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文部スレ

2927とはずがたり:2016/04/13(水) 16:19:05
日韓は自国の大卒者を使いこなせてない世界のたった二つの国のようだ。。

大卒の価値が徐々に低下する日本社会
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/04/post-4886.php
2016年4月12日(火)15時30分
舞田敏彦(武蔵野大学講師)


 大卒者の割合と、高卒に対する大卒の相対賃金をとった座標上に世界各国を配置すると、大卒学歴の社会的性格が見えてくる。<図1>は、25〜34歳のデータをもとに作成したグラフだ。

<図1>大卒学歴の社会的性格
http://tohazugatali.we b.fc2.com/education/maita160412-chart01.jpg

 右上は、大卒者の割合が高く、大卒の相対賃金も高い。大学を出ないとキツイ社会だ。アメリカはこのタイプに含まれる。左上は大卒学歴が稀少価値を持つ社会で、先ほど見たチリがその典型だ。先進国ではドイツが該当する。

 左下は、大卒者は少ないものの、そのプレミアも際立っていない。大卒学歴の重要性が認識されていない社会といえようか(イタリアなど)。左下は大卒学歴の価値が下落している社会で、大学進学率が高い北欧諸国や韓国はこのタイプだ。

 日本は1番目と4番目のタイプの境界に位置しているが、これから先どの方向に動くだろうか。これまでの傾向としては、右下方向にシフトしてきている(大学進学率が低かった時代では、大卒学歴の効用は大きかった)。今後もそれが続くかもしれないが、右上に動くことも考えられる。大学進学率(現在は50%)が上昇することで、高卒以下の学歴の者がマイノリティーになることを意味する。

 各国の高等教育機関(大学・短大・高専)の修了者と、管理職・専門技術職の数を比較すると、前者が後者から溢れているのは日本と韓国くらいだ<図2>。声高に言われることはないが、日本では学歴と職業のミスマッチが起きている。高等教育にはカネがかかるし、その上、社会的に人材が不足しているわけでもないのに、それをむやみに拡大しようとするなら批判を免れない。

<図2>高等教育修了者の受け皿
http://tohazugatali.we b.fc2.com/education/maita160412-chart02.jpg

 しかしグローバル化が進んだ現在、高等教育修了生の活躍の場は国内とは限らない。韓国では大卒者の多くが国外に出ていくというが、日本もやがてそうなっていくのだろう。縮小を続ける国内市場だけを見据えると「大学を減らす」方が良いということになるが、これからの人材育成は、国境のない「ボーダレス」社会を想定しなければならない。


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