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文部スレ

1825チバQ:2011/09/04(日) 16:22:25
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110903/akt11090318010001-n1.htm
【杉浦美香のさくらんぼ白書】
少子化?震災?東北で唯一の芸術大学の統合問題で広がる波紋の理由は−
2011.9.3 18:00 (1/7ページ)

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山形市の東北芸術工科大学。統合問題で揺れている(杉浦美香撮影)
 東北で唯一の公設民営の芸術大学である山形市の東北芸術工科大学と京都市の京都造形芸術大学の統合問題が波紋をよんでいる。統合の主な理由は、きたる超少子化と東日本大震災の影響だ。しかし、山形の大学が京都に吸収されてしまうのではないかと懸念する声があがっている。山形市長選(9月11日告示、18日投開票)も近づいており、争点としてとりあげる候補者もいる。その背景は−。

 ■唯一の芸術大学

 山形駅から車で約20分。蔵王のふもとに位置する東北芸術工科大学のキャンパスを訪れると、目にとびこむのは池に浮かぶようにたたずむ三角屋根の校舎だ。一歩その中に入ると、アート作品が展示されている。夕刻には、丘から見下ろすことになる山形市内が赤く染まるのを見ることができる。在学生約2300人。東北を中心にアートを勉強したいという若者が集まってくる東北唯一の芸術大学だ。

 その大学の学校法人と、京都市の京都造形芸術大学を運営する瓜生山学園との統合が協議されることが明らかになったのは6月のことだ。7月にそれぞれの理事会が法人の統合契約書を締結することに承認、8月9日に文部科学省に統合を申請した。

 地元では大きく報じられることになったが、全国的にはよくある大学の統合問題の一つとしてほとんど注目を浴びることはなかった。

 しかし、国会にこの統合問題がとりあげられることにあった。

 ■知事、市長は了解?

 8月26日の文部科学委員会で、文部科学省高等教育私学部長と文部科学大臣が地元代議士の質問に答えたことを抜粋する。

 経営状態に問題があるわけではないが、京都側に吸収合併され、本部は京都市におかれるということ。理事長が統合について説明し知事、市長ともに了承したと答えたということ。

 大学は平成4年、県と市が総額約200億円の公費を出し、民間である学校法人が運営する全国初の公設民営で出発。民営については瓜生山学園のノウハウが担うことになったという。200億円のうち、土地取得など施設設備費に約150億円が費やされた。

 理事長は当初は知事、次に市長が務めていたが、平成12年から、瓜生山学園の理事長である徳山詳直氏が東北芸工大の理事長となった。徳山氏自身の山形との縁は芸工大以前はなく、大学運営から始まったという。ふだんは徳山氏は京都にいる。

 「公費で取得されることになった大学の土地建物も統合後は処分される可能性も否定できない」「大学が乗っ取られてしまう」などとして、懸念の声があがるようになってきた。市長選でも現職を批判する形で、市長選の立候補表明者がこの問題をとりあげている。

 吉村美栄子知事は定例の記者会見で、「理事長から(統合の)説明を受けたが、(私は)それについて了承はしていない」「県民、市民の大学として魅力ある大学として発展してもらいたい。統合の内容が県民の理解を幅広く得られるようになっているものなのか、大学側にきちんと説明してもらいたい」と答えていた。


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