乗っ取られ論」デマ横行 学長発言に批判
https://www.asahi.com/articles/ASL5B6R5SL5BTIPE041.html?iref=pc_rellink
安田桂子、岩崎生之助2018年5月16日19時42分

 日本のテレビ局は、中国や韓国に乗っ取られている――。九州国際大(北九州市)の西川京子学長(72)が、憲法をめぐる集会でこんな発言をした。教育機関トップの口から飛び出したのは、ネットで横行してきた典型的なデマ。大学側は黙認するが、専門家は「あり得ない」と批判する。

 発言があったのは、今月3日に福岡市内で行われた改憲派団体「美しい日本の憲法をつくる福岡県民の会」の集会。「女性の会代表委員」として登壇した西川氏は、日本のテレビ局の建物に中国や韓国のテレビ局が入居していることを問題視し、「完全に乗っ取られているんですね。以前は一部だったのが、いま中枢にいるんですよ。(憲法改正は)この人たちとの戦い」などと述べた。

 発言後、報道陣から発言の根拠…

3675とはずがたり:2018/06/13(水) 19:56:55

2018.6.13 18:38
「国立大の数を適正に」経団連が提言
https://www.sankei.com/economy/news/180613/ecn1806130036-n1.html

 経団連は13日、国立大学の数と規模を適正化し、大学の質の向上や国際競争力を高めるべきとする大学改革に向けた提言をまとめた。中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)などに提出し、検討中の大学改革に反映させたい考え。

 少子化の中で国立大86校、公立大89校、私立大604校が共存し、私大の4割が定員割れする現状を憂慮。省庁横断の組織を設置し、大学関係者や経済界なども参画し、地方のニーズを考慮した形の大学再編を含めた全体像を策定すべきと提言した。

 一つの法人が複数の国立大を傘下にして運営できるよう法改正の必要性を強調。また、経営が悪化する私大の早期合併や撤退を促す対策として、学部、学科単位での事業譲渡を可能にし経営の自由度を高めることも提言した。経済同友会も今月、経営上の問題を抱える私大の再生・再編を促す第三者機関「私立大学再生機構」(仮称)の設立を文部科学省などに求める提言を発表している。

3678とはずがたり:2018/06/15(金) 08:32:22

高等教育無償化
大学授業料減免、年収380万円未満 文科省会議
https://mainichi.jp/articles/20180615/ddm/012/100/071000c
会員限定有料記事 毎日新聞2018年6月15日 東京朝刊

 大学など高等教育の無償化を議論する文部科学省の専門家会議は14日、年収380万円未満の世帯を対象に、収入に応じて段階的に大学などの授業料を減免するほか、生活費についても返済不要の給付型奨学金を支給するとの最終報告をまとめた。政府が閣議決定する骨太方針に反映させる。文科省は今後、詳細を詰め、来年の通常国会に関連法案を提出、2020年度から導入する

 高等教育無償化は政府が掲げる「人づくり革命」の柱で、大学や短大、高専、専門学校に通う学生を想定。消…

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3679とはずがたり:2018/06/17(日) 20:31:09
>具体的には有期雇用や非正規雇用扱いにされている若手を正規雇用で迎え入れることが必須。
これやると絶対にサボって一生大学の体育館で筋トレだけしてる助手とか一定数出るけどそれを許容する度量が必要である。
それを許せると大学者も要請出来る。学問なんでそんなもんである。

「国際的地位が低下」科学技術白書を閣議決定、博士課程進学者も論文数も引用数も減少
https://excite.co.jp/News/it_g/20180613/Buzzap_49930.html
BUZZAP! 2018年6月13日 19時00分

教育の敗北、ということになるのでしょうか。詳細は以下から。

政府は6月12日に2018年版の科学技術白書を閣議決定しました。
白書は「わが国の国際的な地位のすう勢は低下していると言わざるを得ない」と明言しており、人材力、知の基盤、研究資金などの科学技術に関する「基盤力」が急激に弱まってきているとも指摘。
これは近年の日本の研究力の低迷を国が正式に認めたことになります。

◆論文数も予算も…
論文数で見てみると、日本は2004年の6万8000本をピークに減り続けており、2015年には6万2000本となっています。主要国で減少しているのは日本だけで、中国は同じ期間に約5倍に増えて24万7000本、アメリカ合衆国も23%増えて27万2000本になりました。

研究の影響力を示す論文の引用回数でも、上位1割に入る論文数では、日本は2003〜05年の5.5%(世界4位)から、2013〜15年は3.1%(9位)にまで下がっています。
世界各国の政府の科学技術関係予算の伸び具合を2000年と比べてみると、2016年に科学論文数で初めて世界トップとなった中国は13.48倍(16年)、韓国が5.1倍(同)、これまでトップを独走していたアメリカ合衆国ですら1.81倍(17年)でしたが、日本は1.15倍(18年)とほぼ横ばいでしかありません。

◆研究者たちの「鎖国」と「保守化」
研究者の数や海外との交流なども減少しており、博士課程への進学者は2003年度の約1万8000人をピークに減少し、2016年度には1万5000人を割り込みました。海外へ派遣する研究者も2000年度の7674人をピークにして減少し、2015年度にはは6割弱の4415人になりました。
海外から受け入れた研究者の数も、2000年度以降は1万2000〜1万5000人程度の横ばい状態となっている上に国際共著論文の数も伸び悩むなど、国際性が低下するガラパゴス状態となっています。

同時に注目度の高い新たな研究分野への参画度合いでも、2014年でアメリカ合衆国が91%、イギリスが63%、ドイツが55%であるのに対し、日本は32%と低迷するなど、内にこもって保守化している様子が分かります。

◆必要なのは何か
白書は政府に対しては若手研究者等が独創的・挑戦的な研究を進めるための環境整備や、知識・資金の好循環をつくるシステムの構築を求めていますが、大学教育や研究に対して付けられる予算は厳しくなる一方です。
科学技術に関わるいわゆる「理系」の学問では実験や研究を行うためには潤沢な資金が必要とされますが、現時点での教育行政はこの全く逆を行っている状態にあります。
学生がが研究者を目指すには「食っていける」環境が必要ですし、若手研究者が将来性を見越しつつ独創的かつ挑戦的な研究を行うためにも相応の生活基盤と保証が必要です。具体的には有期雇用や非正規雇用扱いにされている若手を正規雇用で迎え入れることが必須。
また、白書は大学に対しては「会議の削減、学内事務の効率化」などを求めていますが、若手研究者らがこうした雑務に追われる必要なく研究に打ち込むためには大学職員を充実させる必要もあります。また、英語を筆頭とした外国語教育の失敗は指摘されなければなりません。中高6年間(現在は小学校から)英語を勉強し続けても、英会話も論文の読み書きも当たり前にできない大学生だらけになっている現状は、研究者らが内にこもってしまう大きな理由のひとつです。
多くのノーベル賞学者から現在の大学教育と研究の現状への警鐘が鳴らされていますが、少なくとも山中伸弥教授が資金集めのためにマラソンに出なければならないような現状は即刻改める必要があります。
【「国際的地位が低下」科学技術白書を閣議決定、博士課程進学者も論文数も引用数も減少】を全て見る

3680とはずがたり:2018/06/18(月) 10:56:11
無念すぎる。塀とかちゃんと耐震補強しとけよなあ・・

【大阪北部で震度6弱】9歳女児死亡 プールの壁が崩壊し下敷きになったか
https://www.fnn.jp/posts/00394521CX
国内
2018年6月18日 月曜 午前10:34

高槻市によると、高槻市立寿栄小学校の9歳の女児が、プールの壁にはさまれて死亡した。

プールの壁が崩れて、その下敷きになったものと思われる。

現場の映像からは、壁の絵が半分しかないことから、その上の壁が道路側に崩れ、女児が下敷きになったものと思われる。

3681とはずがたり:2018/06/19(火) 21:21:14
「国際的地位が低下」科学技術白書を閣議決定、博士課程進学者も論文数も引用数も減少
https://buzzap.jp/news/20180613-science-and-technology-japan/
2018年6月13日19:00 by 深海 | カテゴリー 社会 | タグ 大学, 教育, 科学

教育の敗北、ということになるのでしょうか。詳細は以下から。

政府は6月12日に2018年版の科学技術白書を閣議決定しました。

白書は「わが国の国際的な地位のすう勢は低下していると言わざるを得ない」と明言しており、人材力、知の基盤、研究資金などの科学技術に関する「基盤力」が急激に弱まってきているとも指摘。

これは近年の日本の研究力の低迷を国が正式に認めたことになります。

◆論文数も予算も…
論文数で見てみると、日本は2004年の6万8000本をピークに減り続けており、2015年には6万2000本となっています。主要国で減少しているのは日本だけで、中国は同じ期間に約5倍に増えて24万7000本、アメリカ合衆国も23%増えて27万2000本になりました。

研究の影響力を示す論文の引用回数でも、上位1割に入る論文数では、日本は2003〜05年の5.5%(世界4位)から、2013〜15年は3.1%(9位)にまで下がっています。

世界各国の政府の科学技術関係予算の伸び具合を2000年と比べてみると、2016年に科学論文数で初めて世界トップとなった中国は13.48倍(16年)、韓国が5.1倍(同)、これまでトップを独走していたアメリカ合衆国ですら1.81倍(17年)でしたが、日本は1.15倍(18年)とほぼ横ばいでしかありません。

◆研究者たちの「鎖国」と「保守化」
研究者の数や海外との交流なども減少しており、博士課程への進学者は2003年度の約1万8000人をピークに減少し、2016年度には1万5000人を割り込みました。海外へ派遣する研究者も2000年度の7674人をピークにして減少し、2015年度にはは6割弱の4415人になりました。

海外から受け入れた研究者の数も、2000年度以降は1万2000〜1万5000人程度の横ばい状態となっている上に国際共著論文の数も伸び悩むなど、国際性が低下するガラパゴス状態となっています。

同時に注目度の高い新たな研究分野への参画度合いでも、2014年でアメリカ合衆国が91%、イギリスが63%、ドイツが55%であるのに対し、日本は32%と低迷するなど、内にこもって保守化している様子が分かります。

3682とはずがたり:2018/06/19(火) 21:21:33
>>3681
◆必要なのは何か
白書は政府に対しては若手研究者等が独創的・挑戦的な研究を進めるための環境整備や、知識・資金の好循環をつくるシステムの構築を求めていますが、大学教育や研究に対して付けられる予算は厳しくなる一方です。

科学技術に関わるいわゆる「理系」の学問では実験や研究を行うためには潤沢な資金が必要とされますが、現時点での教育行政はこの全く逆を行っている状態にあります。

学生がが研究者を目指すには「食っていける」環境が必要ですし、若手研究者が将来性を見越しつつ独創的かつ挑戦的な研究を行うためにも相応の生活基盤と保証が必要です。具体的には有期雇用や非正規雇用扱いにされている若手を正規雇用で迎え入れることが必須。

また、白書は大学に対しては「会議の削減、学内事務の効率化」などを求めていますが、若手研究者らがこうした雑務に追われる必要なく研究に打ち込むためには大学職員を充実させる必要もあります。

また、英語を筆頭とした外国語教育の失敗は指摘されなければなりません。中高6年間(現在は小学校から)英語を勉強し続けても、英会話も論文の読み書きも当たり前にできない大学生だらけになっている現状は、研究者らが内にこもってしまう大きな理由のひとつです。

多くのノーベル賞学者から現在の大学教育と研究の現状への警鐘が鳴らされていますが、少なくとも山中伸弥教授が資金集めのためにマラソンに出なければならないような現状は即刻改める必要があります。

「大学改革」という病――学問の自由・財政基盤・競争主義から検証する
山口 裕之
明石書店 (2017-07-25)

3683とはずがたり:2018/06/21(木) 14:37:20
<山形大>センター長のパワハラを認定 暴言書き置き、人前で侮辱…学長「信用失墜、誠に遺憾」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%B1%B1%E5%BD%A2%E5%A4%A7-%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E9%95%B7%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%8F%E3%83%A9%E3%82%92%E8%AA%8D%E5%AE%9A-%E6%9A%B4%E8%A8%80%E6%9B%B8%E3%81%8D%E7%BD%AE%E3%81%8D%E3%80%81%E4%BA%BA%E5%89%8D%E3%81%A7%E4%BE%AE%E8%BE%B1%E2%80%A6%E5%AD%A6%E9%95%B7%E3%80%8C%E4%BF%A1%E7%94%A8%E5%A4%B1%E5%A2%9C%E3%80%81%E8%AA%A0%E3%81%AB%E9%81%BA%E6%86%BE%E3%80%8D/ar-AAyWqq4
河北新報社 2018/06/21 12:53
安倍首相出席の集中審議 野党が要求「真相究明の気ない」延長国会対立へ
自民議員、参考人のがん患者にやじ
 山形大xEV飯豊研究センター(山形県飯豊町)の職員がセンター長の男性教授からパワーハラスメントを受けたとして相次いで退職した問題で、小山清人学長は21日の定例記者会見で、同大特別対策委員会がセンター長のパワハラ行為を認定したことを明らかにした。特別対策委は「懲戒処分が相当」との意見を付け、20日付で小山学長に調査報告書を提出した。大学は7月末をめどにセンター長を処分する方針。

 特別対策委は調査報告書で、センター長が複数の職員らに「ボケが!!」「役立たず」などと記した書き置きを残したり、外部の人の前で「偏差値40」「ジジイ」などと侮辱したりした行為をパワハラと認定。その上で「責任者の地位を背景に職員に精神的苦痛を与え、職場環境を悪化させた」と結論付けた。

 小山学長は「関係職員の皆さまに深くおわび申し上げる。大学の社会的信用を失墜させたことは誠に遺憾だ」と謝罪した。

3684とはずがたり:2018/06/23(土) 12:53:22
早大セクハラ疑惑「現役女性教員」の告白
組織ぐるみで「口止め」を図ったか
http://president.jp/articles/-/25472
政治・社会 2018.6.22 #セクハラ #早稲田大学

早稲田大学文学学術院の現代文芸コースに通っていた元大学院生の女性が、渡部直己教授から「おれの女になれ」と言われるなどのハラスメントを受けた問題で、女性から相談を受けた女性教員がプレジデントオンラインの取材に応じた。女性教員は別の男性教員から「どこで誰に何を言うかはよく考えたほうがいい」と口止めを受けていたことを明かした。「セクハラ疑惑」の第2弾をお届けする――。

「どこで誰に何を言うかはよく考えたほうがいい」
被害女性が早稲田大学のハラスメント防止室に提出した「苦情申立書」によると、女性は渡部直己教授からハラスメントを受けた後、コースの主任だった男性教授に相談を持ちかけたが、「現代文芸コースがつぶされてしまうかもしれないので、口外しないでほしい」と口止めを受けたという。

一方で、早大の女性教員によると、このコース主任だった男性教授とは別の男性教員も、この問題を事前に把握し、周囲に口止めを求めていたことがわかった。

早大の女性教員は、渡部教授のハラスメントを以前から問題視しており、周囲に注意を呼びかけていた。そして被害女性から相談を受けたあと、女性教員は男性教員から「どこで誰に何を言うかはよく考えたほうがいい」といわれたという。

3685とはずがたり:2018/06/23(土) 14:15:04
中国が科学論文数で初めてアメリカ合衆国を破り世界トップに
2018年1月23日18:43 by 深海 | カテゴリー 海外 | タグ 中国, 科学
https://buzzap.jp/news/20180123-china-st-studies/

Photo by Takashi Kawada

中国なんて劣化したパクリと海賊版だけだと考えている人は完全に時代遅れということになりそうです。詳細は以下から。

経済発展が目覚ましい中国は科学技術の分野でも既に日本を追い越して世界トップクラスの実力を持っています。

アメリカ合衆国、ロシアに次いで独自に有人宇宙飛行を成功させ、太陽光発電や電気自動車で世界をリードする立場に躍り出ており、スマホやドローンでも大きなシェアを誇っています。

そんな中国が2016年に公表された科学論文の数で初めて世界トップを守り続けてきたアメリカ合衆国を抜き去っていたことが分かりました。

エルゼビア社の運営する世界最大級の抄録・引用文献データベース「Scopus」にこの年掲載された中国の科学論文は42万6000件で、全体の18.6%に及びます。ちなみにこの年のアメリカ合衆国の科学論文は40万9000件。

数としてみればまだ互角ですが、中国はこの10年余りで急激に発展して科学論文の数も急増してきており、今後さらに大きく本数を伸ばす可能性もあります。

ただし、研究開発に使われた資金というものさしで見ると、アメリカ合衆国がいまだ世界のトップであり、4960億ドル(約55兆円)を使っています。しかし中国も2000年から毎年平均18%増加し続け、現在では4080億ドル(約45兆円)に達しています。

もちろん大学の予算を削り続け、企業に貢献する存在へと変えようとする日本にはこうした動きに太刀打ちする術は全くありません。今のところは過去の業績から多くのノーベル賞受賞者を出していますが、早晩落ちこぼれることは火を見るよりも明らかです。

China just overtook the US in scientific output for the first time

(Photo by Takashi Kawada)

3686とはずがたり:2018/06/23(土) 16:04:32
世界大学ランキングで東大が過去最悪の46位に転落、中国などに遅れを取る事態に
https://buzzap.jp/news/20170906-world-university-rankings-2018/
2017年9月6日02:46 by shishimaru

50年以上の歴史を持つ大学評価機関「THE」が発表した2018年の世界大学ランキングによると、今年もランキングの1〜10位をオックスフォードやケンブリッジ、MIT、ハーバード大学といった欧米の大学が占めています。

1位 University of Oxford
2位 University of Cambridge
3位 California Institute of Technology
4位 Massachusetts Institute of Technology
5位 Harvard University
6位 Princeton University
7位 Imperial College London
8位 University of Chicago
9位 ETH Zurich Swiss Federal Institute of Technology Zurich
10位 University of Pennsylvania

しかし問題なのがアジア勢で、東大の順位は過去最悪となる46位にまで転落。

一方で東大よりも評価が高かった大学にシンガポールや中国、香港の複数の大学がランクインする事態となっています。

22位 National University of Singapore(シンガポール)
27位 Peking University(中国)
30位 Tsinghua University(中国)
40位 University of Hong Kong(香港)
44位 Hong Kong University of Science and Technology(香港)
46位 University of Tokyo(日本)
52位 Nanyang Technological University(シンガポール)
58位 Chinese University of Hong Kong(香港)
74位 Kyoto University(日本)
74位 Seoul National University(韓国)
95位 Korea Advanced Institute of Science and Technology (韓国)

なお、中国や香港の大学が評価された背景として、国内外の企業と強固なパートナーシップを築けている点が挙げられており、日本の大学の産学連携の弱さが浮き彫りとなっています。

3687とはずがたり:2018/07/04(水) 18:21:27

贈賄側は東京医科大みたい。
https://trendy15.info/?p=16006

文部科学省局長を受託収賄容疑で逮捕 東京地検特捜部
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-afr1807040026.html
16:49産経新聞

 自分の子供を大学に合格させてもらう見返りに、文部科学省の支援事業の対象校とするよう取りはからったとして、東京地検特捜部は4日、受託収賄容疑で文科省科学技術・学術政策局長、佐野太(ふとし)容疑者(58)=東京都港区=を、同幇助容疑で会社役員の谷口浩司容疑者(47)=同=を逮捕した。

 逮捕容疑は、佐野容疑者は文科省官房長だった昨年5月、私立大学関係者から、同大が支援事業の対象校に選定されるなどの便宜を図るよう依頼され、今年2月、自分の子供が同大入試で試験の点数を加算され、合格するという形の賄賂を受け取ったとしている。

 佐野容疑者は早大大学院理工学研究科修了後、昭和60年に旧科学技術庁に入庁。文科省高等教育局私学部参事官などを務めた。

3690とはずがたり:2018/07/07(土) 19:47:17
文科省汚職事件 東京医科大の理事長と学長が辞表提出し受理
07月06日 18:18NHKニュース&スポーツ
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10011516621_20180706.html

文部科学省の私立大学の支援事業を巡る汚職事件で、逮捕された前局長の息子の入試の不正に関わった疑いがある東京医科大学トップの臼井正彦理事長と鈴木衞学長が、6日までに辞表を提出し受理されたことが大学関係者への取材でわかりました。

この事件は文部科学省科学技術・学術政策局長だった佐野太容疑者(58)が、私立大学の支援事業の選定で東京医科大学に便宜を図る見返りに、この大学を受験した息子を不正に合格させたとして、受託収賄の疑いで東京地検特捜部に逮捕されたものです。

関係者によりますと、入試の不正には東京医科大学トップの臼井理事長と鈴木学長が関わり、前局長の息子の入試の点数を加算するよう学内で指示していた疑いがあるということです。

大学関係者によりますと、臼井理事長と鈴木学長は6日までに辞表を提出し受理されたということです。

大学は6日夜にも記者会見を開き、詳しい経緯を説明することにしています。

3691荷主研究者:2018/07/07(土) 23:59:58

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00479154?isReadConfirmed=true
2018/6/28 05:00 日刊工業新聞
関西学院大と上智大、教育・研究・経営で協定 学生・教員交流

協定書にサインした村田関西学院大学長(左)と曄道上智大学長

 関西学院大学と上智大学は教育、研究、経営の情報交換などで包括協定を結んだ。関西と関東の異なる立地を生かした学生交流や、外国人教員の両大学での活動を行う。キリスト教精神と国際性を重視した総合大学という共通点を土台に、両大学の魅力を高める。

 両大学は文部科学省事業「スーパーグローバル大学創成支援」に採択され、国連職員を目指す学生向け講座など共通点が多い。一方で東京の活気あふれる上智大と、落ち着いた関西学院大の違いもある。これを生かして学生の経験を広げる「国内学生交換」や、受け入れ留学生の同様の相互交流、学生の国際ボランティアの共同プログラムなどを進める。

 職員交流では財政や中期計画、教員評価などの勉強会を推進。外国人教員をはじめとするクロスアポイントメント(複数組織との雇用契約)制度も活用する。東京パラリンピックを通じた共生社会構築の活動も展開していく。

 協定締結に伴う会見で村田治関西学院大学長は「本学の卒業生の半分は東京に就職する。学生時代に東京の上智大で半年など学ぶ経験は大きい」と期待を述べた。曄道(てるみち)佳明上智大学長は「理念が同じで気心が知れているため連携しやすい」と説明した。

(2018/6/28 05:00)

3692とはずがたり:2018/07/10(火) 14:52:54
阪大あかんねえ。昼には決断出来た筈。

ただ朝から判断しろってのは結果論だな。一部のJRは停まってたとか云うけどメインは普通に動いてたしね。

【検証・豪雨被害】大学はなぜ避難勧告の中、休講にしなかったのか
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%80%90%E6%A4%9C%E8%A8%BC%E3%83%BB%E8%B1%AA%E9%9B%A8%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E3%80%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E9%81%BF%E9%9B%A3%E5%8B%A7%E5%91%8A%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%80%81%E4%BC%91%E8%AC%9B%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B/ar-AAzOJBM
木許はるみ 2018/07/10 05:10

「〇〇川が氾濫危険水位になった」

2018年7月6日午前、教室に防災速報が鳴り響く中、授業が続いた。大学が休講を判断したのは、近くを通る阪急電車が運休してから。「運休してから、休講と言われても」と、ツイッター上などで、休講判断に疑問の声が相次いだ。

「記録的な大雨」の中、なぜ大学は授業を続けたのか。学生は授業に行くかどうか、どう判断すれば良いか。



大阪府豊中市にある大阪豊中キャンパスで講義をしていた谷口真由美・大阪国際大学准教授はこう振り返る。

当日は未明から防災速報アラームが次々と鳴り、朝からJRの一部区間が運転を取りやめ、気象情報は大雨の注意喚起をしていた。

このため谷口さんは自主的に、授業の出席を取らないことを決断。当日の午前6時41分、出席を取らない旨と合わせ、「(出席するかどうか)自分で判断をしてほしい」と学内の電子掲示板で学生に案内した。それでも学生が来る可能性も踏まえ、自身は車で大学に向かった。

しかし、実際教室に向かうと、30人ほどの学生が出席していた。

「掲示板、見なかった?」
と聞くと、学生たちの間からは、

「2限目以降、出席を取るかもと思った」「先生は授業をするだろうから」「下宿から歩いて5分だから来た」など、理由はさまざまだった。

ある遠方から通学する学生は、午前6時40分に自宅を出ていた。電車は運休していたが、「親が大学まで車で送ってくれ、親はそのまま会社に行った」という。さらに「何があっても学校に行くものだと思った」と話した。

大学から大雨に関してメールが来たのは、午前10時過ぎ。谷口さんには「現段階では休講になっていないが、出席できない学生に不利益にならないように配慮をしてほしい」というようなメールが届いた。1限が終わる午前10時20分の直前だった。

さらに午後2時前になり、大学から休講するとの連絡が来た。4限目(午後2時40分)以降の全学共通科目を休講にする連絡だった。

Twitter上では電車が運休した後の休講の連絡に、「電車が動かないのにどうやって帰るんですか」と戸惑いのつぶやきが見てとれた。

休講続けばお盆まで授業

なぜ大阪大学の休講判断は昼過ぎまで持ち越されたのか。

谷口さんは、大学の判断にも一定の理解を示す。

「大学には休講に関するマニュアルがあるので、それにのっとらないと休講にできない。さらに前期の授業は15回と決められている。地震による休講もあり、休講する授業が増えると、お盆まで補講をしなければいけなくなる」

3693とはずがたり:2018/07/10(火) 14:53:11
>>3692-3693
大阪大学によると、休講の判断はキャンパスがある地域に、暴風警報、特別警報が発令された場合、または交通機関が運休した場合。対象の交通機関は、キャンパスによって異なる。豊中キャンパスの場合は、原則、阪急が全面運休した場合。

7月6日の豊中市付近の天候は、午前9時の段階で、1時間に35.5ミリの激しい雨が降っていた。該当の気象警報は発令されていなかったが、大学の近くを走る阪急宝塚線が、昼過ぎから全線で運転を見合わせたため、休講にした。

同大によると、最寄りの大阪モノレールや地下鉄は動いていたため、学生は帰宅できると判断したという。念のため、キャンパスに避難所も設けたが、利用者はいなかった。

学生から早い休講判断を求める意見が出ていることに、「そちらも含めて、対応をしなければいけない」(大阪大学教育企画課)と話していた。

休講基準に避難情報の規定なく

大学の休講の基準は、大学ごとで決められている。豪雨被害にあった他の地域の大学はどうだったのか。

京都大学は、7月6日正午すぎに休講と判断した。同大学によると、休講の基準は特別警報、暴風警報が京都市または京都市を含む地域に発令された場合、JR西日本、阪急電車、京阪電車、近鉄電車のいずれか3以上の交通機関が全面的または部分的に運休した場合だ。さらに授業をする学部・研究科の判断にもよる。

今回は、気象や交通機関の条件のいずれにも該当しなかったが、キャンパスのある一部地区で、午前11時ごろ、避難勧告が避難指示に切り替わり、気象状況の悪化も予想されたため、全学一斉で休講を決めた。

神戸大学は7月5日午前に校舎の裏斜面の土砂が崩れた。神戸市から避難勧告が発令され、5日2限目(午前10時40分)から休講にした。避難勧告の発令前に、すでに「避難準備・高齢者等避難開始」が出ていたが、大学の休講基準は気象条件や交通機関の運休の規定のみ。「個別ケースとして対応を検討した」という。

休講の措置を取った広島大学も、休講の基準は主に気象警報と交通機関の条件、岡山大学は気象警報が条件だ。神戸大学の担当者は、「規定の上で想定できたのは、気象や交通機関の条件だった。各大学ともに、(避難の情報をもとにした)規定を作っていないと思う」と続けた。

ちなみに大阪府内の高校は、各校で休校の基準が異なるが、暴風警報、特別警報の発令などが条件。6日は府教委に、学校から「学校の敷地に避難勧告が出ているが、休校にしても良いか」という問い合わせがあったという。

自分で判断できる感性を

今回の件を受けて、前出の谷口さんはむしろ、学生に対する防災・減災教育を求める。

谷口さんはこの日、学生に「自分の住んでいる地域に暴風警報が出ていたり、電車が動いていなかったりしたら、自分で(学校に)来てはダメと判断していいと聞いたことはないか」と学生に尋ねると、多くの学生は「聞いたことはない」と回答した。

万が一のことが起きたとき、「『なぜ、そこにいたの』と思われないように、教育されていないことが怖い。危ないなら行かない、という感性を広げる方がむしろ教育機関の役割ではないか」と谷口さんは話す。さらにこんな危機感を抱くのだ。

「このままでは社会人になったとき、這ってでも出勤するような大人になってしまう。いろいろな警報が出ていても、百貨店や店は開いている。従業員は無理して出社していると思う。一旦通学・出社すると、休講になった大学の学生、早めに帰宅するサラリーマンで駅などがごった返し、都市では2次、3次災害が起きてしまう。そのためにも自分で『行かない』と自分で判断できることが必要なのではないか」

(文、木許はるみ)

3694とはずがたり:2018/07/12(木) 14:32:59
おいおい逃亡かよ。。きたねえなあ。
>担当教諭は今年三月に依願退職して海外に赴き、再調査しにくいという。

鶴見の中学校 跳び箱事故 市教委報告書「指導の手引」とズレ
https://news.goo.ne.jp/article/tokyo/nation/tokyo-CK2018071202000132.html
08:10東京新聞

 横浜市鶴見区の市立中学校で昨年5月、保健体育の跳び箱の練習中に首を脱臼骨折し、胸から下にまひが残る中学3年の男子生徒(15)が本紙の取材に応じ、「二度と同じようなけががないよう、授業の改善を」と訴えた。市教育委員会が先月末にまとめた事故の報告書では原因があいまいにされており、男子生徒は「しっかり調べてほしい」と求めている。 (梅野光春)

 事故当時、体育館ではクラス三十八人が習熟別に四グループに分かれて跳び箱を実施。男子生徒は五段(高さ約九十センチ)の六人グループの一人で、跳び箱の上で前転する「台上前転」の後、次の順番で開脚跳びをした際に事故に遭った。

 報告書によると、手をついた時に腰が高くなって体勢を崩し、跳び箱の向こう側に敷かれたマットに首から落ちたという。男子生徒は「右手が滑り、やばいと思った。マットから起きようとしたが、体は全然動かなかった」と振り返る。

 市内の病院で手術を受けた際、「この部分を骨折して歩けるようになった人はほぼいない、と説明を受けた」と母親(39)が明かす。手術後しばらくは首も回せず、たんを吸い出すチューブをのどに入れた時期もあった。現在は平たん地なら車いすで自走できるが、胸から下にまひが残り、県内の病院でリハビリ中だ。

 事態は深刻なのに、原因究明は不十分なままだ。各校に配られる文部科学省「器械運動 指導の手引」には跳び箱の注意事項を明記している。その中に、台上前転のような「回転系」の後に、開脚跳びなど「切り返し系」をやると「回転感覚が残っていて事故につながる」とある。

 男子生徒は「この順番はだめだと、先生は知っていたのか」と疑念を感じている。しかし市教委は「その点は担当教諭に確認していない」と手ぬるい。担当教諭は今年三月に依願退職して海外に赴き、再調査しにくいという。

 報告書の論理にもおかしな点がある。事故となった開脚跳びの際「本人がはっきりと切り返し系を意識していた」ため、「技の順番の問題とは言えない」と順番の影響を否定した。

 ところが「指導の手引」を所管するスポーツ庁政策課学校体育室は「本人がやろうと思っていても、体の感覚で回転系の動きが残っていると、跳び箱に手をついた時に回ろうとして腰が高くなることがあり、事故につながる、と注意を促している」と解説する。

 本人の意識と無関係だからこそ危ない?というポイントを、市教委の報告書は見落とした形だ。その上、事故原因を明示していない。

 さらに、報告書を受けた再発防止策も、ちぐはぐさが表れている。跳ぶ順番は今回の事故と無関係としたはずなのに、市教委は対策の一番に「切り返し系の技を回転系より先に取り上げること」を挙げた。「指導の手引が学校現場で読まれていない可能性があるため、強調した」と担当者は説明するが、筋が通らない。

 こうした矛盾を感じながら、男子生徒は「跳び箱は不得意だった。保健体育では、苦手な種目は避けられるよう選択肢を示してほしい」と願う。

 ロボット製作などにあこがれ、工業高に進学する夢は、手先が動かず細かい作業ができないため、あきらめた。それでも「リハビリの効果で、動く部分も少しずつ出てきた」と前向きだ。この秋には、中学校に戻りたいという。

3696とはずがたり:2018/07/14(土) 18:49:09
10周でも倒れてたってことだけど

顧問が「80周走れ」=中2熱中症で搬送―大津
https://excite.co.jp/News/society_g/20180714/Jiji_20180714X779.html
時事通信社 2018年7月14日 12時25分


 大津市立南郷中学校で、ソフトテニス部顧問の教諭が、ミスをした部員の2年の男子生徒(14)に「校舎の周りを80周走れ」と命じていたことが14日、市教育委員会への取材で分かった。生徒は途中で脱水症状を起こして熱中症となり、救急搬送されたが、現在は回復しているという。

 市教委によると、顧問の男性教諭(31)は12日午後4時35分ごろ、練習中にミスが続いた生徒に「校舎の周囲を80周走れ」と命令。同5時10分ごろ、途中で倒れている生徒を工事業者が発見した。生徒は13日は学校を休んだという。

 校舎の外周は230メートルあり、生徒が倒れたのは9周目だった。教諭は「ミスの罰として何周走るか聞いたところ、10周と言うのを期待していたが、4周と答えたので命令した」と説明しているという。記者会見した木塚聡明校長は「生徒を生死にかかわる苦しい状況に追い込み、大変申し訳ない」と謝罪した。

3697とはずがたり:2018/07/17(火) 21:42:24
学校にクーラーは必要だし,根性論みたいなのは徹底的に排除してしんどかったら帰って休ませなければならないね。。

小1男児が熱中症で死亡 校外学習中に「疲れた」訴え
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASL7K5DNSL7KOIPE01B.html
20:02朝日新聞

 17日正午前、愛知県豊田市梅坪(うめつぼ)町の市立梅坪小学校(児童数730人)の教室で、校外学習先から戻った1年の男子児童(6)の意識がなくなり、倒れたと学校から119番通報があった。児童は救急搬送されたが間もなく死亡が確認された。熱射病(熱中症)と診断されたという。

 市教育委員会と学校によると、午前10時ごろ、1年生4クラスの112人が校外学習の一環で約1キロ離れた和合公園へ出発。虫捕りや遊具を使った遊びをした後、11時半ごろに学校へ戻った。11時50分ごろ、女性教諭が男子児童の唇の色の異変に気づき、児童は間もなく意識を失ったという。

 児童に持病はなく、出発前の健康確認では異常を訴えていなかったが、公園に向かっている途中から「疲れた」と話し、ほかの児童からも遅れ気味になっていたという。

 豊田市内は午前9時に気温が30度を超え、11時には33・4度、正午には34・8度を観測。児童たちは水筒持参で、こまめに飲むよう指示していたという。教室にはエアコンはないが扇風機が設置されており、戻った際も動かしていた。

 今回の校外学習では、ほかにも3人の女子児童が体調不良を訴え、1人は保護者と一緒に早退したという。近く保護者会を開き、経緯を説明するという。

 校外学習は虫捕りを目的に毎年夏に実施していた。出発前、学校が測定した校内の敷地の気温は32度。最高気温35度以上が予想される「高温注意情報」が出されていたことも学校は把握していた。籔下(やぶした)隆校長は「これまで校外学習では大きな問題は起きておらず、気温は高かったが中止するという判断はできなかった。結果として判断が甘かったと痛感している」と釈明した。

3698とはずがたり:2018/07/20(金) 13:39:32
石原に言われて変えた癖に何を今更( ゜д゜)、 Peッ
>「知事に言われたから変えるというのも疑問」との見方もあるという。

首都大学東京は新銀行東京と同じ石原臭がする気持ち悪い名前である。新市場豊洲という名前にして石原の悪行を後世に伝えるのが良い。大学は都立大で良い。

「首都大」→「都立大」 認知度アップへ、旧名称復活?
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASL7M56LXL7MUTIL056
06:22朝日新聞

 東京都が設置する「首都大学東京」(東京都八王子市)が大学名変更の検討を始めた。小池百合子知事の意向を受けたもので、具体的な検討方法や時期はこれから詰めていく。背景には深刻な認知度不足があるが、発足から十数年で名称が変わるのか、学内では期待と戸惑いが広がっている。

 きっかけは、今月12日に開かれた都庁内の会議での小池氏の発言だ。首都大学東京について「ブランディング戦略の一つとして、大学名を変えるくらいの大胆な改革を進めることも必要」と指摘。「都立の大学であるということを都民に分かりやすく発信するため、『東京都立大学』も一つの考え方」と言及した。

 首都大学東京は、東京都立大学など都立の4大学・短大を統合し、2005年に発足。石原慎太郎知事(当時)が主導し、名称も決めたという。ただ当初から、都立大と比べて「知名度が下がった」「『大学』の後ろに『東京』と付くのが分かりにくい」という声が学内から上がっていた。

 大学が昨秋、学生を対象に行ったアンケートでも、「改善してほしい点」として46・1%が「大学名・知名度」と答え、最多だった。学生からは「首都大の名前を企業が知らないことがある」「就職活動で不利」といった意見も出ているという。

 関係者によると、教授や卒業生らの間では「『都立大』の方が分かりやすく、戻してほしい」と期待する一方、「知事に言われたから変えるというのも疑問」との見方もあるという。(井上裕一)

3699とはずがたり:2018/07/20(金) 14:41:19
W杯決勝T進出で消えた“責任論”それでも田嶋会長でいいのか
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/sports/nikkangendai-476701.html
09:26日刊ゲンダイDIGITAL

 ロシアW杯の日本代表は成功したのか、それとも失敗だったのか? 

 決勝トーナメント進出でウヤムヤになっているが、西野ジャパンの成績は「1勝1分け2敗」。勝ち点3をゲットした初戦コロンビア戦にしても、前半3分に相手が1人退場になりながら、10人の相手を攻めあぐねた揚げ句、ピンチを迎えることも少なくなかった。

「W杯開幕前に前任者ハリルホジッチを解任し、西野監督を後釜に据えた日本サッカー協会(JFA)の田嶋会長は、監督交代の批判記事が掲載されるたびに広報の責任者を呼びつけては『こういう記事を出させないようにするのがおまえの仕事だろ!』と鬼の形相で怒鳴りつけていた。広報の責任者はテレビ局のスポーツ担当者に頭を下げて田嶋会長のインタビューを放映してもらったり、田嶋会長批判の記事を書いていた某メディアのサッカー担当にポジティブな原稿を書かせたり、それなりに頑張っていたのにボロクソに言われ続け、JFA内で同情を買っていた。ところが決勝T進出でメディアも世論も西野ジャパン礼賛一色となり、田嶋会長も終始ニコニコ上機嫌です」(放送関係者)

 西野ジャパンは「初のベスト8入り」を目標に掲げていた。しかし1勝しかできず、ベスト16止まり。

 それを「よくやった」「快進撃だ」とスポーツ紙に持ち上げられて喜んでいるようでは、これ以上の進化はないのではないか。

■政敵を駆逐する強権恐怖政治

 そもそも田嶋会長は明確な理由も示さないでハリルホジッチを解任。「代表監督の評価や次期代表監督選び」を行う技術委員会のトップだった西野委員長は、2015年シーズン限りでJの監督現場から離れ引退も同然。そんな指導者を後任に据えた場当たり的なデタラメ人事も含めて、田嶋会長は辞任という形で責任を取るべきだ、という声はJFA内にもある。

「田嶋会長は技術委員長だった06年、1分け2敗だったドイツW杯惨敗の責任を取って辞任するどころか、取り入っていた川淵会長(当時)が、異例の3期目に突入するドサクサにまぎれて専務理事に出世している。責任を取るという意識が希薄な人です。10年南アW杯以降に招聘したザッケローニ元監督、アギーレ元監督、そしてハリルホジッチ前監督と外国人監督選びは失敗に終わったが、10年南アW杯の後に専務理事から副会長に昇格した田嶋会長は『代表監督の選定は(JFA専務理事だった)原(現Jリーグ副チェアマン)と(技術委員長で腹心の)霜田(現J2山口監督)が担当。彼らが責任を取ればいい』と、われ関せず。技術委員会で選んだ代表監督候補は、会長や副会長ら幹部で構成される常務理事会に諮られ、最終的にJFA理事会が承認する流れ。副会長としての責任もあるはずなのに原、霜田だけを悪者にするのは無責任過ぎる――とJFA内でも非難の的になった」(サッカー関係者)

 16年に行われたJFA初の会長選挙に出馬した原専務理事は落選した直後、勝利した田嶋会長に「(2階級降格となる)理事として好きな仕事をやれば」と言われて大激怒。JFAを退職してJリーグに転出した。

「浪人中だった西野さんを技術委員長に据えたのも、霜田技術委員長がJFAを辞めざるを得なくするためだった。こういう事情を多くの職員は把握しており、田嶋会長の強権恐怖政治にゲンナリしている」(前出関係者)

 ポスト西野は、東京五輪世代のU―21代表の森保監督の就任が既定路線だ。20日の技術委員会で一本化が図られ、23日の常務理事会を経て26日の理事会で正式承認される運びとなっている。

 しかし、代表監督のクビをすげ替えても、反省の色なしのJFAのトップ、幹部の顔触れが変わらない限り、これから先も「同じ失敗をひたすら繰り返す」だけ――。

3700とはずがたり:2018/07/22(日) 21:37:07
親父も親父なら息子も舐めた奴だなあ。。

麻布の億ション、試験直前にセブ島ーー東京医大「裏口入学」事件 ここが許せない!
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180722-00010001-friday-soci
7/22(日) 7:20配信 FRIDAY

’14年、甲府市(山梨)で講演する佐野容疑者。この日、教育による人材育成の重要性について熱弁していたというから呆れる
「今年の入試で医学科に入ってきた学生は120人。その中には、2年も3年も浪人して猛勉強した末に合格した人だっている。今回の裏口入学の煽(あお)りを食って、努力していた受験生が落ちてしまった可能性だってあるんですよ。裏口入学を計画した父親も許されるものではないですし、息子がそれを知っていたなら、ふざけるなと言いたい。さらに、そういう不正をする大学の体質も許せません」

 こう怒りを露(あらわ)にするのは、東京医科大学の現役学生だ。

 7月4日、文部科学省前科学技術・学術政策局長の佐野太(ふとし)(58)が、「裏口入学」の受託収賄容疑で逮捕された。

 東京医大を受験した自分の息子に加点してもらう代わりに、文科省が進める支援事業に同校が選ばれるよう便宜を図る――。漫画の世界のような“裏取引“だが、本当に息子が東京医大に入学してしまったのだから開いた口が塞(ふさ)がらない。

「この事件では、佐野と大学関係者を引き合わせた会社役員・谷口浩司(47)が、受託収賄幇助容疑で逮捕されています。佐野は谷口を通じて東京医大関係者と知り合い、同大を『私立大学研究ブランディング事業』対象校とする見返りとして、息子の裏口入学をお願いした。実際、東京医大は昨年11月に対象校に選ばれ、5年間、国から助成金を受けることが決まっています」(全国紙社会部記者)

 佐野は’85年に早稲田大学大学院の理工学研究科を修了し、同年、旧科学技術庁に入庁。学生時代は「印象に残らないタイプだった」(同級生)というが、文科省の要職を歴任し、局長にまで登り詰めたエリートだった。

「実は、佐野は政界進出も狙っていました。ただ、それは頓挫してしまった。というのも、彼の義父は小杉隆元文部大臣(82)なんですが、その小杉元大臣の妻(佐野にとっての義母)が、’10年に支援者からカネを騙(だま)し取ったとして詐欺罪で逮捕されている。この事件をきっかけに、彼は政治家への道を諦(あきら)めたといいます。これで彼は人生の目標を見失ったのかもしれません」(前出・社会部記者)

 裏口入学を画策した父も父だが、息子の言動も関係者の怒りを増幅させている。センター試験前の昨年12月にはセブ島で遊ぶ様子をツイッターにアップ。今年2月の本試験後には「春からたぶん東京医科大行きます」と裏口を知っていたかのような投稿をしているのだ。

 元文科省官僚で京都造形芸術大学客員教授の寺脇研氏は、こう指摘する。

「この事件は、文科省始まって以来のスキャンダル。エリートには自分の力で成果を上げるタイプと、政界との交渉能力が優れたタイプがいる。彼は後者でしょう。佐野は、個人の利益のために税金が投入された国家プロジェクトを利用してまで、息子を大学に入れた。人の不正を戒める立場にもかかわらずこんな事件を起こしたことに、怒りを覚えます」

 官僚という立場を悪用して起きた今回の事件。佐野は自らを“特権階級“であると思い込んでいたのだろう。

3701とはずがたり:2018/07/22(日) 21:45:50

学校の暑さ対策に疑問の声 エアコン設置に地域差 わずか8%の自治体も 「8億円かかる」費用が壁に
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180720-00010000-nishinp-soci&pos=3
7/20(金) 10:15配信 西日本新聞

冷房設置状況
 「小学生の長男が学校で熱中症の症状を訴え、早退した。授業中の水分補給は認められていない。対応に問題はないでしょうか」。福岡県直方市の30代女性から西日本新聞の特命取材班に疑問の声が届いた。教室にエアコンはなく、気温は35度に達していたという。全国で記録的な猛暑が続き、愛知県豊田市では熱中症で児童が亡くなる痛ましい事故があった。学校現場の暑さ対策はどうなっているのか。

 女性によると、長男は17日に学校で嘔吐(おうと)、発熱し翌日、熱中症と診断された。教室の席は直射日光が当たり、扇風機の風も届かない。水筒を持参していたが、普段から教師が「集中を妨げる」として授業中に飲むことを禁じているため、我慢したという。

授業中の飲食を原則禁じる自治体も
 直方市教育委員会によると、小学校の教室にはエアコンはなく、来年度以降整備する方針。授業中の水分補給については「絶対に飲んだらいけないというルールはない。児童の安全を第一に学校判断で柔軟に対応していく」と説明した。

 授業中の飲食を原則禁じる自治体は少なくない。女性の長男のようなケースは他にもあるかもしれない。

冷房設置率の全国平均は49・6%
 そもそも、冷房の設置状況は自治体によって大きく異なっている。

 文部科学省によると、公立小中学校普通教室の冷房設置率の全国平均は49・6%(昨年4月現在)。九州7県で上回ったのは福岡県(65・5%)だけ。福岡市や同県久留米市は小学校の全教室に設置。北九州市も本年度中に設置を終える。

設置進まぬ理由、財政負担大きく
 一方、最も低い長崎県は8・6%。大半の小学校で未設置の同県諫早市教委は「必要性は認識しているが、全小中学校に設置するには約8億円かかる」。設置が進まない理由はやはり、財政負担の大きさにある。

3702とはずがたり:2018/07/22(日) 21:46:10
>>3701
 豊田市で17日に亡くなった男児は校外学習から戻った後、意識不明となった。
 大分県教委は、気温35度以上なら原則、屋内外問わず運動を中止するよう呼び掛けている。連日猛暑日が続く同県日田市では、校外活動を中止したり、休み時間の外遊びを控えたりするよう指導する学校も。北九州市教委のように、医師や消防士を招き、熱中症予防や対処を学ぶ児童・生徒向けの講習会を開催する自治体もあった。

教師たちは何に注意すればいい?
 暑さにどう対応するかは結局、学校現場の判断に委ねられている。福岡県教委は18日、各教委などに「ちゅうちょなく計画の変更、中断を行うなど適切な措置を」と通知文を出したが、年間を通した授業計画や部活のスケジュールもある。教師たちは何に注意すればいいのか。

 産業医科大の堀江正知教授は「熱中症の症状には個人差があり、暑い日の『集団行動』と『競技』は特に注意が必要」と指摘。子どもは集団行動では全体に合わせようとし、チーム競技では個人で手を抜けず、声を上げづらい傾向があるという。「教師は全体への注意喚起だけではなく、個人への声かけが大切。友達の異変に気付いたら、すぐ報告するよう児童に呼び掛けてほしい」と話す。

日中の部活動、3つの注意点
 まもなく始まる夏休みでは、日中に部活動をする機会が増える。堀江教授は特に留意する点として(1)直射日光を避け、日陰を選んだり、日陰をつくったりする(2)風通しを良くし、肌の表面に風が当たるような服を着せ、扇子やうちわを使う(3)こまめな水分補給に加え、頭や足に水をかけ、蒸発させて体を冷やす-の三つを挙げている。

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=2018/07/20付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

3703とはずがたり:2018/07/24(火) 09:23:09
猛暑
官房長官 小中学校エアコン設置の政府補助を検討
毎日新聞2018年7月23日 22時56分(最終更新 7月23日 23時03分)
https://mainichi.jp/articles/20180724/k00/00m/010/146000c#cxrecs_s

 菅義偉官房長官は23日夜のBSフジ番組で、猛暑に関し「クーラーが設置できていないところは早急に(設置)しなければならない」と述べ、全国の小中学校のエアコン設置のため政府補助を検討する考えを示した。また「夏休みと冬休み(のバランス)で、夏休みを増やすとか、いろんなことを検討する必要がある」と語り、有識者の意見も踏まえながら学校の休暇のあり方を見直す考えを示した。【高橋克哉】

3704とはずがたり:2018/07/24(火) 15:46:19
延長と云うより前倒しが必要な気がする。大学もだ。9月入学にして春学期を3月から始めれば解消する。東大に9月入学断行して欲しかったなあ。

菅官房長官、小中学校の夏休み延長検討=クーラー設置「来年までに」
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-180724X819.html
12:30時事通信

 菅義偉官房長官は24日午前の記者会見で、全国各地で記録的な猛暑が続いていることを受け、「小中学校に関する暑さ対策の一つとして夏休み期間の延長を検討すべきだ。総授業数を確保しながら、どのような工夫が可能なのか、文部科学省で検討する」と明らかにした。

 菅長官は「児童生徒の安全、健康を守るための猛暑対策は緊急の課題だ。学校へのクーラー設置を支援していく必要は当然ある」と指摘。財源に関しては「来年のこの時期に間に合うように責任を持って対応したい」と語った。

3705とはずがたり:2018/07/25(水) 12:31:02

愛知県
国の空調交付金67校申請で認定ゼロ 知事明かす
https://mainichi.jp/articles/20180724/k00/00m/040/127000c#cxrecs_s
毎日新聞2018年7月23日 22時03分(最終更新 7月24日 00時01分)

 愛知県の大村秀章知事は23日の記者会見で、各市町村が小中学校の設備整備をする際に国に申請する「学校施設環境改善交付金」について、今年度に空調設備の申請をした県内67校は1校も認められなかったと明かした。特別支援学校は豊田市の1校が採択された。

 同交付金は、市町村が学校に空調設置や校舎の耐震工事、トイレの洋式化などを行う際、国が費用の約3分の1を補助するもの。大村知事は交付金について「制度はあっても予算がないなら見せ金に近い。予算確保も含めて考えてもらった方がいい」と注文をつけた。

 文部科学省によると、昨年度の補正予算と今年度当初予算で約2000億円を概算要求し、認められたのは約1344億円という。担当者は「一般的に冷暖房の設置より耐震化の方が優先される。よりよい教育環境の提供のため予算の確保に努めたい」としている。

 また、大村知事は県立の特別支援学校で2020年度までに全教室にエアコンを設置する計画について、前倒しする考えを示した。「全部ができるかは分からないが、少しでも前倒しできないか具体的に検討したい」と述べた。【三浦研吾】

3706とはずがたり:2018/07/29(日) 15:47:36

書類作りに丸2日…「科学競争力低下の一因に」
https://yomiuri.co.jp/science/20180729-OYT1T50048.html?from=y10
2018年07月29日 13時41分

 独立行政法人を含む国立研究機関の職員へのアンケートで、組織上の問題として「事務手続きが煩雑すぎる」と感じている人が約7割に上ることがわかった。アンケートを実施した担当者は「研究者が書類作りに追われ、国際的な科学競争力低下の一因になっている」としている。


 アンケートは、国立研究機関の各労働組合による交流集会実行委員会が今年4〜6月、産業技術総合研究所や農業・食品産業技術総合研究機構など約20機関の職員を対象に行い、837人が回答。6月29日に茨城県つくば市で開かれた集会で調査結果が公表された。

 組織の問題について複数の選択肢から選んでもらう設問では、「手続きが煩雑」を挙げた人が最多の68%だった。次いで、「現場の声が組織運営に反映されない」「物品の調達に時間がかかる」がいずれも51%だった。

 自由意見の欄では、事務手続きに手間がかかり、「研究や論文執筆の時間がなくなる」「研究の足を引っ張っている」などの声が寄せられた。多くの書類や判子を求められ、「日本的な手続きに外国人研究者がなじめない」といった意見もあった。

 実行委副委員長の福山康弘・産総研主任研究員は「コンプライアンス(法令順守)重視で求められる手続きや報告が膨大になっている。書類作りで丸2日かかることもあり、効率化を図ってほしい」と話した。

2018年07月29日 13時41分


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