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文部スレ

1799荷主研究者:2011/06/05(日) 22:26:51

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/241629
2011年5月12日 13:40 西日本新聞
被災院生 長崎大で“復学” 東北大・小野さん

長崎大の教職員用宿舎に入居し、研究再開に向けて準備する小野綾子さん=10日、長崎市 ●ストレス研究落ち着いた環境で 「経験生かしたい」

 東日本大震災で被災した東北大大学院医学系研究科(仙台市青葉区)の小野綾子さん(37)が、長崎大大学院に特別聴講生として受け入れられ、研究活動を再開した。宇宙飛行士を目指し人間のストレス対策を研究している小野さんは「長崎の支援に感謝し、被災経験を研究に役立てたい」と話している。

 3月11日、大学院の研究室でリポートを執筆していると、激しい揺れに襲われた。机の下に潜っていたためけがはなかったが、プリンターや実験器具が机から落ち、棚の書類や本も床に散乱した。学内の体育館で避難生活を送り、大学側の指示を受け4日後に青森市の実家に戻った。

 研究室はパソコンが壊れるなど被害が大きく、余震も続いていた。小野さんは「落ち着いた環境で実験データを分析し、論文を執筆したい」と、以前指導を受けたことがある長崎大の田山淳准教授に相談。長崎大は被災学生の授業料免除、住居の無償提供を決めており、小野さんも4月中旬に大学院医歯薬学総合研究科での受け入れが決まった。

 小野さんは今月9日、長崎大の教職員用宿舎に入った。まったく九州には縁がなかったというが「長崎でもたくさんの人がさまざまな形で東北の支援をしてくれているのが分かった。温かく迎えられ、感謝でいっぱい」と笑顔を見せた。

 小野さんの専攻は行動医学。宇宙など過酷な環境下でのストレス対策を研究している。「震災ではライフライン停止や、放射線の影響で外出できないなど多くの人がストレスを抱えている。災害時のストレス解消策にも研究を生かしたい」と意気込みを語った。

=2011/05/12付 西日本新聞夕刊=


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