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文部スレ

2783とはずがたり:2015/11/27(金) 19:58:32
まあサンデルが教えたいことを対話の形式を借りてやってる訳で,で,その際に,良くある代表的な考え・反応を学生の側から出させる為に使ってるだけな訳で,本書の主張は有名になったサンデルを借りる言い掛かりに近くて,枠組みを超えたところで本質的なものを突き詰める議論はまあ別の所でそういうのを目的としてやればいいね。

サンデル教授「白熱教室」を徹底批判『対話の害』教授に正義を教える資格はない
エキサイトレビュー 2015年8月24日 10時50分
ライター情報:米光一成
http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20150824/E1440355461733.html?_p=2

劣質な、望ましからざる教育実践が行われている。派手な宣伝とともに行われている。ところが、教育界・教育学界では、だれもこれを批判しない。格好よく見える外形・現象に酔ったのか、無知・無思慮・不勉強で、何の問題意識も生じないのか。”
書き出しから苛烈である。
『対話の害』(宇佐美寛・池田久美子/さくら社)は、サンデル教授「白熱教室」の徹底批判本だ。



“サンデル氏の授業について行くのに必要なのは、問題を疑い、本質を突き詰める思考ではない。出題者の意図を読むだけの浅薄な思考である。”と池田は指摘する。

サンデル教授の授業は、劣質な、望ましからざる教育実践か?

出題者の意図を読み、学生が即座に答える。
その予定調和が、一瞬ほころびそうになるシーンがある。
臓器移植のケースで同様の対話を展開するなかでのやりとりだ。
“男子学生4 僕は違う可能性に賭けたいです。臓器が必要な五人のうち最初に亡くなった人の四つの臓器を使って、残り四人を助けるんです(一同笑)。

サンデル それは名案だ。実に素晴らしい。ただ一つの難点は、私の設定した哲学的な問題を台無しにしてしまったことだ(一同笑)。”
男子学生4が示した可能性は、掘り下げられることはない。「一同笑」でスルーされる。
サンデルの出題の意図を超えるからだ。
設定を揺さぶるような問いや提案は、“哲学的な問題を台無しに”するので歓迎されないことが学生にメッセージとして伝えられる。
枠組みの設定する権利は、サンデル教授に独占され、学生は、その範囲の内側でのみ発言をするように誘導される。


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