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文部スレ

1796チバQ:2011/05/08(日) 14:17:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110507-00000120-san-soci
東北各大学は今…定員割れ、学部移転も キャンパスなお寂然
産経新聞 5月7日(土)15時8分配信

 ■学生ら「頭の切り替えできない」

 東日本大震災は、被災地にある各大学の運営にも大きな影響を及ぼした。巨額の損失を出しながらようやく今年度の入学式を行った大学がある一方、開学以来初めての定員割れや、キャンパス自体を他県に移した大学も。震災から2カ月近くを経た今も、復旧への道のりはなお遠い。(宝田良平)

【フォト】段ボール教室、上履きには洗濯バサミ…被災地の新学期

 ◆東北大

 「悲惨な悲しみの経験を胸に、未来をつくる覚悟を持ち、それぞれの専門分野で高い価値観と主体的に行動する力を身につけてほしい」。6日、各学部棟で開かれた東北大学の入学式。黙祷(もくとう)後、井上明久総長がビデオメッセージで新入生に呼び掛けた。

 東北大の入学式は、2度にわたって延期され、約1カ月遅れでようやく開かれた。だが、学生ら3人が震災で亡くなっており、サークルの勧誘活動にも自粛ムードが漂う。

 大学全体では計28棟が使用不能となった。中でも工学系や理学系の拠点が集まる青葉山キャンパス(仙台市青葉区)の被害が大きく、情報通信の基盤技術を研究する電子情報系など工学研究科の3棟や、理学研究科の化学棟が損壊した。修復のめどは立っておらず、長期的な影響は避けられない情勢だ。

 ◆石巻専修大

 学内に災害ボランティアセンターが置かれている石巻専修大(宮城県石巻市)。キャンパス内には多数の宿泊用テントが設営され、復興の前線基地の一つとなっている。

 石巻市の沿岸部は津波で大打撃を受けたが、内陸寄りのキャンパスにほとんど被害はなかった。ただ、新入生の追加募集中に震災が起き、定員440人に対し入学者は約350人。平成元年の開学以来、初めて新入生が定員を割り込んだ。

 市街地のアパートが軒並み被災し、下宿先の確保も課題に。大学側は20日からの授業再開を控え、近隣市のホテル50室を一括で借り上げたほか、間借りできる民家をラジオを通じて募集するなど対応に追われた。

 「状況は厳しいが、被災地の大学にしかできない教育がある」と坂田隆学長。すでに「地域復興プロジェクト」(仮称)を立ち上げ、理工系を中心に防災関連の研究を検討中という。

 ただ「なかなか大学生活に頭を切り替えられない」との声もある。野球部員の2年、橋本和貴さん(19)は「もうすぐ大会があるが、この状況で野球をしていいのか考えてしまう」と複雑な心境をのぞかせた。

 ◆北里大

 北里大海洋生命科学部は、岩手県大船渡市の三陸キャンパスを、相模原市に移転。6日から新年度の日程をスタートさせた。

 海抜63メートルにあったキャンパス自体は津波を免れたものの、地域一帯の被害は甚大だ。「教育研究を再開できる状態ではない」として当面の撤退を決断した。

 大学側は今回のキャンパス移転を「向こう5年間の措置」と説明しているが、将来的に三陸で再開する可能性については「未定」としている。


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